半分の月がのぼる空 最終話

ほぼ、原作4巻の内容+5巻のラストという構成。
駆け足にも程がある、というツッコミも入れるのが疲れてきました
原作を読んでれば見る価値は0に等しい
原作未読でも、これじゃあ駆け足過ぎて雰囲気や余韻とか味わえないだろう。駄目すぎ。




総括としては「全6話は短過ぎる」「エピソード削り過ぎ・詰め込みすぎ」ということが全て。
そもそも、幾ら1巻辺りの内容が薄いとは言っても、仮にも小説4巻+α分の内容を地上波6話で作れる訳が無い。エピソードを削って、心情などの細かな描写を削って、友人中心になるシーンの一切を削って、少年少女の交流という積み重ねを削って、ようやく全6話に納めたという感じだけど、削った末に残ったエピソードを機械的に繋ぎ合わせるだけに終始してしまっている
まるっきりダイジェストもどきのような代物に仕上がってるのには苦笑もの。
そもそも、この作品って等身大の少年・少女の内面描写や雰囲気が売り物の作品なのに、そういった雰囲気を生み出す部分をバッサリ切って、内面に切り込まないのでは魅力がなくなるのも当然だと思うんだが。
制作サイドが、原作の「どこが面白いか」を把握せずに作ってる感じだった。
全6話で企画出した奴は馬鹿だと思う
あー、普通につまらなかったよ。うん。


しかし、電撃文庫原作アニメって、外れる可能性が高いですよね。本当に。