でぃ・えっち・えぃ / イラスト:小宮裕太


ヴァルキュリアの機甲」とか「オーパーツ〓ラブ」とかを積んだままだったこともあり、結果的に今作が私にとっての初ゆうきりん作品に。



感想:つまらん



萌小説と言うにはヒロインが可愛くないし……えっちぃシーンはあるけど、展開や設定的に白けてしまった。
なんかラブコメというには軽さが足りない感じ。同日発売の「白人萌乃」くらいになれとは言わないけど、この設定ならもうちょっと頭が悪い話でいいと思うんだけどね。
ウジウジしてるヒロインの視点が正直ウザッタイし、「性悪説」的な一般人の書き方も好きになれない。それに中途半端なシリアスシーンを入れられてもついていけない。
話自体も極め付けに半端なところで終わってるし……
敵方7人集合までに枚数をかけてしまって話の区切りは尻切れトンボ。
エピソード数が圧倒的に不足してて中身が薄っぺらい。
この終わり方を考えると続編が出るんだろうけど、買う気にはならないなぁ。


しかし、同日発売の9Sとこの作品の二つで7つの大罪」というキーワードが出てきたのは何か狙ってるんでしょうかね。
同じ素材をどのように調理するかの比較、ということならこっちは9Sに完全敗北ですが。