行ってきました。ただひたすらに楽しかった。
もう満足で胸一杯なんでレポートは書かないかなぁ、と思っていたら意外とスラスラと長文書けたんで一応下に書き残しておきます。
「セットリスト→詳細なレポート」という構成で書きましたので、ネタバレが嫌な人のために畳んでおきます。
セトリバレOKな人だけ、開いて見てくださいな。
■『WORLD』TOUR in 仙台MACANA セットリスト
以上。
多分セトリはこれであってると思う。
ライブレポート
会場のMACANAに着いたのは16時半前。
MACANA近くに参加者らしき人達はいたけどまだ整理が始まってなかったので、コンビニでトイレを済ませて軽く雑誌を立ち読む。
そろそろかなと思い、16時45分過ぎに会場へ戻ると列整理が始まっている。
別に前方を確保する気はなかったので、並んで入場する必要は無かったけど、他にやることもなかったんで列に待機。
なんか、前の人から番号が8番ぐらい飛んでるんだけど。
後から来るんだろうけど、ちょっと飛び過ぎな気が。まあ、周りがそんなにガツガツしてないってことかな。
並んでる時に後ろを見たりした感じだと、百の後半くらいは番号がいってそうな感じ。番号抜けがあれば200弱くらいいってるか?
当日券も売ってたので、満席ではなかったと思う。ちなみにMACANAはスタンディングのキャパ250の箱。
開場時間5時から5分遅れくらいで入場が始まる。
10番刻みで切って入れていく形。特に混乱も無く入場、ドリンク代払って中に。
ドリンクは後回しで、物販列に並ぶ。ちょっとだけ欲しかったリストバンドだけを買って一息。
ライブハウス内のBGMを聞いてワクテカしてると、17時20分くらいに楽器音が。チューニング?
生の音がし始めると自然とテンションが上がっていく。
開演時間(17時半)一杯になっても始まらなかったが、17時37分頃にステージが動き出す。
明滅する照明の乱舞と共に、前へ前へと動き出す観客、押し合いワッショイ。
私はライブ後に電車乗って帰るため、今日はモッシュに揉まれるつもりは無いんで巻き込まれないように、やや前気味の横壁側を確保。
そして、いよいよ仙台ライブがスタート。
1曲目は「Glitter!!」。
個人的に「WORLD」の中では一番好きな曲で、アルバムを聞いてても、PVの映像を見てもオープニングナンバーはコレしかないと思っていたハンテンポでパワフルな楽曲。
まだ暖まってないはずのステージのテンションが一気に上がっていく。「WOW WOW」で叫ぶのが楽しい。
この選曲での入りはガチ過ぎる。
そして、そのまま2曲目に雪崩れ込み「COME AGAIN」。
アルバムの1曲目・2曲目と同じ順番と言う構成に「WORLD」ツアーということを強く実感する。
両方ともノリのいい曲なので、出だしとしてツカミは最高。乗り遅れることなく、一気にライブの空気に包まれる。
そして、そこでMC。
挨拶と、初の仙台でのワンマンということを簡単に話して、曲の方に戻る。
3曲目は「Jelly London」。
元々はシングルのカップリングということもあり、アルバムの中ではそんなに強い印象はなかった曲だけど、ライブで聞くとやっぱ楽しい。
ポップなチューンは身体が自然に反応してしまう。踊りたくなる。
そしてそこでボーカルさん(「YUMIちゃん」や「YUMIさん」と書くのも何か気恥ずかしい)の「踊ってますかー!SWINGできますかー!(みたいな感じの台詞だった)」という前振りが。
このツアーで「SWING」といったら勿論―――4曲目「SWINGING」。
跳ねる、飛ぶ、腕を振り上げる、SWINGする。ああ、楽しい。楽しすぎる。
「WORLD」の中でも軽快なナンバーが続き、次は何を持ってくるかと思いきや。
5曲目「サクラ舞い散る夜は」。
まさかここで来るとは思わなかった、ムラマサ☆初期の傑作。
本日初の「WORLD」以外の選曲。季節感と言う意味では厳しかったけど、やっぱり好きな曲は好きな曲。
怒涛のような流れでこのセッションが流れMCへ。この時点で既に汗が流れてタオル大活躍中。
仙台でやってるらしい挨拶(ただし前回のライブだと忘れてたらしい)の話とかをしつつ、ようやくワンマンライブが出来た。ここに来てるの全部ムラマサ☆ファンで嬉しいみたいな話。
そうして、次のセッションへ。
前振りとして「twinkle」からの選曲と予告があり―――6曲目「Distance」。
ここで「twinkle」の1トラックを出してくるかー。楽しい選曲だ。
そのまま7曲目「HECTIC!!!!!!!!」に流れ、8曲目「in the Air」とまさしく1st Full Album祭り。
特に8曲目は本日初めての英語詞曲と言うことで、やっぱ新鮮だった。丁度前日カラオケで歌ったばっかりだよチクショウ。
そこで目先を変えるかのごとく9曲目に飛び出したのは「I say good-bye」。
あーーーーー、予習するの忘れてたーー!
2nd〜3rd辺りのシングル収録曲と、アルバム4枚(ミニアルバム含む)辺りを聞き込んできてたのに、ここでこう来るかー。
悔しい思いをしながらも、意外と耳は覚えているもので、乗り遅れることなく付いてはいけました……が、この時点で前に立ってる背の低い男性がやたらと頭を振りまくってるのがやたらと気になってしまった。
「オイオイ、そこの男性そんなに頭をシェイクしてると、後ろの壁にぶつかりそうだよ?」と老婆心ながら心配になったものの、私が心配するようなことでもないので、途中からは気にしないように、ひたすらに全身でライブに集中していく。
……すると、このセッションで途中で腕が疲れてくる。
やべ、さすがに序盤から飛ばし過ぎた。大好きな曲から入る出だしから、ノリの良い曲が多くて、腕を振り過ぎた。
聞き手から逆手に切り替えながら何とか凌ぎ、MCへ。
話の最後に「WORLD」の中で挑戦した、ムラマサ☆では珍しいバラードらしいバラードの話。
それは、次に来る曲の前振りで。
10曲目「フユノウタ」。
腕が疲れてきたところには非常に嬉しいスローテンポな楽曲。ゆっくりと「聴き」に回ることが出来る。
先ほどまでの乱舞するような明滅するライトとは違い、暗闇の中をただ白く差し込む幾筋の照明が凄く綺麗。
曲に合わせた、どこか幻想的な雰囲気を醸し出す。
ただ、照明に照らされてうっすらと見える煙みたいなのって、効果じゃないよな。湯気?熱気?
ここまでのテンションならそら湯気くらい立つわな……
そして、もう一度選曲は「WORLD」に戻り11曲目「君の分も」、12曲目「QURULI」。
小休止のためか、これまでに比べて比較的大人し目のナンバーになったので、ラストに向けて充電。体力をセーブしながらも聞き入る。
ここでまたMC。
「人は一人では生きていけない」「周りには大切な人がいる」みたいな話。
そして、大切な人のことを思いながら聴いて欲しい曲―――
13曲目「CAN'T SLEEP BUT...」。
「Lifull」にも「WORLD」にも収録されてない曲なので、ここで聴けるとは嬉しい限り(シングル買ったけどさ)
MCの話がちょっと綺麗過ぎると思ってたんですが、この曲と共に語られたらもう降参です。
曲に込められた「想い」を考えながら聴けるって幸せだよね。
そして、くしくもシングルのリリース順になる「スターダスト」が14曲目。
この曲が始まる前に、ボーカルさん(上でも書いたけど名前で言うのが何か恥ずい)が、スターダストの手話の振り付けを観客に教えて、皆でやってみてくださいと言う。
この日記記事にあるものですね。「消えないで永遠にThis is my stardust.」の部分。
そんな注釈がついた上で曲へ。あー、やっぱりスターダストは好きだなぁ。
そして肝心のサビのラストで、観客も一緒に手話振り付け。むー難しい……と思いながらも、何とか見よう見まねが出来たかな?
付け焼刃では難しいところがあるものの、このライブ会場の一体感はたまらない。
味わい深い思いをしながら、2曲でこのセッションは終わりMCへ。
仙台が寒い、「秋ってあったの?」みたいな発言をしたら観客に「今が秋」と返されてた。
ええ、今日ぐらいの気温ではぜんぜん冬ではありません……(夏は終わった感があるけどね)
それと、札幌の話がちょっと出たりしてた。
「WORLD」収録の「night radio」という曲が北海道を意識して書いた曲だという説明が入って、次のセッションへ。
MCの内容で分かる次の15曲目は「night radio」。
あー、こういう説明があった上で歌われたなら、札幌会場は盛り上がっただろうなぁ、と思いを馳せる。
16曲目「スローモーション」、17曲目「月明かり」と、「WORLD」初出(シングル未収録)の楽曲が続く。
「スローモーション」はアルバム曲の中でも好きな楽曲なので、ちゃんと歌われて私興奮。
そろそろ肩の疲れも抜けてきたので、色々とテンションあげていく。
そしてこのセッションのラストの18曲目は「午前五時の汽車に乗り」。初期の人気曲。
きっちり押さえるところ押さえてくるなぁ。
ここら辺はもう跳ねたり飛んだり、もう一度しっかり汗をかいて、MCへ。
「残り2曲です」にきっちり「えー!」という反応を示す観客。
内心「アンコールあるだろ?」と思っていてもお約束の反応を外さない観客万歳。
MCの最後にボーカルが口にするのは「夏の終わりの曲です」―――って、ついに来るかー!?
19曲目「夢風鈴」。
本日初の「Lifull」収録楽曲にして、ムラマサ☆屈指の人気曲。私のムラマサ☆ファンを決定付かせた思い入れのある1曲。
季節感と言う意味ではこの日の白眉。季節的に最高の1曲。
ラスト2曲宣言があったこともあり、この曲の反応はまったく違っていた。
再びジリジリ前に動き出す観客、激しくなるモッシュ、そして巻き起こるダイブ。19曲目でついにダイバーが発生!
ダイバーを跳ね飛ばしたり押し上げたりしながら、もう何だか分からないけどタノシクナッテキタ。
テンション最高潮のまま、本日の(アンコール前)ラストは、「WORLD」収録曲でまだ歌ってないあの曲。
20曲目「アネモネ」。
やはりコレは外すわけがない。先行してPVが配信されて、カラオケでもきっちり配信されてるような曲を外す訳が。
ここでも前曲からの流れでダイブが発生したりと、もう皆のテンションが高過ぎる。
ラストだからって全力で駆け抜けろとばかりに、手加減抜きの盛り上がりっぷり。
そして、曲が終わると、強烈な火が消えるように照明が落とされ、ムラマサ☆の皆さんが退場。静かになる。
巻き起こる手拍子、掛け声、そしてアンコールの合唱。お約束だけど、それでもやっぱりこの瞬間は好きだ。
「アンコール!アンコール!アンコール!」
その声に反応するかのように戻ってくる楽器隊。
「ユミちゃんは牛タンを食べにいきました」に対して起こる笑い声。
「戻ってくるまで僕ら7人と一緒に踊りましょう!(みたいな内容。正確には覚えてない)」の掛け声で始まるアンコールナンバー。
アンコール1発目は「WORLD」で初めて収録されたインスト曲。
21曲目「BALERA」。
一度消えた火を再び熾すような軽快なサウンド、管楽器の良さが前面に出た曲だよね。
正直、CDで聴いた時はそこまでいいとは思わなかったけど、生音での楽器演奏はやっぱたまらんわ。
ともすればボーカルを食ってしまうくらい、楽器音が強く出るライブ会場だと、インスト曲の良さが引き立つ。
そうこうしているうちに、会場に現れるボーカル・ユミさん。
牛タン食べてきた、テールスープは残してきた発言にもれる笑い。
せめてお持ち帰り用の牛タンくらいにしておけば、ほんの少しくらいのリアリティあったのに!(あってどうする)
フルメンバーが揃って、アンコール2曲目。
22曲目「夢で逢えたら」。
この選曲は完全に予想外。てっきりまだ歌ってない「WORLD」の曲か、シングルA面曲辺りで来ると思ったのに。
意外な選曲に戸惑いながらも、ラストに向けてテンションはジリジリ上がる。
そして、本日アンコール3曲目、本当のラスト、終曲の23曲目は「SELFISH GIRL!!」。
「SUMMER OF LOVE」と思いきや「SELFISH GIRL!!」の方か!
前日にうたスキで9月月間1位を取ってた曲がラストに来るとは、何という因果なのだろう。
結果的には1曲目と23曲目、最初と最後の曲でうたスキ9月月間1位を取ってることに(9月29日現在)。我ながらスゲー偶然。
元々好きな曲の上、そんな偶然が絡めばそりゃあテンションが上がるさ。上がるとも。ラストだし。本日のフィナーレだし。
会場も皆、もう全て出し切るとばかりに盛り上がる。そして再び起こるダイブ・ダイブ・ダイブ。
普段ならダイブうぜーと思ってしまうところが、もうそういうこと全て許せてしまうくらい楽しかった。弾けてた。
そんな感じで全力で楽しみながら、名残惜しさを感じながら、曲が終わる。
終了時間は19時27分頃。23曲を僅か2時間弱で駆け抜けたことになる。
楽しい時間は早く過ぎるといいますが、こんなに嵐のようで濃密な2時間は久々でした。
「SUMMER OF LOVE」と2ndアルバム以外の好きな曲はほとんど聴けたので、個人的にはベストに近いライブだった。すばらしい。
ありがとう、ムラマサ☆。また仙台まで来てください。
そんなこんなで、ライブが終わった後は、拾った財布や眼鏡の落し物を来場者同士で声を掛け合う光景が。
……財布はともかく眼鏡は気付かないものなんだろうか(いや、単にライブ中で拾えなかっただけかもしれませんが)
私は身の回りをチェックする限り特に落としてなさそうだったので、ドリンクの引き換えに。列が階段上まで伸びてた。
まあ、列を並んでる間はセットリストの確認したりで暇はしなかったので、列が長くても問題ありませんでしたが。
順番が回ってきたらジンジャーエールを貰って会場を後にする。この後電車使って帰るので酒は飲めません。
ライブの余韻に浸りながら、脱力しながら、放心気味に駅まで歩いて、ロッカーから荷物取り出して電車に。
正直ライブ後の電車2時間はキツイ……幸いなことに仙台駅の電車はすぐ来たし、乗り換え待ち時間も掛からなかったけどね。
そんなこんなで、現在の棲家へ到着すると、インスト曲の曲名を確認して(コレだけ曲名が分からなかった)、メモ帳にセットリストをまとめて、床についたとさ。
楽しくもハードで激しい一日で最高でした。つーかーれーたー。
- アーティスト: ムラマサ☆
- 出版社/メーカー: Limited Records
- 発売日: 2008/09/03
- メディア: CD
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