前期からの継続アニメの一部感想

かりん

まほらば」「まぶらほ」スタッフだけあって、「原作を生かすアニメ化」という意味では安定したクオリティ。
しかし、どうにも自分の嗜好に合わない
アレ、私ってこんなにこの作品が肌にあわなかったっけか?
原作漫画は嫌いじゃなかったはずなのに、アニメのかりんのドタバタ具合やアニメオリジナルキャラのドタバタを何故か知らんけど冷ややかに見てしまう
せっかくのノンスクランブル放送だから継続視聴はするけど、現時点では「自分に合わない」としか言いようが無いかなぁ。




闘牌伝説アカギ

最高。
昨年通期で見ても、原作付きアニメとしては最高峰。
キャスティング・作画・演出など全てにおいて、マッドハウスの面目躍如とも言うべき高いレベルでまとまっている。
当初、最大の不安材料であった「アカギ=萩原聖人」というキャスティングも、予想以上のはまり役。
今現在、原作付アニメでは1,2を争うくらいに楽しみにしている作品。


ただ、EDの後に放送される「日テレ雀ニック」というコーナーがウゼェ。極限までウゼェ。
あんなチャイナ服姉ちゃんの空気読んでない空回りエロコーナーは明らかに邪魔というしかない。




ガンパレード・オーケストラ

もっさりしたロボット戦闘と魅力に欠けるアクション。
スーパーロボット的な派手さが絶対に必要とは言わないけど、軍隊ものとしてのリアリティも無く、戦術・戦略的な描写も駄目すぎる。
何より、主要人物に魅力のある人物がいないのがキツイ。
青森編よりは広島編の方が、多少はマシになってるから、このまま尻上がりの展開を期待したいところだが、そもそも青森編が駄目すぎただけだしなぁ……
現時点では、ロボットアニメとしても、軍隊アニメとしても評価不能
このままアルファシステムの(主観的)アニメ化連敗記録を更新するのかなぁ


あえて言うなら主題歌だけは割と好きかもしれない




CLUSTER EDGE

ごめん、正直もう見るのが辛い……




BLACK CAT

着物娘が出てる間は割と楽しかったんだけど、着物娘退場から(個人的には)勢いが失墜した感じ。
まあ、原作が原作だから、評価が原作に追いついただけのような気もしますが
何時まで見るんでしょうかね。私。




灼眼のシャナ

電撃文庫原作アニメらしい、微妙なクオリティでのアニメ化。
基本的にバトってラブってるだけの作品なのに、戦闘シーンが面白くないってのは割と深刻な問題な気がする。
……というかワタクシ、原作小説は一応8巻まで読んでるけど、この作品あまり好きじゃありませんし。典型的なキャラ小説のこの作品で、シャナが好きじゃないってのは致命的じゃないものか。




舞-乙HiME

個人的な好みの問題ですが、アリカやニナやましろ姫が好きじゃないので割と微妙な印象。
ただ、アクションシーンの瞬間的な温度は高い。
アクションをベースで話を進めて欲しいだけに、最近の恋愛もじもじ展開は微妙です。
戦え戦え!萌えなぞいらん!(暴言)




BLOOD+

うん、何とも言いようがない。
色んな意味で「BLOOD THE LAST VAMPIRE」並の水準を期待してただけに、映像・演出・脚本など様々な面で期待はずれな印象は否めない。


そもそも、ベトナム転校時に「言語の問題」が完全に無視されてたのは驚愕したし。いや、直ぐには喋れないだろう。
それと「メタル・ギア・ソリッド」系ゲームのノリで展開される、ベトナム編ラストの突入描写には苦笑もの。
ただ、沖縄の学校がらみの話・雰囲気は悪くないかな。先日の沖縄帰郷時の話は面白かったし。
それだけに、学園生活の描写がほとんど無いまま、外国編に突入してしまったのは残念。
今後の楽しみは、海を追っていくことになったヤクザの娘さんがどのように絡んでくるかって部分かな。真っ直ぐで、楽しげなキャラだし。
まあ、もう半分くらい惰性になりつつある視聴スタイルなので、多少なりとも面白くなってくれればめっけものって感じ。




Canvas2 〜虹色のスケッチ〜

三角関係をベースとして、恋愛話としてはそこそこまとまった話にはなっている。
ただ、主人公の優柔不断さがムカムカするし、何より好きなキャラがいないのが辛い。
……それって、エロゲ原作アニメとしては厳しい状態じゃないものかと思いながら、少しずつ貯まって行く録画分




格闘美神 武龍

えーと、前期ワーストをバリバリ争っているこの作品が、放送期間半年延長って何か悪い冗談ですか?
そんな感じ。




地獄少女

基本的な「地獄チームの地獄送りドッキリカメラ」の話は微妙ですが、「煉獄少女」などの変化球では何回か見れる話があった。
内容はともかく、美術や映像演出面ではかなり好きかな。
蝶や花などをモチーフにしたOP映像とか、「いっぺん死んでみる?」後の黒背景に溶け込む着物と黒髪など、映像面では割と見所がある。
それと、主題歌の「逆さまの蝶」はかなり好き。発売したら買うかも。




蟲師

最初の映画並の高クオリティで先制パンチ。
それ以降も安定したクオリティで楽しませて頂いております。
あんまり弄りようも無いが、普通に楽しめる作品かなぁ。




ガイキング -LEGEND OF DAIKU-MARYU-

予想以上に面白い。
スーパーロボットのノリに、今風の女の子キャラを加えた感じだけど、そのバランスが思ったより悪くない。
7,80年代の無駄に熱いロボットアニメのノリが素晴らしいぜ。ヒャッホー。
ただ、1話の作画が非常に良かったせいで、その後の作画の凋落っぷりがちょっと切ない。やっぱり制作状況がよろしくないという噂は本当みたいだなぁ。
まあ、作画は半分諦め気味なので、脚本や演出の「熱さ」さえ維持してくれれば納得することにします。




IGPX -Immortal Grand Prix-

世界背景の説明無しで唐突に始まり、主要人物の掘り下げや説明が無いまま人間ドラマを展開して、視聴者を置き去りにした序盤を考えれば、1クール終了時点では大分見れるようになった感じ。
特に、ラスト3戦のバトルシーンは結構白熱したし、決勝のベルシュタイン戦は必殺技回避や殺陣の描写など中々熱いものがあった。
当初の期待を思いっきり裏切っていたレースシーンも、尻上がりで面白くなった点は評価したいかな。
IG1の1シーズンを駆け足で描いた1クール目と違って、14話から始まる2シーズン目は背景説明がない分落ち着いて見れるといいなぁ。




ローゼンメイデン トロイメント

マスターが複数になっている分、多少視点が散漫になってる以外はそれなりに安定。
巴と雛苺のエピソードとか、あざといと分かっているものの中々泣ける話だった(実際に泣いてないが)
ただ、アリスゲームの進行自体は、勝負のという段取りをこなしているだけという印象を受ける。
まあ、コレからラストに向かって盛り上げていけるかが課題かなぁ。




SoltyRei

B級クライムアクションとして、そこそこ期待していたので正直期待ハズレ。
ロイの有能なところが描かれなかったり、ソルティの力技だけで事件が解決したり、ストーリー展開が微妙。
更には、「魅せる」アクションシーンも少なく、バブルガムもどきの方々の出番も少なく、色んな面でションボリ。
作画のクオリティは低くても、バンバンアクションシーンを出して欲しかったのに……
それと、それなりに美味しいキャラがいるのに、そのキャラを使い切れていないのが気になった。
OPの曲と映像が好きな以外は、余りいい印象は無いかなぁ。
ソルティの正体」というところまで話が進んだ時に、どうカジ取りするかが今後の見どころか。




capeta

曽田正人の漫画原作だけあって、絵には癖があるものの、話自体はしっかりしてる。
しかし、小学生時代の一部声優の演技の酷さには苦笑もの。
中学生編に入ってからは、「声変わり」するキャラの声優が変更になって演技自体はマシになった。
まあ、声優云々とか3Dレースシーンの好みが別れることを除けば、今のところ落ち着いて見れるようになっている。
問題は原作のどこまで放送するかって感じ。




アニマル横町

最初は面白かった。
ただ、毎回のようにほぼ変わらない面子で、変わらないノリの話を展開してるので割とすぐ飽きた
今、見てるのは惰性以上のものはないですよ?




ノエイン

前期スタートアニメとしては最強のダークホース
原作付じゃない、オリジナルアニメーションとしては今1,2を争うくらい面白いかも。
量子世界というマニアックな題材でありながら、少年・少女が悩みや友情、閉塞状況を描くのが非常に上手い。特にレゾンデートルで悩む姿なんか、少年らしく真っ直ぐ未来に向き合っていて素晴らしいものがあった。
更に、鬱な展開に陥りそうな「悩む姿」も、どこまでも前向きなハルカのおかげで上手く中和されて、見易くなっている。このバランス感覚は素晴らしい。
そして、三次元空間をグリグリと飛び回るアクションシーンが抜群。
作画クオリティには多少のムラはあるものの、アクション作画の質・描写ともに昨年屈指の出来。
「(並行)世界の消滅を救う」という陳腐だが、壮大なテーマにどういう結末が用意されてるか結構楽しみだ。




MAJOR 2nd season

原作の再現率は高い。
ただし、私は原作の中学校・高校編は好きじゃないんで!
……どうして録画してまで見てるんだろう。自分。




ゾイド・ジェネシス

国との攻防、戦記ものとして話が本格化してきてからはかなり面白い。
ディガルド対討伐軍の構図に、ソラノヒト内の対立勢力がどのように関わっていくかがすげー楽しみ。
さて、またしてもはっちゃけ曲と噂の新EDはどのような出来なのやら。




交響詩篇エウレカセブン

鬱展開を脱却した、2クールラストから3クールにかけてそれなりに面白くなってきた。
ここ最近は展開が足踏みしてるけど、グレートウォールに舞台が移るラストに向かって加速していって欲しいものです。
ロボットアクションの爽快感は格別なので、戦闘シーンが増えてくれれば。
……まあ、視聴率や商品展開は「失敗作」以外の何物でもありませんがね。


しかし、新OPの先行配信を見たけど何アレ
最終期OPだと言うのに、曲も今までの最低なら、どこかで見たことあるような映像も誉められたものじゃない。
うーん、最後なんだからもっと、こう、ねぇ。
ところで、新OPでまたエウレカの髪型が変わってたんだけど、これで髪型も三種類目か。こんなに何回も髪型が変わるヒロインは珍しいんじゃないかね。