LOVELESS 泡沫の絆 / 著:夏居あや / 原作:高河ゆん / 絵:高河ゆん / 一迅社文庫アイリス

LOVELESS 泡沫の絆 (一迅社文庫アイリス な 1-1)

LOVELESS 泡沫の絆 (一迅社文庫アイリス な 1-1)


一迅社文庫アイリスの創刊ラインナップ7作品。感想その7/7
創刊ラインナップの中では、最後の読了。原作は2,3巻くらいまで、TVアニメは一応全部見てる。


主人公が、ラブレスの戦闘機だと自称する兄に似た男が現れたところから始まる話。
……あー、結局原作のファンでもなんでもない私が、ノベライズまで読むのが無謀だったんですよね。
「本心が分からない気になるアイツ(♂)にイライラしてたところ、大好きだった兄に似た青年(♂)が現れて、自分に優しい言葉を与えてくれたり好意を示してくれて、ドキドキ・モヤモヤする主人公(♂)」というシチュエーションは、主人公が女の子なら微笑ましく見れるけど、男が男に向かってツンデレや嫉妬やドキドキって展開だとやっぱりついていけない。私に腐男子の素養は無いようです。
話の筋もベタで、立夏や草灯の内面描写がメインなのも、作品好き・キャラ萌えしてない私にとっては減点材料にしかならなかった。
原作のストーリー・設定をある程度知っていることは前提として、原作のファンかBL嗜好がある人以外はスルーした方がいいと思いますね。