コンスタントに刊行されて、何だかんだで6巻目。


今回の新キャラ♀の属性は巨乳眼鏡
うーん、4巻で一気にコケタ感があったので、それから持ち直してある程度の水準に戻してきたし、どちらかと言えば楽しめたんだけどさ……
さすがに、展開がワンパターンでは少し退屈。
違った属性のヒロインが出てきて、それを熱血少年上条君が助けるっていうパターンはさすがにもう飽きてきた。
ワンパターンでも少年漫画的な「熱さ」が好みだから、まだ楽しめて読めていられたけど、そろそろ楽しむのにも限界に近付いてる。
前の巻が、多視点によって目先を変えてただけに、今回でワンパターンに回帰をされるとは思わなかったよ……
まあ、今後の展開に関わるだろう学園都市の「裏側」が描写されたことが救いか。


正直、現時点でそれなりに魅力のある駒(登場人物)は揃ってるんだから、毎回新キャラ(もしくは旧巻でのちょい役)をヒロイン役に据えて話を作るんじゃなくて、既存の主要キャラ中心で話を作ってくれた方がいいと思うんだけどなぁ。
主要人物・世界観・複線などの下地はある程度出来上がったと思うんで、後はメインストーリーを動かして欲しいところ。
そうじゃないなら、せめて短編集のような形でサイドストーリーやラブコメ話とか、目先を変えたものが欲しい。
何度も言うけど、こんなワンパターンなものばっかり提供されても困るって。
ん〜、まあ、基本的に好きなシリーズなので、比較的期待が大きいってのもあるんだけど、次の巻は頑張って欲しいものだ。


ところで、そろそろヒロイン役に付ける属性もネタ切れしてきたんじゃないだろうか。
他のメジャーどころでは、獣耳とか幼馴染は残ってるけど、この作品で使える属性とは思えないのだが……
いや、しかし、ここまであざとく属性を組み込んできた作者だ。油断は出来ない。
ある意味楽しみに待っておこうか。