2023年8月の読書まとめ

2023年8月の読書まとめ。読書メーター調べ。
計102冊、1日約3.29冊ペース。
月100冊越えは久しぶり。再読で冊数を稼いだとかも無いからだいぶいい月だったのでは。
ライトノベル83冊、ジュブナイルポルノ6冊、一般文芸・ミステリ7冊、その他雑学本6冊。
ラノベがかなり多目で、一般文芸や雑学本もそれなり。

8月の読書メーター
読んだ本の数:102
読んだページ数:29880
ナイス数:397

デスループ令嬢は生き残る為に両手を血に染めるようです (講談社ラノベ文庫)デスループ令嬢は生き残る為に両手を血に染めるようです (講談社ラノベ文庫)感想
死に戻り人狼百合。
読む前は面白そうにも思えた「人狼ゲーム+ループ」という組み合わせが相互に魅力を打ち消し合ってしまっている。
何度も繰り返されてしまうので1回1回の人狼ゲームの切実感に欠けてしまうし、「前回のゲームで自分が行った酷いこと」について「リセットされても自分の罪を覚えている」と罪悪感を抱く展開も何度も何度もループが繰り返されることで感情の鮮度が落ちてしまっている。
作品全体としては好きなところもあるし嫌いな訳でも無いんだけど最後まで「要素同士の喧嘩」を上手く処理できずに勿体ない印象が残った。
読了日:08月31日 著者:沙寺 絃
邪悪なモンスター『人間』を殺してレベルアップ!〜虐げられ全てを奪われた私は、ダンジョンになった学園で化物と戦う力を手に入れました。復讐も人助けもやりたい放題です〜【Kindle限定特典付き版】〜1 邪悪なモンスター『人間』を殺してレベルアップ!~虐げられ全てを奪われた私は、ダンジョンになった学園で化物と戦う力を手に入れました。復讐も人助けもやりたい放題です~ (ムゲンライトノベルス)邪悪なモンスター『人間』を殺してレベルアップ!〜虐げられ全てを奪われた私は、ダンジョンになった学園で化物と戦う力を手に入れました。復讐も人助けもやりたい放題です〜【Kindle限定特典付き版】〜1 邪悪なモンスター『人間』を殺してレベルアップ!~虐げられ全てを奪われた私は、ダンジョンになった学園で化物と戦う力を手に入れました。復讐も人助けもやりたい放題です~ (ムゲンライトノベルス)感想
いじめ加害者達の「イジメ」が度を超えた犯罪行為に至っていて非常に胸糞悪く描かれているし、それを行っていた主要な加害者は同情の余地も無いくらいゲスな人間性に描かれている。
そういう部分が極端に露悪的に描かれているおかげで、主人公の壊れ具合と復讐の正当性に説得力を与えられている感じなので、「ここまでしなくても……」とまったく思うことなく復讐劇を堪能できる。
「現代ダンジョンもの」としては爽快感はあるけど明らかになっていない情報も多いので今後の内容次第かなぁ。
読了日:08月31日 著者:kiki
好きな子に告ったら、双子の妹がオマケでついてきた2 (ブレイブ文庫)好きな子に告ったら、双子の妹がオマケでついてきた2 (ブレイブ文庫)感想
エロい『双恋』化。
読了日:08月30日 著者:鏡遊,カット
怠惰の王子は祖国を捨てる~氷の魔神の凍争記~ 1 (MFブックス)怠惰の王子は祖国を捨てる~氷の魔神の凍争記~ 1 (MFブックス)感想
「諸事情で能力を隠す」「冷遇してきた祖国を捨てる」という作品は多いけど、本作の「隠していた能力」のスケール感が大きくて独特な味わいになっている。
読了日:08月30日 著者:モノクロ ウサギ
競馬狂想曲競馬狂想曲感想
戦前から2010年過ぎくらいまでの時間軸で作者の競馬との関わりがエッセイの形で次々と語られている。
スポーツとしての競馬としてより、「ギャンブル」としての競馬への愛着を強く感じるので、その辺は僕の好きな部分とは異なるけど、作者の長い競馬歴に対しては頭が下がるところがあり、エッセイとして興味深かった。
ただ一方で「公営」であることへの不信が随所で顔を見せるのは少しクドさはあったし、「無敗で三冠に挑むのはディープインパクトのみ」「エアグルーヴがダービー1番人気で2着」等の間違った記述があるのは減点材料ですね。
読了日:08月30日 著者:矢崎泰久
【朗報】無防備なお嬢様の家庭教師になったら激甘生活でした (ぷちぱら文庫creative 245)【朗報】無防備なお嬢様の家庭教師になったら激甘生活でした (ぷちぱら文庫creative 245)感想
「年下」属性も「お嬢様」属性も好きなので概ね満足です。
読了日:08月30日 著者:愛内なの
アラフォー賢者の異世界生活日記 18 (MFブックス)アラフォー賢者の異世界生活日記 18 (MFブックス)感想
邪神ちゃんパワーリターンズ。
読了日:08月29日 著者:寿安清
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました8 (角川ビーンズ文庫)悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました8 (角川ビーンズ文庫)感想
大きな一区切りがついた前巻である程度満足してしまったためシリーズが止まっていたけど、久々に続巻を手を取ってみた。これまでに色んな悪役令嬢ものを読んだせいで色んな情報が脳内混線してきてキャラクターを思い出すのに苦労しましたね……
終わり方は悪くないし、リリアの啖呵など見どころはあったけど、設定や関係性が面倒臭くなりすぎててちょっと乗り切れない時間が長かった。
更に息子の恋愛スキルが低すぎてイラッとする。口下手なのか知らないけど、こういう風に口の悪さや独善的な行動で想い人との関係や状況をこじらせるキャラ苦手。
読了日:08月29日 著者:永瀬 さらさ
ネットの『推し』とリアルの『推し』が隣に引っ越してきた 2 (オーバーラップ文庫)ネットの『推し』とリアルの『推し』が隣に引っ越してきた 2 (オーバーラップ文庫)感想
年の差お姉さん声優が恋に落ちる時。可愛い。
読了日:08月28日 著者:遥 透子
アラフォー賢者の異世界生活日記 17 (MFブックス)アラフォー賢者の異世界生活日記 17 (MFブックス)感想
脳筋種族だからマッチョ化を歓迎。なるほど、そういう発想もアリだな。
読了日:08月28日 著者:寿安清
異世界転生事件録 人見知り令嬢はいかにして事件を解決したか? (角川スニーカー文庫)異世界転生事件録 人見知り令嬢はいかにして事件を解決したか? (角川スニーカー文庫)感想
タイトルに転生とあるけど(TS)憑依もの。
刑事が令嬢に憑依して事件捜査する内容だったけど、本格ミステリではなくどちらかと言うとサスペンス。表紙絵から安楽椅子探偵を想像してしまうところはあるけど、謎解きものを期待して読むとはしごを外されるとは思う。
「事件を捜査するファンタジーサスペンス」として割り切って読めばそれなりに読めるけど、好みによるかなぁ。
続編が出たら読んではみたいとは思いますけどね。
読了日:08月28日 著者:鏑木 ハルカ
クソゲー悪役令嬢④ ハーティア王立学園 (いずみノベルズ)クソゲー悪役令嬢④ ハーティア王立学園 (いずみノベルズ)感想
前巻ラストがインパクトがあっただけに、本巻で変に関係性がこじれなかったことにホッとするべきか拍子抜けするべきか悩ましい。
読了日:08月28日 著者:タカば
春菜ちゃん、がんばる? フェアリーテイル・クロニクル 8 (MFブックス)春菜ちゃん、がんばる? フェアリーテイル・クロニクル 8 (MFブックス)感想
シリーズ当初を思い出しながら、「そうか、もう(法的に)酒が飲める年齢になったのか……」という感慨が生まれる。
読了日:08月27日 著者:埴輪星人
10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた 3 (オーバーラップ文庫)10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた 3 (オーバーラップ文庫)感想
助走期間を過ぎてヒロインレース加速。ラブコメらしいラブコメになってきた。
読了日:08月26日 著者:館西夕木
死ぬ運命にある悪役令嬢の兄に転生したので、妹を育てて未来を変えたいと思います 1 ~世界最強はオレだけど、世界最カワは妹に違いない~ (オーバーラップノベルス)死ぬ運命にある悪役令嬢の兄に転生したので、妹を育てて未来を変えたいと思います 1 ~世界最強はオレだけど、世界最カワは妹に違いない~ (オーバーラップノベルス)感想
悪役令嬢妹とのシスコン・ブラコン小説。
この系統の作品の定番要素の塊で特筆するような追加設定は無いし、色々と動くにしても作中年齢が低すぎる気はするけど、内政や育成など一つ一つの段取りがある程度しっかりしているし、キャラクター造形も好感が持てるものなので結構読めるものになっている。割と好き。
読了日:08月26日 著者:泉里侑希
弱気MAX令嬢なのに、辣腕婚約者様の賭けに乗ってしまった 6 (ビーズログ文庫)弱気MAX令嬢なのに、辣腕婚約者様の賭けに乗ってしまった 6 (ビーズログ文庫)感想
シナリオ改編による悪影響を何とかしようとする話しだったけど、「賭けに初勝利」というところに全てを持っていかれた感。
読了日:08月26日 著者:小田 ヒロ
転生王女と天才令嬢の魔法革命6 (ファンタジア文庫)転生王女と天才令嬢の魔法革命6 (ファンタジア文庫)感想
永遠に近しい時間を愛する人と共に歩んでいく決意。
読了日:08月25日 著者:鴉 ぴえろ
死亡遊戯で飯を食う。3 (MF文庫J)死亡遊戯で飯を食う。3 (MF文庫J)感想
デスゲームとミステリの相性の良さ。
読了日:08月24日 著者:鵜飼 有志
おやこで楽しむ講談入門おやこで楽しむ講談入門感想
講談の基本的な説明を最初に少し行い、口語調の台本に近い形で有名な話を解説併記で収録している。
ルビも多目で、説明も簡潔で明快。張り扇の作り方が図解付きで書かれているところがとても良い。講談の歴史・背景・説明の濃さに物足りなさは感じるけど、ターゲット層的には正しいと思う。
台本のように収録されても話の面白さは伝わらないところはあるけど、動画や寄席で講談に興味を持った子供が最初に手に取る本としてはいいんじゃないですかね。
読了日:08月23日 著者:稲田 和浩,小泉 博明,宝井 琴柑
堕天使設定のV系ヴォーカリスト、召喚された異世界で救世主となる 1st 黒き翼の序曲 (ファンタジア文庫)堕天使設定のV系ヴォーカリスト、召喚された異世界で救世主となる 1st 黒き翼の序曲 (ファンタジア文庫)感想
読む前は「堕天使設定」を演技しているプライベートとアーティストでキャラが違う主人公だと思っていたら、本気で音楽で世界を救おうとしている志の高い音楽バカだった。
「堕天使」もその志の高さの延長線上にあり、異世界への転移も、世界救済のこともすんなり受け入れるメンタリティが強かった。
なんかこのキャラなら本気で世界を救ってしまうんだろうな、という説得力を感じさせる浮世離れした主人公が面白かったですね。
読了日:08月23日 著者:赤石 赫々
俺の天使は盲目でひきこもり 閉じ込められた人形少女のほほえみが愛おしすぎる! (一迅社ノベルス)俺の天使は盲目でひきこもり 閉じ込められた人形少女のほほえみが愛おしすぎる! (一迅社ノベルス)感想
んー、ヒロインのイラストは可愛いし、庇護欲をそそる境遇のキャラだとは思うんだけど、周りから溺愛されるようになることを読者(まあ僕の話なんだけど)に納得させる「あと一押し」が足りない感じ。
「家族から見放されても必須で頑張ってきた努力家」であるとか「愛玩されるにふさわしい特筆するほどの容姿」とか「図抜けて有能な才能」とか、そういうものがあった方が個人的には受け入れやすかったですね。
内容はそんなに嫌いじゃないんだけど、そういう細かい部分で好みとシックリ来なかった感じ。
読了日:08月23日 著者:ことりとりとん,こよいみつき
合法ショタとメカメイド① ダンジョンの奥で見つけたのは、 最強古代兵器のメイドさんでした。 (いずみノベルズ)合法ショタとメカメイド① ダンジョンの奥で見つけたのは、 最強古代兵器のメイドさんでした。 (いずみノベルズ)感想
正直おねショタみたいな要素を期待して読んだところがあるんだけど、主人公に「合法ショタ」として特筆する魅力を感じらなかったし、そもそも論として全体的にキャラクターに魅力を感じられなかった。
ダンジョンもの・冒険者ものとしての面白みにも欠けていたし、僕には合いませんでしたね。
読了日:08月23日 著者:ベニサンゴ
俺のアパートがダンジョンになったので、最強モンスターを従えて楽々攻略 大家さん、従魔士に覚醒したってよ (ファンタジア文庫)俺のアパートがダンジョンになったので、最強モンスターを従えて楽々攻略 大家さん、従魔士に覚醒したってよ (ファンタジア文庫)感想
現代ダンジョンものの、自分(達)だけのダンジョンを手に入れるタイプの作品。サクラの(身体的)成長が早過ぎて勿体ない。
読了日:08月22日 著者:モノクロ
春菜ちゃん、がんばる? フェアリーテイル・クロニクル 7 (MFブックス)春菜ちゃん、がんばる? フェアリーテイル・クロニクル 7 (MFブックス)感想
意図せず嫁候補の囲い込みと釘差し。罪作りやわ。
読了日:08月21日 著者:埴輪星人
東京會舘とわたし(下)新館東京會舘とわたし(下)新館感想
「歴史」の時代である旧館から現代に近づく新館へ。僕が生まれる前後を跨いで時間軸に移り変わっていく。
僕が生まれる前の芸能人の話は芸能ものとしての面白さがあり、東北に住んでいるからこそ今なお記憶に刻まれている3.11の話は「震源から遠い東京」であっても現実に存在した不安がリアリティを持って描かれており、作者の実体験が最大限に発揮されてるであろう文学賞受賞の話は臨場感があって温かい気持ちになった。
これだけ長い歴史がある施設をモチーフに作品を書くのは大変だったと思いますが見事に描き切っている。いい作品でした。
読了日:08月21日 著者:辻村深月
東京會舘とわたし(上)旧館東京會舘とわたし(上)旧館感想
東京會舘には縁がなかったけど、実在の人物・建物・事件が出てきたりするのでフィクションとノンフィクションの狭間を揺蕩うような不思議な読後感だった。
読了日:08月20日 著者:辻村深月
悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。7 (アイリスNEO)悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。7 (アイリスNEO)感想
主人公の意識改革と日常とほんわかした恋愛話などで、大きな動きはなし。
元々刊行ペースが早いシリーズではなかったけど、単巻での話の展開も遅くなって、個人的にはシリーズとしては低調傾向が続いている印象。
読了日:08月20日 著者:天壱,鈴ノ助
八男って、それはないでしょう! 27 (MFブックス)八男って、それはないでしょう! 27 (MFブックス)感想
長々と引っ張った割にあっさり終わった。やはり敵のメンタリティが小物過ぎた。
読了日:08月20日 著者:Y.A
八男って、それはないでしょう! 26 (MFブックス)八男って、それはないでしょう! 26 (MFブックス)感想
あの世で修業。
突然世界観が変わったかのようなご都合トンデモ展開でノッテいけなかったよ……
読了日:08月20日 著者:Y.A
八男って、それはないでしょう! 25 (MFブックス)八男って、それはないでしょう! 25 (MFブックス)感想
魔族のパワーアップの方法が方法だけに、戦闘力があるだけの小物が爆誕
読了日:08月20日 著者:Y.A
八男って、それはないでしょう! リコレクション (MFブックス)八男って、それはないでしょう! リコレクション (MFブックス)感想
特典ショートストーリーを集めた短編集。時間軸的にエピソードがいちいち懐かしい。
しかし、なんで電子書籍限定なんでしょうね……アニメ化までいったシリーズなのに……
読了日:08月20日 著者:Y.A
第七王子、政略結婚しまくってたらハーレムできました! (キングノベルス 88)第七王子、政略結婚しまくってたらハーレムできました! (キングノベルス 88)感想
「第七(王子)」である合理性は特になかった。
読了日:08月19日 著者:赤川ミカミ
春菜ちゃん、がんばる? フェアリーテイル・クロニクル 6 (MFブックス)春菜ちゃん、がんばる? フェアリーテイル・クロニクル 6 (MFブックス)感想
異世界人が日本に来る展開、外国人が日本文化に触れるコンテンツに近しい楽しみがあるな。
読了日:08月19日 著者:埴輪星人
八男って、それはないでしょう! 24 (MFブックス)八男って、それはないでしょう! 24 (MFブックス)感想
ちゃんと元生徒3人の責任を取ってヴェル君えらい。
読了日:08月19日 著者:Y.A
身代わり皇帝の憂鬱~後宮の侍女ですが、入れ替わった皇帝に全てを押しつけられています~ (小学館文庫 Cま 1-4)身代わり皇帝の憂鬱~後宮の侍女ですが、入れ替わった皇帝に全てを押しつけられています~ (小学館文庫 Cま 1-4)感想
気風のいい主人公の性格は好きなんだけど、人格交換後の苦労のほとんどがヘタレ皇帝の体たらくのせいだと思うとゲンナリしてしまうところはある。皇帝の尻ぬぐいをしている感が強くて皇帝がヒーロー役だと思うとテンションが上がり切らない。
次巻が出たらとりあえず主人公への好感度で読むとは思います。
読了日:08月19日 著者:松田 詩依
化物嬢ソフィのサロン ~ごきげんよう。皮一枚なら治せますわ~ (MAG Garden NOVELS)化物嬢ソフィのサロン ~ごきげんよう。皮一枚なら治せますわ~ (MAG Garden NOVELS)感想
本当に「皮一枚なら治せる」というタイトルに偽りがないくらいの限定的な能力で、治せる患者がいたり、治せない患者がいたりする。
ただ、治せても治せなくても、そういう悩みを持つ色んな人達との交流の中で、色んなドラマや人生の転機が生まれる。
様々な想いがしみじみと染み入ってくる物語でとても良かったです。
しかしまあ、僕自身が皮膚病持ちで苦労したので、主人公の能力は神に等しい。
読了日:08月19日 著者:紺染幸
ゲーム世界転生〈ダン活〉6〜ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を〈はじめから〉プレイする〜ゲーム世界転生〈ダン活〉6〜ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を〈はじめから〉プレイする〜感想
Web版既読。
書籍1冊の分量だと中々区切りのいいところで終わらないので、「もっと読みたい」「読み足りない」「ここで終わりかー」という印象が強くてもどかしい。
しかしまあ、この刊行ペースだとWebストックが増えていく一方というのが何とも。
読了日:08月18日 著者:ニシキギ・カエデ
ひきこまり吸血姫の悶々10 (GA文庫)ひきこまり吸血姫の悶々10 (GA文庫)感想
長らく続いた常世編完結も完結。
正直本エピソードは間延びしてダレてしまった印象があったけど、要所の見せ場や終わらせ方で何となく許せてしまう感じになってしまったな。
読了日:08月18日 著者:小林湖底
神田松之丞 講談入門神田松之丞 講談入門感想
講談まったく分からない人向けに講談がどういうものかを一から説明する「完全な入門書」というよりは、「講談」がどういうものかとりあえず分かってる人が理解と興味を一歩深めるステップの本という印象。
稀代の人気者である「神田松之丞」の視点と考えを通して「講談」の過去と現在と未来がぼんやり浮かび上がってくる。
この本をある程度読み込めた人が改めて神田松之丞(伯山)の講談を観たら、「講談」を凄く楽しめるんだろうなぁ。そういう感じの1冊。
読了日:08月17日 著者:神田松之丞
今、俺の×××を咥えている清純派女優は、イケメン俳優と熱愛が報じられている 2 (オシリス文庫)今、俺の×××を咥えている清純派女優は、イケメン俳優と熱愛が報じられている 2 (オシリス文庫)感想
前巻に引き続き年の差女優とのエロい関係性がとても素晴らしい。
明るくさっぱりとした愛嬌のあるエロに積極的なヒロインがとにかく魅力的だし、酒の勢いのエロから始まった二人の関係が実は相性ばっちりで、最終的に納まるところに納まる終わり方は満足度が高い。
近年のエロ小説の中でも個人的な満足度が高い、いいシリーズでしたね。
読了日:08月16日 著者:ブリル・バーナード
転生令嬢、日本食で異世界人の胃袋を掴んじゃいます! 敵国の俺様王子とクールで寡黙な兄からプロポーズされました (電撃の新文芸)転生令嬢、日本食で異世界人の胃袋を掴んじゃいます! 敵国の俺様王子とクールで寡黙な兄からプロポーズされました (電撃の新文芸)感想
う、うーん、期待していた「日本食」要素が「日本人である前世があることを示す」ギミック止まりで、グルメもの的な面白さが無い。
更に要素要素は嫌いじゃないはずなのに、好感度が低いキャラが多い・恋愛周りの立ち回りの悪さ・取ってつけたようなロマンスなど全体的に僕には合いませんでしたね。not for me。

読了日:08月16日 著者:七福さゆり
新装版 ラブオールプレー 君は輝く! (ポプラ文庫ピュアフル こ 4-11)新装版 ラブオールプレー 君は輝く! (ポプラ文庫ピュアフル こ 4-11)感想
これまでの本だと「名前は度々出てくるけど、パーソナルな部分はよーわからん」キャラの筆頭だった岬省吾の話。
トップクラスの実力を持っている選手であっても、トップオブトップの選手と対戦する中で色々と悩みや挫折を感じながら生きている、という部分にしみじみとした想いを感じてしまった。
読了日:08月16日 著者:小瀬木 麻美
かませ犬な第一王子に転生したので、ゲーム知識で無双する (BKブックス)かませ犬な第一王子に転生したので、ゲーム知識で無双する (BKブックス)感想
割とタイトル通りの内容で、「異世界ロボットもの」という要素だけが珍しさ(ただ先行の同カテゴリー作品が無い訳ではない)という感じ。
ロボット要素を除くとキャラクターの性格や行動、ストーリー的な面白さ、文章のテンポ等、素直に「好き」と言える部分はあまり無かったという個人的印象。
大きなプラスが無い分、致命的なマイナスがある訳でも無いし、ロボットもの自体は好きなので続きが出たら読むとは思います。
読了日:08月16日 著者:しんこせい
図説 藤原氏 鎌足から道長、戦国へと続く名門の古代・中世図説 藤原氏 鎌足から道長、戦国へと続く名門の古代・中世感想
この図説シリーズは好きだし、「藤原氏」について深掘りした本が読みたかったので手に取りましたが、うーん、正直言って期待外れな内容でした。
主に大化の改新から江戸時代前位までの「藤原氏」について、広く浅くまとめてある感じですが、さすがに時代が広すぎた。紙幅が足りなくて朝廷が政治の中心だった王朝時代(奈良時代平安時代)の情報量が多いのに対して、武家政権以降が情報量で割を食っている。
五摂家のうち3家しか説明されない辺りにガッカリ。
最低でも王朝時代以前と武家政権以後で2冊以上に分けた方が良かったと思いますね。
読了日:08月16日 著者:木本好信,樋口健太郎
兇人邸の殺人兇人邸の殺人感想
特殊設定ミステリのトップランナーの一つである剣崎比留子シリーズ3作目。「襲い来る巨人が徘徊する館からの脱出」みたいな内容。
地図があっても館の構造がイマイチわかり辛く、登場人物たちがどういう位置にいるのか、どこは移動出来て・どこは移動できないのか、どこに行こうとしているのか、などの状況(条件)が直感的に分かり辛く、ミステリ的な驚き・感心は弱かった印象。
一方で巨人の悲哀、探偵とワトソンのお互いへの想い、生きる伸びることが出来るのかの生存競争、みたいな物語的な面白さは中々良かったので、総合的には楽しめた。
読了日:08月16日 著者:今村 昌弘
歴史に残る悪女になるぞ 4 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです! (ビーズログ文庫)歴史に残る悪女になるぞ 4 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです! (ビーズログ文庫)感想
主人公のいないところで、ストーリーの核心的な部分について進展してしまうのはどうなんだろうと思ってしまうところはある。
読了日:08月15日 著者:大木戸 いずみ
歴史に残る悪女になるぞ 3 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです! (ビーズログ文庫)歴史に残る悪女になるぞ 3 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです! (ビーズログ文庫)感想
ヒーローの記憶喪失展開はまだしも、明確な証拠もないのに容疑者扱いからの国外追放展開はさすがに強引じゃないかなぁ。
読了日:08月15日 著者:大木戸 いずみ
ライオンは仔猫に夢中 ~平塚おんな探偵の事件簿3~ (平塚おんな探偵の事件簿 3)ライオンは仔猫に夢中 ~平塚おんな探偵の事件簿3~ (平塚おんな探偵の事件簿 3)感想
猫が増えて嬉しい。
読了日:08月15日 著者:東川篤哉
異伝 淡海乃海~羽林、乱世を翔る~四異伝 淡海乃海~羽林、乱世を翔る~四感想
近年、別個に戦国時代の知識を蓄える機会が増えたので、シリーズ初期に比べて読んだ時に汲み取れる情報量が増えて、やたらと楽しくなってきた。
やはりこういう作品はバックボーンとなる知識量が重要だな、と。
読了日:08月15日 著者:イスラーフィール
姪っ子ギャルと欲望まみれのパパ活しちゃいました (オトナ文庫 219)姪っ子ギャルと欲望まみれのパパ活しちゃいました (オトナ文庫 219)感想
姪っ子属性とギャル属性をかけ合わせた結果、姪っ子要素の印象があまり残らなかった。
読了日:08月15日 著者:成田ハーレム王
異世界魔女の配信生活~いなくなった師匠が残していったものは地球に繋がる通信魔法でした。師匠の真似をして配信してお菓子をもらいます~ (BKブックス)異世界魔女の配信生活~いなくなった師匠が残していったものは地球に繋がる通信魔法でした。師匠の真似をして配信してお菓子をもらいます~ (BKブックス)感想
現代日本の人間が異世界に来て観光や配信」と言うパターンに対する、「異世界の人間が現代日本に来て観光や配信」という逆パターンの作品。
外国人が日本観光を楽しんでいる・不慣れながら日本向けに配信をしているみたいな微笑ましい楽しさがある。割と好き。
「師匠」の使い方が上手くて、「異世界人が配信・転移」という設定をすんなり受け入れられるようにしているし、ホロリとくる終わり方に出来ている気がしますね。
このレーベルにしては珍しく素直に好きと言える内容だった。
読了日:08月14日 著者:龍翠,ねむりねむ
不遇皇子は天才錬金術師~皇帝なんて柄じゃないので弟妹を可愛がりたい〜不遇皇子は天才錬金術師~皇帝なんて柄じゃないので弟妹を可愛がりたい〜感想
宮廷内闘争の合間に弟妹との関係を良化させるのに費やした巻。
読了日:08月14日 著者:うめー
真田信繁 幸村と呼ばれた男の真実 (角川選書)真田信繁 幸村と呼ばれた男の真実 (角川選書)感想
史料に基いて書かれているので「真田信繁」の本としてはしっかりしている。
それだけに「真田信繁」は本当に史料に基いた史実だけだと現代でここまで人気があることが不思議な武将だよなぁ、と再確認。
いやまあ、江戸時代以来の「幸村」の軍記物や現代の戦国ゲーム物などの影響なのは分かるんですが、つくづく史実とアンバランスな武将だよな、と。
読了日:08月13日 著者:平山 優
ひきこまり吸血姫の悶々9 (GA文庫)ひきこまり吸血姫の悶々9 (GA文庫)感想
初登場の時を想うと、まさかフーヤオにこんな見せ場が溢れるドラマが用意されるとは……このエピソードに入ってからカッタるい展開が続いてる印象だったけど、思いがけず良かった。
読了日:08月13日 著者:小林湖底
黒幕令嬢なんて心外だわ! 素っ頓狂な親友令嬢も初恋の君も私の手のうち (角川ビーンズ文庫)黒幕令嬢なんて心外だわ! 素っ頓狂な親友令嬢も初恋の君も私の手のうち (角川ビーンズ文庫)感想
「黒幕令嬢」とまで言うには人心掌握や工作や謀略の強度に物足りなさはあったけど、素直で直截的なトラブルメイカーな「親友令嬢」のキャラクター造形が面白かった。
読了日:08月13日 著者:野菜ばたけ
家を追い出されましたが、元気に暮らしています ~チートな魔法と前世知識で快適便利なセカンドライフ!~ (カドカワBOOKS)家を追い出されましたが、元気に暮らしています ~チートな魔法と前世知識で快適便利なセカンドライフ!~ (カドカワBOOKS)感想
捨てられた主人公が、辺境で脳筋に育てながら魔法チートに前世知識物づくりチートする話。
脳筋ノリは嫌いじゃないんだけど、全体的なディテールが雑。
読了日:08月13日 著者:斎木 リコ
転生少女の三ツ星レシピ ~崖っぷち食堂の副料理長、はじめました~ (カドカワBOOKS)転生少女の三ツ星レシピ ~崖っぷち食堂の副料理長、はじめました~ (カドカワBOOKS)感想
んー、僕には合わなかった。
「料理できなくなった料理人」ってそれだけで魅力が激減すると思うんだけど、その主人公の欠点を補うバディとしてキルシュに魅力を感じられなかった時点で全体的にノッテいけなかった。
キルシュ自身はいい子だとは思うんだけど、主人公の代わりに手を動かす以上のことが出来ていない気がして、サーシャが料理を出来るようになったら不要になってしまう存在感しかない。もうちょっと「料理人として優れた素質」「一部分でもあっても主人公には無い才能」を持っていた方が読み易かった気がしますね。
読了日:08月12日 著者:深水紅茶
悪姫の後宮華演 (富士見L文庫)悪姫の後宮華演 (富士見L文庫)感想
自分の能力と与えられた役割に矜持ある主人公が中々良かった。
読了日:08月12日 著者:甲斐田 紫乃
最強英雄と無表情カワイイ暗殺者のラブラブ新婚生活 1 (HJ文庫 あ 13-01-01)最強英雄と無表情カワイイ暗殺者のラブラブ新婚生活 1 (HJ文庫 あ 13-01-01)感想
タイトル通りのものが読める。タイトル以上のものは読めない。
読了日:08月11日 著者:アレセイア
異世界最強の嫁ですが、夜の戦いは俺の方が強いようです ~知略を活かして成り上がるハーレム戦記~(2) (モンスター文庫 Mし 05-02)異世界最強の嫁ですが、夜の戦いは俺の方が強いようです ~知略を活かして成り上がるハーレム戦記~(2) (モンスター文庫 Mし 05-02)感想
ハーレム拡大。タイトルがタイトルなので正しい。
読了日:08月11日 著者:シンギョウガク
ママ友と育てるラブコメ (2) (ガガガ文庫 ガお 10-2)ママ友と育てるラブコメ (2) (ガガガ文庫 ガお 10-2)感想
母娘の関係性の描き方が良かった。
読了日:08月11日 著者:緒二葉
見切りから始める我流剣術 2 (MFブックス)見切りから始める我流剣術 2 (MFブックス)感想
「剣術」に真摯な態度はいいと思うんだけど、ストーリーラインとして「何を目的に、何をやっているのか」という目的意識があやふやなところがある気がする。
読了日:08月11日 著者:氷純
使い潰された勇者は二度目、いや、三度目の人生を自由に謳歌したいようです1 (MFブックス)使い潰された勇者は二度目、いや、三度目の人生を自由に謳歌したいようです1 (MFブックス)感想
複数回の転生やハードモードな暮らしをチート能力で変えるところとか個々の要素だけ見ると目新しいところはそんなに無いし、細かな粗がチラホラと垣間見えるんだけど、キャラクターのノリや考え方や文章のテンポなどに独特な味わいがあって何だか妙に楽しかった。
妙に愛嬌のある精霊が好き。
読了日:08月10日 著者:あかむらさき
聖女と皇王の誓約結婚 2 恥ずかしいので聖女の自慢話はしないでくださいね…! (ビーズログ文庫)聖女と皇王の誓約結婚 2 恥ずかしいので聖女の自慢話はしないでくださいね…! (ビーズログ文庫)感想
人質が取られたところで終わる前巻の終わり方からすると思ったよりピンチにならなかったし、あっさりと潜り抜けてしまった印象はある。
ただまあ、ヒーローとヒロインの互いに信頼して想い合う関係性がとても良かった。
読了日:08月10日 著者:石田 リンネ
聖女は人間に絶望しました ~追放された聖女は過保護な銀の王に愛される~ (アリアンローズ)聖女は人間に絶望しました ~追放された聖女は過保護な銀の王に愛される~ (アリアンローズ)感想
「人間に絶望しました」という言い回しは悪堕ち・人間嫌悪になるようなイメージを持つけど、そこまで強烈な感情を持つ訳でもなく、いわゆる「追放された先で亜人に受け入れられ、ヒーローに愛される」というタイプの作品。
良くも悪くも類型的なのでパンチは弱いですね。
読了日:08月10日 著者:柏てん
ライオンの歌が聞こえる 平塚おんな探偵の事件簿2 (平塚おんな探偵の事件簿 2)ライオンの歌が聞こえる 平塚おんな探偵の事件簿2 (平塚おんな探偵の事件簿 2)感想
シリーズ2作目。ミステリとしてはさておき、探偵とワトソンのキャラクターがイマイチ個人的好みと噛み合わない。
読了日:08月10日 著者:東川 篤哉
転生したら皇帝でした5~生まれながらの皇帝はこの先生き残れるか~転生したら皇帝でした5~生まれながらの皇帝はこの先生き残れるか~感想
地盤が盤石で平和になってしまうと当初コンセプト的にも、タイトル的にもブレてしまうせいか、「落ち着くと思ったら大間違いだ」と言わんばかりに試練を与えられ続ける主人公。
読了日:08月10日 著者:魔石の硬さ
薬で幼くなったおかげで冷酷公爵様に拾われました ―捨てられ聖女は錬金術師に戻ります― 2 (アリアンローズ)薬で幼くなったおかげで冷酷公爵様に拾われました ―捨てられ聖女は錬金術師に戻ります― 2 (アリアンローズ)感想
妹が力を得た理由は分かったし、「魔王の器」という設定には幾らかの面白味はあったけど、「妹との対決」という意味では物足りなさはあったかなぁ。
読了日:08月09日 著者:佐槻 奏多
薬で幼くなったおかげで冷酷公爵様に拾われました ―捨てられ聖女は錬金術師に戻ります― 1 (アリアンローズ)薬で幼くなったおかげで冷酷公爵様に拾われました ―捨てられ聖女は錬金術師に戻ります― 1 (アリアンローズ)感想
偽聖女として追放された(逃亡することになった)ヒロインが追放先で幸せになるタイプの話。
お飾り聖女になるところまではまだしも、駆け落ちした異母妹が都合よく力を得て戻ってきて厚遇される流れに「偽聖女」「追放」という状況を作るための作者都合を感じてしまうところはある。駆け落ち先で厚遇されてたのに出奔して、戻ってきた駆け落ち娘を改めて厚遇されるなんて国の対応としてどうなんだろうと思わなくもない。そんな信用できない人間を高い地位に置いてられないやろ……
読了日:08月09日 著者:佐槻 奏多
断罪された悪役令嬢は、逆行して完璧な悪女を目指す3断罪された悪役令嬢は、逆行して完璧な悪女を目指す3感想
全体的なパンチは弱いけど、主人公が周りから好かれてる展開は居心地が良い。
読了日:08月09日 著者:楢山幕府
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 11乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 11感想
五人組が活躍するとなんだか落ち着かない。
読了日:08月08日 著者:三嶋与夢
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 10 (GCノベルズ)乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 10 (GCノベルズ)感想
アンジェのガス抜きと改めての決心。面倒臭い展開にならなくて良かった。
読了日:08月08日 著者:三嶋与夢
華麗なる悪女になりたいわ! ~愛され転生少女は、楽しい二度目の人生を送ります~ (SQEXノベル)華麗なる悪女になりたいわ! ~愛され転生少女は、楽しい二度目の人生を送ります~ (SQEXノベル)感想
悪女(ほほえま)
読了日:08月08日 著者:葉月秋水,転
訳あり伯爵様と契約結婚したら、義娘(六歳)の契約母になってしまいました。〜契約期間はたったの一年間〜① (SQEXノベル)訳あり伯爵様と契約結婚したら、義娘(六歳)の契約母になってしまいました。〜契約期間はたったの一年間〜① (SQEXノベル)感想
エージェントリーディアがkawaii。可愛いの勝利。
読了日:08月07日 著者:黒猫かりん,ボダックス
ミスリル令嬢と笑わない魔法使い (Mノベルスf)ミスリル令嬢と笑わない魔法使い (Mノベルスf)感想
強メンタルのミスリル令嬢の好感度が高い。恋愛がここまで進展するとは思わなかった。
読了日:08月07日 著者:早瀬黒絵
後宮女官の事件簿 (光文社文庫 Cあ 69-2)後宮女官の事件簿 (光文社文庫 Cあ 69-2)感想
後宮を舞台にした宮正女官と女装皇帝のバディミステリ。
ミステリとしてはそこそこで、バディの関係性には幾らかの面白さはあったものの、中華(風)世界における「皇帝」に格を考えると皇帝が軽々に動きすぎという印象は受ける。皇太子や皇弟くらいだったらまだすんなり受け入れられた気がするんですけどね。
んー、そこまで面白いという訳でもなかったけど、犬の崙々は可愛くてそこはとても良かった。
読了日:08月07日 著者:藍川竜樹
宮廷魔術師の婚約者2 書庫にこもっていたら、国一番の天才に見初められまして!? (角川ビーンズ文庫)宮廷魔術師の婚約者2 書庫にこもっていたら、国一番の天才に見初められまして!? (角川ビーンズ文庫)感想
主人公の才能が花開いていく展開好き。
読了日:08月06日 著者:春乃 春海
クソザコ種族・呪われし鎧(リビングアーマー)で理不尽クソゲーを超絶攻略してみた 1 (HJ NOVELS HJN 75-01)クソザコ種族・呪われし鎧(リビングアーマー)で理不尽クソゲーを超絶攻略してみた 1 (HJ NOVELS HJN 75-01)感想
不遇職・縛りプレイで成り上がる系のVRMMOもの。
「人間種族がいない」という設定だけど、ヒロイン各のキャラは人型に近い種族になる辺りは良くも悪くもヌルい。
読了日:08月06日 著者:へか帝
「お前を追放する」追放されたのは俺ではなく無口な魔法少女でした (一迅社ノベルス)「お前を追放する」追放されたのは俺ではなく無口な魔法少女でした (一迅社ノベルス)感想
追放ものだけど「主人公ではなくヒロインが追放される」というパターンもそう珍しいものでもないし、タイトルの「魔法少女」という言い回しは「魔法使いの少女」というだけで特別な意味は無い。
そういうタイトルやあらすじから期待されたフックになりそうな部分が空振りに終わった結果、「無口少女ヒロインの追放ザマァもの」という特筆するところの無い作品が残った感じ。
ん-、主人公がヒロインを誘ったり惹かれたりする動機が弱いし、そもそも主人公に魅力が乏しい。イマイチですね。
読了日:08月06日 著者:まるせい,福きつね
FPSゲームのコーチを引き受けたら依頼主が人気VTuberの美少女だった 1 (PASH!文庫 Mす 1-1)FPSゲームのコーチを引き受けたら依頼主が人気VTuberの美少女だった 1 (PASH!文庫 Mす 1-1)感想
eスポーツ+Vtuber+ハーレムラブコメ
タイトルに「Vtuber」を付けている割にヒロインがVtuberである意味が全くなく、アイドル・配信者・女優みたいな「人気ある有名人」なら成立する時点で看板倒れという印象。
更に主人公がeスポーツの第一線から離れた理由もふんわりしていたので「挫折からの再起」的側面が薄くドラマ的にも弱い。
eスポーツものとしても、「ゲーム」の魅力を描写しきれておらず、スポコン展開が上手い訳でもない。
何だか全体的に期待外れが続いてしまっている内容でnot for meでしたね。
読了日:08月06日 著者:すかいふぁーむ
転生しました、サラナ・キンジェです。ごきげんよう。 ~婚約破棄されたので田舎で気ままに暮らしたいと思います~【電子書店共通特典SS付】 (アース・スター ルナ)転生しました、サラナ・キンジェです。ごきげんよう。 ~婚約破棄されたので田舎で気ままに暮らしたいと思います~【電子書店共通特典SS付】 (アース・スター ルナ)感想
婚約破棄された後、現代知識を使ったモノづくりやビジネスで幸せになっていく話。貴族社会から家族単位で離れるのが中々豪快な導入だった。
現代知識チートによるモノづくり・ビジネスという部分だけ見ればありがちな内容ではあるんだけど、僕自身がそういう話が好きだし、一緒に移住した家族たちも環境が変わって能力を発揮する展開がとても良かったですね。
家族を始めとして、主人公の性格や立ち居振る舞いも好感度が高いので全体的に満足度は高い。
「こういう作品を読みたい」時に「類型的なこういう作品」が読めたという満足感。
読了日:08月06日 著者:まゆらん
くま クマ 熊 ベアー 20 (PASH!ブックス)くま クマ 熊 ベアー 20 (PASH!ブックス)感想
ボスキャラ倒した後の後日談としてのほのぼの話と次のエピソードのプロローグといった内容。
本巻だけ見るとそう悪い内容でもないんだけど、シリーズ初期に比べて1エピソードの展開が遅くなった上で刊行ペースがかなり落ちているので、全体としてシリーズのスピード感が減退してしまっていて、「追っているシリーズ」としての満足度は着実に落ちている。
読了日:08月06日 著者:くまなの
続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6) (電撃文庫)続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6) (電撃文庫)感想
遠上君、一途だな。
読了日:08月06日 著者:佐島 勤
捨てられ悪役令嬢、邪神に拾われる。 (ビーズログ文庫)捨てられ悪役令嬢、邪神に拾われる。 (ビーズログ文庫)感想
邪神くんのノリが良くも悪くも軽い。
読了日:08月05日 著者:すずきこふる
雨の中、ギャルを拾う。 〜アラサーリーマンと家出少女の淫靡な関係〜 (ぷちぱら文庫creative 260)雨の中、ギャルを拾う。 〜アラサーリーマンと家出少女の淫靡な関係〜 (ぷちぱら文庫creative 260)感想
「家出少女」を家に連れ込んで、淫行を行うことについての葛藤や法的なアレコレは特になく、家出についても少女本人が決着つけるので良くも悪くもヌルイ展開。気楽に読みたい人なら悪くないのでは。
読了日:08月05日 著者:愛内なの
ライオンの棲む街 ~平塚おんな探偵の事件簿1~ (平塚おんな探偵の事件簿 1)ライオンの棲む街 ~平塚おんな探偵の事件簿1~ (平塚おんな探偵の事件簿 1)感想
東川作品特有の居住地ディスりシリーズの一つ。今回は平塚をディスる
読了日:08月05日 著者:東川篤哉
棋士 羽生善治棋士 羽生善治感想
写真集半分に、経歴・エピソード・対談などの文章が半分という構成。
経歴・エピソードについては広く浅くという感じで、悪くないものの物足りなさもある。
ただ、対談はいま三つ。将棋を趣味にしている作家ではあるんだろうけどあまり将棋に対する熱量を感じれない語り口だったし、作家と棋士の共通点を無理矢理探して語ったりして、両者の話が嚙み合わずに話が進んでいる部分もあった印象。素直に棋士同士の対談で良かった気がする。
ただ本職カメラマンだけあって写真の数々は素晴らしい。ハブにらみなどの印象的な写真が揃ってて実によい。
読了日:08月05日 著者:弦巻 勝
婚約破棄され捨てられるらしいので、軍人令嬢はじめます (角川ビーンズ文庫)婚約破棄され捨てられるらしいので、軍人令嬢はじめます (角川ビーンズ文庫)感想
転生者でもなく作品世界の知識も無い主人公が、転生者である義妹から聞きかじった情報を元に自分の運命を変えようとする話。
主人公に与えられた情報は限定的なので、必ずしも最適解の行動が取れるわけではないので手探りの中でかなり大胆な行動を取っていく。
甘えることなく、毅然と運命に立ち向かう主人公の姿が清々しくて良かったですね。
読了日:08月05日 著者:
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 9 (GCノベルズ)乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 9 (GCノベルズ)感想
舞台に立つ転生者が増えたことで、それぞれがそれぞれの思惑で動き、お互いが深読みした結果、状況が乱れる面倒くささは悪くなかったですね。
読了日:08月05日 著者:三嶋与夢
元貧乏エルフの錬金術調薬店 (ドラゴンノベルス)元貧乏エルフの錬金術調薬店 (ドラゴンノベルス)感想
錬金術でお店を開くタイプの作品。先行の類似作品に比べて特別な強みがある訳でもなく、設定の緻密さやストーリー的な面白さも無い。
ただまあ、全体的なゆるいノリは可愛らしいイラストに合ってはいるので、多少ガバガバでも可愛いのを読みたいならいいんじゃないですかね。
読了日:08月05日 著者:滝川 海老郎
俺だけが魔法使い族の異世界 御伽の英雄と囚われのエルフ (ドラゴンノベルス)俺だけが魔法使い族の異世界 御伽の英雄と囚われのエルフ (ドラゴンノベルス)感想
ひねくれた評判の悪い主人公が、悪役ぶりながら奴隷甘やかすタイプの話。
この系統の話として特別な面白味がある訳でもなく、「魔法使い族」という設定も魅力や面白さに繋がっている訳でもないので雑な設定にしかなっていない。
特別悪いところがある訳でもないから「何でもいいからこの系統の作品が読みたい」という人にはいいかもしれないけど、そこ止まりの凡作という印象。
読了日:08月04日 著者:ムサシノ・F・エナガ
狂戦士なモブ、無自覚に本編を破壊する(2) (Mノベルス)狂戦士なモブ、無自覚に本編を破壊する(2) (Mノベルス)感想
主人公に異物感があって良い。
読了日:08月04日 著者:なるのるな
狂戦士なモブ、無自覚に本編を破壊する (Mノベルス)狂戦士なモブ、無自覚に本編を破壊する (Mノベルス)感想
主人公がちゃんと狂戦士らしい狂戦士で感心した。
読了日:08月04日 著者:なるのるな
エステルドバロニア4エステルドバロニア4感想
にぎやかな展開で悪くなかった。
読了日:08月04日 著者:百黒 雅
エステルドバロニア3エステルドバロニア3感想
キャラクターが多い一方で、各キャラクターの見せ方が上手くないせいか、いまいち覚えられていないキャラが多い。
読了日:08月03日 著者:百黒 雅
璃寛皇国ひきこもり瑞兆妃伝 二 日々後宮を抜け出し、有能官吏やってます。 (カドカワBOOKS)璃寛皇国ひきこもり瑞兆妃伝 二 日々後宮を抜け出し、有能官吏やってます。 (カドカワBOOKS)感想
波乱を呼びそうな最後の落とし方がとても良かったですね。
読了日:08月03日 著者:しののめすぴこ
お姉ちゃんの溺愛はあまあまでエロい (ぷちぱら文庫creative 256)お姉ちゃんの溺愛はあまあまでエロい (ぷちぱら文庫creative 256)感想
割とすんなり実姉と肉体関係を持っていくので背徳感は乏しいけど、「甘やかしてくれる年上とのいちゃらぶ」として割り切ればそれなり。イラストは好き。
読了日:08月03日 著者:成田ハーレム王
エステルドバロニア2エステルドバロニア2感想
エルフへの迫害が胸糞悪い。
読了日:08月02日 著者:百黒 雅
あの夏、二人のルカあの夏、二人のルカ感想
過去と現在、青春と挫折を通して過去と向き合い未来へ繋がるガールズバンドストーリー。
読了日:08月02日 著者:誉田 哲也
宮廷医の娘7 (メディアワークス文庫)宮廷医の娘7 (メディアワークス文庫)感想
どこかで聞いたような故事と反乱の話。良くも悪くも医療と関係ないエピソードも増えてきた。
読了日:08月01日 著者:冬馬 倫
催眠学園風俗部 (ぷちぱら文庫creative 265)催眠学園風俗部 (ぷちぱら文庫creative 265)感想
密告者への復讐催眠もの。「風俗部」という要素に、エロシチュエーションを限定してしまう以上の価値を感じられなかったのでイマイチ。
読了日:08月01日 著者:難波一一
ポジティブ令嬢フローラの契約結婚 (Mノベルスf)ポジティブ令嬢フローラの契約結婚 (Mノベルスf)感想
話の筋はありがちな内容だったけど、タイトルにもある「ポジティブ(令嬢)」な主人公への好感度が高いので楽しめた。
読了日:08月01日 著者:星名 こころ

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