フェスティバル上等！ / イラスト：屡那 / MF文庫J

フェスティバル上等。 (MF文庫J)

上等シリーズ6作目。

第一世界の強硬派の工作で記憶を失った主要人物達を何とかしようと、鉄平達が奮闘する話。
相変わらずのテンションで語られるアクション。
ジェットコースターのような展開や熱い描写はすでにお馴染みになっていて、よく言えば安定感があり、悪く言えばワンパターン染みてきた。
ただし、「記憶喪失」による切り込み方はそれなりのものだったし、終盤の衝撃的な展開と最後の落とし方はある程度のインパクトがあって良かった。
まあ、これまでの巻を楽しめた人なら安心感を持って読めるんじゃないでしょうかね。