2022年9月の読書まとめ。読書メーター調べ。
計54冊、1日1.8冊ペース。
ライトノベル51冊、ジュブナイルポルノ2冊、一般文芸・ミステリ1冊。
スプラトゥーン買ったので明確に読書量が減りました。
9月の読書メーター
読んだ本の数：54
読んだページ数：16233
ナイス数：330アストラル・オンライン 1 魔王の呪いで最強美少女になったオレ、最弱職だがチートスキルで超成長して無双する (HJ文庫 か 14-01-01)の感想
うーん、異世界転生や現代異能のような「現実」はそもそも不平等なので「チート能力」があったとしても気にならないんだけど、あくまで製品としての「ゲーム」として捉えるとユニークのチート能力で無双する展開は引っかかるものがある。TSという弊害があるからプラス要素だけのチートじゃないのはわかるし、勿論ゲームにおいてもリアルラックで差がつくことはあるだろうけど、なるべくゲーム内におけるシステム・機会は平等に近づけて欲しい心理が働いてしまう。
読了日：09月30日 著者：神無フム凶乱令嬢ニア・リストン 1 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録 (HJ文庫 み 07-01-01)の感想
武人のTS転生。
この巻の時点では武人の戦闘力無双展開はそこまで多くなく、テレビ（？）普及に関わる番組制作やタレント展開などの割合がかなり多く、タイトルやあらすじからの初期イメージから良くも悪くも意表を突かれた。
「病弱令嬢」の変化を周りが早々に受け入れ過ぎているなど随所で乃都合の良さは感じるものの、全体的には丁寧に描かれていて割と好印象でした。続きも読みたい。
読了日：09月30日 著者：南野海風お薬、出します! 追放された薬師の少女は、極めたポーションで辺境の薬屋から成り上がる (ファンタジア文庫)の感想
宮廷に仕えている治癒師みたいに国家権力を持っている訳でもない、たかだか町の治療院の一治癒師にそんな権力とコネがあるのか……？という疑問が最後まで付きまとって上滑りしてしまった感があります。
読了日：09月30日 著者：ラチムVTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた5 (ファンタジア文庫)の感想
【急募】常識・真人間
読了日：09月30日 著者：七斗 七千年鬼譚 緋色の鬼神と転生の乙女 (富士見L文庫)の感想
鬼との出会いと込み入った事情に巻き込まれる流れはかなり強引で初動で入っていき辛かったけど、過去・現在・前世・現世を跨いだ鬼と人間の情念の絡み合いには感じ入るものがあった。
ただ1000年以上に渡る長大な時間の流れを描くには紙幅が足りなかった印象ではありますね。
前述の強引な導入を含めて、なんか色々と惜しい作品だと思いました。
読了日：09月29日 著者：神尾 あるみ甘えたい幼馴染は「なんでも言うコト聞く券」を持って、キスをしたいと迫ってくる (ファンタジア文庫)の感想
ぐいぐい系ヒロイン。
読了日：09月28日 著者：朝陽 千早災悪のアヴァロン 1 ~ゲーム最弱の悪役デブに転移したけど、俺だけ “やせれば強くてニューゲーム"な世界だったので、最速レベルアップ &破滅フラグ回避で影の英雄を目指します~ (HJ NOVELS)の感想
悪評を覆していく成り上がりものとして手堅い内容ではあったけど、プロローグで「未来の1シーン」みたいなのが描かれるけど、個人的には「先のネタバレ」を食らった感じで若干テンションが下がった。
勿論、今後の描き方次第で「未来の1シーンのような悲劇的な展開になると思ったら、実は」みたいなズラし方も可能だとは思うけど、現状では水を差された感は否めない。
読了日：09月28日 著者：鳴沢明人新米錬金術師の店舗経営06 弟子ができちゃった!? (ファンタジア文庫)の感想
実家の商会、「サラサ両親の死亡後の対応、実は事情があってサラサを思いやってのことだったんです！」と言われても……当事者のサラサが割り切れても読者の僕の方が「急にそんなこと言われても……」という印象になってしまった。
読了日：09月27日 著者：いつきみずほ魔王と勇者の戦いの裏で 2 ～ゲーム世界に転生したけど友人の勇者が魔王討伐に旅立ったあとの国内お留守番（内政と防衛戦）が俺のお仕事です～ (オーバーラップ文庫)の感想
防衛戦の1巻の次は内政の2巻。やはり面白い。欠点はもっと読みたくなるからページ数が足りないってところ。2倍・3倍のページ数が欲しい。
読了日：09月27日 著者：涼樹悠樹もふもふと楽しむ無人島のんびり開拓ライフ ~VRMMOでぼっちを満喫するはずが、全プレイヤーに注目されているみたいです~ (電撃の新文芸)の感想
特殊プレイング・スローライフ・もふもふ・サバイバル・配信、全てが気持ちよくまとまっていて実に良かったです。
読了日：09月26日 著者：紀美野ねこ職業王妃ですので王の溺愛はご遠慮願います (ビーズログ文庫)の感想
それなりに面白かったし、全体的には嫌いじゃないけど、「歴代最年少」であるはずの主人公の有能さが見えづらかったのでそこが少し好みとは違った感じ。
しかし、貴族や高官たちとぶつかることも多いであろう「職業王妃」の後見人となるべき前職業王妃のフォローが無さ過ぎるのはどうなんでしょうね。
読了日：09月26日 著者：夢見るライオン後宮の百花輪(4) (双葉文庫 せ 14-04)の感想
この期に及んで颯爽と登場した脳筋侍女の存在感と言ったら。
読了日：09月25日 著者：瀬那 和章恋は暗黒。 (MF文庫J)の感想
彼ら・彼女らは破滅的な生を、暗黒な恋を、先が見えない今を、ただひたすらに歩いている。
これは「普通」を留めることが出来ない破れ鍋と、「普通」を壊した綴じ蓋の、お互い同士でしか寄り添えない物語だ。
読了日：09月25日 著者：十文字 青春夏秋冬代行者 夏の舞 下 (電撃文庫)の感想
綺麗な大団円だった。
読了日：09月24日 著者：暁 佳奈春夏秋冬代行者 夏の舞 上 (電撃文庫)の感想
仲間がいるって素晴らしい。
読了日：09月24日 著者：暁 佳奈錬金術科の勉強で忙しいので邪魔しないでください (カドカワBOOKS)の感想
特定のジョブ判定を受けたら指定の学校へ強制入学させる、という決まり事はともかくその学校の高額な学費を自費で払えってさすがに強引過ぎませんか。強制なら免除するか、何らかの支援があるものじゃないですか……
読了日：09月24日 著者：詩森 さよわたしはあなたの涙になりたい (ガガガ文庫 ガし 7-1)の感想
ストーリーライン自体はエモ系の泣き小説にありがちなものだったけど、端正な筆致によって綴られた描写が美しい物語でした。
読了日：09月23日 著者：四季 大雅元農大女子には悪役令嬢はムリです! 1 (サーガフォレスト)の感想
タイトルにしている割には「元農大女子・リケジョ」的な"濃い"描写は少な目。どちらかというと王太子・王族の暴走に関わる宮廷政治、コンプレックスからのダイエットや美容、一目ぼれを起点としたラブロマンスなどの成分が多く、面白くない訳ではないけど期待していた方面とは少し違った。
ナンバリングされている割には一段落してしまった感じなので、続巻はどうするんでしょうね。
読了日：09月23日 著者：早田 結マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる7 (角川スニーカー文庫)の感想
今回も面白かったけど、正直外伝みたいなエピソードだなぁ、という印象。
読了日：09月23日 著者：入栖塔の諸島の糸織り乙女 ~転生チートはないけど刺繍魔法でスローライフします!~ 1 (MFブックス)の感想
才能はあるけどチートは無い匙加減、現実っぽい厳しさ・階級・差別を感じさせる描写など、生きた世界観を感じる。
読了日：09月22日 著者：渡来 みずねあおとさくら (GA文庫)の感想
丁寧にまとまっていて悪くない作品だと思うんだけど、全体的に小粒にまとまっていてあと一つパンチが足りない。
読了日：09月21日 著者：伊尾微ティアムーン帝国物語XI~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリーの感想
「消したら増える」。なるほど、インターネット動画の法則と同じですね。
読了日：09月19日 著者：餅月望続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(4) (電撃文庫)の感想
小野先生、苦労してるな……
読了日：09月18日 著者：佐島 勤学生結婚した相手は不器用カワイイ遊牧民族の姫でした (オーバーラップ文庫)の感想
どういう理由と経緯で遊牧民族の子と学生結婚するのかと思ったら思った以上にドラスティックでスピリチュアルな展開で意表を突かれた。お、おう。
読了日：09月18日 著者：どぜう丸私が聖女?いいえ、悪役令嬢です! ~生存ルート目指したらなぜか聖女になってしまいそうな件~2 (ベリーズファンタジー)の感想
1巻である程度一区切りついてしまった作品にありがちな、「寝た子を起こす」系の続巻。
読了日：09月18日 著者：藍上 イオタバッドエンド目前のヒロインに転生した私、今世では恋愛するつもりがチートな兄が離してくれません!?の感想
奥歯にものが挟まったような感じで進むところと文章が自分でも意外なくらい好みに合わなかった。作品がどうんというよりは僕との相性が悪かった感じですね。not for me。
読了日：09月17日 著者：琴子刻をかける怪獣 (角川スニーカー文庫)の感想
たまに見掛けるヒット漫画フォロワーのようなライトノベルの1パターン。某漫画をなぞったような部分はさておいても、怪獣と戦う組織もの・ループものとしてあまり出来は良くない。
世界規模で戦っているはずなのにスケール感が欠けているし、「そんな回数繰り返していたのにそんなことも試していなかったの……？」「世界を滅ぼすほどの怪獣の秘密がそれ……？」みたいに思ってしまうことも多くていちいちディテールが甘い。
漫画のアイディアをパロるのが悪いとは言わないけど、アイディアを補強する部分を杜撰にしてはいけないと思いますね。
読了日：09月17日 著者：メソポ・たみあ作家令嬢のロマンスは王宮に咲き誇る 作家令嬢と書庫の姫~オルタンシア王国ロマンス~(4) (ウィングス文庫)の感想
綺麗にまとまったロマンスの大団円。
エピローグで数年後の幸せな家族の姿が読めるの、本当に好き。
とても好きなシリーズでした。お疲れ様。次回作も期待しています。
読了日：09月17日 著者：春奈 恵異世界のんびり農家 13の感想
イラストのオルトロスかわいい。
読了日：09月16日 著者：内藤 騎之介書庫の姫はロマンスを企てる 作家令嬢と書庫の姫~オルタンシア王国ロマンス~(3) (ウィングス文庫)の感想
秘めて諦めようとしていた想いが目覚める瞬間は美しい。
読了日：09月15日 著者：春奈 恵作家令嬢と謀略の求婚者たち 作家令嬢と書庫の姫~オルタンシア王国ロマンス~(2) (ウィングス文庫)の感想
今回も、素晴らしき主従ものでバディもの―――ロマンスを添えて。
読了日：09月14日 著者：春奈 恵ゲーム世界転生〈ダン活〉03〜ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を〈はじめから〉プレイする〜の感想
仲間が増えていく展開はワクワクするけど、その分ダンジョン攻略の割合が減ってしまってもどかしい。Web小説の書籍化作品としてもかなりのハイペースで刊行されているけど、Web小説の連載ペースもかなり早く、ストックも十分すぎるくらいあるので、もう毎月刊行にするか2倍くらいページ数が欲しい。
読了日：09月11日 著者：ニシキギ・カエデ悪魔公女 (Kラノベブックス)の感想
誤解と擦れ違いによって本人の本質や考えとはかけ離れた高い評価と地位を得ていく勘違いものの一系統。
勘違いの連鎖によるサクセスが面白い。
時に無邪気な残酷さを見せる悪魔と言う正体と、ゆるふわでのんびりした性格の対比にも味わい深いものを感じた。
いい作品でしたので続きも期待したい。
読了日：09月11日 著者：春の日びより公爵家の料理番様 ~300年生きる小さな料理人~の感想
キャラや話の筋や飯シーンは嫌いでも無いんだけど、まず時系列シャッフルが繰り返されて読み辛い。
時系列シャッフルは「先にこの作品の魅力となる場面を見せる」「ちゃんと描くと作品の面白いところに辿り着くまで時間がかかるので、一定の部分まで飛ばして、飛ばした部分過去編はつまみ食い的に描く」「時系列による叙述トリック」など、上手く使えば作品の魅力が引き立つものだけど、本作の時系列シャッフルは何が狙いかよくわからず、単に読み辛く、先のネタバレにしかなっていない気がする。
好きな部分が多かっただけに勿体なかったですね。
読了日：09月10日 著者：延野 正行生命の略奪者 (新潮文庫)の感想
エゴと妄執。
読了日：09月10日 著者：知念 実希人推しの清楚アイドルが実は隣のナメガキで俺の嫁 (講談社ラノベ文庫)の感想
同級生（同じ年齢の）相手への「ナメガキ」という表現がしっくりこなかった。
読了日：09月09日 著者：むらさき ゆきや,春日 秋人,さいたまひきこまり吸血姫の悶々8 (GA文庫)の感想
やきもちかわいい。
読了日：09月09日 著者：小林湖底ギルド最強VSクールな受付嬢 あなたを攻略できるクエストはありますか? (ファンタジア文庫)の感想
虚仮の一念、恋をも成就。
読了日：09月09日 著者：木の芽現実主義勇者の王国再建記XVII (オーバーラップ文庫)の感想
裏設定の開示と伏線の回収によって、鮮やかなまでにフウガ達の梯子を外してきた。
読了日：09月09日 著者：どぜう丸クエスト:プレイヤーを大虐殺してください VRMMOの運営から俺が特別に依頼されたこと (ファンタジア文庫)の感想
うーん、「大虐殺」まで行かないのでタイトル倒れな面があるのもそうなんだけど、別にデスゲームでもないので「大虐殺」と言われても、「とんでもないことだ！」「実現したら凄いことになるぞ」「外道ｗｗｗｗ」みたいな印象が薄い。
むしろプレイヤーよりも、蘇生不可能なＮＰＣの大虐殺＝消滅の方がまだピンとくるまである。
設定自体はそれなりに作り込んでるし、今後の展開次第では化けそうな気もするけど、現状では乗っていけなかったなぁ、という印象ですね。
読了日：09月08日 著者：百瀬 十河裏庭の隠しダンジョンで「起業」し、年収120億円を達成するための戦略 (アース・スターノベル)の感想
「法的に報告義務がある部分を隠匿しながら稼ごうとする」という部分がもどかしさに繋がっている気がする。
読了日：09月07日 著者：三上康明想いの重なる楽園の戦場。そしてふたりは、武器をとった (ファンタジア文庫)の感想
「守りたいモノ」のために闘う。
読了日：09月07日 著者：鴉 ぴえろ悪の秘密結社コンサルタント ~鬼丸悪為のシゴト~ (ビギニングノベルズ)の感想
うーん、「お約束」がキャラたちの「束縛」になっていて、それらのことを小馬鹿にするような描写もあるので、少し苦手ではありました。
読了日：09月07日 著者：BlackCartel才女のお世話 4 高嶺の花だらけな名門校で、学院一のお嬢様(生活能力皆無)を陰ながらお世話することになりました (HJ文庫)の感想
毎回出てくる新ヒロインがいちいち可愛い。
読了日：09月06日 著者：坂石遊作アルマーク1 魔法学院入学編 (MFブックス)の感想
キッチリと作り込まれた世界観と地に足のついたキャラクター・ストーリーだったけど、その弊害として展開は遅めだし、派手さや分かり易いキャッチ―さには欠けてる。
作りはしっかりとしていて、しみじみと味わい深い感じではあったけど、この巻では中途半端なところで終わるので、同時発売の2冊読んで一区切りと言う感じなんでしょうか？
そのうち2巻も読みますので、合うか合わないかの判断はそこからという感じですかね。
今のところ印象は悪くないです。
読了日：09月05日 著者：やまだ のぼる二世界物語 世界最強の暗殺者と現代の高校生が入れ替わったらの感想
暗殺者と言いながらそこまで外道だったりダーティーなキャラじゃないので良くも悪くも安心して読める。
読了日：09月05日 著者：深見 真転生王女と天才令嬢の魔法革命5 (ファンタジア文庫)の感想
弟君への手厚いフォロー。
読了日：09月04日 著者：鴉 ぴえろ腐男子夫と今日も愛を語り合う (ヘリアンサス文庫)の感想
人気俳優が主人公に惹かれる過程に工夫が欲しかった気はします。
読了日：09月03日 著者：鈴野葉桜天才幼女錬金術師に転生したら、冷酷侯爵様が溺愛パパにチェンジしました! 2 (ベリーズファンタジー)の感想
知識チートによる便利アイテム作り。ド定番の内容だけどやっぱりこういう展開は好き。
読了日：09月03日 著者：雨宮 れん幼なじみからの恋愛相談。3 相手は俺っぽいけど違うらしい (角川スニーカー文庫)の感想
ここまで引っ張る程の内容だったはさておき、しっかりと区切りがついた終わり方をしたこと自体は良かったと思います。
読了日：09月03日 著者：ケンノジ利家と松 桶狭間から始まるおさな妻守護武将の天下無双 (フランス書院eブックス)の感想
下調べ無しで買ったらページ数が凄く少なくて、内容もそれに即した薄さだった。
タイトルの内容自体はやっているんだけど、かなり端折ってるから満足感もそれに即している。
うーん、文庫1冊と同じくらいの値段なのに、普通の文庫の半分以下のページ数換算と言うのはさすがに割高過ぎると思いますね。
読了日：09月03日 著者：常陸之介 寛浩異世界最強の嫁ですが、夜の戦いは俺の方が強いようです~知略を活かして成り上がるハーレム戦記 (モンスター文庫)の感想
性に開放的なバイな正ヒロインとハーレムを気付きつつ、脳筋を導きながら成り上がる話。ここまで明け透けだといっそ清々しい。
読了日：09月02日 著者：シンギョウガクメイドなら当然です。 濡れ衣を着せられた万能メイドさんは旅に出ることにしました1 (アース・スターノベル)の感想
無自覚チートメイドが旅の途中で人を救って、救われた人が危なっかしい無自覚メイドのフォローしながら旅をする話。
読了日：09月01日 著者：三上康明勇者と呼ばれた後に ―そして無双男は家族を創る― (講談社ラノベ文庫)の感想
新人賞受賞作品ながら、他社デビュー済みのそれなりにキャリアを積んでいる作者さんによる新作。
ストーリーラインやコンセプトはどこかで見たような内容で、よく言えば手堅いけど、悪く言えばそこ止まり。
相変わらず読み易い文章ではあるけど、有り物な内容をこの筆致で描かれると悪い意味で「軽い」仕上がりになってしまっている印象。
そこまで悪くもないけど、そこまで良くもないかなぁ、という感じで僕向けでは無かったです。
読了日：09月01日 著者：空埜 一樹
読書メーター
