サマーウォーズ 試写会

当たる気満々で応募して、当選葉書が来る前からスケジュール調整してたら、本当に当選した。当選数140人。
ペアチケットじゃないから当選者人数は多いこともあったんだろうけど、母数が少ない地方はこういう時強いなぁ。
今回、ごく稀な地方の利点を実感。
ヱヴァと同じ劇場で、入れ替え後上映するためヱヴァが終わった後待機列へ。
指定席ではなく、整理番号無しでの整列→入場して自由席、という早い者勝ちルールなのに、開場15分前で20人も並んでなかった。
ほとんど好きな席を選べる状態だったよ。
とりあえず、何となく最前列中央を選んだ。前過ぎるのもどうかと思ったけど、何となく。
最終的には9割くらいは埋まってた気はするけど、満席にはならなかった。
平日だから「当たったけど都合がつかず参加できない」って人が結構いたのかね。


とりあえず、隣の席に座ったロン毛が臭くて参った。
制汗剤なのかコロンなのか知らないけど、香水のような匂いをぷんぷんさせてて気が滅入った。更に強すぎる香水臭に加えて、乾物を煮たような匂いが漏れてきて……これはアレですが、ワキガの人が匂いの強い制汗剤を使って大失敗という黄金パターンなんだろうか。
映画以前に隣席の人のせいでテンションがた落ち。



映画自体は良かった。
個人的には「時をかける少女」よりもずっと面白かったです(私が「ときかけ」をそこまで好きじゃないってのはあるけど)
青春映画一直線だった「ときかけ」とは違い、素直に娯楽映画の方向にシフトしてるのが「サマーウォーズ」って印象。
テーマ的は親族に象徴される「人と人との絆」と「人を信じるということ」と言ったところかな?
主人公が先輩にバイトとして連れて行かれた田舎の家で、ひょんなことから「世界の危機」に対して親族を中心に立ち向かうことになる、というのが主なストーリーライン。
様々な事件や出来事が次々起こるスピーディで展開で終始飽きることなく、様々な登場人物に割り当てられた見せ場には燃えるし、ホームドラマ的なアプローチで時に温かい。
「ときかけ」のような青春ドラマ路線を期待するのは間違いだし、「ときかけ」の青臭さや青春ドラマ的な部分が好きだった人が必ずしも気に入るとは限らないけど、単品としてのクオリティは高く、とにかく娯楽性の高い作品でした。
試写会ということでパンフレットが売ってなくてちょっと悔しかった。