2023年10月の読書まとめ

2023年10月の読書まとめ。読書メーター調べ。
計72冊、1日約2.32冊ペース。
そう悪くないけど、正直もう少し読みたいところではある。
ライトノベル59冊、ジュブナイルポルノ3冊、一般文芸・ミステリ(講談社タイガ含む)6冊、その他雑学本4冊。
ラノベが少ない。

10月の読書メーター
読んだ本の数:72
読んだページ数:21981
ナイス数:258

コナモノ聖女はお忍び魔王のお気に入り~追放された聖女の食堂には、今日も溺愛の魔王と忍者がやってくる(ただし、交代で)~1 (エンジェライト文庫)コナモノ聖女はお忍び魔王のお気に入り~追放された聖女の食堂には、今日も溺愛の魔王と忍者がやってくる(ただし、交代で)~1 (エンジェライト文庫)感想
追放された聖女がヒーロー役に溺愛されながら幸せになるタイプの作品。
忍者要素はそこまで「面白さ」には繋がっておらず、「コナモノ」要素も飯テロするレベルでもなくグルメものとして読める程ではない。「魔王討伐」が一種の力試しアトラクションになっている設定や聖女の管理や力関連などのちょっと珍しい設定はあるけど大筋としての印象は定番のものと大差はないかなぁ。
元婚約者は胸糞悪いキャラなので断罪されたらスッキリはするだろうけどザマァ展開も中途半端で、色々と伏線が残りっぱなしなのでスッキリしないのでそこは減点ですね。
読了日:10月31日 著者:まえばる蒔乃
ダンジョン配信を切り忘れた有名配信者を助けたら、伝説の探索者としてバズりはじめた ~陰キャの俺、謎??スキルだと思っていた《ルール無視》でうっかり無双~ (Mノベルス)ダンジョン配信を切り忘れた有名配信者を助けたら、伝説の探索者としてバズりはじめた ~陰キャの俺、謎??スキルだと思っていた《ルール無視》でうっかり無双~ (Mノベルス)感想
自分を「自他共に認める不細工」と明言して実際に学校中にイジメられてる主人公のイラストが優男風な時点で「アレ?」と思ったけど、ちょっと身綺麗にしたらイケメンって何やねんそれ。そもそも「ルール無視」や数字回り等の全体的な世界観設定が粗雑で、些細なことから何でも過剰に大絶賛するスピーカーと化した掲示板や諸々のキャラが気持ち悪いし、敵の謀略・攻撃もあまりに稚拙、何かもう「主人公が賞賛され好かれる世界」を描きたいだけが前面に出過ぎてしんどい。現代ダンジョン物が読みたくて買ったけど僕には徹底的に合わない作品でしたね。
読了日:10月31日 著者:どまどま
陰の実力者になりたくて! 02陰の実力者になりたくて! 02感想
「恋の象徴」だったものが捨てられるシーンは切なかった。
読了日:10月30日 著者:逢沢 大介
爆乳たちに追放されたが戻れと言われても、もう遅……戻りましゅぅぅ! (GCN文庫 ハ 01-01)爆乳たちに追放されたが戻れと言われても、もう遅……戻りましゅぅぅ! (GCN文庫 ハ 01-01)感想
数あるラノベの中でトップクラスにハニートラップに弱い主人公。
何というか、うん、正直ジュブナイルポルノで出して、エロシーンを本番迄ガッツリ描いたほうがいいとは思うかな。

読了日:10月29日 著者:はやほし
大っっっっっっっっっっ嫌いなアイツとテレパシーでつながったら!? (MF文庫J)大っっっっっっっっっっ嫌いなアイツとテレパシーでつながったら!? (MF文庫J)感想
異能力持ちケンカップルの逃避行もの。
「時間差テレパシーによる事象改変」というアイディア自体は面白かったけど、事象改変の制限・限界に曖昧なところが残っているのでそこは気になったし、その能力一つで「巨大組織を使った大天才」相手に立ち向かうことが出来るかというと少し疑問が残るところではあった。
んー、要所要所で面白く感じるところはあったけど、キャラクター造形と含めて個人的な好みとズレるところ、気になってしまうところが目立っていたので、総合的にはそこまで刺さらなかった印象。嫌いでもないけど好きにもなりきらない。
読了日:10月29日 著者:かつび 圭尚
追放された元令嬢、森で拾った皇子に溺愛され聖女に目覚める 2 (ビーズログ文庫)追放された元令嬢、森で拾った皇子に溺愛され聖女に目覚める 2 (ビーズログ文庫)感想
んー、聖女の能力が最初から発揮されていれば揉めなかっただろうところ、「一波乱」を起こしたいという作者側の都合で「能力がなくなった」ことにされてるように感じてしまい、なんかもう正直「面倒くさいなぁ」という展開だった。
蛇足とまでは言わないまでも、正直かったるい展開の2巻だった。
読了日:10月29日 著者:もよりや
名代辻そば異世界店1 (MFブックス)名代辻そば異世界店1 (MFブックス)感想
異世界に現代グルメを持ち込む」というタイプのグルメもの。
辻そばは富士そばのもじりだとは思うけどそれなりには面白い。
ただ面白いは面白いんだけど普通の「料理店」ではなく「辻そば(富士そば)」という店舗・メニューを絞ってしまった苦しさは随所で感じてしまった。
結局「富士そば」のメニュー数・メニュー傾向を超えたものを出せないから、その限られたメニューの中でドラマや食体験を描かないといけないから早々にネタ切れはしそう。
「辻そば(富士そば)」に限定した利点よりは、欠点の方を強く感じてしまいましたね。
読了日:10月28日 著者:西村 西
名画のすごさが見える西洋絵画の鑑賞事典名画のすごさが見える西洋絵画の鑑賞事典感想
入門書としては手堅い情報がそれなりにまとめられているので、「一から西洋絵画の(歴史を含めた)知識が欲しい」と思った人が最初の1冊として手に取る悪くない1冊だとは思う。
ただ、ある程度の知識がついてきた人にしてみれば情報の整理に使うくらいの情報濃度である。
知識レベルが適切な人が手に取るならいい本だと思います。
読了日:10月28日 著者:佐藤 晃子
茉莉花官吏伝 十五 珀玉来たりて相照らす (ビーズログ文庫)茉莉花官吏伝 十五 珀玉来たりて相照らす (ビーズログ文庫)感想
茉莉花さん、悪女演技を経て、皇帝を誑かせるようになってきた。成長してる。
読了日:10月28日 著者:石田 リンネ
組織の宿敵と結婚したらめちゃ甘い (電撃文庫)組織の宿敵と結婚したらめちゃ甘い (電撃文庫)感想
甘々なラブコメ。良くも悪くも大半のシーンでイチャラブしているだけなので途中でお腹いっぱいになってしまったところあはるけど、この1冊で完結であるならある意味満足感はある。
正直、一番気になる「付き合って結婚するまでの馴れ初め」の部分がぼやかされていたのが少し残念だった。
読了日:10月28日 著者:有象利路
くたばれスローライフ! 2 (MFブックス)くたばれスローライフ! 2 (MFブックス)感想
コメディタッチなキャラクターたちの存在感のおかげで、良くも悪くも定番過ぎる知識チート商材がでも手堅く面白さに繋がっている。悪くない。
読了日:10月28日 著者:古柴
黒猫の小夜曲(セレナーデ)黒猫の小夜曲(セレナーデ)感想
「動機」や「誤認」の部分に少し強引なところも感じたけど、総合的にはミステリとして手堅くまとまっていた印象。猫はいい。
読了日:10月27日 著者:知念 実希人
父娘のおいしい食卓 (メディアワークス文庫)父娘のおいしい食卓 (メディアワークス文庫)感想
長らく離れていた父と娘が距離を縮めていくホームドラマ要素、日本とフランスのカルチャーギャップを描く文化交流ものとしての両面がある内容。
父娘の生活はドラマティックな事件は起きないけど、うっすらと温かく、しみじみとした面白さがある。
読了日:10月27日 著者:桑野 一弘
町丸ごと俺の孕ませオナホハーレム! (オトナ文庫)町丸ごと俺の孕ませオナホハーレム! (オトナ文庫)感想
堕ちるのが早いので情緒には乏しいけど、ヌキゲーのノリとしては間違っていないのでしょうね。
読了日:10月27日 著者:遊真一希
攻撃魔術の使えない魔術師 ~異世界転性しました。新しい人生は楽しく生きます~ 2 (MFブックス)攻撃魔術の使えない魔術師 ~異世界転性しました。新しい人生は楽しく生きます~ 2 (MFブックス)感想
リブートしたおかげで十数年越しの書籍2巻を読めたことだけで満足してしまったところはある。
読了日:10月27日 著者:絹野帽子
奴隷からの期待と評価のせいで搾取できないのだが2 (電撃の新文芸)奴隷からの期待と評価のせいで搾取できないのだが2 (電撃の新文芸)感想
んー、内容自体は嫌いでもないんだけど、いまいち主人公やヒロインのキャラクターが刺さらないところはある。
読了日:10月27日 著者:急川回レ
男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと3 百合の間に挟まる男として転生してしまいました (MF文庫J)男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと3 百合の間に挟まる男として転生してしまいました (MF文庫J)感想
あの状況で生き残った理由が割と合理的に説明されててちょっと感心した。
読了日:10月26日 著者:端桜 了
アーシャ・リボルヴァの崇拝~皇帝陛下に溺愛される悪役令嬢は、結婚の手土産に不穏分子を平定するようです。~1 (一二三書房)アーシャ・リボルヴァの崇拝~皇帝陛下に溺愛される悪役令嬢は、結婚の手土産に不穏分子を平定するようです。~1 (一二三書房)感想
愛に一直線な理想も能力も高い主人公、異常なほどの能力を持ちながら大抵のことに興味がなく世界を滅ぼしかねない危うさと重すぎるほどの愛情を併せ持つ皇帝、この「お互いにお互いの存在が救いであり唯一」というカップルのキャラクター造形が素晴らしかったです。
この巻全体でキャラクター紹介とプロローグといった趣だったけど、今後どのような展開を見せるのか、続きが楽しみです。
読了日:10月25日 著者:メアリー=ドゥ
エッチすぎる悪役令嬢が選んだ新婚約者が白豚王子の俺とか本気ですか? (フランス書院eブックス)エッチすぎる悪役令嬢が選んだ新婚約者が白豚王子の俺とか本気ですか? (フランス書院eブックス)感想
主人公に惹かれた理由が「デブ専」という身も蓋もなく納得するしかない理由で笑った。
読了日:10月24日 著者:さささのよし
『人斬り』少女、公爵令嬢の護衛になる (GCN文庫 サ 01-04)『人斬り』少女、公爵令嬢の護衛になる (GCN文庫 サ 01-04)感想
無手で効果的に戦える戦闘技術がないのに簡単に刀を投擲しすぎだと思う。
読了日:10月24日 著者:笹塔五郎
転生魔女の気ままなグルメ旅~婚約破棄された落ちこぼれ令嬢、実は世界唯一の魔法使いだった「魔物討伐?人助け?いや食材採取です」転生魔女の気ままなグルメ旅~婚約破棄された落ちこぼれ令嬢、実は世界唯一の魔法使いだった「魔物討伐?人助け?いや食材採取です」感想
「傍若無人に好き勝手振る舞っていたのに(獣人少年のおかげもあって)周りから高い評判を得ていく」という一種の勘違いもののような内容。
ただ婚約破棄要素は看板倒れで、グルメ要素も、人助けも、敵との戦いも、全体的にかなり大味で世界観も雑。
正直ここまで大味な内容だと僕の好みには合わないかなぁ。
読了日:10月24日 著者:茨木野
「ここは任せて先に行け!」をしたい死にたがりの望まぬ宇宙下剋上「ここは任せて先に行け!」をしたい死にたがりの望まぬ宇宙下剋上感想
方向性自体は期待していたものと違ってはいないんだけど、艦船や部隊の準備や諸々の手続きや政治的な面などでページ数を食われすぎているので、「成り上がりもの」「スぺオペ」としてはテンポ感を損ねてしまっているところがある。
もうちょっと「ドンパチして出世」をテンポよく捌いてくれた方が好みには合うかなぁ。
後はまあ主人公が「死にたがり」になるまでの流れ・理由が予想以上にくだらない感じだったので主人公に対する愛着が未だに薄いところはある。今後の展開で主人公のいいところがもうちょっと発揮されるといいな、って思いますね。
読了日:10月24日 著者:のらしろ
私、異世界で精霊になりました。1 なんだか最強っぽいけど、ふわふわ気楽に生きたいと思います (アース・スターノベル)私、異世界で精霊になりました。1 なんだか最強っぽいけど、ふわふわ気楽に生きたいと思います (アース・スターノベル)感想
主人公の緩いキャラのおかげで主人公が絡んでくると良くも悪くもゆるふわになってこれはこれで良かった。
設定の緻密さとかディテールの細かさとか求めている人には向かないとは思うけど、「ゆるいキャラ・ノリ」を求めている人にはいいんじゃないですかね。割と好きです。
読了日:10月23日 著者:かっぱん
朝焼けのペンギン・カフェ (富士見L文庫)朝焼けのペンギン・カフェ (富士見L文庫)感想
連絡短編としてちゃんと最後に落としていく構成が上手かった。そして何よりペンギンかわいい。
読了日:10月23日 著者:横田 アサヒ
帝国第11前線基地魔導図書館、ただいま開館中 (ガガガ文庫 ガさ 14-1)帝国第11前線基地魔導図書館、ただいま開館中 (ガガガ文庫 ガさ 14-1)感想
戦地の図書館を舞台に、死に近い場所にいる兵士のための「娯楽としての本」、人を殺すための「兵器としての本」、その相反する二つを取り扱う一人の司書を起点に戦争という現実を描いている。
人を生かす・楽しませる本を愛しながらも、人を殺して壊れる本を扱わないといけない矛盾を抱えて悩む司書の姿は血生臭くも愛おしい。
「魔導書」というチートアイテムがあるならをハッピーエンドに描くこともできただろうに、戦場で意味もなく散っていく命、未練を残して死んでいく命に目をそらさず、泥臭く描いている姿勢がとてもいい。いい作品でした。
読了日:10月22日 著者:佐伯 庸介
未来から離脱したので女教師(モブ)の夢に全振りします (ガガガ文庫 ガま 8-1)未来から離脱したので女教師(モブ)の夢に全振りします (ガガガ文庫 ガま 8-1)感想
「夢である女教師」の話かと思ったら教師要素はあまり関係なく「女教師が挫折した夢(漫画家)」をもう一度目指すかどうか」という内容で、「未来から離脱」も別にSF要素ではなく「将来を諦めた」という意味だし、タイトルが内容を適切に表していないのは上手くなかったかな、と。「挫折した夢の再起」というテーマが好きな人に正しく届いているか疑問。
内容としては自己の挫折感を女教師に投影してモルモットのように観察するほの暗さは好みが分かれそう。更にラストも余韻と考えるか投げっぱなしと考えるかで評価が変わりそうではある……
読了日:10月22日 著者:真白 ゆに
清楚怪盗の切り札、俺。 (ファンタジア文庫)清楚怪盗の切り札、俺。 (ファンタジア文庫)感想
清楚とは?(哲学)
読了日:10月22日 著者:鴨河
[図解]武将・剣豪と日本刀 新装版[図解]武将・剣豪と日本刀 新装版感想
コンパクトにまとまっていて読みやすい。情報やエピソードに厚みはないけど、日本刀に興味を持ってから最初の方に手に取る1冊としては悪くないとは思う。
読了日:10月22日 著者:日本武具研究会
探偵が早すぎる (下) (講談社タイガ)探偵が早すぎる (下) (講談社タイガ)感想
トリック返しによるやり返しは割とえげつないのに、最後には少し心が温かくなるようなラストでなんか悔しかった。
読了日:10月22日 著者:井上 真偽
追放王子の暗躍無双~魔境に棄てられた王子は英雄王たちの力を受け継ぎ最強となる~ (GA文庫)追放王子の暗躍無双~魔境に棄てられた王子は英雄王たちの力を受け継ぎ最強となる~ (GA文庫)感想
正体を明かせなくても大切な家族を守ろうとする構図は好きだし、要所での盛り上がりは割と良かった。
読了日:10月21日 著者:西島ふみかる
康和国花宮伝~悪役姫に転生したようですが、推し活に忙しいのでお役御免させていただきます (PASH! ブックス)康和国花宮伝~悪役姫に転生したようですが、推し活に忙しいのでお役御免させていただきます (PASH! ブックス)感想
フィクションの世界に転生して、推しキャラに熱中するタイプの作品。このタイプの作品で後宮が舞台になるというのは少し目新しさはあったけど、基本的なストーリーラインは先行作品・類似作品と大きく違わなかった。
楽しめるかどうかの分かれ道は主人公の「推し活」テンションが好きになれるかどうかの部分という印象。。
読了日:10月20日 著者:三沢ケイ
貴族令嬢。俺にだけなつく3 (ファンタジア文庫)貴族令嬢。俺にだけなつく3 (ファンタジア文庫)感想
正しいハーレムの作り方。
読了日:10月20日 著者:夏乃実
ジャガイモ農家の村娘、剣神と謳われるまで。2 (一二三書房)ジャガイモ農家の村娘、剣神と謳われるまで。2 (一二三書房)感想
んー、なんだかパワーバランスが分かりづらくなってしまった気がする。
読了日:10月20日 著者:有郷 葉
後宮灼姫伝(3)~妹の身代わりをしていたら、いつの間にか皇帝や将軍に寵愛されています~ (SQEXノベル)後宮灼姫伝(3)~妹の身代わりをしていたら、いつの間にか皇帝や将軍に寵愛されています~ (SQEXノベル)感想
主人公が少女に懐かれてるシーンは好き。
読了日:10月19日 著者:榛名丼,春野薫久
駄菓子屋ヤハギ 異世界に出店します4 (アース・スターノベル)駄菓子屋ヤハギ 異世界に出店します4 (アース・スターノベル)感想
完結巻。
前巻ラストで少し不穏な空気があったけどサラッと流された。環境が変わってもいつも通りの駄菓子展開で安心したし、新しい常連客がやってくるところなんか「お客が定期的に入れ替わっていく駄菓子屋」を連想させるようでなんか良かったです。
そして「駄菓子屋」というニッチなテーマでやれることが明らかに減ってきていたので、ここでピリオドを打つのはよかったと思います。
マイナス点を言えば幾らでもいえるシリーズでしたが、プラス点もそれなりにあって加点評価でいくならそれなりに好きなシリーズでしたね。お疲れさまでした。
読了日:10月19日 著者:長野文三郎
【悲報】お嬢様系底辺ダンジョン配信者、配信切り忘れに気づかず同業者をボコってしまう: けど相手が若手最強の迷惑系配信者だったらしくアホ程バズって伝説になってますわ!? (ガガガ文庫 ガあ 11-32)【悲報】お嬢様系底辺ダンジョン配信者、配信切り忘れに気づかず同業者をボコってしまう: けど相手が若手最強の迷惑系配信者だったらしくアホ程バズって伝説になってますわ!? (ガガガ文庫 ガあ 11-32)感想
キャラクターと勢いの勝利、めっちゃ面白かったですわ。
ここまでの人材が底辺配信者に甘んじていた理由付けもキッチリされているし、勢いだけじゃなくて要所要所でしっかりとまとまっている。
続刊が楽しみです。
読了日:10月18日 著者:赤城 大空
我輩は猫魔導師である~キジトラ・ルークの快適チート猫生活~4 (一二三書房)我輩は猫魔導師である~キジトラ・ルークの快適チート猫生活~4 (一二三書房)感想
ルークさんも猫軍団もかわいい。もう大好き。
読了日:10月18日 著者:猫神信仰研究会
探偵部への挑戦状 - 放課後はミステリーとともに2探偵部への挑戦状 - 放課後はミステリーとともに2感想
キャラクターやトリックなど、正直全体的に合わなかったけど、うるるとさらら辺りはこの作者さんらしいくだらなさが逆に良かった。
読了日:10月17日 著者:東川 篤哉
喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。2 (角川スニーカー文庫)喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。2 (角川スニーカー文庫)感想
複数ヒロインにそれぞれの良さがあって可愛い。ラブコメとしては大正義。
読了日:10月17日 著者:紫ユウ
黒衣の執行人は全てを刈り取る (ドラゴンノベルス)黒衣の執行人は全てを刈り取る (ドラゴンノベルス)感想
追放された主人公がチート能力に目覚めて悪を断罪する話。
うーん、全体的に設定や展開が甘い。特に数字周りの取り扱いが荒い。
有限のポイントを使って能力を発動する割に、「その残量でその量のポイント使ってしまうと、それでどうにもならなかった時に詰んでしまわない……?」「そんな場面で軽々しくそのポイント数消費していいの……?」と思う場面が多すぎる。結果的にどうにかなって、結果的にポイントが補充されてる形だけど、生命線のポイント数管理が結果論にしかなっていないのが微妙。
全体的に軽さや荒さを感じることが多すぎる。
読了日:10月16日 著者:天池 のぞむ
レベル0の無能探索者と蔑まれても実は世界最強です ~探索ランキング1位は謎の人~ (電撃文庫)レベル0の無能探索者と蔑まれても実は世界最強です ~探索ランキング1位は謎の人~ (電撃文庫)感想
現代ダンジョンもの。
チート展開はいいと思うんだけど、さすがに主人公の能力みたいに「無制限に強すぎる」能力には冷めてしまうところがある。個人的な好みとしては、ある程度の「条件」や「説得力」の下でチートをしてほしい。
あとはまあ、正直キャラクターが好きになれなかった時点で僕には合いませんでしたね。
読了日:10月16日 著者:御峰。
目が覚めたら投獄された悪女だった2目が覚めたら投獄された悪女だった2感想
いいバディになってきた。
読了日:10月16日 著者:皐月めい
陰の実力者になりたくて! 01陰の実力者になりたくて! 01感想
いわゆる勘違い・チートもの。主人公視点の緩さと、他者視点のシリアスさの対比が印象的。
読了日:10月15日 著者:逢沢 大介
居酒屋「一服亭」の四季居酒屋「一服亭」の四季感想
ミステリとしての落とし方は喫茶の方が良かったし、ユーモア要素も良くも悪くもマンネリ気味ではあるけど、ヨリ子さんのキャラクター自体は嫌いじゃないのでそれなりに読めた。
読了日:10月14日 著者:東川 篤哉
隣国から来た嫁が可愛すぎてどうしよう。: 冬熊と呼ばれる俺が相手で本当にいいのか!? (PASH!文庫 Mさ 2-1)隣国から来た嫁が可愛すぎてどうしよう。: 冬熊と呼ばれる俺が相手で本当にいいのか!? (PASH!文庫 Mさ 2-1)感想
婚約破棄ものを、婚約破棄後の婚約者視点で描く構図。
恋愛偏差値の低い不器用な主人公と、可愛いヒロインの関係性がとても良い。家族関係も温かい。そこまで特徴的な設定・展開はないんだけど、全体的に上手くまとまっていてとても良かったですね。
読了日:10月14日 著者:さくら青嵐
北政所様の御化粧係3?戦国の世だって美容オタクは趣味に生きたいのです?北政所様の御化粧係3?戦国の世だって美容オタクは趣味に生きたいのです?感想
ここまでケレン味がある旭姫(朝日姫)のキャラ造形は中々に新鮮だった。
読了日:10月14日 著者:笹倉のり
目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい 11 (カドカワBOOKS)目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい 11 (カドカワBOOKS)感想
サイキック要素の再整理と補強とヒロイン追加の巻。
読了日:10月13日 著者:リュート
拾った奴隷たちが旅立って早十年、なぜか俺が伝説になっていた拾った奴隷たちが旅立って早十年、なぜか俺が伝説になっていた感想
拾った子が英雄になって主人公が評価されるようになる話。
このタイプの作品、「主人公自身の実力はそこまでじゃないタイプ」と「主人公自身にも実力があるタイプ」の2種類あるけど、この作品は後者。
類似作品は色々と読んでいるけど、本作はそれらの作品と比べてもかなり微妙。
「英雄」「魔王」「パワーバランス」等の諸々の設定・ディテールがしっくりこないし、これだけ懐いている元奴隷の子たちが主人公のところに戻ってきていない理由もふんわり。
全体的に設定・キャラ・展開が期待した方向性と違いすぎて僕には合いませんでしたね。
読了日:10月13日 著者:AteRa
探偵が早すぎる (上) (講談社タイガ)探偵が早すぎる (上) (講談社タイガ)感想
ミステリの可能性がまだ残ってることを感じさせる発想が面白い。
読了日:10月12日 著者:井上 真偽
邪悪な聖女は白すぎる結婚のち溺愛なんて信じない 愛されたいと叫んだら、無関心王子が甘々にキャラ変しました (一迅社文庫アイリス)邪悪な聖女は白すぎる結婚のち溺愛なんて信じない 愛されたいと叫んだら、無関心王子が甘々にキャラ変しました (一迅社文庫アイリス)感想
「本当は愛しているのに付き合い方を間違っての白い結婚」というタイプの作品。
んー、正直「ヒーロー君、キャラ変した後のその熱量なら、それ以前にもうちょっと上手くやれなかったものなんか……?」と思ってしまうところはある。
読了日:10月11日 著者:西根 羽南,由貴 海里
転生少女はまず一歩からはじめたい 6 ~魔物がいるとか聞いてない!~ (MFブックス)転生少女はまず一歩からはじめたい 6 ~魔物がいるとか聞いてない!~ (MFブックス)感想
騎士達やリアム君、相変わらず安定してヘイトを稼いでくる。
読了日:10月10日 著者:カヤ
不貞の子は父に売られた嫁ぎ先の成り上がり男爵に真価を見いだされる 天才魔道具士は黒髪の令嬢を溺愛する (アース・スターノベル)不貞の子は父に売られた嫁ぎ先の成り上がり男爵に真価を見いだされる 天才魔道具士は黒髪の令嬢を溺愛する (アース・スターノベル)感想
「不貞を疑われた」恨みを効果的に使って物語を落としたこと自体は面白かったけど、主人公にとってはいいとばっちりだったな……
読了日:10月09日 著者:三崎ちさ
サークルで一番可愛い大学の後輩 2.消極先輩と、積極後輩との花火大会 (ファンタジア文庫)サークルで一番可愛い大学の後輩 2.消極先輩と、積極後輩との花火大会 (ファンタジア文庫)感想
ヘタレがヘタレ続けた末に何とか恋愛フラグを回収する話。
読了日:10月09日 著者:水棲虫
駄菓子屋ヤハギ 異世界に出店します3 (アース・スターノベル)駄菓子屋ヤハギ 異世界に出店します3 (アース・スターノベル)感想
この作品の方向性的に(玩具がモデルとはいえ)巨大ロボットが出てくることについては少しズレている印象はある。
読了日:10月09日 著者:長野文三郎
駄菓子屋ヤハギ 異世界に出店します2 (アース・スターノベル)駄菓子屋ヤハギ 異世界に出店します2 (アース・スターノベル)感想
策士恋に溺れる。
読了日:10月08日 著者:長野文三郎
アニメ文化外交 (ちくま新書)アニメ文化外交 (ちくま新書)感想
14年以上の本だけに書かれている情報は古い。ただその適度な古さ故に「アニメ世界史」を語る際の当時を記録した一資料としての価値を持っている気がする。
例えば違法視聴が問題になっていた当時から、動画サブスクサービスによって正規の方法でアニメが観れるようになったこと一つとっても、当時と今での激変した環境をつくづく感じる。
国内でも90年代後半からゼロ年代初頭にかけて都市部と地方で「無料で観れるアニメ」の格差が激しい時代があっただけに、「正規の方法でリアルタイムに近い速度感で観れる」ようになることは世界を変える。
読了日:10月08日 著者:櫻井 孝昌
メスダチ ボーイッシュ幼なじみVS.ヤンデレ委員長 (美少女文庫)メスダチ ボーイッシュ幼なじみVS.ヤンデレ委員長 (美少女文庫)感想
原作同人誌既読。
淫靡で爛れた雰囲気がとても良かった。原作だとこの後に一人ヒロイン増えるし、そのキャラクター自体は登場しているけど、続編は出ないのかしらね。
読了日:10月07日 著者:小森 湊人
転生錬金少女のスローライフ 2転生錬金少女のスローライフ 2感想
エサでいいように使われる欲望に忠実なチョロい主人公好き。
読了日:10月07日 著者:夜想庭園
悪役御曹司の勘違い聖者生活2 ~二度目の人生はやりたい放題したいだけなのに~ (電撃文庫)悪役御曹司の勘違い聖者生活2 ~二度目の人生はやりたい放題したいだけなのに~ (電撃文庫)感想
学院長、実力はあるはずなのに小物感が半端ない。
「ヒロインを救う」展開、好き。
読了日:10月07日 著者:木の芽
魔法使いと最後の事件魔法使いと最後の事件感想
前巻の引きはなんだったんだ、というくらいあっさり帰ってきた。
ミステリ的な作り、キャラクターの掛け合いのノリは良くも悪くも平常運転。
悪く言えばマンネリ感はあったので、この巻で「結婚」という綺麗な形で幕引き出来たことについては割と肯定的です。
お疲れさまでした。
読了日:10月07日 著者:東川 篤哉
アイテムで読み解く西洋名画アイテムで読み解く西洋名画感想
西洋絵画の宗教画を観るうえで重要な「アトリビュート」に焦点を当てた一冊。
美術展などに行くと絵画に添えられた説明文で、「〇〇があるから誰」「〇〇があるからこの神」「〇〇は●●を象徴している」みたいな記述が散見するけど、散発的な情報は頭に入りづらいので、こういう風にテーマを絞ってまとめて貰えると一括して学べるので非常にありがたい。宗教画を観に行く前に復習したい、手元に置いておきたい1冊。
読了日:10月06日 著者:佐藤 晃子
浮気していた彼女を振った後、学園一の美少女にお持ち帰りされました (角川スニーカー文庫)浮気していた彼女を振った後、学園一の美少女にお持ち帰りされました (角川スニーカー文庫)感想
恋の謀略劇みたいな面とか、恋人にしっかりと確認することなく一方的に別れた主人公の行動とか、色々と言及するべきなところはあるものの、結局は「ヒロインのキャラクターが軒並み好きじゃなかった」という「個人的な好み」の問題だけでnot for meになってしまっている。僕には合いません。
読了日:10月05日 著者:マキダ ノリヤ
勇者になれなかった三馬鹿トリオは、今日も男飯を拵える。(5) (Mノベルス)勇者になれなかった三馬鹿トリオは、今日も男飯を拵える。(5) (Mノベルス)感想
第一部完。総力戦・大決戦という感じがしているし、いろんなキャラに見せ場があってとても面白かった。
三馬鹿達が色んな人の支えになっていて、彼らがいなくなった後の「大切な何かが確実に足りていない」生活の描写には感情が揺らされる。
その一方で、彼らにとっての戻るところが明確にあり、どこにいても彼らは彼ららしく生き抜いているという落とし方は素敵でしたね。
読了日:10月05日 著者:くろぬか
駄菓子屋ヤハギ 異世界に出店します1 (アース・スターノベル)駄菓子屋ヤハギ 異世界に出店します1 (アース・スターノベル)感想
効果とか値段のバランス・ディテールはかなり大雑把だけど、テンポがいいから読めるし、懐かしい駄菓子をモデルにしたものが出てくるとちょっとテンションが上がる。
すごく出来がいいわけじゃないけど、好きか嫌いかでいえば結構好き。
読了日:10月04日 著者:長野文三郎
どうも、前世で殺戮の魔道具を作っていた子爵令嬢です。1 (メディアワークス文庫)どうも、前世で殺戮の魔道具を作っていた子爵令嬢です。1 (メディアワークス文庫)感想
友人の「悪役令嬢」を救ったことで疎まれて(実質)追放されるところから始まる物語。
「殺戮の魔道具」を作っていたという前世が、現世での行動基盤を形作っているという構図には中々面白みがある。
「モノづくりチート」ものとしての面白さはある一方で、恋愛絡みの描写については少し好みから外れるところである。
この辺「恋愛・ヒーロー役」の描き方、一般的な少女向けレーベルと比べた時にメディアワークス文庫は癖が強かったりするんだよな……
読了日:10月04日 著者:優木 凛々
くだものナイフと傷だらけのリンゴ 1 モテすぎる彼女は、なぜか僕とだけお酒を飲む (HJ文庫 わ 06-01-01)くだものナイフと傷だらけのリンゴ 1 モテすぎる彼女は、なぜか僕とだけお酒を飲む (HJ文庫 わ 06-01-01)感想
終始飲んでいるような展開だけど、そんな「酒の場」「酒クズ」でも人を救うことがあるんだ、という描き方に面白みがありましたね。
読了日:10月04日 著者:和歌月狭山
異世界ゆるっとサバイバル生活~学校の皆と異世界の無人島に転移したけど俺だけ楽勝です~5 (ブレイブ文庫 あ 02-05)異世界ゆるっとサバイバル生活~学校の皆と異世界の無人島に転移したけど俺だけ楽勝です~5 (ブレイブ文庫 あ 02-05)感想
例によって話の筋とは関係ない直接的なエロシーンが多くてジュブナイルポルノ的。
主人公グループに対して他グループの状況・末路があまりに悲惨すぎ、その落差に「主人公上げ」のための露骨さを感じてしまうところではある。
正直ここ数巻は惰性で読んでるところがあったけど、あとがき曰く次巻で終わりならとりあえず最後まで読むかという気にはなった。
読了日:10月03日 著者:絢乃
王空騎士団と救国の少女1 世界最速の飛翔能力者アイリス (アース・スターノベル)王空騎士団と救国の少女1 世界最速の飛翔能力者アイリス (アース・スターノベル)感想
"空"に選ばれ魅入られた、あるいは祝福されて呪われた少女の物語。
自分の心が望むものにまっすぐに進む少女のひたむきさがとても良いし、空や飛行描写が好き。
ただ一部の男性候補生達が自分たちの「特別」に割って入ってきた「女」へ反発するのは理解できるけど、嫌がらせのやり口があまりに直接的かつ杜撰で度が過ぎている。こういう「嫌がらせ」ってもっと分からないように陰湿にやるものだと思うんだけど、バレバレの「攻撃」をしてしまう辺り、作品の拙さと思うべきか候補生の「幼さの発露」として描いているのか判断に迷うところがある。
読了日:10月03日 著者:守雨
マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる9 (角川スニーカー文庫)マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる9 (角川スニーカー文庫)感想
元々このシリーズ定番の「頭の悪いエロゲ風エロシーン」で話のテンポが崩れるのであまり好きでも無かったけど、最近のストーリーがあまり進まなくなっている状態でバカエロシーンにページ数割かれると微妙な気持ちになってしまう。
ヒロインを救っていく部分の熱量とかは好きなんだけど、ストーリーが進まないのはモヤる。
読了日:10月02日 著者:入栖
英雄女騎士に有能とバレた俺の美人ハーレム騎士団 ガイカク・ヒクメの奇術騎士団 (ファンタジア文庫)英雄女騎士に有能とバレた俺の美人ハーレム騎士団 ガイカク・ヒクメの奇術騎士団 (ファンタジア文庫)感想
主人公の、卑屈を装っていながらも実は尊大な陰キャで小物風なキャラ造形には新鮮味があった。ただ全体的には割と大味なところがあったので、シリーズ継続するかについては悩ましさはある。ただ、次の巻くらいまでは読んでみてもいいかなぁ、くらいの感じ。
読了日:10月01日 著者:明石 六郎
凶乱令嬢ニア・リストン 3 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録 (HJ文庫 み 07-01-03)凶乱令嬢ニア・リストン 3 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録 (HJ文庫 み 07-01-03)感想
そろそろ足場が固まって諸々の準備が整った感があるので、次巻辺りでは自重しない主人公の快刀乱麻な活躍を期待したいところではある。
読了日:10月01日 著者:南野海風
売れ残りの奴隷エルフを拾ったので、娘にすることにした2 (電撃の新文芸)売れ残りの奴隷エルフを拾ったので、娘にすることにした2 (電撃の新文芸)感想
天真爛漫幼女は可愛く、親ばか主人公は面白く、ツンデレヒロインはがんばれ。
読了日:10月01日 著者:遥 透子

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