2023年3月の読書まとめ

2023年3月の読書まとめ。読書メーター調べ。
計70冊、1日約2.26冊ペース。1日2冊ペースは維持。
ライトノベル48冊、ジュブナイルポルノ3冊、一般文芸・ミステリ13冊、競馬本・美術本6冊。
ラノベがまだ少ない。

3月の読書メーター
読んだ本の数:70
読んだページ数:20526
ナイス数:333

知識ゼロからの西洋絵画 困った巨匠対決知識ゼロからの西洋絵画 困った巨匠対決感想
「対決」といっても同一時代のライバル関係や巨匠同士だったりばかりではなく、特定のテーマに沿った二人を選んでいるだけ(二人の間に特別な繋がりはない)だったり、テーマ的には割とゆるゆる。スキャンダラスな取り上げ方ではあるけど、肩ひじを張らずに西洋絵画に興味を持つという意味ではアリではある。
読了日:03月31日 著者:山田 五郎
罪人よやすらかに眠れ罪人よやすらかに眠れ感想
「罪」を抱えた人だけが辿り着く不思議な館で、迷い人の「罪」「秘密」が解き明かされる内容の短編集。
コンセプトがわからない最初の方は驚きもあったけど、「罪・秘密を抱えてる」というタネがばれた後の短編はある程度予想がついてしまうものも多く、結果的に面白さのピークが最初の方の短編に来てしまう形になってしまったの構成としての勿体なさがある。
読了日:03月30日 著者:石持 浅海
凡人探索者のたのしい現代ダンジョンライフ 1 (オーバーラップ文庫)凡人探索者のたのしい現代ダンジョンライフ 1 (オーバーラップ文庫)感想
(自称)凡人探索者のたのしい現代ダンジョンライフ。
読了日:03月29日 著者:しば犬部隊
8度目の人生、嫌われていたはずの王太子殿下の溺愛ルートにはまりました~お飾り側妃なのでどうぞお構いなく~ (ベリーズ文庫)8度目の人生、嫌われていたはずの王太子殿下の溺愛ルートにはまりました~お飾り側妃なのでどうぞお構いなく~ (ベリーズ文庫)感想
最後まで読んだけどヒーロー役のことが嫌い過ぎてしんどかった。無理。
ガキのような理由と行動で軽々に人を殺そうとしたんだから、少し反省して謝罪したくらいで許されるものじゃないと思うし、どの面下げて溺愛ルートに入ってんだよと思う。
そしてヒーロー役が嫌いな分、何度も何度も殺されておきながら過去の死の元凶に簡単にほだされてしまう主人公への抵抗感も強い。
主人公の優しさとか過去のことを水に流す度量の大きさとかじゃなくて、過去の人生の「軽さ」を感じてしまう。「顔はタイプ」じゃないんだよ…2巻買ってるけどどうしよう…
読了日:03月28日 著者:坂野真夢
8歳から始める魔法学 2 (オーバーラップノベルス)8歳から始める魔法学 2 (オーバーラップノベルス)感想
「テロ」への恐怖からくる影響、学校側の規制・圧力・自粛に対する反発など、細かい段取りを丁寧に上手く具合に描かれている。なろう作品らしからぬスピード感だけどしみじみと面白い。
読了日:03月27日 著者:上野夕陽
夢の湯の、夢のような日々1 (オルギスノベル)夢の湯の、夢のような日々1 (オルギスノベル)感想
倫理観と羞恥心が死んでいた。
読了日:03月26日 著者:Peace
谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題感想
単なる偶然かもしれないけど、なんか「君の名は。」を思い出す表紙の構図だな……
読了日:03月26日 著者:東川 篤哉
特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
ラノベ以外で「Vtuber」という今時なテーマを取り上げたのは新鮮だったし、読み易く、テンポも良かったんですが、「特許案件」として問題になっている部分や解決方法に疑問符が付く部分がちょいちょいあったのが少し勿体なかった。
読了日:03月25日 著者:南原 詠
ボッチの僕でも、クズのヤリチンになれるってホントですか? 水泳部双子姉妹を寝取る最高の夏休み! (フランス書院eブックス)ボッチの僕でも、クズのヤリチンになれるってホントですか? 水泳部双子姉妹を寝取る最高の夏休み! (フランス書院eブックス)感想
なんだかんだでNTRからの修羅場もやり過ごして悪気なくヤリチンハーレムを作り上げていくサイコパス主人公が実によい。
読了日:03月25日 著者:黄金の黒山羊
異世界でちょっとアレな宿屋の経営をはじめたのですが店員さんに好かれすぎちゃって……あの、今は営業中ですから1 (オルギスノベル)異世界でちょっとアレな宿屋の経営をはじめたのですが店員さんに好かれすぎちゃって……あの、今は営業中ですから1 (オルギスノベル)感想
モン娘要素もありつつ、居心地のいいエロ小説だった。
読了日:03月25日 著者:酒呑童子徒然
太っちょ貴族は迷宮でワルツを踊る 1 (オーバーラップノベルス)太っちょ貴族は迷宮でワルツを踊る 1 (オーバーラップノベルス)感想
異世界転生でも無いし、特殊な生まれと言う訳でもないに、怠惰だった貴族の割に超然としていて平民に対する偏見も傲慢さもまるでなく、ごく自然に平民の生活に適応していく点に少し疑問はあったけど、泥臭さのある地に足の着いたダンジョン攻略がしみじみと面白い。パーティーメンバーの噛み合っている感じもとても良く、全体的に好き。
読了日:03月25日 著者:風見鶏
ネットの『推し』とリアルの『推し』が隣に引っ越してきた 1 (オーバーラップ文庫)ネットの『推し』とリアルの『推し』が隣に引っ越してきた 1 (オーバーラップ文庫)感想
チョロインとメンヘラ幼馴染と酒クズ系ヒロイン。
全体的にヒロインがちょろかったけどこれはこれで悪くなかった。
読了日:03月25日 著者:遥 透子
スクイッド荘の殺人スクイッド荘の殺人感想
んー、内容自体はそこまで悪いものではないとは思うんだけど、長編で描くほどのボリュームを必要としたかと言えば疑問が残る。冗長気味で中弛みを感じてしまった。
最終的には色々と伏線を回収したけど、事件の背景には疑問に思う部分も多く、好きか嫌いかで言えば好きではない内容だったかなぁ、と。
この作品のラストのような情緒的な話をやるんなら、このシリーズでなくてもいい気はしましたね。
読了日:03月24日 著者:東川 篤哉
侯爵令嬢の嫁入り ~その運命は契約結婚から始まる~ (富士見L文庫)侯爵令嬢の嫁入り ~その運命は契約結婚から始まる~ (富士見L文庫)感想
主人公の誇り高いところは良かったとは思うんだけど、これだけの能力と気概がありながら実業家に向かい入れられるまで親族にいい様にやられてるところが好みから少し外れるところではある。
いやまあ、両親が亡くなったばかりの10代の少女にあくどい大人連中に対抗しろって言っても現実的には難しいのかもしれないけど、その辺はフィクションの匙加減が少し好みからはズレていたかな、と。
読了日:03月23日 著者:七沢 ゆきの
鬼面の喧嘩王のキラふわ転生 ~第二の人生は貴族令嬢となりました。夜露死苦お願いいたします~ (MORNING STAR BOOKS)鬼面の喧嘩王のキラふわ転生 ~第二の人生は貴族令嬢となりました。夜露死苦お願いいたします~ (MORNING STAR BOOKS)感想
武闘派男子の異世界TS転生もの。
ただ、前世の特殊な経歴はそこまで生かされず、転生もの定番のグルメチートに始まり「女性が差別される社会の中でその状況に立ち向かう」みたいな切り口になっていて、内容自体はそれなりに面白いんだけど、タイトルやあらすじから想像する方向性とはズレを感じましたね。
読了日:03月22日 著者:北乃 ゆうひ
カラー版 聖書の名画を楽しく読むカラー版 聖書の名画を楽しく読む感想
聖書の名画を見るための基本知識を教えてくれる本。
コンセプトや語っている内容自体はそう悪いものでもないんだけど、説明で名前が出てくる絵画の写真が掲載されていない、ということが多過ぎて色々と台無しになっている。
著者達にとっては「知ってて当然」というくらいの有名絵画なのかもしれないけど、そもそも知識が少ない人が「知識を深めたい」という本なのに読む側を突き放しているような構成になっていることには疑問が残る。
さらにはせっかくのカラー版なのに写真が小さかったりしているのも、せっかくの名画なのに勿体ない。
読了日:03月22日 著者:井出 洋一郎
戦国時代に宇宙要塞でやって来ました。7 (7) (MORNING STAR BOOKS)戦国時代に宇宙要塞でやって来ました。7 (7) (MORNING STAR BOOKS)感想
お市ちゃんが可愛い。しかし織田信秀さんにここまで貫禄がある作品も珍しいよなぁ、って。
読了日:03月21日 著者:横蛍
マスケットガールズ!~転生参謀と戦列乙女たち~ 2 (PASH!ブックス)マスケットガールズ!~転生参謀と戦列乙女たち~ 2 (PASH!ブックス)感想
他国と戦争状況なのに一番厄介なのが同じ国の人間と言うのが皮肉だね。
読了日:03月21日 著者:漂月
銃弾魔王子の異世界攻略 ―魔王軍なのに現代兵器を召喚して圧倒的に戦ってもいいですか― (ダッシュエックス文庫)銃弾魔王子の異世界攻略 ―魔王軍なのに現代兵器を召喚して圧倒的に戦ってもいいですか― (ダッシュエックス文庫)感想
異世界転生」「現代兵器チート」「貴種流離譚」の合わせ技のような内容。
1冊のかなりの部分が「逃亡中」の話なんだけど、逃亡に至るまでの話が駆け足気味だし、主人公の正体についても唐突感があるし、逃亡中の展開もやや場長でワンパターン気味。
そこまで嫌いな訳じゃないんだけど、全体的に荒さ・拙さが随所で見える仕上がりでしたね。
読了日:03月20日 著者:緑豆空
魔王にさらわれた聖王女ですが、魔王城ぐらしがヒマだったので禁忌魔法で暴れます。 (ファンタジア文庫)魔王にさらわれた聖王女ですが、魔王城ぐらしがヒマだったので禁忌魔法で暴れます。 (ファンタジア文庫)感想
魔王城で暴れるのかと思ったら脱出行で冒険者生活を満喫しながら暴れるという意味だった。
読了日:03月20日 著者:永松 洸志
茉莉花官吏伝 十四 壺中の金影 (ビーズログ文庫)茉莉花官吏伝 十四 壺中の金影 (ビーズログ文庫)感想
ふとした切っ掛けで携わった出来事が意外な方向に波及していきながら、予想していなかった大きな事件に辿り着いていくというストーリーの流れが非常に上手かった。面白かったし、感心する。
読了日:03月20日 著者:石田 リンネ
奴隷からの期待と評価のせいで搾取できないのだが (電撃の新文芸)奴隷からの期待と評価のせいで搾取できないのだが (電撃の新文芸)感想
いわゆる「勘違いもの」の一系統で、誤解と擦れ違いで主人公の思うところとは違う評価を受けて"不本意にも"成り上がっていく話。
全体的な流れは定番のものでそこまでの新鮮味はなかったけど、主人公のゲスな思惑と小物ムーブと被害妄想と奴隷への感情と、奴隷たちが主人公に向ける尊敬と信愛の感情が完全に擦れ違っている滑稽さが中々良かった。
読了日:03月19日 著者:急川回レ
異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する13 ~レベルアップは人生を変えた~ (ファンタジア文庫)異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する13 ~レベルアップは人生を変えた~ (ファンタジア文庫)感想
インフレの連続の異世界サイドよりは現実世界の方がまだ楽しいからスクールアイドル展開は悪くなかったです。
読了日:03月19日 著者:美紅
継母の心得 (レジーナブックス)継母の心得 (レジーナブックス)感想
ようじがかわいい。
読了日:03月19日 著者:トール
線は、僕を描く線は、僕を描く感想
一人の青年が水墨画に出会い、「線」を通して"自分"の形を掴んでいく内省的な物語。
人と出会い、線に向き合い、"自分"を掴もうと内宇宙を漂っている時の浮遊感と酩酊感が圧巻。
内省描写の引力が強い分、大学のシーン等によって「現実」に引き戻された時のコントラストが鮮やかで印象的。
まさに「僕が描かれる様」がただただ真摯に語られる。
「僕は、線を描く」ではなく「線は、僕を描く」という一見すると不思議なタイトルだが、読み終わった後には「このタイトルしかない」と思わせる説得力がすさまじい。
格別の物語体験でした。
読了日:03月19日 著者:砥上 裕將
双星の天剣使い2 (ファンタジア文庫)双星の天剣使い2 (ファンタジア文庫)感想
天才的で有能過ぎる敵方と、自軍の足を引っ張る無能な味方上層部に挟まれる銀英伝的構図。
読了日:03月19日 著者:七野りく
世界で一番『可愛い』雨宮さん、二番目は俺。 (GCN文庫 ア 01-01)世界で一番『可愛い』雨宮さん、二番目は俺。 (GCN文庫 ア 01-01)感想
タイトルにもある一番と二番の順番がとても良い。
読了日:03月18日 著者:編乃肌
探偵さえいなければ探偵さえいなければ感想
もうゆるキャラ探偵でいいじゃない。
読了日:03月18日 著者:東川 篤哉
悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される 8 (ビーズログ文庫)悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される 8 (ビーズログ文庫)感想
ようじょはよかった。
読了日:03月18日 著者:ぷにちゃん
神達に拾われた男 12 (HJ NOVELS HJN 27-12)神達に拾われた男 12 (HJ NOVELS HJN 27-12)感想
大きな一区切り。次回から明るく楽しい展開になってくれることを祈りつつ。
読了日:03月18日 著者:Roy
神達に拾われた男 11 (HJ NOVELS)神達に拾われた男 11 (HJ NOVELS)感想
黒幕は残っているけど謀略は解決に向けて大きな一歩。
このシリーズに関しては重苦しい空気とテンポ感にならない方が好きなんですけどね。
読了日:03月18日 著者:Roy
俺は影の英雄じゃありません! 世界屈指の魔術師?……なにそれ(棒)(2) (SQEXノベル)俺は影の英雄じゃありません! 世界屈指の魔術師?……なにそれ(棒)(2) (SQEXノベル)感想
心から望みや本質が魔術として具現化している魔術師が、その「本質」故に事件を起こすという構図は傍迷惑ではあるけど面白味はありましたね。
読了日:03月17日 著者:楓原こうた,へいろー
聖女が来るから君を愛することはないと言われたのでお飾り王妃に徹していたら、聖女が5歳?なぜか陛下の態度も変わってません? (MAG Garden NOVELS)聖女が来るから君を愛することはないと言われたのでお飾り王妃に徹していたら、聖女が5歳?なぜか陛下の態度も変わってません? (MAG Garden NOVELS)感想
虐待されていた幼女を幸せにする作品。ようじょかわいい。
読了日:03月17日 著者:宮之みやこ
転生したら皇帝でした4~生まれながらの皇帝はこの先生き残れるか~転生したら皇帝でした4~生まれながらの皇帝はこの先生き残れるか~感想
楽な戦いじゃないところに味がある。
読了日:03月16日 著者:魔石の硬さ
ゲームで不遇職を極めた少年、異世界では魔術師適性MAXだと歓迎されて英雄生活を自由に満喫する/スペルキャスターLv100 (GA文庫)ゲームで不遇職を極めた少年、異世界では魔術師適性MAXだと歓迎されて英雄生活を自由に満喫する/スペルキャスターLv100 (GA文庫)感想
「ラスボスを倒すための究極魔法の創造」という目的がはっきりしている部分での読み易さがある。
読了日:03月16日 著者:あわむら赤光
ナナがやらかす五秒前 (GAノベル)ナナがやらかす五秒前 (GAノベル)感想
ギャグラノベ、あるいは不条理コメディ。
こちらのツボにハマるネタもあれば、まったく刺さらないネタもあり、個人的には玉石混交のような内容でした。
こういう純粋なギャグものってラノベでは実際にそんな数が出ていないジャンルなので、そういう意味ではたまにこういう作品が出てくれること自体は良かったと思います。
読了日:03月16日 著者:白石定規
二周目勇者のやり直しライフ ~処刑された勇者(姉)ですが、今度は賢者の弟がいるので余裕です~ (電撃の新文芸)二周目勇者のやり直しライフ ~処刑された勇者(姉)ですが、今度は賢者の弟がいるので余裕です~ (電撃の新文芸)感想
姉弟の関係性がとても良い。
読了日:03月15日 著者:田尾 典丈
戦国小町苦労譚 十六、決戦! 小田原城 (アース・スターノベル)戦国小町苦労譚 十六、決戦! 小田原城 (アース・スターノベル)感想
表紙絵になった割には看護師・看護兵・衛生・衛生兵のクローズアップが少なかった。
読了日:03月15日 著者:夾竹桃
海の見える理髪店 (集英社文庫)海の見える理髪店 (集英社文庫)感想
様々な人間模様が詰め込まれた短編集。 掌から零れ落ちた中で残ったものを想う話、上手くいかない日常へのささやかな不満を不思議の中で見つめ直す話、現実に押しつぶされるような何も解決しないやるせない話、ひたすら素朴に父親を偲ぶユーモラスな話、過ぎ去って取り戻せないものに区切りをつけて一歩踏み出す話。 それらの話で正と負の様々な感情を色んな方向で揺さぶられる。 それぞれのエピソードで揺さぶられる感情の強度は強くないけどノックされた感情がさざ波のように広がる。 ドラマティックではないけど、エモーショナルな一冊。
読了日:03月14日 著者:荻原 浩
推しに熱愛疑惑出たから会社休んだ (角川スニーカー文庫)推しに熱愛疑惑出たから会社休んだ (角川スニーカー文庫)感想
本当に好きなアイドルであっても、好意を示されても、弱さに付け込むことなく、そのアイドルがアイドルとしてあるために一線を超えない距離感のまま関係を深めていく。
派手さは無いんだけど、挫折したアイドルの再起もの、一般人とアイドルの恋愛ものとして空気感が絶妙だった。
読了日:03月14日 著者:カネコ 撫子
後宮花箋の刺客妃後宮花箋の刺客妃感想
暗殺者でありながら本質的に人が好い。
暗殺対象なのに守ったり助けたりする。
そういった二律背反のような状況が面白い。
読了日:03月14日 著者:稲井田そう
すぐわかる画家別印象派絵画の見かたすぐわかる画家別印象派絵画の見かた感想
印象派」と名付けられた理由や「印象派展」という存在、主要な画家などのことは知っていたけど、作風的にしっくりこなかったので知識を深めていなかった印象派の勉強のために読んでみた一冊。
印象派展のメンバーや各回の参加者、変遷、時代背景、各作家の紹介など一通りが説明していあるのに、シンプルな構成と多すぎない文字量なのでわかりやすい。
入門書として「印象派」の理解を助ける意味ではいい一冊でした。
読了日:03月14日 著者:
紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
「紙(鑑定士)」が目立つタイトルな割に「模型」の方が事件調査の中心になっていて、「紙鑑定士」が「模型」にまつわる調査を手掛けるまでの流れが強引だし、「模型」の秘密や真相に首をひねる面も多く、ちょいちょいと気になる点はある。
この内容なら投稿タイトル「模型の家、紙の城」の方が内容を適切に表している気がするけど、衒学的になり過ぎない程度の「紙」や「模型」の知識、情報の出し方、真相が解き明かされていく流れなどこなれた語り口で読み易い。
ディテールで気になる面があるけど頭空っぽにして読む娯楽小説としては割と好き。
読了日:03月13日 著者:歌田 年
魔女のふろーらいふ (電撃文庫)魔女のふろーらいふ (電撃文庫)感想
ライトノベルとしてはコミカルなキャラクター造形やゆるい雰囲気が割と好きだったのでそこそこ楽しめた。修善寺の辺りに土地勘があればもう少し楽しめた気はする一方で、修善寺まで行きたくなったかというと特段そういう気分にもならなかったし、他メディア等でこの作品を掘りたいという気にもならなかったので、「IP創出プロジェクト」としての効果やシナジーは僕には感じられませんでしたね。
読了日:03月13日 著者:天乃 聖樹
わたしの百合も、営業だと思った? (電撃文庫)わたしの百合も、営業だと思った? (電撃文庫)感想
声優もの+百合ものに「推しと親しくなる」という要素を振りかけたような作品。
大好きなコンセプトだし、主人公二人の関係性も非常に良かったんだけど、全体的に踏み込みや描写が少しずつ「足りなかった」という印象。「それなりに美味しいんだけど食い足りない」という食後感であり読後感。
食い足りないという意味では続きは読んでみたいとは思います。
あとはまあ、「声優もの」としてのアプローチが、「先輩の嫉妬と嫌がらせ」という切り口だったのは後味が悪いだけで、そこが少し残念でしたね。
読了日:03月13日 著者:アサクラ ネル
レンブラントレンブラント感想
判型が大きいカラー本だから、レンブラントの絵が大きく楽しめるのでそれだけでも満足感がある。
著作数の多いレンブラントなので作品を網羅できているわけではないけど、レンブラントの生涯や経歴などパーソナルな解説を足場に、年代ごとの代表作や作品の特徴や注目点など丁寧に説明してあるのがとても良い。年代ごとに並べてあるおかげで、筆致や作風の変遷が明快。
そこまで絵画に詳しくない人でもこれ一冊だけで「レンブラント」という画家への解像度が確実に上がる。とても良い本でした。レンブラント好きとしても手元に置いていたい1冊。
読了日:03月12日 著者:エルンスト・ファン・デ・ウェテリンク
男嫌いな美人姉妹を名前も告げずに助けたら一体どうなる? (角川スニーカー文庫)男嫌いな美人姉妹を名前も告げずに助けたら一体どうなる? (角川スニーカー文庫)感想
処女ビッチヤンデレとのラブコメ。ラブコメ的な楽しさはさておき、ストレートにエロいのが好きな人なら、まあ。
読了日:03月12日 著者:みょん
悪魔公女2 (Kラノベブックス)悪魔公女2 (Kラノベブックス)感想
読者としてもイライラしてしまうクズムーブを繰り返した従者達がキッチリと報いを受けるので最終的にはストレス解消できてスッキリ。
前巻に引き続き、ほんわかキャラなまま随所で「悪魔」的な部分を発揮する主人公がとても良い。
読了日:03月12日 著者:春の日びより
治癒魔法は使えないと追放されたのに、なぜか頼られてます~俺だけ使える治癒魔法で、聖獣と共に気づけば世界最強になっていた~(グラストNOVELS)治癒魔法は使えないと追放されたのに、なぜか頼られてます~俺だけ使える治癒魔法で、聖獣と共に気づけば世界最強になっていた~(グラストNOVELS)感想
この出版社、少女向けレーベルだと「テンプレ気味な軽い展開と、軽さゆえの読み易さ」という感じだけど、やはり少年向けのレーベルでも健在。
1冊完結で良くも悪くも後を引かないので、テンプレでスッカスカだけど、とにかく読み易いから「手軽にこういうのが読みたい」という人なら、という感じ。
読了日:03月12日 著者:里海 慧
運命に噛みついた馬―サンデーサイレンス物語運命に噛みついた馬―サンデーサイレンス物語感想
名馬サンデーサイレンスについての海外ルポルタージュの翻訳もの。
大過ぎる大種牡馬なので国内競馬雑誌等でサンデーサイレンスは何度も何度も語られてはいるけどそれらはどうしても「日本から観た視点」であり、一方の本書は現地で書かれただけあって「これだけの名馬が日本に渡るまでのアメリカ国内の雰囲気・温度感」などがキッチリと伝わってくる内容だった。
「競争成績は優れていたが、見栄えのしない馬体とマイナーな血統であるために日本に輸出された」とだけ語られてしまうサンデーサイレンスという競走馬の解像度が抜群に上がる良書。
読了日:03月11日 著者:レイ ポーリック
魅了魔法を暴発させたら破邪グッズをジャラジャラさせた王太子に救われました (ビーズログ文庫)魅了魔法を暴発させたら破邪グッズをジャラジャラさせた王太子に救われました (ビーズログ文庫)感想
トキメキを感じた瞬間の「パァーーン」が面白過ぎた。「破邪グッズ」というアイディアの大勝利。
ヒーローの好感度の上昇がここまで明快にわかってしまう作品は珍しいですわ。好き。
読了日:03月11日 著者:三崎 ちさ
放課後の聖女さんが尊いだけじゃないことを俺は知っている4 (ファンタジア文庫)放課後の聖女さんが尊いだけじゃないことを俺は知っている4 (ファンタジア文庫)感想
打ち切りを感じる高速展開による完結感。
主役2人の関係性・空気感を含めたキャラクターは大好きだったし、最終的な落としどころは嫌いじゃないんだけど、やはり急展開過ぎて(好きなシリーズだった分)勿体なさが先に立つ。残念。
とりあえずお疲れさまでした。
読了日:03月11日 著者:戸塚 陸
凪の司祭凪の司祭感想
さすがに動機と犯行内容・規模の距離が遠すぎて、あまりに不条理すぎる大量殺人を行う犯人に対して感情移入がまったく出来なかった。一方でテロのスケール感に対すると協力者達内部での殺人事件とかどうでもいいものに感じてしまい、石持さん特有の特殊状況での推理という部分で乗っていけなかった。
設定・状況・ストーリー・行動・推理等の諸々が上手くかみ合わなかった印象ですね。
読了日:03月10日 著者:石持 浅海
私の嫌いな探偵私の嫌いな探偵感想
ワトソン役の首が挿げ替えられた。
読了日:03月09日 著者:東川 篤哉
反逆者として王国で処刑された隠れ最強騎士 1 蘇った真の実力者は帝国ルートで英雄となる (オーバーラップ文庫)反逆者として王国で処刑された隠れ最強騎士 1 蘇った真の実力者は帝国ルートで英雄となる (オーバーラップ文庫)感想
わかりやすい逆行転生もの。
ただ、騎士学校の卒業生がそんなに簡単に他国に行けるものなのかなど、ディテールでは気になる展開がちらほら。
さらに助走が足りないせいか、キャラの魅力がイマイチ伝わってこず、キャラへの愛着がそこまで持てなかったせいで、全体的にノっていなかったところがあった。
読了日:03月07日 著者:相模優斗
清須会議清須会議感想
同名映画のノベライズ、あるいは原作小説。
ドタバタコメディとしての映画・清須会議はコミカルな面白さはあったけど、小説としての本作はとにかく登場人物の諸々の価値観・内面描写・やり取り・口調が現代的で軽過ぎるほどに軽過ぎる。
最大限によく言えば「戦国における選挙戦」を舞台にした「読みやすい時代小説」なんだけど、前述の軽さのせいで清須会議のかけひきの重厚さを損ねてしまっていて勿体なさがあった。
うーん、全体的には軽すぎて僕にはイマイチですね。
読了日:03月07日 著者:三谷 幸喜
孤高の暗殺者だけど、標的の姉妹と暮らしています (GA文庫)孤高の暗殺者だけど、標的の姉妹と暮らしています (GA文庫)感想
孤高の暗殺者だけど、標的の(姉)妹と暮らしています。
読了日:03月07日 著者:有澤 有
竜王に拾われて魔法を極めた少年、追放を言い渡した家族の前でうっかり無双してしまう ~兄上たちが僕の仲間を攻撃するなら、徹底的にやり返します~ (GA文庫)竜王に拾われて魔法を極めた少年、追放を言い渡した家族の前でうっかり無双してしまう ~兄上たちが僕の仲間を攻撃するなら、徹底的にやり返します~ (GA文庫)感想
典型的なテンプレ追放ザマァで良くも悪くも軽くてスッカスカ。僕の好みには合っていないかなぁ、とは思う。
読了日:03月06日 著者:こはるんるん
祓い屋令嬢ニコラの困りごと (DREノベルス い 1-1-1)祓い屋令嬢ニコラの困りごと (DREノベルス い 1-1-1)感想
西洋風の国家・人種に東洋風の概念を組み合わせた世界観で、呪詛や怪異の描写が意外(というのも失礼ですが)にしっかりしていた。
クールで塩対応気味ながら本質的に人がいいから困っている友人を放っておけない主人公のキャラクター造形に、トラブルメイカー気味ながらも主人公のことが好きなヒーロー役の組み合わせ。身分差故に距離を置こうとしてる主人公、それでも主人公を求めるヒーロー、いいですね。好き。
そして「ザマァ」にしても、画一的な断罪ではなく、もっとおぞましくドロドロした結末でゾクッとする面白さがあった。
読了日:03月06日 著者:伊井野いと
異世界ラーメン屋台 エルフの食通は『ラメン』が食べたい (PASH!ブックス)異世界ラーメン屋台 エルフの食通は『ラメン』が食べたい (PASH!ブックス)感想
異世界グルメモノではあるんだけど、「ラーメンとは?」に正面から向き合う割と真摯なラーメン作品だった。いいですね、好き。
読了日:03月05日 著者:森月 真冬
はやく名探偵になりたいはやく名探偵になりたい感想
倒叙の犯人の苦労が水の泡になるところが味わい深い。
読了日:03月05日 著者:東川 篤哉
わけあり侯爵夫人は日陰者 剣聖の夫との恋は結婚四年目から (一迅社文庫アイリス)わけあり侯爵夫人は日陰者 剣聖の夫との恋は結婚四年目から (一迅社文庫アイリス)感想
「結婚後、妻に無関心だった夫がほだされていく」みたいなタイプかと思ったら、「事情があって妻を構うことが出来なかった結婚前からのベタ惚れ夫がようやく妻と結婚生活に入れるようになった」という話だった。主人公の「正体」を含めて目先が変わった味わいがある。
爵位を持っている訳じゃない未亡人の義母にそこまで強く出れないものか?」とは思うし、ベタ惚れの妻に4年間も日陰者(だと思い込むくらいの)生活を強いたことには疑問があるけど、事情が事情だから結婚後に手のひらを返すタイプの馬鹿夫に比べれば同情の余地がある。
読了日:03月04日 著者:中村 朱里,條
勇者になれなかった三馬鹿トリオは、今日も男飯を拵える(4) (Mノベルス)勇者になれなかった三馬鹿トリオは、今日も男飯を拵える(4) (Mノベルス)感想
ヘイト対象だったキャラが素直に謝罪して反省して助けを求めてきた時、読者としても感情を持てあますところがあるし、その「謝罪」を受け入れる主人公の姿には度量の大きさと共にモヤモヤしたものを感じてしまった。
そういう割り切れなさは作中で一部キャラが抱えているものだろうし、そういう意味で感情移入してしまう部分がありましたね。
読了日:03月04日 著者:くろぬか
浮遊島の眠れるエース、士官学校生活を満喫する浮遊島の眠れるエース、士官学校生活を満喫する感想
「空」に憧れる主人公のスタンスや、チームメイトとの画一的じゃない関係性とかは割と好きだったんだけど、「国の脅威となる怪物」と人間の体のまま戦うのはスケール感がやや釣り合っていなかった気はするかなぁ。
読了日:03月04日 著者:坂石 遊作
百合の華には棘がある (メディアワークス文庫)百合の華には棘がある (メディアワークス文庫)感想
しばらく「博多豚骨ラーメンズ」シリーズを読んでいないので、最後までスピンオフであることに気付かなかった。
読了日:03月04日 著者:木崎 ちあき
鎮憎師 (光文社文庫 い 35-17)鎮憎師 (光文社文庫 い 35-17)感想
設定はともかく、展開・論理・キャラクターなど全体的にイマイチ。
読了日:03月03日 著者:石持浅海
マスケットガールズ!~転生参謀と戦列乙女たち~ (PASH!ブックス)マスケットガールズ!~転生参謀と戦列乙女たち~ (PASH!ブックス)感想
現代的知識だけじゃなくて、現代的な価値観が女性に好感を与える姿勢に繋がっているあたり、説得力がある面白い仕上がりだった。
読了日:03月02日 著者:漂月
原作開始前に没落した悪役令嬢は偉大な魔導師を志す (ファミ通文庫)原作開始前に没落した悪役令嬢は偉大な魔導師を志す (ファミ通文庫)感想
どこかで観たようなタイトルとイラストだったけど「最近こういう類似タイトルも多いし……」と思って読んでみたら、やっぱり過去にエンターブレインの単行本で出てた・読んだ作品のリブートだった。
近年コミカライズ切っ掛けのリブートはたまに見掛けるようにはなったけど、本作についてはコミカライズや作者の他作品がヒットしたという訳でもないので、正直このタイミングで近しい出版社の文庫でリブートする理由がよくわからない……
魔術の設定などが面白いから単行本は好きだったけど、なんか釈然としないものが残る復刊でしたね。
読了日:03月02日 著者:桜木桜
アラサーがVTuberになった話。2アラサーがVTuberになった話。2感想
少しずつ結果が出る形で主人公が報われていて嬉しい。
読了日:03月02日 著者:とくめい
知識ゼロからのキリスト教絵画入門知識ゼロからのキリスト教絵画入門感想
「入門書」らしく、基本的な聖書の構成等を説明した上で、モチーフにしてある絵と共にエピソードを並べてある。網羅してある訳ではないけど、入門書としては手頃なボリューム。
特定の時代以前の西洋絵画は聖書モチーフのものが多いから、この本を読むだけでも一定の絵画展がある程度楽しくなると思いますね。
読了日:03月01日 著者:池上 英洋

読書メーター

2023年2月の読書まとめ

2023年2月の読書まとめ。読書メーター調べ。
計56冊、1日約2冊ペース。ギリギリ1日2冊ペースを維持。
ライトノベル36冊、ジュブナイルポルノ3冊、一般文芸・ミステリ11冊、エッセイ・雑学・趣味本6冊。
ラノベ少ない。

2月の読書メーター
読んだ本の数:56
読んだページ数:16077
ナイス数:209

ヴァンパイアハンターに優しいギャル (GA文庫)ヴァンパイアハンターに優しいギャル (GA文庫)感想
日常の象徴としてのギャル、非日常の象徴としてのヴァンパイアハンター
その運命が交差して交流を持つことになった二人だけど、ギャルが非日常に深入りしていくのではなく、"帰るべき日常"として非日常を受け入れている構図が実に良かったですね。
ボス役が短絡的過ぎるなど、細かいところで気になる点はあったけど、とにかく主役二人の関係性だけで読ませる内容になっている。
いいですね、続きも読みたい。
読了日:02月27日 著者:倉田和算
オルゴーリェンヌ (ミステリ・フロンティア)オルゴーリェンヌ (ミステリ・フロンティア)感想
少年検閲官を読んだのは十数年前なので、過去作についての情報がうろ覚え。そのせいか分からないけどイマイチ入っていけない部分はあった。
ミステリとしては良いところもあったけど、「謎を解かないといけない状況」についてもう少し切迫感があった方が良かったかなぁ、と感じました。
読了日:02月27日 著者:北山 猛邦
人生に疲れた最強魔術師は諦めて眠ることにした (ビーズログ文庫)人生に疲れた最強魔術師は諦めて眠ることにした (ビーズログ文庫)感想
凄惨なパワハラ環境に晒されていたとは思えないくらい主人公がほんわかとした善良な人物で、オカンなヒーローも含めてキャラクターへの好感度が高かった。
読了日:02月27日 著者:白崎 まこと
ひとりぼっちの異世界攻略 life.11 その神父、神敵につき (オーバーラップ文庫)ひとりぼっちの異世界攻略 life.11 その神父、神敵につき (オーバーラップ文庫)感想
異世界を含めた世界で最も変装が無意味な主人公。最高。
読了日:02月26日 著者:五示正司
お助けキャラに転生したので、ゲーム知識で無双する ~運命をねじ伏せて、最強を目指そうと思います~ 1 (ブレイブ文庫)お助けキャラに転生したので、ゲーム知識で無双する ~運命をねじ伏せて、最強を目指そうと思います~ 1 (ブレイブ文庫)感想
「ゲームでの主人公キャラ」が単なる噛ませ犬じゃなくて、「超え続けていくべき壁としての驚異的な才能」として設定されているのが実に良い。
読了日:02月26日 著者:しんこせい
本能寺から始める信長との天下統一 9 (オーバーラップ文庫)本能寺から始める信長との天下統一 9 (オーバーラップ文庫)感想
「印象深いキャラの死によって過酷な現実を突きつけられてショックを受ける」という定番の展開ではあるんだけど、「死」というシリアスな見せ場があるキャラがアニメ作品のパロネームということでその重要なポジションになったキャラがガルパンのパロネームということで色々と損をしている気がする。同じ内容でもパロネームじゃないだけで印象は明確に変わってきた気がしますね。
読了日:02月25日 著者:常陸之介寛浩
ボッチの僕でも、クズのヤリチンになれるってホントですか? 水泳部の双子姉妹を奪っちゃえ! (フランス書院eブックス)ボッチの僕でも、クズのヤリチンになれるってホントですか? 水泳部の双子姉妹を奪っちゃえ! (フランス書院eブックス)感想
シリーズの中でも特にNTR感が激しくてゾクッとする。
主人公の歪みとサイコパス感が加速していて、そこがいい。
読了日:02月25日 著者:黄金の黒山羊
引きこもり令嬢の困った日常2~名探偵エリカの新たな事件の幕開けは突然に!~引きこもり令嬢の困った日常2~名探偵エリカの新たな事件の幕開けは突然に!~感想
良くも悪くも手堅いミステリになっていた。ビターな味わい。
んー、続きも読もうと思うくらいには悪くない内容なんだけど、やっぱり1冊のページ数が少なくて食い足りない印象はありますね。
読了日:02月25日 著者:狭山ひびき
絞首商會絞首商會感想
タイトルや世界観や背景設定には面白味はあるものの、事件のスケール・魅力が乏しくて長編ボリュームを引っ張るだけの力に欠けていて冗長に感じてしまった。
読了日:02月25日 著者:夕木 春央
ボッチの僕でも、クズのヤリチンになれるってホントですか? 先生とラブホ!&テニス部と乱交! (フランス書院eブックス)ボッチの僕でも、クズのヤリチンになれるってホントですか? 先生とラブホ!&テニス部と乱交! (フランス書院eブックス)感想
クズ度が加速している。いいぞもっとやれ。
例によって挿絵が無いのが残念。
読了日:02月24日 著者:黄金の黒山羊
田んぼで拾った女騎士、田舎で俺の嫁だと思われている (電撃の新文芸)田んぼで拾った女騎士、田舎で俺の嫁だと思われている (電撃の新文芸)感想
この作者さんらしく、先行作品の薄味再生産品。
読了日:02月24日 著者:錬金王
君に読ませたいミステリがあるんだ君に読ませたいミステリがあるんだ感想
主人公とヒロインの関係について、最後のオチの是非。
読了日:02月24日 著者:東川 篤哉
ポンコツ王太子のモブ姉王女らしいけど、悪役令嬢が可哀想なので助けようと思います〜王女ルートがない!?なら作ればいいのよ!〜ポンコツ王太子のモブ姉王女らしいけど、悪役令嬢が可哀想なので助けようと思います〜王女ルートがない!?なら作ればいいのよ!〜感想
転生者は悪役令嬢なんだけど、主人公は転生者じゃない「モブ王女」という悪役令嬢の変形もの。
転生者本人でもないのに「モブ扱いだった王女」が大活躍をする展開には少し釈然としない部分はあったけど、ポジティブにグイグイくる主人公に対する好感度が高いので楽しめた。
読了日:02月24日 著者:諏訪ぺこ
俺と妹の血、つながってませんでした (ファンタジア文庫)俺と妹の血、つながってませんでした (ファンタジア文庫)感想
凄くいいところで終わりやがった!
事実を知って、積極帝に前に出るのか、逆に一歩下がってしまうのか、先が気になりますね。続きを読みたい。
読了日:02月23日 著者:村田 天
ボッチの僕でも、クズのヤリチンになれるってホントですか? (フランス書院eブックス)ボッチの僕でも、クズのヤリチンになれるってホントですか? (フランス書院eブックス)感想
無責任なエロさが非常に良かったけど、挿絵が無いのが勿体なかった。
読了日:02月23日 著者:黄金の黒山羊
淡海乃海 水面が揺れる時~三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲~十四淡海乃海 水面が揺れる時~三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲~十四感想
国内経済の影響が明やスペインに波及していく流れが広がりを感じれて良かったですね。
読了日:02月23日 著者:イスラーフィール
一身上の都合で(悪辣)侯爵様の契約メイドになりました (ビーズログ文庫)一身上の都合で(悪辣)侯爵様の契約メイドになりました (ビーズログ文庫)感想
ベタながらそこまで悪い内容ではなかったもののヒーロー役の俺様キャラと口の悪さで第一印象が悪かったので初動でノっていけなかった。
読了日:02月23日 著者:深見 アキ
崖の上で踊る崖の上で踊る感想
んー、理由や言い分があるのはわかるけど、やっぱりこのタイミングで「仲間」の殺人に踏み切ったことがしっくりこなかったなぁ、とは思いますね。最初の3人の復讐を完遂してから動いた方が。
読了日:02月23日 著者:石持 浅海
時鐘館の殺人 (中公文庫)時鐘館の殺人 (中公文庫)感想
短編集。個人的な好みとして、好きな作品とイマイチな作品の落差が割とある感じだった。
読了日:02月22日 著者:今邑 彩
お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について4 (角川スニーカー文庫)お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について4 (角川スニーカー文庫)感想
実質婚前旅行。エロスを感じる。
読了日:02月21日 著者:桜木桜
売れ残りの奴隷エルフを拾ったので、娘にすることにした (電撃の新文芸)売れ残りの奴隷エルフを拾ったので、娘にすることにした (電撃の新文芸)感想
幼女が可愛い。親バカになるのも仕方ない。
読了日:02月21日 著者:遥 透子
解雇された宮廷錬金術師は辺境で大農園を作り上げる1~祖国を追い出されたけど、最強領地でスローライフを謳歌する~(グラストNOVELS)解雇された宮廷錬金術師は辺境で大農園を作り上げる1~祖国を追い出されたけど、最強領地でスローライフを謳歌する~(グラストNOVELS)感想
「農園(農業)」の発達の仕方や段取りが雑。
読了日:02月20日 著者:錬金王
婚約破棄されました 本気出していいですよね (マッグガーデン・ノベルズ)婚約破棄されました 本気出していいですよね (マッグガーデン・ノベルズ)感想
典型的な婚約破棄・ザマァもので特筆するような部分はほとんどないけど、「力を示しすことで婚約関係に茶々をイラレれないようにする」という主人公が力を隠していた理由は納得いくものだったのでそこだけは少し良かった。
読了日:02月20日 著者:野原のこ
公女殿下の参謀様~『厄災の皇子』と呼ばれて忌み嫌われて殺されかけた僕は、復讐のために帝国に抗い続ける属国の公女殿下に参謀として取り入った結果、最高の幸せを手に入れました~ 1 (Saga Forest)公女殿下の参謀様~『厄災の皇子』と呼ばれて忌み嫌われて殺されかけた僕は、復讐のために帝国に抗い続ける属国の公女殿下に参謀として取り入った結果、最高の幸せを手に入れました~ 1 (Saga Forest)感想
公女殿下にもうちょっと「幸せになって欲しい女の子としての魅力」や「王となるべき素質」が欲しかった。
読了日:02月19日 著者:サンボン
野球が好きすぎて野球が好きすぎて感想
贔屓球団のシーズンの調子によって仮名が変わる探偵役がとても良かった。
読了日:02月19日 著者:東川 篤哉
誰も語らなかった フェルメールと日本誰も語らなかった フェルメールと日本感想
海洋国家だった当時のオランダにアジア圏の文化・品物が流入しているのは割と有名な話だし、オランダ絵画特有の寓意を持つ物品としてそういう海上輸入された物品が用いられることも多いので、天文学者の「ヤポンセ・ロック」に代表されるように絵に日本由来のものが書かれているからといって、日本と特別な結びつきがあるとは感じませんでしたね。
タイトル等での「日本推し」が強すぎる面に目をつぶれば、フェルメール作品の鑑賞の一助となる説明も多く、フェルメールへの興味と解像度を高める意味では悪くない本だったとは思います。
読了日:02月18日 著者:田中英道
うまたん ウマ探偵ルイスの大穴推理うまたん ウマ探偵ルイスの大穴推理感想
「てっきり馬の行動によって真実に気付くものかと思ったら(主人公とだけとはいえ)ダイレクトに喋るんかい!」とは思ったけど、東川作品にそういうツッコミするのも今更かという気もする。
良くも悪くも競馬要素はマイルドだったけど、コミカルなバディものとしては悪くなかったです。
読了日:02月18日 著者:東川 篤哉
回復術士だと思っていたら、世界で最初の衛生兵でした! 勇者パーティーを追放されたヒーラーは、戦場の天使と讃えられました回復術士だと思っていたら、世界で最初の衛生兵でした! 勇者パーティーを追放されたヒーラーは、戦場の天使と讃えられました感想
追放もののフォーマットでナイチンゲール物語の要素を本歌取りしたような作品。
地獄のような戦場に衛生・衛生兵・野戦病院などのシステムや持ち込んで構築されていく秩序によって戦況が好転していく流れが実に面白い。
自叙伝やドキュメンタリーとかでもそうだけど、やはり根拠ある発想によって物事が「改善」していくのを読むのはいいですね。楽しかったです。
読了日:02月18日 著者:雪車町地蔵
3分聖女の幸せぐーたら生活1 生真面目次期公爵から「きみを愛することはない」と言われたので、ありがたく1日3分だけ奥さんやります。それ以外は自由!やっほい!! (アース・スター ルナ)3分聖女の幸せぐーたら生活1 生真面目次期公爵から「きみを愛することはない」と言われたので、ありがたく1日3分だけ奥さんやります。それ以外は自由!やっほい!! (アース・スター ルナ)感想
コンセプトは嫌いじゃないし、能力があるのに搾取されてた少女が少しずつ幸せになっていく流れ自体は嫌いじゃなかったけど、公爵の幼馴染の突然豹変したかのような行動が色々と無理だった。
主人公を敵視する理由までは(身勝手だとは思うけど)理解できなくもないけど、その立場とその状況で一気にそこまでの蛮行に走るのは「脳内スポンジなのかな?」と思ってしまう。
更にその行動の報いがあまりにも軽過ぎて、主人公が気にしてなくても読者の僕が気になって釈然としないものが残ってしまった。
幼馴染少女のせいで色々と勿体なくなった作品。
読了日:02月17日 著者:ゆいレギナ
三日月が新たくなるまで俺の土地! ~マイナー武将「新田政盛」に転生したので野望MAXで生きていきます~ (アース・スターノベル)三日月が新たくなるまで俺の土地! ~マイナー武将「新田政盛」に転生したので野望MAXで生きていきます~ (アース・スターノベル)感想
タイトルに偽りなく本当にマイナー武将への転生で、加えて舞台となっている陸奥国も戦国時代の歴史における主流から外れているので二重にマイナーなので、各武将も陸奥国の周辺事情も出てくる情報が一々新鮮で興味深い。
よくある「報われなかった前世」からの転生ではなく、前世でバリバリやってた成功者からの転生なので、主人公が怖いくらいの野心家でキレッキレだった。潔い。
ただ近年のラノベとしてはイラストが渋過ぎなので正直セールス的にこの方向性が正解か分からない。ただ供給が少ない戦国転生ものなので続きが出て欲しいものですね。
読了日:02月17日 著者:篠崎冬馬
週末同じテント、先輩が近すぎて今夜も寝れない。2 (GA文庫)週末同じテント、先輩が近すぎて今夜も寝れない。2 (GA文庫)感想
前巻は「キャンプ>=ラブコメ」という分量だった気がするけど、今巻は「ラブコメ>キャンプ」という分量になっている印象。1巻では「趣味もの(キャンプもの)」としての要素の方を面白く感じたからそこは少し残念。
全体的には面白く読めたし、「同じ時間帯で学生生活を送れない」という年の差ラブコメとしての切ない良さはあったけど、関係性の進展が早かったこともあり恋愛情緒の面で少し乗り切れない部分はあった。
読了日:02月16日 著者:蒼機 純
自分の事を主人公だと信じてやまない踏み台が、主人公を踏み台だと勘違いして、優勝してしまうお話です自分の事を主人公だと信じてやまない踏み台が、主人公を踏み台だと勘違いして、優勝してしまうお話です感想
割とハードな状況だったりするんだけど、悪意に気付かない程の主人公のポジティブさが周りの勘違いの加速させて、色んな人の運命を変えていくのが面白い。
読了日:02月15日 著者:流石ユユシタ
才女のお世話 5 高嶺の花だらけな名門校で、学院一のお嬢様(生活能力皆無)を陰ながらお世話することになりました (HJ文庫 さ 07-03-05)才女のお世話 5 高嶺の花だらけな名門校で、学院一のお嬢様(生活能力皆無)を陰ながらお世話することになりました (HJ文庫 さ 07-03-05)感想
ヒロインレースに正式エントリー。
読了日:02月15日 著者:坂石遊作
廃公園のホームレス聖女 最強聖女の快適公園生活 (GAノベル)廃公園のホームレス聖女 最強聖女の快適公園生活 (GAノベル)感想
パワハラ元上司の好感度がどん底過ぎて、仮に今後彼がヒーロー役になってくるようだとゲンナリしてしまうので周りの人達はパワハラ元上司をしっかりと排除し続けて欲しい。
読了日:02月14日 著者:荒瀬ヤヒロ
ラッセンとは何だったのか? ─消費とアートを越えた「先」ラッセンとは何だったのか? ─消費とアートを越えた「先」感想
複数の人のコラムを集める形式で全体としての統一感が無く、「何だったのか?」に対しては「結局何だったんでしょうね?」と言いたくなるくらいには統一見解が出ていない。
ラッセンヒロ・ヤマガタに対する「有名な論文や問題についてはみんな分かってるだろうし、ここで改めて詳細に述べないけど、ああいうところがさぁ…」みたいな感じで、改めて説明してくれない、言語化してくれない部分が多い。
コラムの共通項からアート界隈の不満・反発・嫌悪感・反省などの複雑な感情は感じるけど、もう少し言語化した統一見解を読みたいですね。
読了日:02月13日 著者:原田 裕規,斎藤 環,千葉 雅也,大山 エンリコイサム,上田 和彦,星野 太,中ザワ ヒデキ,北澤 憲昭,暮沢 剛巳,土屋 誠一,河原 啓子,加島 卓,櫻井 拓,石岡 良治,大野 左紀子
S級学園の自称「普通」、可愛すぎる彼女たちにグイグイ来られてバレバレです。2 (講談社ラノベ文庫)S級学園の自称「普通」、可愛すぎる彼女たちにグイグイ来られてバレバレです。2 (講談社ラノベ文庫)感想
チンピラがヒロインに暴言吐いて肩を突き飛ばしすのは悪かったとは思うけど、それに対して膝を破壊したり肘の筋繊維をちぎったりする過剰防衛に正直ドン引きした。お前「普通」を目指してるんじゃないんかよ。更に「助けられた」ヒロインもその過剰防衛に「わたしのために怒ってくれてありがとう」って素直に感謝する盲目なお花畑っぷりで二重にドン引き。
「やられ役」がザマァ展開された時の爽快感のためにヘイトを集めるためのゲス行動の連続もゲンナリ
1巻くらいの匙加減ならともかく、個人的な許容範囲の一線を超えて正直辛かった。
読了日:02月12日 著者:裕時 悠示
天空の異世界ビストロ店 ~看板娘ソラノが美味しい幸せ届けます~ (カドカワBOOKS)天空の異世界ビストロ店 ~看板娘ソラノが美味しい幸せ届けます~ (カドカワBOOKS)感想
グルメチート系かと思ったら、飲食店コンサル系だった。
うーん、「料理が上手い・斬新」とかだと凄さが分かり易いんだけど、本作のコンサル的なアプローチはあまり凄さが伝わってこないのでイマイチでした。
「空港」と「お店」の関係性・力関係・契約などのディテールがフワフワしているので、なんか足元がおぼつかない。
「空飛ぶ船が集まる空にある港」という特殊な舞台設定にするんなら「海上の港」と違う魅力を作り出すようにもっと上手く使ってほしいと思いましたね。
読了日:02月10日 著者:佐倉 涼
北政所様の御化粧係2〜戦国の世だって美容オタクは趣味に生きたいのです〜北政所様の御化粧係2〜戦国の世だって美容オタクは趣味に生きたいのです〜感想
大谷吉継さんの出番が……(´・ω・`)
読了日:02月10日 著者:笹倉のり
無口な小日向さんは、なぜか俺の胸に頭突きする (角川スニーカー文庫)無口な小日向さんは、なぜか俺の胸に頭突きする (角川スニーカー文庫)感想
無口な小動物な少女は可愛い。はっきりわかんだね。
読了日:02月09日 著者:心音 ゆるり
殺し屋、続けてます。殺し屋、続けてます。感想
殺し屋が増えて、交差しそうで交差しない。
読了日:02月09日 著者:石持 浅海
広報部出身の悪役令嬢ですが、無表情な王子が「君を手放したくない」と言い出しました (角川ビーンズ文庫)広報部出身の悪役令嬢ですが、無表情な王子が「君を手放したくない」と言い出しました (角川ビーンズ文庫)感想
「広報部出身」という要素が生かされる部分が少な過ぎた。
読了日:02月07日 著者:宮之 みやこ
ヘンタイ美術館ヘンタイ美術館感想
対談形式のトークイベントを書き起こす形にまとめた一冊。
「ヘンタイ」というよりは「ヘンジン」「セイヘキ」という視点で有名な芸術家を語る本。
割と身もふたもない語り口だから硬派に美術に向き合っている人には向かないかもしれないけど、こういう美術家の「属性」や「印象深いエピソード」を付けて語ってくれると印象に残るのは確かなので、美術に関心を持つ切っ掛けの本としてはいい本だと思います。
ただその画家を好きな人にこの本の受け売りだけで「こういうところがヘンタイだよなw」と茶化したら怒られても仕方ないとも思いますね。
読了日:02月06日 著者:山田 五郎,こやま 淳子
戦国大名大全 全大名系譜付。有力大名は詳細家系図も! (廣済堂ベストムック)戦国大名大全 全大名系譜付。有力大名は詳細家系図も! (廣済堂ベストムック)感想
家系図は良かった一方で、「大全」と言うももの各大名個々の情報量は非常に少ない。
この1冊単位だと読み物としては物足りないから、他の資料に家系図の情報をプラスしたい時に使えることもあるかなぁ、くらいのムック。
読了日:02月06日 著者:
妹に婚約者を取られたら見知らぬ公爵様に求婚されました (角川ビーンズ文庫)妹に婚約者を取られたら見知らぬ公爵様に求婚されました (角川ビーンズ文庫)感想
全体的にテンプレで、ありがちな内容だったとして「典型的なザマァ」が読みたいならアリかなぁ、というライン。
幼少期の交流があったならそこまでスッパリ忘れるものなの……?という疑問にはフォローが無かった。
読了日:02月05日 著者:陽炎氷柱
異世界のんびり農家 14異世界のんびり農家 14感想
箱の就職活動がこの作品らしいコミカルさとハートフルさでとても良かった。
読了日:02月05日 著者:内藤 騎之介
新しい世界で 座間味くんの推理新しい世界で 座間味くんの推理感想
シリーズを重ねてきたからこそ光る大オチが綺麗だった。
読了日:02月05日 著者:石持 浅海
隣の席の美少女をナンパから助けたら、なぜかクラス委員を一緒にやることになった件 (角川スニーカー文庫)隣の席の美少女をナンパから助けたら、なぜかクラス委員を一緒にやることになった件 (角川スニーカー文庫)感想
やはり能力…!! 能力は全てを解決する…!!
読了日:02月04日 著者:マナシロカナタ
悪役令嬢の父親に転生したので、妻と娘を溺愛します悪役令嬢の父親に転生したので、妻と娘を溺愛します感想
妻子溺愛イケオジ、実に良い。
読了日:02月04日 著者:yui/サウスのサウス
どうも、物欲の聖女です 無双スキル「クリア報酬」で盛大に勘違いされました (ドラゴンノベルス)どうも、物欲の聖女です 無双スキル「クリア報酬」で盛大に勘違いされました (ドラゴンノベルス)感想
独善的な行動をしながらも、周りの勘違いによって高い評判を掴んでいく、いわゆる「勘違いもの」。
クリア報酬に目のくらんだ「クリア報酬ジャンキー」な主人公のキャラがいっそ潔い。楽しいコメディでしたね。
読了日:02月04日 著者:ラチム
サーチライトと誘蛾灯 (ミステリ・フロンティア)サーチライトと誘蛾灯 (ミステリ・フロンティア)感想
変わった名字の昆虫マニアを探偵役に据えた短編集。
ミステリとしては手堅い仕上がりだけど、探偵役のキャラクターが個人的な好みと合致せず、ハマりきれなかった。
読了日:02月04日 著者:櫻田 智也
黄金の旅路 人智を超えた馬・ステイゴールドの物語黄金の旅路 人智を超えた馬・ステイゴールドの物語感想
ステイゴールドの現役時代から(刊行された2014年以前くらいまでの)種牡馬時代までを網羅した一冊。
現役時代の個々のレースのことや個々の産駒についての踏み込みはそこまで深くないけど、これ一冊で「ステイゴールド」という競走馬・種牡馬の解像度は確実に上がる、入門書としては最適な1冊でしたね。
ステイゴールドは五指に入る程好きな馬だし、当時をリアルタイムで観ていた人間としては色んな思い出が呼び起こされてたまらない。良い本でした。
読了日:02月03日 著者:石田 敏徳
馬の瞳を見つめて馬の瞳を見つめて感想
ナイスネイチャの生産牧場に嫁いだ女性の半自伝。本質が「動物好きの女の子」である著者が、「引退馬」に対する生産牧場・経済動物のリアルに直面して、理想と現実の合間でもがく情緒的な内容が綴られている。
正直牧場経営の観点だけなら著者の行動は生産性のない理想論であり、稼ぎ頭の馬に甘えた活動のようにも思えてしまう。
ただ、この本が出てから20年以上が経ち、生産牧場から「引退馬の養老牧場」に転身して理想を現実にした今となっては素直に頭が下がる。単なる「動物好きの女の子」では終わらず生業として言行一致させたことは凄い。
読了日:02月03日 著者:渡辺 はるみ
Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラスRのつく月には気をつけよう 賢者のグラス感想
シリーズ2作目だけど本作も良かった。
例によって酒とつまみの描写が美味しそうだからこそ、「謎」という肴も引き立つ。いい晩酌をしたような読後感。
読了日:02月03日 著者:石持浅海
悪役令嬢レベル99 その5 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~ (カドカワBOOKS)悪役令嬢レベル99 その5 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~ (カドカワBOOKS)感想
エレノーラの魅力と能力の高さがあふれていた。幸せになって欲しい。
読了日:02月02日 著者:七夕 さとり
フェルメール 生涯の謎と全作品フェルメール 生涯の謎と全作品感想
時期的にはフェルメール作品の来日に合わせての発刊だったと思うけど、カラーの大きいサイズでフェルメール作品の写真を網羅しつつ解説を入れてくるので、実にいいフェルメール入門書だったと思います。
本が出てから今日までの間に起きた「窓辺で手紙を読む女」補修のことなどを噛みしめながら読むとまた違った味わいがある。
読了日:02月01日 著者:
まだ間に合う!明日処刑される悪役令嬢ですけど、スチル回収だけはさせてください! (Kラノベブックスf)まだ間に合う!明日処刑される悪役令嬢ですけど、スチル回収だけはさせてください! (Kラノベブックスf)感想
サスペンスに乙女ゲーム転生の皮をかぶせた作品。
読了日:02月01日 著者:マチバリ

読書メーター

2023年1月の読書まとめ

2023年1月の読書まとめ。読書メーター調べ。
計91冊、1日約2.94冊ペース。
ライトノベル74冊、ジュブナイルポルノ4冊、一般文芸・ミステリ6冊、エッセイ・教養・雑学本7冊。
思ったよりは読んでたけど、年始の休みが長かったことを考えると思ったよりは読めなかった印象。

1月の読書メーター
読んだ本の数:91
読んだページ数:27260
ナイス数:231

僕は、騎士学院のモニカ。 (ファンタジア文庫)僕は、騎士学院のモニカ。 (ファンタジア文庫)感想
TS化したことで弱くなったところはちゃんと欠点として残ってる匙加減が良かった。
細かい部分で掘り下げが足りない部分もあったけど、全体的にはそれなりに楽しい。
元の"モニカ"の屈折した部分と、主人公の想いと信念が響き合うような落とし所が良かったですね。
読了日:01月31日 著者:陸 そうと
声優ラジオのウラオモテ #08 夕陽とやすみは負けられない? (電撃文庫)声優ラジオのウラオモテ #08 夕陽とやすみは負けられない? (電撃文庫)感想
信じて、応える、その関係性が美しかった。
読了日:01月30日 著者:二月 公
完璧な俺の青春ラブコメ 1.ぼっち少女の救い方 (ファンタジア文庫)完璧な俺の青春ラブコメ 1.ぼっち少女の救い方 (ファンタジア文庫)感想
「主人公には出来る奴であってほしい(意訳)」というあとがきでの作者の言には何度も何度も頷いてしまった。美少女に惚れられる主人公には、惚れられる理由・価値がある主人公であって欲しいと思うので、本当にそう思う。
作者の考えに共感できるあって全体的にはかなり好きなんだけど、お助けキャラ的なムーブをしていたサブヒロインが可愛すぎて、この子が報われない展開を考えると心が痛い。
頑張れ如月さん、ヒロインレースに下剋上を起こすのだ。
読了日:01月30日 著者:藍藤 唯
こじらせ寵姫は陛下と恋愛本で演じ中 (一迅社文庫アイリス)こじらせ寵姫は陛下と恋愛本で演じ中 (一迅社文庫アイリス)感想
恋愛弱者の猿芝居が楽しかった。
読了日:01月30日 著者:佐槻 奏多,深山 キリ
転生社畜のチート菜園 2 ~万能スキルと便利な使い魔妖精を駆使してたら、気づけば大陸一の生産拠点ができていた~ (カドカワBOOKS)転生社畜のチート菜園 2 ~万能スキルと便利な使い魔妖精を駆使してたら、気づけば大陸一の生産拠点ができていた~ (カドカワBOOKS)感想
前巻同様に過剰チートによる雑な展開が辛かった。僕の好みに合わないのは分かったので続きが出てたとしてもここまでですね……not for meが過ぎた。
読了日:01月29日 著者:可換 環
奴隷の私が公爵令嬢で、しかも精霊の愛し子って本当ですか? (レジーナブックス)奴隷の私が公爵令嬢で、しかも精霊の愛し子って本当ですか? (レジーナブックス)感想
これだけ恵まれ・愛された境遇で攫われて奴隷になっているのも強引だし、スレることなく純潔を失うことなく育っているのもご都合主義が過ぎるし、「精霊の愛し子」なのに精霊に救われなかった理由付けの後付け臭い。
「奴隷だった私が実はお嬢様!?」というシチュエーションで作りたかったのは分かるんだけど、状況の作り出す段取りが雑な印象。
読了日:01月29日 著者:下菊みこと
星美くんのプロデュース: 陰キャでも可愛くなれますか? (vol.1) (ガガガ文庫 ガゆ 2-3)星美くんのプロデュース: 陰キャでも可愛くなれますか? (vol.1) (ガガガ文庫 ガゆ 2-3)感想
いいですね。一本筋が通った主人公のキャラ立ちが素晴らしい。kawaiiは面白い。
ヒロインについては陰キャと言うかこじらせ系内弁慶キャラだった。
読了日:01月29日 著者:悠木 りん,花ヶ田
コミュ力向上のために言語スキルをマスターしたら、引く手あまたの英雄になりました (ファンタジア文庫)コミュ力向上のために言語スキルをマスターしたら、引く手あまたの英雄になりました (ファンタジア文庫)感想
評価されず冷遇されてきた主人公が、ある切っ掛けで英雄に駆けあがるタイプの話。
良くも悪くも手堅い作りをしているので大外れはしない。
ただ「言語スキル」がこんなに広範囲に効果があるスキルなら既に有益性が発見されてそうなものだけど、まあそこは言いっこ無しか。
読了日:01月29日 著者:鈴木 竜一
お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件8 (GA文庫)お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件8 (GA文庫)感想
イチャイチャ描写には安定感はあるものの、「告白」というイベントをこなしてしまいその先に進むにはジャントルマン周君の自制心が強固なので、「イベント」という意味では動きが乏しい。面白くない訳では無いんだけどね。
読了日:01月28日 著者:佐伯さん
神様のミスで異世界にポイっとされました ~元サラリーマンは自由を謳歌する~1 (MFブックス)神様のミスで異世界にポイっとされました ~元サラリーマンは自由を謳歌する~1 (MFブックス)感想
原典を追うとグリフォンが神の使いというのはそうおかしい話でもないんだけど、こうしてキッチリと神の使いとしてグリフォンが出てくるのはなんか珍しいな。
読了日:01月28日 著者:でんすけ
神は遊戯に飢えている。6 (MF文庫J)神は遊戯に飢えている。6 (MF文庫J)感想
「(デス)ゲーム小説」は盤外(ゲーム外)で揉めている最中は面白さが落ちる法則。
読了日:01月28日 著者:細音 啓
僕は沈没ホテルで殺される (幻冬舎文庫)僕は沈没ホテルで殺される (幻冬舎文庫)感想
舞台の治安が悪過ぎて、登場人物たちも末期なキャラクター設定なので、「誰が死のうが放っておけばいいのでは……?」と思ってしまうところはあった。
読了日:01月28日 著者:七尾 与史
不老虫不老虫感想
特殊設定ミステリの旗手の一人である作者だけど、本書についてはミステリではなく昔の新書判で出てた伝奇・怪奇小説みたいな内容だった。表紙イラストから内容まで、2019年に出たとは思えないノスタルジーが溢れすぎている。「古風な伝奇・怪奇小説」として読めばそこそこ読める内容ではあるんだけど、作者のファン層と噛み合う感じでもないし、どこの層に向けて書いた作品か正直よくわからないところはある。
読了日:01月27日 著者:石持 浅海
小説「映画 ドラえもん のび太の月面探査記」小説「映画 ドラえもん のび太の月面探査記」感想
映画ドラえもんはF先生の頃から伏線の張り方と回収が絶妙だったので、ミステリ作家との相性の良さを感じますね。
読了日:01月27日 著者:藤子・F・ 不二雄,辻村深月
図説 室町幕府図説 室町幕府感想
室町幕府」を説明した書籍の中では出色の分かり易さと読み易さだったけど、なるべく分かり易く語ろうとすればするほど「そもそもの室町幕府という政体が複雑でナンセンスでダメダメでわかりづらい」という根本的な問題が露呈してしまう。室町幕府君、そういうとこやぞ。
読了日:01月26日 著者:丸山裕之
万能スキルの劣等聖女 ~器用すぎるので貧乏にはなりませんでした~ (ダッシュエックス文庫)万能スキルの劣等聖女 ~器用すぎるので貧乏にはなりませんでした~ (ダッシュエックス文庫)感想
良くも悪くも軽い。
読了日:01月26日 著者:冬月 光輝,ひげ猫
VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた6 (ファンタジア文庫)VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた6 (ファンタジア文庫)感想
いい最終回だった(続く)
読了日:01月26日 著者:七斗 七
グランアヴェール 1 お守りの魔導師は最推しラスボスお兄様を救いたい (HJ NOVELS HJN 70-01)グランアヴェール 1 お守りの魔導師は最推しラスボスお兄様を救いたい (HJ NOVELS HJN 70-01)感想
序盤だけかもしれないけど「病弱」設定がいいエッセンスになっていた気がしますね。
読了日:01月26日 著者:彩戸ゆめ
夫婦で営むモンスターファーム1 ~目指せ、まったりスローライフ~ (アース・スターノベル)夫婦で営むモンスターファーム1 ~目指せ、まったりスローライフ~ (アース・スターノベル)感想
「テイムもの」「もふもふ」「趣味プレイでトッププレイヤー」などの要素や話の筋自体は珍しいものじゃないんだけど、正式な「夫婦」である点などで多少目先が変わっている。
VRMMOものは「楽しそうにゲームをやっている」のを読むだけで嬉しくなってくるし、楽しい。うん、続きも読みたいですね。
読了日:01月25日 著者:三田 白兎
物産展の女 (メディアワークス文庫)物産展の女 (メディアワークス文庫)感想
テレビのドキュメンタリーでも「デパートのバイヤー」の話は面白いので、「お仕事小説」としてこの題材はいい目の付け所。重厚さは無いけど、読み易く、手堅く割と面白い。
「物産展の女」が一度消えて戻ってくるまでの内情、その時の女の想いや決意を想うと胸を締め付けるものがありましたね。
読了日:01月25日 著者:桑野 一弘
図説 鎌倉北条氏―鎌倉幕府を主導した一族の全歴史図説 鎌倉北条氏―鎌倉幕府を主導した一族の全歴史感想
トピックスによって情報が重複していたり、一貫性と言う意味ではイマイチな部分もあるけど、「得宗家」などの「用語自体は知っているけど詳しくは知らない」という部分の知識の穴埋め・補強という意味では図解が親切でいい本でした。
我ながら、やはり宮将軍の時代の知識が薄すぎた。
読了日:01月25日 著者:
元シスター令嬢の身代わりお妃候補生活 ~神様に無礼な人はこの私が許しません~ (電撃の新文芸)元シスター令嬢の身代わりお妃候補生活 ~神様に無礼な人はこの私が許しません~ (電撃の新文芸)感想
酷い境遇をまったく気にしない神様ガチ勢の主人公がとても良かった。
読了日:01月24日 著者:狭山 ひびき
転生社畜のチート菜園 ~万能スキルと便利な使い魔妖精を駆使してたら、気づけば大陸一の生産拠点ができていた~ (カドカワBOOKS)転生社畜のチート菜園 ~万能スキルと便利な使い魔妖精を駆使してたら、気づけば大陸一の生産拠点ができていた~ (カドカワBOOKS)感想
チートの度が過ぎて、知識も工夫も時間も必要としていないので、「生産」の部分が面白くない。うーん。
読了日:01月24日 著者:可換 環
『武功夜話』で読む信長・秀吉ものがたり『武功夜話』で読む信長・秀吉ものがたり感想
んー、既存の史料による「定説」を「武功夜話」を対比させて読み解いていく内容かと思ったらなんか違った。
信長公記」や「太閤記」などのメジャーな史科ついてもかなりの分量で語られているので「武功夜話」が「様々な説がある史科の一つ」のような扱いになってしまっている。
更に、既存の史料が多いので正確性を担保する場合は「一つの定説」を導くのが難しいのは分かるんだけど、定説が一つに固まっていないので前提の時点で読み辛い。
前提知識が一定上有る人が、「武功夜話」による「説」を追加で入れるために読むならアリ、という印象。
読了日:01月23日 著者:阿部 一彦
高島太一を殺したい五人高島太一を殺したい五人感想
特殊状況における推理合戦・屁理屈口論はまさに石持作品と言う味わい。ただ過去の事件や各人間関係が「動機」「真相」に深く関わる割に「被害者」や「被害者が殺される理由」についての描写が薄く、真相のカタルシスを弱めてしまっているのが少し勿体なかった。
読了日:01月22日 著者:石持 浅海
酔っぱらい盗賊、奴隷の少女を買う 2 (MFブックス)酔っぱらい盗賊、奴隷の少女を買う 2 (MFブックス)感想
主人公の背景についての伏線が突然はえてきた。
読了日:01月22日 著者:新巻 へもん
逆行の英雄 ~加護なき少年は絶技をもって女勇者の隣に立つ~ 2 (MFブックス)逆行の英雄 ~加護なき少年は絶技をもって女勇者の隣に立つ~ 2 (MFブックス)感想
努力と研鑽の結果の強さはまぶしい。
読了日:01月22日 著者:虎馬チキン
妹が女騎士学園に入学したらなぜか救国の英雄になりました。ぼくが。 (ファンタジア文庫)妹が女騎士学園に入学したらなぜか救国の英雄になりました。ぼくが。 (ファンタジア文庫)感想
無自覚無双系。読み易いけど、良くも悪くも全体的に軽い。
読了日:01月22日 著者:ラマンおいどん
レンブラント、フェルメールの時代の女性たち: 女性像から読み解くオランダ風俗画の魅力 (小学館の美術書)レンブラント、フェルメールの時代の女性たち: 女性像から読み解くオランダ風俗画の魅力 (小学館の美術書)感想
当時の風俗・文化・価値観によってオランダ絵画を読み解く一冊。オランダ絵画鑑賞の解像度が上がるいい一冊でした。
表紙にもなっている「窓辺で手紙を読む女」なんかはこの本が出てから今までの間に背景のキューピッドが出るように補修されていたりするので、美術観・解釈・評価を含めて「美術」も動いているんだなぁ、と感じますね。
読了日:01月21日 著者:尾崎 彰宏
悪役一家の奥方、死に戻りして心を入れ替える。III悪役一家の奥方、死に戻りして心を入れ替える。III感想
ゆっくりやり過ぎるとキーキャラになる子供が勢ぞろいするまで時間がかかり過ぎるので、このくらい飛ばすところは飛ばすのは正解。
読了日:01月21日 著者:丘野 優
黄金の経験値 特定災害生物「魔王」降臨タイムアタック (カドカワBOOKS)黄金の経験値 特定災害生物「魔王」降臨タイムアタック (カドカワBOOKS)感想
主人公の行動規範・趣味嗜好が不明瞭なので、少しそこでキャラクターを掴み切れないところはあった。
読了日:01月20日 著者:原純
クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった3 (角川スニーカー文庫)クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった3 (角川スニーカー文庫)感想
イチャイチャしやがって。タイトル「友だち→バカップル」に変更しやがれコンチクショウ。
読了日:01月19日 著者:たかた
聖女様は残業手当をご所望です2 ~王子はいらん、金をくれ~聖女様は残業手当をご所望です2 ~王子はいらん、金をくれ~感想
王子に塩対応のままの方が好きなので簡単にほだされないまま頑張って欲しい。
読了日:01月18日 著者:山崎 響
国王である兄から辺境に追放されたけど平穏に暮らしたい ~目指せスローライフ~ (電撃の新文芸)国王である兄から辺境に追放されたけど平穏に暮らしたい ~目指せスローライフ~ (電撃の新文芸)感想
「追放」する側にも相応の理由がある優しい世界。
読了日:01月17日 著者:おとら
クラス最安値で売られた俺は、実は最強パラメーター4 (電撃の新文芸)クラス最安値で売られた俺は、実は最強パラメーター4 (電撃の新文芸)感想
相変わらずヘイト用キャラはとにかくクズ極振りに描かれているので食傷気味ではあるけど、引っ張り続けた再会が叶って、その点では一区切り。
うーん、「ルーディア値」によるヒエラルキー・影響が強い世界観で、ルーディア値を爆発的に上げることの出来る方法が出てくるのってどうなんだろう、とは思う。
読了日:01月17日 著者:RYOMA
あたしは星間国家の英雄騎士!① (オーバーラップ文庫 み 04-06)あたしは星間国家の英雄騎士!① (オーバーラップ文庫 み 04-06)感想
本家と違って捻くれたところのない素直で分かり易い主人公なだけに、王道の搭乗型ロボット作品であり、とても良質なスピンオフだった。
本家の方にある「ある種の気持ち悪さ」が無いので、良くも悪くも癖が無い。リアム君がすごい切れ者に見える。
本家と同様にこちらも順調の刊行していってくれると嬉しいですね。続きも読む。
読了日:01月16日 著者:三嶋与夢
野生のJK柏野由紀子は、異世界で酒場を開く3 (電撃の新文芸)野生のJK柏野由紀子は、異世界で酒場を開く3 (電撃の新文芸)感想
「その求婚理由は無いわ。マザコンかよ」と思ってしまう。
読了日:01月15日 著者:Y.A
師匠に借金を押し付けられた俺、美人令嬢たちと魔術学園で無双します。 (ファンタジア文庫)師匠に借金を押し付けられた俺、美人令嬢たちと魔術学園で無双します。 (ファンタジア文庫)感想
「現実世界で親の借金のかたとして美少女に引き取られる話」を書いている作者による「ファンタジー世界で師匠の借金のために美少女と関係が出来る」新作。借金のかた、好きなんだな……
導入がセルフパロのようなものだし、他の要素も割とありがちなものの集まりなので特段刺さる部分は無かった。
んー、実は僕、この作者さんの作品と相性が悪いのでは……?
読了日:01月15日 著者:雨音 恵
ティアムーン帝国物語XII~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~ティアムーン帝国物語XII~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~感想
良かったねリーナちゃん巻。
読了日:01月15日 著者:餅月望
セックスで満足できないと脱出不可能な部屋に閉じ込められたら(ぷちぱら文庫creative 234)セックスで満足できないと脱出不可能な部屋に閉じ込められたら(ぷちぱら文庫creative 234)感想
「セックスで満足できないと脱出不可能な部屋」が自然現象として社会に定着している世界観はちょっと面白かった。
読了日:01月14日 著者:東人
いつの間にかチュートリアルおじさんとして人気者になっていた2いつの間にかチュートリアルおじさんとして人気者になっていた2感想
1巻で「ゲーム内のチュートリアルおじさん」としてやることをやりつくした感があったけど、2巻では「現実のおじさん」としての道筋をつけて完結。
まあ、2巻の内容が面白かったかはさておき、綺麗にまとまった終わり方だったとは思います。お疲れ様でした。
読了日:01月14日 著者:白水 廉
女難戦記⑤ 氷星決戦・後編 男女比1対10の女性上位の軍隊で、エースパイロットの俺だけが男の話女難戦記⑤ 氷星決戦・後編 男女比1対10の女性上位の軍隊で、エースパイロットの俺だけが男の話感想
年貢の納め時に年貢を納めたエンド。
読了日:01月14日 著者:寒天ゼリヰ
女難戦記④ 氷星決戦・前編 男女比1対10の女性上位の軍隊で、エースパイロットの俺だけが男の話女難戦記④ 氷星決戦・前編 男女比1対10の女性上位の軍隊で、エースパイロットの俺だけが男の話感想
「キャラ立ちしたキャラを作者が殺せない」という状況になるとこういう感じになるんだな、って思ってしまうところはある。
読了日:01月14日 著者:寒天ゼリヰ
『ライフで受けてライフで殴る』これぞ私の必勝法『ライフで受けてライフで殴る』これぞ私の必勝法感想
先行作品にコンセプトが似通っているし、VIT極振りで相手を倒す方法が都合良過ぎ(都合良くそういうスキル・方法が用意されている感)な気はするけど、そういう部分に目をつぶれば結構面白かった。
キャラクターには好感が持てるし、親友との関係性には尊さがあるし、配信要素もいいエッセンスになっている。続きも読みたいですね。
読了日:01月13日 著者:こまるん
女難戦記③ 温泉動乱編 男女比1対10の女性上位の軍隊で、エースパイロットの俺だけが男の話女難戦記③ 温泉動乱編 男女比1対10の女性上位の軍隊で、エースパイロットの俺だけが男の話感想
魔性の男やで。
読了日:01月13日 著者:寒天ゼリヰ
絶滅危惧職、講談師を生きる (新潮文庫)絶滅危惧職、講談師を生きる (新潮文庫)感想
稀代の人気講談師・神田松之丞の自伝。
自分の中で曖昧なイメージしかなかった「講談・講談師」、それが「演芸」「伝統芸」の中でどういう存在なのかの解像度が上がった。
日和ることなく赤裸々に語られるエピソードに"神田松之丞"
という癖のある個性と、自意識の強さが強烈に感じさせられる。興味深く読ませて頂きました。
ただ、まあ、下積み時代に言っていること・やっていることには「モノにならないイキリ新人ムーブ」に近しいものを感じるだけに、「結果」は過去を正当化するよなぁ、ということも感じましたね。
読了日:01月13日 著者:神田 松之丞,杉江 松恋
珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
ビターな味わい。
読了日:01月13日 著者:岡崎 琢磨
やめてくれ、強いのは俺じゃなくて剣なんだ……! (DREノベルス ま 1-1-1)やめてくれ、強いのは俺じゃなくて剣なんだ……! (DREノベルス ま 1-1-1)感想
タイトルからも分かり易い「勘違いもの」。
馬路まんじさんらしい「ヘナチョコ本心」と、それに反した周りからの賞賛のギャップが手堅く面白い。
読了日:01月12日 著者:馬路まんじ
皇帝陛下のお世話係~女官暮らしが幸せすぎて後宮から出られません~(3)(完) (SQEXノベル)皇帝陛下のお世話係~女官暮らしが幸せすぎて後宮から出られません~(3)(完) (SQEXノベル)感想
大きな波乱も無かったけど、幸せが広がっていくような展開で居心地が良い大団円。良いシリーズでした。次シリーズも期待しています。お疲れ様でした。
読了日:01月12日 著者:柊一葉,硝音あや
皇子に転生して魔法研究者してたらみんながリスペクトしてくるんだが? (ダッシュエックス文庫)皇子に転生して魔法研究者してたらみんながリスペクトしてくるんだが? (ダッシュエックス文庫)感想
同一世界転生もの。派手さは無いけどしみじみと面白かった。
読了日:01月12日 著者:なんじゃもんじゃ,卵の黄身
とっても優しい友達のお姉さん(ぷちぱら文庫creative 229)とっても優しい友達のお姉さん(ぷちぱら文庫creative 229)感想
おねショタものだけど「エロい年上女がショタをつまみ食い」するようなタイプの作品ではなく、割と真っ当に「年の差恋愛」っぽい雰囲気になっている。
「年上」に対するドキドキや、好きな人と「年の差」があることへのじれったい感情などが思ったよりちゃんと描かれている。
エロ小説の範疇ではあるものの、割とまとまっていていい作品でしたね。
読了日:01月12日 著者:すくわっと@
ハーレムつくりたいアラサー勇者に与えられたのは最強の「裏ワザ」!?(ぷちぱら文庫creative 223)ハーレムつくりたいアラサー勇者に与えられたのは最強の「裏ワザ」!?(ぷちぱら文庫creative 223)感想
ゲーム世界転生、ゲームのバグ利用、エロ小説としてのハーレム、というよくある要素の上っ面をなぞって構築した一冊。
大きな期待さえしなければ「これはこれ」として読める。
読了日:01月12日 著者:赤川ミカミ
欧州サッカーの新解釈。ポジショナルプレーのすべて (footballista)欧州サッカーの新解釈。ポジショナルプレーのすべて (footballista)感想
「ポジショナルプレーは難しい」という前提の下で何とか正確に複雑な概念を伝えようとするあまり、焦点が定まらない・分かり辛いものになってしまっている。
時系列やトピックスや周辺情報などが飛び飛びになっていて、その点でも読み辛い。
随所に含まれる個々の情報・説明には有益なものがあるものの、1冊の本としては取っ散らかってしまった感じで少し残念。
後は図を使って説明しようというのは良いと思うものの、個々の試合・状況の説明において動画を使えない限界を感じてしまうところではある。
読了日:01月11日 著者:結城康平
隠れ星は心を繋いで ~婚約を解消した後の、美味しいご飯と恋のお話~隠れ星は心を繋いで ~婚約を解消した後の、美味しいご飯と恋のお話~感想
婚約解消と友達から始まるロマンス。
飲み友達との関係性と距離感とやり取りがとても素敵だった。いい作品。
読了日:01月11日 著者:花散 ここ
元最強勇者は最弱と勘違いされ、溺甘ヒモ生活が始まりました 〜彼女たちのためならどんなエロスも与えよう〜(キングノベルス 75)元最強勇者は最弱と勘違いされ、溺甘ヒモ生活が始まりました 〜彼女たちのためならどんなエロスも与えよう〜(キングノベルス 75)感想
「ヒモ」と言いながらそれなりに働くキャラは割と多い。

読了日:01月11日 著者:愛内なの
今日も絵に描いた餅が美味い3今日も絵に描いた餅が美味い3感想
Web版とは違う3巻での打ち切りエンド。
ただ、当面の問題・懸念事項は解決してあるし、主人公もしっかりと生き方を選んで、元世界との先生との関係性にも一つの形を作り上げているので割とまとまった終わり方になっているので打ち切り感は余りない。
もう少し読みたかったのは確かだけど、「3巻完結」としても「地味にいい作品だったな」と思える内容でしたね。お疲れ様でした。
読了日:01月11日 著者:もちもち物質
感情を殺すのをやめた元公爵令嬢は、みんなに溺愛されています!感情を殺すのをやめた元公爵令嬢は、みんなに溺愛されています!感想
感情を殺すのをやめた後も自意識が希薄で「自分で判断」して行動しているようには見えなかったし、元公爵令嬢の良さがまったく分からず置いてけぼりにされた印象。「溺愛」されるキャラには溺愛されるだけの理由・魅力が欲しい。
そして元婚約者の行動・思考が気持ち悪くて、万が一このキャラがヒーロー役になるなら「無理」の一言だし、色んな理由で合わない作品でしたね。not for me。
読了日:01月11日 著者:夕立悠理
目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい 9 (カドカワBOOKS)目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい 9 (カドカワBOOKS)
読了日:01月10日 著者:リュート
黒幕令嬢アナスタシアは、もうあきらめない 二度目の人生は自由を掴みます (ドラゴンノベルス)黒幕令嬢アナスタシアは、もうあきらめない 二度目の人生は自由を掴みます (ドラゴンノベルス)感想
ヘイト対象がクズ過ぎた……巻き戻りやり直しものとして手堅く面白い。幸せな人生のために頑張る主人公が好き。
読了日:01月10日 著者:雉子鳥 幸太郎
俺は星間国家の悪徳領主!⑥ (オーバーラップ文庫 み 04-07)俺は星間国家の悪徳領主!⑥ (オーバーラップ文庫 み 04-07)感想
案内人のテンションを、上げて、落とす。
読了日:01月09日 著者:三嶋与夢
とんでもスキルで異世界放浪メシ 13 肉団子の甘酢あん×冒険者の流儀 (OVERLAP NOVELS)とんでもスキルで異世界放浪メシ 13 肉団子の甘酢あん×冒険者の流儀 (OVERLAP NOVELS)感想
従魔はこれ以上増やさなくてもなぁ、という印象はある。
読了日:01月09日 著者:江口 連
宮廷医の娘6 (メディアワークス文庫)宮廷医の娘6 (メディアワークス文庫)感想
医療要素が薄いとテンションが上がらない。
読了日:01月09日 著者:冬馬 倫
異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する ガールズサイド ~華麗なる乙女たちの冒険は世界を変えた~ (ファンタジア文庫)異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する ガールズサイド ~華麗なる乙女たちの冒険は世界を変えた~ (ファンタジア文庫)感想
原作とは違う作者が書いたスピンオフ作品。
文章やキャラにそこまでの違和感があった訳ではないものの、視点人物が違うこと、世界間を行き来してチート無双する原作とは違い異世界オンリーでそこまでのチートじゃないことなどで、読んだ手触りがかなり異なる。良くも悪くも「少女達を主人公にした普通のファンタジー小説」の範囲に納まってしまっている。
んー、出来自体はそこまで悪い訳じゃないんだけど、結局は原作品で好きだった部分と、この作品の良い部分が噛み合っていないから、「なんか違うなぁ」という印象が最後まで付きまとった感じ。
読了日:01月09日 著者:琴平 稜
猫ノ山寧々子はネコになる猫ノ山寧々子はネコになる感想
お互いの存在が、お互いに取って救いである。美しい関係性。
読了日:01月08日 著者:ひのはら
名探偵は推理で殺す 依頼.1 大罪人バトルロイヤルに潜入せよ (ファンタジア文庫)名探偵は推理で殺す 依頼.1 大罪人バトルロイヤルに潜入せよ (ファンタジア文庫)感想
バトル要素が入ったミステリは段々とミステリとしての体裁を保てなくなっていく、という有りがちな法則。
読了日:01月08日 著者:輝井 永澄
魔術師クノンは見えている 3 (カドカワBOOKS)魔術師クノンは見えている 3 (カドカワBOOKS)感想
先生との再会が自分のことのように嬉しい。主人公との出会い切っ掛けにもう一度努力して、ある程度の結果を残した先生が偉い。この年になると再起できる人がまぶしいですわ。
読了日:01月07日 著者:南野 海風
のくたーんたたんたんたんたたん (MF文庫J)のくたーんたたんたんたんたたん (MF文庫J)感想
タイトルを観た時のインパクトがピークと言えるくらい残念さ漂う内容だった。佳作ならともかくこれで優秀賞かぁ、という印象。
読了日:01月07日 著者:ムラサキ アマリ
淑女の鑑やめました。時を逆行した公爵令嬢は、わがままな妹に振り回されないよう性格悪く生き延びます! (2) (Mノベルスf)淑女の鑑やめました。時を逆行した公爵令嬢は、わがままな妹に振り回されないよう性格悪く生き延びます! (2) (Mノベルスf)感想
2巻でそれなりにまとまっていて割と嫌いではなかったけど、タイトルや1巻のあらすじから予想してた方向とは違う方向に進んでいった感じなので、そこは少し気になりましたね。
読了日:01月07日 著者:糸加
淑女の鑑やめました。時を逆行した公爵令嬢は、わがままな妹に振り回されないよう性格悪く生き延びます! (1) (Mノベルスf)淑女の鑑やめました。時を逆行した公爵令嬢は、わがままな妹に振り回されないよう性格悪く生き延びます! (1) (Mノベルスf)感想
言うほど性格悪くなかった。
読了日:01月07日 著者:糸加
剣よ、かく語りき剣よ、かく語りき感想
剣技無双の爽快感はあったけど、「魔法科学」の名の下で銃器を始めとする近代兵器がある中で、学校内での「剣技」の立ち位置がイマイチ不明瞭だった。
読了日:01月06日 著者:山形 くじら
悪食令嬢と狂血公爵2 ~その魔物、私が美味しくいただきます!~ (Kラノベブックス f)悪食令嬢と狂血公爵2 ~その魔物、私が美味しくいただきます!~ (Kラノベブックス f)感想
幸せそうな人間関係、美味しそうな食事描写、柔らかそうなもふもふ描写。満足。
読了日:01月06日 著者:星彼方
闇堕ち聖女は戦渦で舞う1闇堕ち聖女は戦渦で舞う1感想
決定的には壊れてはいないものの、ただ確実にねじれてしまった聖女の在り様に切なさを感じる。
読了日:01月06日 著者:アトハ
隣の席の元アイドルは、俺のプロデュースがないと生きていけない2 (ファンタジア文庫)隣の席の元アイドルは、俺のプロデュースがないと生きていけない2 (ファンタジア文庫)感想
もう少しじっくりと「重い女達」の物語を読みたかっただけに、急速に畳まれてしまった勿体なさは感じる。ただ主要な登場人物たちがそれぞれに「未来」を見据えた終わり方だったので、打ち切り臭い2巻完結というサイズの割には悪くない終わり方だったと思います。お疲れ様でした。
読了日:01月06日 著者:飴月
死亡遊戯で飯を食う。 (MF文庫J)死亡遊戯で飯を食う。 (MF文庫J)感想
割とカジュアルに人が死ぬので「どのキャラが死んでもおかしくない」という緊迫感があるし、主人公は利益と倫理観の天秤で平然と前者を優先する無慈悲なキャラなので、割と目先が変わった面白さはある。
ただそういう「容赦ない」展開は一種の劇薬であり、そういう展開が続くと「ポッと出のキャラが死んでいく」だけの刺激に慣れてしまうところはある。
そうなってくると「長く生き残ったレギュラーキャラが死ぬ」くらいしないと物足りなくなってしまうので、ゆくゆくは(やがて死ぬとしても)主人公以外のレギュラーを定着させて欲しいですね。
読了日:01月06日 著者:鵜飼 有志
華月堂の司書女官 後宮蔵書室には秘密がある (角川ビーンズ文庫)華月堂の司書女官 後宮蔵書室には秘密がある (角川ビーンズ文庫)感想
本好きキャラの主人公には共感と好感を覚えるし、「謎」が明かされていく過程も手堅いし、三角関係の恋模様も面白い。いい本でしたね。続きも読みたい。
読了日:01月05日 著者:桂 真琴
ダンジョンに潜むヤンデレな彼女に俺は何度も殺される1 (MFブックス)ダンジョンに潜むヤンデレな彼女に俺は何度も殺される1 (MFブックス)感想
構築した関係性、積み重ねた好感度、芽生えた希望を無慈悲に消し去る「リセット」が重い。
この手のループものにおける「ここまで進んだら、そこまでは戻さないだろう」というラインを軽々と超えてくるレベルで「巻き戻る」。
めっちゃ進めたゲームでリセット食らって、そこまでの積み重ねが一気に消え去った時のような徒労感と絶望感を感じた。
ヤンデレが多い世界観もヤベーけど、「セーブ」という救いがないハードなシステムが厳しい。本当に希望が見えない展開で救いがないけど面白いし、先がどうなるかわからないから続きが読みたいですね。
読了日:01月05日 著者:北川 ニキタ
勇者認定官と奴隷少女の奇妙な事件簿 (講談社ラノベ文庫)勇者認定官と奴隷少女の奇妙な事件簿 (講談社ラノベ文庫)感想
本格ミステリでは無いものの、サスペンス的な作りのミステリ風ファンタジー。中々面白かった。
事件の真相自体は事件を追っていく過程でボンヤリと予想が付くものではあったけど、ラストでの二弾オチがお見事。面白かった。
ただ最後の飛び道具は一度きりだろうし、続編が出るか分からないけど、この二人の行く末を見届けたい気がするので続きが出て欲しいですね。
読了日:01月05日 著者:オーノ・コナ
理想の聖女? 残念、偽聖女でした! 4 ~クソオブザイヤーと呼ばれた悪役に転生したんだが~ (カドカワBOOKS)理想の聖女? 残念、偽聖女でした! 4 ~クソオブザイヤーと呼ばれた悪役に転生したんだが~ (カドカワBOOKS)感想
「世界の秘密」の伏線を綺麗に回収しながらビターエンドをハッピーエンドで吹っ飛ばして、エピローグとアフターストーリーで手厚いアフターケアを行っていく内容。「エンディング後の世界が見たい」という作中の考え方には深々と頷いてしまった。わかりみが深過ぎる。
「幸せになった世界」「可能性の世界」等の「読みたかった」内容を概ね読めたので満足度が高く、主人公が変にメス堕ちしなかったところも個人的には高く評価したい。
とても好きなシリーズが、とても満足できる終わり方をした感じですね。ありがとう。そしてお疲れ様でした。
読了日:01月05日 著者:壁首領大公
クソゲー悪役令嬢 滅亡ルートしかないクソゲーに転生したけど、絶対生き残ってやる!クソゲー悪役令嬢 滅亡ルートしかないクソゲーに転生したけど、絶対生き残ってやる!感想
難易度高目な悪役令嬢転生もの。
割とオーソドックスな内容だったけど、中々面白かった。
知識チート無双する訳でも無く、地位と状況を上手く使いながら「お約束」を丁寧に段取りを踏んでこなしていく展開が地に足がついていてしみじみと面白い。主人公のキャラクターへの好感度が高い。
続きも読む。
惜しむらくは巻数表記も無いのに話に一区切りもついていないというところですね。
読了日:01月05日 著者:タカば
伯爵令嬢ですが駆け落ちしたので舞台女優になりました (ウィングス文庫)伯爵令嬢ですが駆け落ちしたので舞台女優になりました (ウィングス文庫)感想
子爵令息ですが駆け落ちしたので舞台男優になりました。
読了日:01月04日 著者:渡海 奈穂
庭に穴ができた。ダンジョンかもしれないけど俺はゴミ捨て場にしてる 1 (Saga Forest)庭に穴ができた。ダンジョンかもしれないけど俺はゴミ捨て場にしてる 1 (Saga Forest)感想
それはゆっくりと、静かに、しかし確かに、深く、深く、日常とヒトを侵食していく。
読了日:01月04日 著者:ダイスケ
僕らは『読み』を間違える (角川スニーカー文庫)僕らは『読み』を間違える (角川スニーカー文庫)感想
まさしく「間違える」者達の話であり、自己評価と他者評価のズレとディスコミュニケーションの物語。
彼らの間違え続けた先にある世界を僕は見てみたい。
読了日:01月04日 著者:水鏡月 聖
転生王女は今日も旗を叩き折る 8 (アリアンローズ)転生王女は今日も旗を叩き折る 8 (アリアンローズ)感想
「王女」としての最終巻。本巻だけだとドラマ的な面白さには欠けるものの、苦難と課題を乗り越えてようやく辿り着いた幸せな場所。僕は深く一つ息をついて、満足感を覚えるのです。お疲れ様でした。
読了日:01月03日 著者:ビス
転生王女は今日も旗を叩き折る 7 (アリアンローズ)転生王女は今日も旗を叩き折る 7 (アリアンローズ)感想
途中から1年1冊くらいのペースになったこともあり、王女様とは作中時間・現実時間の両方で長い付き合いになっているので、幼い頃の想いがようやく成就したことに深い深い感慨を感じる。あの幼かった子が、精一杯頑張って、辿り着いた。心から、おめでとう。
読了日:01月03日 著者:ビス
王妃様は離婚したい ~異世界から聖女様が来たので、もうお役御免ですわね?~ (Kラノベブックス)王妃様は離婚したい ~異世界から聖女様が来たので、もうお役御免ですわね?~ (Kラノベブックス)感想
国王に魅力が皆無でテンションが下がる。
これがザマァされるポジションならまだマシなんだけど、最終的な元サヤに戻りそうなヒーロー役っぽいが厳しさを加速させる。
読了日:01月03日 著者:明夜 明琉
我が焔炎にひれ伏せ世界 ep.1 魔王城、燃やしてみた (角川スニーカー文庫)我が焔炎にひれ伏せ世界 ep.1 魔王城、燃やしてみた (角川スニーカー文庫)感想
頭のおかしい登場人物による異世界転移劇。あらすじもキャラクターも帯も装丁も、かなりコメディ寄りのパッケージがされている一方で思った以上にずっとシリアスな描写も多い。
暁なつめさんの名前を出した帯といい「このすば」を意識しているように見えるけど、「このすば」の延長線上の作品と売り方をしたいならもう少しコメディタッチに振るべきだったと思うかなぁ「コメディとシリアスの綱引き」の部分で噛み合わせの悪さを感じる。
作品自体はこれはこれで悪くないとは思うけど、内容と売り方のミスマッチを感じるのでそういう点で勿体ない。
読了日:01月03日 著者:すめらぎ ひよこ
異世界で聖女になった私、現実世界でも聖女チートで完全勝利!2 (Kラノベブックス)異世界で聖女になった私、現実世界でも聖女チートで完全勝利!2 (Kラノベブックス)感想
ウサちゃんかわいい。
読了日:01月02日 著者:四葉 夕卜
異世界メイドの三ツ星グルメ 現代ごはん作ったら王宮で大バズリしました (Kラノベブックス)異世界メイドの三ツ星グルメ 現代ごはん作ったら王宮で大バズリしました (Kラノベブックス)感想
主人公が王宮に呼ばれる経緯や、「おやつ係」というポジションの存在理由などのディテールの甘さは随所で感じたけど、異世界グルメものとしての基本線は抑えているので期待値低目で読めばこれはこれで、とは思う。
読了日:01月02日 著者:モリタ
話が違うと言われても、今更もう知りませんよ ~婚約破棄された公爵令嬢は第七王子に溺愛される~ (Kラノベブックス)話が違うと言われても、今更もう知りませんよ ~婚約破棄された公爵令嬢は第七王子に溺愛される~ (Kラノベブックス)感想
転生要素が無い「公爵令嬢」なのに軽薄だし、王子が冒険者をやっている経緯もしっくりこないし、ディテールの甘さが個人的な好みと噛み合わない。
読了日:01月02日 著者:鬱沢 色素
アラフォー賢者の異世界生活日記 16 (MFブックス)アラフォー賢者の異世界生活日記 16 (MFブックス)感想
ダンジョンの謎について、邪神ちゃんカミングアウト。
読了日:01月01日 著者:寿安清
カラー版 イチから知りたい! 家紋と名字カラー版 イチから知りたい! 家紋と名字感想
時代小説を読んでて最初の方にひっかかる名字・姓・氏・官職などの中世日本における複雑な「名字」の構造に関する説明が簡潔に行われていて親切。
家紋については一つ一つの濃度はともかく広く抑えてあり、「娯楽」本としてはやや面白味に欠けるものの「家紋」の資料本としては「使える」ので、「家紋」の本としては良い本だと思いましたね。資料として手持ちに置きたい。
読了日:01月01日 著者:網本光悦

読書メーター

2022年12月の読書まとめ

2022年12月の読書まとめ。読書メーター調べ。
計60冊、1日約2.94冊ペース。
ライトノベル55冊、一般文芸・ミステリ4冊、雑学本1冊。
コミケ期間中あまり読めなかったとはいえ、年末休暇があって1日2冊未満。僕はもうだめだ。

12月の読書メーター
読んだ本の数:60
読んだページ数:17283
ナイス数:134

美少女にTS転生したから大女優を目指す! 1 (HJ文庫 む 03-01-01)美少女にTS転生したから大女優を目指す! 1 (HJ文庫 む 03-01-01)感想
まったく違う人物に転生するのではなく、過去の自分と同じ環境に性別を変えて転生(過去戻り?)するという設定。
前世で折り合いが悪かった家族だったとしても、付き合い方や行動によって関係性が変わる、という匙加減に独特な面白味がありましたね。「完全な毒親・毒家族」ではなくても、ちょっとした嚙み合わせの悪さで関係性が悪くなるところには納得感がある。
女優を目指す第一歩を歩み始めたところで終わってしまったので、まだ先まで読みたいので続きが出て欲しいですね。「役者もの」が好きなので心から続巻を希望しています。
読了日:12月31日 著者:武藤かんぬき
ループから抜け出せない悪役令嬢は、諦めて好き勝手生きることに決めました (DREノベルス ひ 1-1-1)ループから抜け出せない悪役令嬢は、諦めて好き勝手生きることに決めました (DREノベルス ひ 1-1-1)感想
物語の展開が早い。描写されない「これまでのループ」でジリ貧になったのが嘘みたいだ。
読了日:12月30日 著者:日之影ソラ
さよならの空はあの青い花の輝きとよく似ていたさよならの空はあの青い花の輝きとよく似ていた感想
どこにもいけなかった少女は、一人の少年とバンドとの出会いによって閉塞感を貫かれる。これは、どこまでも青く、まばゆい、恋と音楽と青春の物語だ。
読了日:12月29日 著者:みあ 三月のパンタシア
灰原くんの強くて青春ニューゲーム 3 (HJ文庫 あ 11-01-03)灰原くんの強くて青春ニューゲーム 3 (HJ文庫 あ 11-01-03)感想
どのヒロインも可愛いから今後のヒロインレースで誰を応援したものか悩ましいな。まあ、応援したからどうなるってものじゃないのは分かるんですが。
読了日:12月29日 著者:雨宮和希
殊能将之 未発表短篇集 (講談社文庫)殊能将之 未発表短篇集 (講談社文庫)感想
購入後、故人に対する想いを整理できずに積んでいたけどようやく読了。
作品自体は小品が多かったけど、僕個人としては「ハサミ男」への思い入れが強いのでハサミ男絡みの日記に心が動かされました。
読み終わって、僕の中で何か一つケリ付いた感じがします。
読了日:12月29日 著者:殊能 将之
後宮星石占術師 身代わりとなるも偽りとなることなかれ (角川ビーンズ文庫)後宮星石占術師 身代わりとなるも偽りとなることなかれ (角川ビーンズ文庫)感想
一筋縄ではいかない登場人物たち。
読了日:12月28日 著者:清家 未森
双星の天剣使い1 (ファンタジア文庫)双星の天剣使い1 (ファンタジア文庫)感想
主人公とヒロインの関係性がピンズドでした。好き。
読了日:12月28日 著者:七野りく
わたしの幸せな結婚 二 (富士見L文庫)わたしの幸せな結婚 二 (富士見L文庫)感想
幾ら異能用対人特化が相手とは言え、ヒーロー役が負けるとガッカリしてしまうところはある。
読了日:12月28日 著者:顎木 あくみ
図説 徳川家康と家臣団 平和の礎を築いた稀代の〝天下人〟図説 徳川家康と家臣団 平和の礎を築いた稀代の〝天下人〟感想
徳川家康の生涯をまとめた後に、主要な妻・家臣などについてや江戸や政治・内政などについてのトピックス記事が入る構成。
最新研究が反映されている部分はいいんですが「徳川家康の生涯」のパートで戦に関する描写・説明が少なく、関係した武将や家臣についての踏み込みも甘いので、「戦国武将・徳川家康」の読み物としては少し面白味に欠ける。
じゃあ書名にもある「家臣団」についての説明が充実しているかと言うとそういう訳でも無く、娯楽物としてはやや中途半端なものになっている気がしますね。うーん、何か読みたいものと違った感じです。
読了日:12月27日 著者:小川 雄,柴 裕之
君のクイズ君のクイズ感想
競技クイズに対する「競技」としての向き合い方・「ゲーム」のポイント・思考法などは非常に面白かった。「知識勝負としてのクイズ」と「競技としてのクイズ」は近いようで遠いというのがわかります。
そういう「競技クイズ」の部分は非常に面白かったし、導入の「何故正解できたのか?」という謎が魅力的だった一方で、「謎」の真相を含む終盤の展開がイマイチで勿体なかった。
読了日:12月27日 著者:小川 哲
令和の化学者・鷹司耀子の帝都転生 プラスチック素材で日本を救う (宝島社文庫)令和の化学者・鷹司耀子の帝都転生 プラスチック素材で日本を救う (宝島社文庫)感想
プラスチック素材(化学)だけで日本を救っている訳じゃなかったし、一般的な化学者としては主人公に軍事や歴史知識があり過ぎたけどこれはこれで。
歴史if系小説の新作としては近年では一番面白かった。
近世を舞台にした作品は現代と陸続きに思える部分が多いので、歴史改変の影響がダイレクトに想像できるのがいいですね。
レーベル的に続きが出るかわからないけど、続きが出て欲しいです。
読了日:12月27日 著者:雨堤 俊次
私の上に浮かぶ『悪役令嬢(破滅する)』って何でしょうか? (ビーズログ文庫)私の上に浮かぶ『悪役令嬢(破滅する)』って何でしょうか? (ビーズログ文庫)感想
テロップが頭悪くて実に味わい深い。割と好き。
読了日:12月27日 著者:ひとまる
続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(5) (電撃文庫)続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(5) (電撃文庫)感想
「シャンバラ」絡みのアレコレに魅力や脅威を感じないので、話の芯にするにはパワーが足りない。
読了日:12月26日 著者:佐島 勤
ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん [Disc Ex] (カドカワBOOKS)ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん [Disc Ex] (カドカワBOOKS)感想
3年4か月ぶりの新刊。さすがに2巻の内容・キャラクターの関係性がうろ覚えになっていてすんなり入ってこなかったのが我ながら勿体なかった。
既存読者よりはアニメ切っ掛けに1巻から読み始める人には望ましいタイミングでの発売なんでしょうね。
読了日:12月26日 著者:恵ノ島すず
公爵夫人の秘密の日記 ~白い結婚を申し入れたら、渡りに船と言われました~ 1 (Saga Forest)公爵夫人の秘密の日記 ~白い結婚を申し入れたら、渡りに船と言われました~ 1 (Saga Forest)感想
「頭が悪い白い結婚宣言」したキャラクターがなし崩し的に「許されて」結局主人公とくっつく、という展開にモヤっとすることがあったので、駄目な公爵と結ばれること無く、かといって雑にザマァ展開になるのでなく駄目な奴は駄目な奴なりに割れ鍋に綴じ蓋の相手と結ばれるという展開には安心感を感じましたね。
まさか1巻で一気に人生を駆け抜けるとは思わなかったし、「主人公の相手役」については唐突感があったけど、まあ、これはこれでまとまっていたので納得しています。
読了日:12月26日 著者:横浜山笑
弱気MAX令嬢なのに、辣腕婚約者様の賭けに乗ってしまった 5 (ビーズログ文庫)弱気MAX令嬢なのに、辣腕婚約者様の賭けに乗ってしまった 5 (ビーズログ文庫)感想
前世からの因縁にもある程度の決着がつく。
読者としての僕の心残りは前世のクズ恋人が悪行の報いを受けて欲しいということくらいです。
読了日:12月25日 著者:小田 ヒロ
追放された最強の護衛忍者は、巫女姫の加護で安定した第二の人生を目指します (GAノベル)追放された最強の護衛忍者は、巫女姫の加護で安定した第二の人生を目指します (GAノベル)感想
Oh-,NINJA is amazing!!
読了日:12月25日 著者:千月さかき
この△ラブコメは幸せになる義務がある。3 (電撃文庫)この△ラブコメは幸せになる義務がある。3 (電撃文庫)感想
凛華さんはクレイジーストーカーレズモードの方が安心感を覚える。
読了日:12月24日 著者:榛名 千紘
異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する12 ~レベルアップは人生を変えた~ (ファンタジア文庫)異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する12 ~レベルアップは人生を変えた~ (ファンタジア文庫)感想
下手に世界を広げるよりも現実世界の尺をもう少し長く取って欲しい。
読了日:12月24日 著者:美紅
魔物をペット化する能力が目覚めました うちの子、可愛いけれど最強です!? (角川ビーンズ文庫)魔物をペット化する能力が目覚めました うちの子、可愛いけれど最強です!? (角川ビーンズ文庫)感想
もふもふな小動物、下手に人語を喋らない方が可愛いな、と思ってしまった。
読了日:12月23日 著者:しっぽタヌキ
婚約者の浮気現場を見ちゃったので始まりの鐘が鳴りました (マッグガーデン・ノベルズ)婚約者の浮気現場を見ちゃったので始まりの鐘が鳴りました (マッグガーデン・ノベルズ)感想
良くも悪くも砕けた文章・内面描写なので、好みはバッサリ分かれそう。
読了日:12月22日 著者:えひと
貴族令嬢。俺にだけなつく (ファンタジア文庫)貴族令嬢。俺にだけなつく (ファンタジア文庫)感想
なついてくる少女、かわいい。
読了日:12月22日 著者:夏乃実
おかしな転生XXI スイーツと冷たい関係おかしな転生XXI スイーツと冷たい関係感想
「妊娠」に対して「やることやってんだな」って思ってしまう自分の育ちの悪さ。
読了日:12月21日 著者:古流望
ド田舎の迫害令嬢は王都のエリート騎士に溺愛される (DREノベルス あ 1-1-1)ド田舎の迫害令嬢は王都のエリート騎士に溺愛される (DREノベルス あ 1-1-1)感想
「迫害令嬢」って表現、迫害している側なのか、迫害された側なのか一瞬混乱しそうになる。
読了日:12月20日 著者:青季ふゆ
お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について3 (角川スニーカー文庫)お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について3 (角川スニーカー文庫)感想
予定調和で幸せな「告白」だった。甘い。
読了日:12月20日 著者:桜木桜
モンスター娘TD ボクは絶海の孤島でモン娘たちに溺愛されて困っています VSラシオン騎士団編 (ファミ通文庫)モンスター娘TD ボクは絶海の孤島でモン娘たちに溺愛されて困っています VSラシオン騎士団編 (ファミ通文庫)感想
竹井10日さんそのままの文章とノリ。ただ、モン娘のキャラクター性がピンとこなかったのでそこは個人的な好みと噛み合わずイマイチだった。
ただ、ダイジェストシーンで「フレンドのモンスター娘」が「お前だけなんかレベル違うんじゃね?」と思える暴力的なパワーを叩きこむ、というソシャゲにありがちなメタ描写がされるところなど、随所で楽しいところはあった。
読了日:12月19日 著者:竹井 10日
後宮灼姫伝 2 ~妹の身代わりをしていたら、いつの間にか皇帝や将軍に寵愛されています~ (SQEXノベル)後宮灼姫伝 2 ~妹の身代わりをしていたら、いつの間にか皇帝や将軍に寵愛されています~ (SQEXノベル)感想
懐いてくる「妹」との関係性がとても良い。とても可愛い。好き。
読了日:12月18日 著者:榛名丼,春野薫久
私より強い男と結婚したいの2 清楚な美人生徒会長(実は元番長)の秘密を知る陰キャ(実は彼女を超える最強のヤンキー) (ファンタジア文庫)私より強い男と結婚したいの2 清楚な美人生徒会長(実は元番長)の秘密を知る陰キャ(実は彼女を超える最強のヤンキー) (ファンタジア文庫)感想
戦闘力としては強いけど、恋愛弱者もいいところ。
読了日:12月18日 著者:高橋 びすい
元魔王の転生令嬢は世界征服よりも恋がしたい (角川ビーンズ文庫)元魔王の転生令嬢は世界征服よりも恋がしたい (角川ビーンズ文庫)感想
主人公の前向きなキャラクターだけは好き。
読了日:12月18日 著者:麻木 琴加
この教室は、武力に守られている (ファンタジア文庫)この教室は、武力に守られている (ファンタジア文庫)感想
うーん、ミリタリーアクションかと思ったら結局は異能バトルに近い方向性だし、「テロリストが学校を襲撃してきたのを撃退する」みたいな方向性のものを想像していたら「教室」と言う割に学園描写が乏しく、なんか読みたかった内容との落差が激しかった。タイトルが内容を適切に表せていないタイプの作品で、そのミスマッチのせいでだいぶ心証を悪くしてしまっている。
読了日:12月17日 著者:阪田 咲話
わたしの幸せな結婚 (富士見L文庫)わたしの幸せな結婚 (富士見L文庫)感想
自己肯定感の重要性。
読了日:12月17日 著者:顎木 あくみ
負けヒロインと俺が付き合っていると周りから勘違いされ、幼馴染みと修羅場になった 1 (オーバーラップ文庫)負けヒロインと俺が付き合っていると周りから勘違いされ、幼馴染みと修羅場になった 1 (オーバーラップ文庫)感想
策士策に溺れたこじらせ連中のせいで色々と面倒臭くなる話。
読了日:12月17日 著者:ネコクロ
心の声が聞こえる悪役令嬢は、今日も子犬殿下に翻弄される心の声が聞こえる悪役令嬢は、今日も子犬殿下に翻弄される感想
子犬殿下かわいい。
読了日:12月16日 著者:かのん
大阪マダム、後宮妃になる! 五祭期は豊穣盛儀動乱編 (小学館文庫 Cた 2-5)大阪マダム、後宮妃になる! 五祭期は豊穣盛儀動乱編 (小学館文庫 Cた 2-5)感想
後宮一丸となって大事なものを守り切る展開は熱いものがあった。
読了日:12月16日 著者:田井 ノエル
転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます6 (講談社ラノベ文庫)転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます6 (講談社ラノベ文庫)感想
学園編は定番ではあるけど、これまでの活躍と傍若無人な魔術マニアっぷりを考えると「今更学園で得るものが……?」と思ってしまうところは無くもない。
読了日:12月16日 著者:謙虚なサークル
アルパカと魔法使い 理系上司の裏の顔は小説家でした (富士見L文庫)アルパカと魔法使い 理系上司の裏の顔は小説家でした (富士見L文庫)感想
主人公が上司の活動を応援するようになる動機がふんわりしていたし、恋愛的にも控えめで、変人上司のキャラクターも個人的な好みからは外れていたけど、上司を応援する中で諦めそうになっていた自分の夢に改めて一歩踏み出す流れは悪くなかったです。
読了日:12月16日 著者:教山 ハル
宮廷医の娘5 (メディアワークス文庫)宮廷医の娘5 (メディアワークス文庫)感想
医道科挙の件を変に引きずっておらず、変わらない香蘭の姿が良かった。
読了日:12月15日 著者:冬馬 倫
ちいさな君と、こえを遠くに (講談社ラノベ文庫)ちいさな君と、こえを遠くに (講談社ラノベ文庫)感想
「挫折していたハイティーンの才能ある少年が、夢を持つロリ少女を教え導いていく」というたまに見掛けるフォーマットでの声優志望もの。
(ボイトレするだけならともかく)「元ボーカリストが声優志望の指南をする」という点にやや強引なところは感じたし、養成所の入所試験でも一般公募オーディションでもなく「ふんわりしたオーディション」という着地点にしっくりしないところは感じたけど、作品自体は割と楽しめた。
読了日:12月12日 著者:ツカサ
世界最強の魔女、始めました 〜私だけ『攻略サイト』を見れる世界で自由に生きます〜 (SQEXノベル)世界最強の魔女、始めました 〜私だけ『攻略サイト』を見れる世界で自由に生きます〜 (SQEXノベル)感想
攻略サイト」によってコメディタッチに身も蓋も無い展開になるところが実に良かった。
読了日:12月12日 著者:坂木持丸,riritto
後宮灼姫伝 ~妹の身代わりをしていたら、いつの間にか皇帝や将軍に寵愛されています~ (SQEXノベル)後宮灼姫伝 ~妹の身代わりをしていたら、いつの間にか皇帝や将軍に寵愛されています~ (SQEXノベル)感想
「入れ替わり」に際しての周りの反応があまりにも大らか過ぎるきらいがあるけど、近年の「後宮もの」特有のサスペンス要素があって、全体的にはとても好きな内容でした。ポジティブ主人公がとても良い。
読了日:12月12日 著者:榛名丼,春野薫久
悪役令嬢は織田信長に憑依される ~大うつけが勝手に天下統一しようとして困ってます~ (Jノベルライト文庫)悪役令嬢は織田信長に憑依される ~大うつけが勝手に天下統一しようとして困ってます~ (Jノベルライト文庫)感想
いい様にやられてウジウジしている時期の主人公にイラッとすることがあったけど、前向きに動き出してからはそれなりに楽しめた。
ただ「織田信長」というアイコンは様々なイメージが付いている「強過ぎる」設定で、自分の中のイメージが喧嘩することが少なからずあったので中々使い勝手が難しい属性だとは思いましたね。
多分「織田信長」ではなく「同じ世界における苛烈な性格の過去の梟雄」とかでも話は成立しただろうし、その方が素直に受け入れられたとは思うけど、「織田信長」の方が広告塔としては正しいのでこの辺が難しいところだよなぁ。
読了日:12月12日 著者:四葉 夕卜
攻略!大ダンジョン時代 俺だけスキルがやたらポエミーなんだけど 2 (PASH!ブックス)攻略!大ダンジョン時代 俺だけスキルがやたらポエミーなんだけど 2 (PASH!ブックス)感想
狂信者拡大。こわい。
読了日:12月12日 著者:てんたくろー
invert II 覗き窓の死角invert II 覗き窓の死角感想
読んだタイミング的にドラマのキャスティングイメージが脳内にオーバーラップしてくる。
読了日:12月11日 著者:相沢 沙呼
黒猫ニャンゴの冒険3 レア属性を引き当てたので、気ままな冒険者を目指します (ドラゴンノベルス)黒猫ニャンゴの冒険3 レア属性を引き当てたので、気ままな冒険者を目指します (ドラゴンノベルス)感想
愛玩担当が増えました。
読了日:12月11日 著者:篠浦 知螺
新装版 タイム・リープ〈下〉 あしたはきのう (メディアワークス文庫)新装版 タイム・リープ〈下〉 あしたはきのう (メディアワークス文庫)感想
20年近くぶりに読んだけど、色褪せない(ガジェットの古さはあるにしても)無駄のない構成と文章による美しい作品だった。
新規の後書きで生存確認できたので「新作書いてくれよ!」って思うし、書き連ねられたアイディアに「書いてくれよ!」って思うし、「H2Oは未完やで!」「メディアワークス文庫のローンチで名前あったの何だったん!?」って改めて思ってしまう。
読了日:12月10日 著者:高畑 京一郎
新装版 タイム・リープ〈上〉 あしたはきのう (メディアワークス文庫)新装版 タイム・リープ〈上〉 あしたはきのう (メディアワークス文庫)感想
20年ぶりくらいに読んだ気がする。やはり文章が美しい。
読了日:12月10日 著者:高畑 京一郎
顔さえよければいい教室 2.竜姫ブレイクビーツ (ファンタジア文庫)顔さえよければいい教室 2.竜姫ブレイクビーツ (ファンタジア文庫)感想
様々な登場人物が出て、それぞれの特性・能力・才能を生かした展開にしてさばいていて「上手い」作品だとは思うけど、登場人物を増やしたことでやや焦点がボケてしまった面はあった気がする。面白くない訳ではない。
読了日:12月09日 著者:三河 ごーすと
S級学園の自称「普通」、可愛すぎる彼女たちにグイグイ来られてバレバレです。 (講談社ラノベ文庫)S級学園の自称「普通」、可愛すぎる彼女たちにグイグイ来られてバレバレです。 (講談社ラノベ文庫)感想
中二設定盛り盛り。「美少女に惚れられる理由がわからん」と思ってしまう無色主人公よりは、これくらい割り切っている方がいい。
読了日:12月08日 著者:裕時 悠示
オーク英雄物語4 忖度列伝 (ファンタジア文庫)オーク英雄物語4 忖度列伝 (ファンタジア文庫)感想
作品の質は安定はしているものの「これだけの期間待たされただけの満足感があったか?」と思ってしまうところは無くも無く、刊行ペースで損をしている感はある。
読了日:12月07日 著者:理不尽な孫の手
捨てられた聖女はお子さま魔王のおやつ係になりました (GAノベル)捨てられた聖女はお子さま魔王のおやつ係になりました (GAノベル)感想
「人間」と「魔族」が共存関係になっていて「聖女」「魔王」であることの必然性がぼんやりしてしまい「人族の隣国」設定でも良かったと思ってしまうし、「おやつ係」という役割がある必然性も不明瞭。
全体的に「聖女」「お子様魔王」「婚約破棄」「おやつ係」「もふもふ」等の「やりたいことのキーワード」先行で書かれている印象で、状況作り・設定作りのディテールが甘い。
読了日:12月07日 著者:斯波
伯爵令嬢ですがゾンビになったので婚約破棄されました (ウィングス文庫)伯爵令嬢ですがゾンビになったので婚約破棄されました (ウィングス文庫)感想
奇抜なタイトルと特殊なシチュエーションながら、内容自体は少女小説らしい雰囲気を伴いながら上手くまとまっている。
タイトルとシチュエーションのインパクトに比べるとお行儀よくまとまった感はあるけど、出オチにならないくらいには最後まで読ませる仕上がりになっていて概ね満足しました。
読了日:12月06日 著者:渡海 奈穂
聖剣学院の魔剣使い11 (MF文庫J)聖剣学院の魔剣使い11 (MF文庫J)感想
謎が明かされそうで深まる。
読了日:12月05日 著者:志瑞祐
辺境都市の育成者6 伝説の育成者 (ファンタジア文庫)辺境都市の育成者6 伝説の育成者 (ファンタジア文庫)感想
ハルの名前の由来や正体のこと等が明かされたのは良かったけど、最後に豪快に年月を飛ばされたエンド。「戦後」に生き残ったキャラが過去について振り返る哀愁漂う雰囲気自体は嫌いじゃなかったけど、正直消化できないモヤモヤが残ってしまった印象がある。
正直「俺達の戦いはこれからだ!」エンドの方がスッキリと読み終えられた気がするくらい、ハル・レベッカ・タチアナのことなどあやふやな部分を残してぶん投げられた気がする。
好きなシリーズだったからこそ、このビターな読後感を引きずることになりそう……とりあえずお疲れ様でした。
読了日:12月04日 著者:七野りく
生活魔法使いの下剋上生活魔法使いの下剋上感想
タイトルから想像した内容のものは読めたので納得はしているんだけど主人公のキャラ設定の建付けが甘い印象。
初期レベルが低すぎるので「冒険者を目指したけど挫折した」という訳でもないと思うのにダンジョンに潜って自分から資源を取りに行っているのが謎だし、レベル的にこれまで自己研鑽や自分の能力の試行錯誤してたように思えない「学校の事務員」である主人公が新しい一歩を踏み出すまでの動機が弱い印象はある。
これが「世界が一変した直後の世界」だったらレベルが低いことも納得がいくんだけど、そういうディテールの甘さが気になる。
読了日:12月04日 著者:月汰元
サイレント・ウィッチ IV -after- 沈黙の魔女の事件簿 (カドカワBOOKS)サイレント・ウィッチ IV -after- 沈黙の魔女の事件簿 (カドカワBOOKS)感想
悪役令嬢一家ノリノリでとても良い。
読了日:12月04日 著者:依空 まつり
佐々木とピーちゃん 6 宇宙の彼方より、未確認飛行物体、来襲! ~人類終了のお知らせ、伝えに訪れた地球外生命体は、どうやら地雷のようです~佐々木とピーちゃん 6 宇宙の彼方より、未確認飛行物体、来襲! ~人類終了のお知らせ、伝えに訪れた地球外生命体は、どうやら地雷のようです~感想
承認欲求と褒められに弱い宇宙人。エロ同人誌で活躍できる素質を感じる。
読了日:12月03日 著者:ぶんころり
シャーロック・ホームズを読んだことのない俺、目が覚めたらコナン・ドイルでした (富士見L文庫)シャーロック・ホームズを読んだことのない俺、目が覚めたらコナン・ドイルでした (富士見L文庫)感想
タイトルから想像した読みたかった内容とはまるで違っていたので最初から最後まで僕の読書欲・好みとエラーを起こしっぱなしだった。
正直この内容であるなら架空の外国人作家でも内容が成立したと思うだけに、客引きにしかなっていない「コナン・ドイル」の名前を付けることにはややネガティブな印象である。
コナン・ドイル」という要素を除けば、最後に一つにまとまる構成自体は悪くなかっただけに、上記の印象の悪さが最後まで足を引っ張ってしまった感じ。
読了日:12月03日 著者:結城 光流
俺だけレベルが上がる世界で悪徳領主になっていたV (ファミ通文庫)俺だけレベルが上がる世界で悪徳領主になっていたV (ファミ通文庫)感想
面倒臭いけど脳筋でチョロいヒロイン(?)が可愛かった。
読了日:12月03日 著者:わるいおとこ
Destiny Unchain Online ~吸血鬼少女となって、やがて『赤の魔王』と呼ばれるようになりました~ (Kラノベブックス)Destiny Unchain Online ~吸血鬼少女となって、やがて『赤の魔王』と呼ばれるようになりました~ (Kラノベブックス)感想
話の筋は嫌いじゃないんだけど、最初の時系列シャッフルは余計だった気がする。
読了日:12月02日 著者:resn
アラフォー賢者の異世界生活日記 15 (MFブックス)アラフォー賢者の異世界生活日記 15 (MFブックス)感想
年貢の納め時。
読了日:12月01日 著者:寿安清

読書メーター

「第25回 好きラノ 2022年下期」投票

lightnovel.jp

投票対象作品で読んだのは184作品くらい。
前回の2022上期よりは増えたけど、1年前の2021下期よりは減って、200作品は大きく下回る。
投票時期が中旬や下旬なら200作品になるくらい上積めただろうし、12月中旬~下旬の新刊がほとんど読めていないのが悔まれる。。
例によって10作品に絞るの大変だったので「1レーベル1作品」というセルフ縛りで投票しました。
 
 
 

■楽園ノイズ(5) / 杉井光 / 電撃文庫
【22下ラノベ投票/9784049143959】

先生との関係、進級、進学、様々な一区切りの巻。
花園先生の件で落ち込んでいる主人公に発破をかけるのが、唯一花園先生と接点を持たない伽耶という構図に一種の美しさがあった。

 
 
 

■ありふれた職業で世界最強(13) / 白米良 / オーバーラップ文庫
【22下ラノベ投票/9784824002631】

完結おめでとうございます。
異世界転移もの」としては「帰還」、「ハーレムもの」として「ハーレムエンド」というお手本のような王道エンドを迎えており、本当に「大団円」という手ごたえがある。
魅力的なヒロインが多かっただけに、こういう形でのハーレムエンドは本当に満足度が高かった。
惜しむらくは「帰還」後の描写が少なかったので、アフターストーリーだけを描いた14巻か外伝や短編集とかを出してくれることを期待しております。
とりあえずお疲れ様。とても良いシリーズでした。

 
 
 

■理想の聖女? 残念、偽聖女でした! (4) / 壁首領大公 / カドカワBOOKS
【22下ラノベ投票/9784040747989】

こちらも完結おめでとうございます。part2.
元世界の描写が入り込んで混みあった設定と、シリアス度が増していく展開からどうなるかと思ったけど、元世界のアレコレを上手く捌いてシリアス度も適度に宥めすかしてライトな勘違いコメディとしていい落とし所でまとまった。
作中で登場キャラが言っていた「クリア後の世界が見たい」という百万回頷くしかないエピローグエピソードをやってくれて、「ifエピソード」も見せてくれて、「裏ボス」を茶化すような展開まで入れ込んでサービス満点だった。
僕がこういう作品に求める全てが組み込まれて、アフターサービスも満点だった。満足です。お疲れ様でした。

 
 
 

■わたしはあなたの涙になりたい / 四季大雅 / ガガガ文庫
【22下ラノベ投票/9784094530810】

ストーリーライン自体はエモ系の泣き小説にありがちなものだったけど、とにかく文章が端麗。
端正な筆致によって綴られた描写が美しい物語でした。

 
 
 

■アラサーがVTuberになった話。 / とくめい / ファミ通文庫
【22下ラノベ投票/9784047371972】

「配信者」としてのカリスマも才能も無い元社畜のアラサーが、運にも恵まれていないのに「元社会人・元社畜」としての経験が生きる形で新しい職場で独自の立場と人間関係を構築していく流れが実に面白かった。
武器となっているフォロー力、煽り耐性、気遣いなどが社畜経験から生み出されてると思うと涙を誘う。
自分に責任が無いトラブル・問題に巻き込まれることが多い主人公だけど、女性関係に関しては「そういうとこやぞ」と言ってあげたい。
面白かったので、是非続巻を。

 
 
 

■攻撃魔術の使えない魔術師(1) / 絹野帽子 / MFブックス
【22下ラノベ投票/9784046818393】

なろう書籍化黎明期に泡沫出版社にWeb連載のモチベーション共々潰された作品のリライト版。
リライト版の書籍化おめでとうございます投票。
、転生ものが増えた今となってはそこまでの目新しさは無いけど、しみじみと面白い。
「家族」との絡みがとても良かったです。 とにかくリブートしてくれたのが本当に嬉しいので10年以上待ち続けた「2巻」が読めるのを待っています。

 
 
 

■僕らは『読み』を間違える / 水鏡月聖 / 角川スニーカー文庫
【22下ラノベ投票/9784041129883】

まさしく「間違える」者達の話であり、自己評価と他者評価のズレとディスコミュニケーションの物語。
彼らの間違え続けた先にある世界を僕は見てみたい。

 
 
 

■勇者認定官と奴隷少女の奇妙な事件簿 / オーノ・コナ / 講談社ラノベ文庫
【22下ラノベ投票/9784065304884】

異世界を舞台にしたミステリ風ファンタジー
謎解きを指向する本格ミステリではないけど、サスペンス色が強いミステリとしては好作品だった。
「勇者認定官」という設定と、主人公と奴隷少女の関係性を柱とした落とし方が実に印象的でしたね。
2巻が出るか分からないし、2巻以降は仕えなくなった飛び道具も多いけど、続きも読んでみたい。

 
 
 

■私の婚約者は、根暗で陰気だと言われる闇魔術師です。好き。 / 瀬尾優梨 / 角川ビーンズ文庫
【22下ラノベ投票/9784041131237】

主人公の結婚に積極的なイケメンムーブが素敵だった。好き。
闇魔術師さん、完全にヒロインやん……

 
 
 

■令和の化学者・鷹司耀子の帝都転生 プラスチック素材で日本を救う / 雨堤 俊次 / 宝島社文庫
【22下ラノベ投票/9784299036032】

プラスチック素材(化学)だけで日本を救っている訳じゃなかったし、一般的な化学者としては主人公に軍事や歴史知識があり過ぎたけどこれはこれで。
歴史if系小説の新作としては今季一番面白かった。
近世を舞台にした作品は現代と陸続きに思える部分が多いので、歴史改変の影響がダイレクトに想像できるのがいいですね。
レーベル的に続きが出るかわからないけど、続きが出て欲しいです。

 
 
 
次点群。
新作では「ホーリーアンデッド」「死亡遊戯で飯を食う」「双星の天剣使い」「好きな子に告ったら、双子の妹がオマケでついてきた」「庭に穴ができた。ダンジョンかもしれないけど俺はゴミ捨て場にしてる」「Vのガワの裏ガワ」。
既存作品では「ゲーム世界転生<ダン活>」「茉莉花官吏伝(十三)」「この△ラブコメは幸せになる義務がある。2-3」「隣の席の元アイドルは、俺のプロデュースがないと生きていけない(2)」「我輩は猫魔導師である!(3)」「魔王と勇者の戦いの裏で(2)」「黒猫ニャンゴの冒険3」「後宮灼姫伝(2)転生王女は今日も旗を叩き折る(8)」「大阪マダム、後宮妃になる! 五祭期は豊穣盛儀動乱編」「乙女ゲームのハードモードで生きています(4)」
辺りが好きでした。

2022年11月の読書まとめ

2022年11月の読書まとめ。読書メーター調べ。
計41冊、1日1.37冊ペース。
ライトノベル38冊、ジュブナイルポルノ3冊。
もうだめだ。読書量が少な過ぎる。

11月の読書メーター
読んだ本の数:41
読んだページ数:11535
ナイス数:170

Vのガワの裏ガワ1 (MF文庫J)Vのガワの裏ガワ1 (MF文庫J)感想
昨今増えているVtuberものだけど、「プロとしてのVtuber」を描いている作品が多い中で「一から始めるVtuber」みたいな書き方をしている点は目を引くものがあった。
ただ「Vtuberを始めるまでの準備」が丁寧だった一方、「Vtuberになったあとの活動」は解像度も低くヒロインのプライベートの話にスライドしていったことには(青春要素については評価するものの)Vものとしては幾分の勿体なさは感じた。
ただ内容自体は十分に面白く、キャラクターやV要素には目を引くものがあったので、続きは読んでみたいですね。
読了日:11月30日 著者:黒鍵 繭
親友の娘が俺の嫁!? ロシアから来た現代サキュバスとのハートフルデイズ (フランス書院eブックス)親友の娘が俺の嫁!? ロシアから来た現代サキュバスとのハートフルデイズ (フランス書院eブックス)感想
亡くなった親友のゆがみっぷりとその壊れた友人との関係性にゾクッとした。親友の娘との背徳感に紛れた、BSSのようで、NTRのようで、ホモセクシャルのような要素が実に印象深い味わいだった。
読了日:11月29日 著者:井の中の井守
仕立屋王子の謎解きデザイン帖 (マイナビ出版ファン文庫)仕立屋王子の謎解きデザイン帖 (マイナビ出版ファン文庫)感想
多様な人間ドラマと温かな読後感が良かった。
読了日:11月28日 著者:栗栖ひよ子
老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます7 (Kラノベブックス)老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます7 (Kラノベブックス)感想
宗教怖い。
読了日:11月28日 著者:FUNA,東西
老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます6 (Kラノベブックス)老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます6 (Kラノベブックス)感想
面白くない訳じゃないけど、現代世界・異世界において手広くやり過ぎてどれもやや半端になってしまっている気はする。
読了日:11月27日 著者:FUNA,東西
老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます5 (Kラノベブックス)老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます5 (Kラノベブックス)感想
自分の領地の内政パートなど語り足りない部分があるのに外国まで手を広げてしまってやや散漫になってしまう印象はある。
読了日:11月27日 著者:FUNA
老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます4 (Kラノベブックス)老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます4 (Kラノベブックス)感想
ミツハを挟んだ三角関係が良かったです。
読了日:11月27日 著者:FUNA
老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます3 (Kラノベブックス)老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます3 (Kラノベブックス)感想
転移があまりに便利で汎用性が高過ぎる。
読了日:11月26日 著者:FUNA
老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます2 (Kラノベブックス)老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます2 (Kラノベブックス)感想
慎重と自重を放り投げるのが早かった。
読了日:11月26日 著者:FUNA
老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます (Kラノベブックス)老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます (Kラノベブックス)感想
主人公の思い切りが良くて好感が持てる。
読了日:11月26日 著者:FUNA
破局予定の悪女のはずが、冷徹公爵様が別れてくれません! (ビーズログ文庫)破局予定の悪女のはずが、冷徹公爵様が別れてくれません! (ビーズログ文庫)感想
「別れないと好きな人が大変なことになる。でも大好きだから別れたくない」というシチュエーションにキュンとする。
読了日:11月25日 著者:琴子
黒聖女様に溺愛されるようになった俺も彼女を溺愛している 1 (HJ文庫 と 06-01-01)黒聖女様に溺愛されるようになった俺も彼女を溺愛している 1 (HJ文庫 と 06-01-01)感想
「聖女」と言う言葉から受けるイメージほど高嶺の花感はない。
読了日:11月24日 著者:ときたま
リア充女子がなぜか俺を取り合って、子作り勝負をしているんだが!?(ぷちぱら文庫creative 211) (キングノベルス)リア充女子がなぜか俺を取り合って、子作り勝負をしているんだが!?(ぷちぱら文庫creative 211) (キングノベルス)感想
特に新味はないし、ボテ腹展開は無いけど、イチャラブものが好きなら、という内容。
ただ、書名のところに何で「キングノベルス」って間違ったレーベル名が入っているんだろう……Amazonから情報を取得しているだけなのは分かるし、同じ出版社なのはわかるけど、変な間違いだな……
読了日:11月23日 著者:赤川ミカミ
新米錬金術師の店舗経営07 疫病を退治しよう! (ファンタジア文庫)新米錬金術師の店舗経営07 疫病を退治しよう! (ファンタジア文庫)感想
新米錬金術師の領地経営・疫病対策。
読了日:11月22日 著者:いつきみずほ
後宮妃の管理人 七 ~寵臣夫婦は出迎える~ (富士見L文庫)後宮妃の管理人 七 ~寵臣夫婦は出迎える~ (富士見L文庫)感想
後宮妃達の団結に感慨深いものを感じる。
読了日:11月20日 著者:しきみ 彰
ニチアサ好きな転生メイド、悪を成敗する旅に出る ~気づいたら、ダメ王国を立て直していました~ (ファンタジア文庫)ニチアサ好きな転生メイド、悪を成敗する旅に出る ~気づいたら、ダメ王国を立て直していました~ (ファンタジア文庫)感想
ニチアサと言うか、「プリキュア水戸黄門」みたいな内容だった。
読了日:11月19日 著者:日の原 裕光
最強陰陽師の異世界転生記~下僕の妖怪どもに比べてモンスターが弱すぎるんだが~(1) (モンスター文庫)最強陰陽師の異世界転生記~下僕の妖怪どもに比べてモンスターが弱すぎるんだが~(1) (モンスター文庫)感想
特別「ここが悪い」という部分がある訳ではないんだけど、主人公の性格、都合の良さ、展開、テンポが個人的な好みに合わなかった。not for me。
読了日:11月18日 著者:小鈴 危一
SSガチャで創り出す、憧れ彼女と学園ハーレム! (ぷちぱら文庫creative 220)SSガチャで創り出す、憧れ彼女と学園ハーレム! (ぷちぱら文庫creative 220)感想
ガチャ能力が割と大味だったけど、単純な催眠や快楽堕ちじゃないヒロインとの関係性と落とし所は割と好きでしたね。
読了日:11月17日 著者:環方希
おかしな転生XX スイーツは春を告げるおかしな転生XX スイーツは春を告げる感想
くっつくまでに20巻をかける幼馴染二人。物語の主人公並の重みだな……
読了日:11月16日 著者:古流望
おかしな転生XIX 暗闘のフィナンシェおかしな転生XIX 暗闘のフィナンシェ感想
攻撃的な先物取引を返り討ちにする話。
読了日:11月16日 著者:古流望
追放された転生貴族、外れスキルで内政無双2~気ままに領地運営するはずが、スキル『ガチャ』のお陰で最強領地を作り上げてしまった~ (グラストノベルス)追放された転生貴族、外れスキルで内政無双2~気ままに領地運営するはずが、スキル『ガチャ』のお陰で最強領地を作り上げてしまった~ (グラストノベルス)感想
1巻に引き続き、この作品ならではの強みは感じないし、全体的にパンチが足りない。ただ、早々にKindle unlimitedのタイトルに入ってるように読み放題サービスの暇つぶしで読むならこれはこれでとは思いますね。しかし、サブスク以外で買うならノベルスサイズなので割高感は感じる。
読了日:11月15日 著者:白石 新
追放された転生貴族、外れスキルで内政無双~気ままに領地運営するはずが、スキル『ガチャ』のお陰で最強領地を作り上げてしまった~ 1 (グラストノベルス)追放された転生貴族、外れスキルで内政無双~気ままに領地運営するはずが、スキル『ガチャ』のお陰で最強領地を作り上げてしまった~ 1 (グラストノベルス)感想
異世界転生チート物として見ると良くも悪くも凡作。
ただ、新レーベルのローンチタイトルがこれだけパンチの無い作品でいいのか、と言う疑問はある。
読了日:11月15日 著者:白石 新
世界最速の魔法陣使い ハズレ固有魔法【速記術】×『魔法陣』で最強に至る (ドラゴンノベルス)世界最速の魔法陣使い ハズレ固有魔法【速記術】×『魔法陣』で最強に至る (ドラゴンノベルス)感想
作中の家名に「オルフェーブル」に「ルヴァンスレーヴ」、作者は競馬が好きなのかな……?と思いつつも「『オルフェーヴル』じゃなかったしなぁ……」等のように本筋と関係ないところに思考がいってしまった。
読了日:11月15日 著者:葵すもも
悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。6 (アイリスNEO)悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。6 (アイリスNEO)感想
戦争中の各キャラの個別エピソードを戦争が終わった後に振り替える内容。うーん、こういう内容にするくらいなら5巻の内容に今回の各エピソードを時系列ごとに配置し直して上下巻にした方が良かったと思いますね。

読了日:11月14日 著者:天壱,鈴ノ助
剣と魔法の税金対策 (5) (ガガガ文庫 そ 1-5)剣と魔法の税金対策 (5) (ガガガ文庫 そ 1-5)感想
宗教法人とマネーロンダリングの話で、ちゃんと税金の話に戻ってきて面白かった。ラストも「これからどうなっちゃうのー?」な終わり方で良かったです。最終巻も楽しみですね。
読了日:11月13日 著者:SOW
碧玉の男装香療師は、 ふしぎな癒やし術で宮廷医官になりました。 (カドカワBOOKS)碧玉の男装香療師は、 ふしぎな癒やし術で宮廷医官になりました。 (カドカワBOOKS)感想
幾ら不眠によって生活に支障が出ているとはいえ一足飛びに皇太子のところに連れていくのか、身分のハードルが低すぎるのでは、魔法とか呪術のようなファンタジー要素ならまだしも単なる「調香(香療術)」でそこまでの効果が出るのか、みたいに色々と気になるところはある。
全体的には嫌いじゃないし、続きが出たら買ってもいいとは思うけど、前述のようにディテールの面で気になるところが無くはない。
読了日:11月12日 著者:巻村 螢
私の婚約者は、根暗で陰気だと言われる闇魔術師です。好き。 (角川ビーンズ文庫)私の婚約者は、根暗で陰気だと言われる闇魔術師です。好き。 (角川ビーンズ文庫)感想
主人公の結婚に積極的なイケメンムーブが素敵だった。闇魔術師さん、完全にヒロインやん……
読了日:11月12日 著者:瀬尾 優梨
ゲーム世界転生〈ダン活〉04〜ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を〈はじめから〉プレイする〜ゲーム世界転生〈ダン活〉04〜ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を〈はじめから〉プレイする〜感想
面白いけどWeb連載ペースが早過ぎてストックが減るどころか増えている始末なので、1冊のページ数を2倍に増やすか刊行ペースを2倍に上げて欲しい。
読了日:11月12日 著者:ニシキギ・カエデ
地下鉄で美少女を守った俺、名乗らず去ったら全国で英雄扱いされました。 (角川スニーカー文庫)地下鉄で美少女を守った俺、名乗らず去ったら全国で英雄扱いされました。 (角川スニーカー文庫)感想
攻めてる表紙デザインが印象に残った。
読了日:11月12日 著者:水戸前 カルヤ
転生少女はまず一歩からはじめたい 4 ~魔物がいるとか聞いてない!~ (MFブックス)転生少女はまず一歩からはじめたい 4 ~魔物がいるとか聞いてない!~ (MFブックス)感想
薬師としてもハンターとしても十分な能力があるけど、本人の性格・性向から、自分で将来を選択する展開がしみじみと良かったです。
読了日:11月11日 著者:カヤ
好きな子に告ったら、双子の妹がオマケでついてきた 1 (ブレイブ文庫 か 01-01)好きな子に告ったら、双子の妹がオマケでついてきた 1 (ブレイブ文庫 か 01-01)感想
文字通りのハーレム展開・複数交際肯定派なので割と満足です。
しかし、ブレイブ文庫、たまにエロのボーダーが壊れがちになる。
読了日:11月09日 著者:鏡遊,カット
サイレント・ウィッチ IV 沈黙の魔女の隠しごと (カドカワBOOKS)サイレント・ウィッチ IV 沈黙の魔女の隠しごと (カドカワBOOKS)感想
新たな七賢人がちゃんと変人で安心した。
読了日:11月08日 著者:依空 まつり
小国の侯爵令嬢は敵国にて覚醒する(下) (PASH!ブックス)小国の侯爵令嬢は敵国にて覚醒する(下) (PASH!ブックス)感想
捻りはあまりなかったけど、コンパクトに上下巻でまとまっていて良い内政ものでした。面白かった。
読了日:11月06日 著者:守雨
小国の侯爵令嬢は敵国にて覚醒する(上) (PASH!ブックス)小国の侯爵令嬢は敵国にて覚醒する(上) (PASH!ブックス)感想
抑圧されていた才能が異国で花開く内政ものとして面白かった。
読了日:11月06日 著者:守雨
身代わり侍女は冷酷皇帝の『癒し係』を拝命中 『花の乙女』と言われても無自覚溺愛は困ります! (角川ビーンズ文庫)身代わり侍女は冷酷皇帝の『癒し係』を拝命中 『花の乙女』と言われても無自覚溺愛は困ります! (角川ビーンズ文庫)感想
この手の作品としては手堅いけど、虐待されたことによる卑屈さと受け身な姿勢は個人的な好みからは少し外れていた感じ。
読了日:11月05日 著者:綾束 乙
現代陰陽師は転生リードで無双する (ファミ通文庫)現代陰陽師は転生リードで無双する (ファミ通文庫)感想
割と丁寧に思考・成長を描いているところには好感が持てる。
ただ末期がんになるくらいまで生きておきながら女性を顔などで値踏みしたり、「彼女が欲しい」と異性に積極的なところなど、良くも悪くも老成していない部分は少し気になる部分ではあった。
読了日:11月05日 著者:爪隠し
10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた 1 (オーバーラップ文庫)10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた 1 (オーバーラップ文庫)感想
過去シーンでのヒロインがタイトルに偽りのない「クソガキ」っぷりで何だか感心してしまったよ。
読了日:11月04日 著者:館西夕木
無能と言われ続けた魔導師、実は世界最強なのに幽閉されていたので自覚なし (オーバーラップ文庫)無能と言われ続けた魔導師、実は世界最強なのに幽閉されていたので自覚なし (オーバーラップ文庫)感想
無自覚・勘違い要素を含んだチートもの。悪くないけど、そこまで刺さる部分も無かったので、今後の展開次第ではある。
読了日:11月03日 著者:
虐げられた追放王女は、転生した伝説の魔女でした 2 ~迎えに来られても困ります。従僕とのお昼寝を邪魔しないでください~ (オーバーラップノベルスf)虐げられた追放王女は、転生した伝説の魔女でした 2 ~迎えに来られても困ります。従僕とのお昼寝を邪魔しないでください~ (オーバーラップノベルスf)感想
罪な(魔)女やで。
読了日:11月03日 著者:雨川透子
アルマーク2 北からの暗殺者編 (MFブックス)アルマーク2 北からの暗殺者編 (MFブックス)感想
1巻はアルマークが「環境」に振り回されるもどかしさがあったけど、本巻についてはアルマークの「能力」が発揮される展開で満足感が高い。
読了日:11月02日 著者:やまだ のぼる
余命半年と宣告されたので、死ぬ気で『光魔法』を覚えて呪いを解こうと思います。 ~呪われ王子のやり治し~ (DREノベルス)余命半年と宣告されたので、死ぬ気で『光魔法』を覚えて呪いを解こうと思います。 ~呪われ王子のやり治し~ (DREノベルス)感想
割と早めに前向きな話になったし、魔法研究みたいな展開が中々面白い。
読了日:11月01日 著者:熊乃げん骨

読書メーター

2022年10月の読書まとめ

2022年10月の読書まとめ。読書メーター調べ。
計55冊、1日1.77冊ペース。
ライトノベル51冊、ジュブナイルポルノ3冊、一般文芸・ミステリ1冊。
ライブハウスサーキット・10kmマラソンスプラトゥーンで読書量が減少中。

10月の読書メーター
読んだ本の数:55
読んだページ数:15270
ナイス数:215

茉莉花官吏伝 十三 十年飛ばず鳴かず (ビーズログ文庫)茉莉花官吏伝 十三 十年飛ばず鳴かず (ビーズログ文庫)感想
「未来ある少女達の憧れとしての晧茉莉花」を完璧に演じきった茉莉花の姿に感無量です。
読了日:10月30日 著者:石田 リンネ
攻撃魔術の使えない魔術師 ~異世界転性しました。新しい人生は楽しく生きます~1 (MFブックス)攻撃魔術の使えない魔術師 ~異世界転性しました。新しい人生は楽しく生きます~1 (MFブックス)感想
約11年前にフェザー文庫で読んだ作品のリライト版。
リライト版の書籍化おめでとうございます。
フェザー文庫版の細かい内容までは覚えていないし、転生ものが増えた今となってはそこまでの目新しさは無いけど、しみじみと面白い。
「家族」との絡みがとても良かったです。
とにかくリブートしてくれたのが本当に嬉しいので、10年以上待ち続けた「2巻」が読めるのを待っています。
読了日:10月30日 著者:絹野帽子
後宮の黒猫金庫番 (富士見L文庫)後宮の黒猫金庫番 (富士見L文庫)感想
明るい守銭奴の主人公のキャラクターは割と好きでしたが「伝説」と持ち上げる程のインパクトが無かったのでハードルを上げてしまった分損をしてしまった印象。
それ以外のキャラクターは特別印象に残るものでもなく、「陰謀劇」としてもそこまで出来が良い訳でもなかった。
全体的には嫌いじゃないものの、少し弱いかな、と。
ただ前述通り主人公のキャラは好きなので、続きが出たら買うとは思います。
読了日:10月30日 著者:岡達 英茉
外れスキル「世界図書館」による異世界の知識と始める『産業革命』1 ~ファイアーアロー?うるせえ、こっちはライフルだ!!~ (アース・スターノベル)外れスキル「世界図書館」による異世界の知識と始める『産業革命』1 ~ファイアーアロー?うるせえ、こっちはライフルだ!!~ (アース・スターノベル)感想
サブタイトルの部分のせいで軽薄な印象が強まってしまって勿体ない。
読了日:10月29日 著者:高野ケイ
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…12 (一迅社文庫アイリス)乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…12 (一迅社文庫アイリス)感想
相変わらず話は進まないけど、カタリナを慕う後輩を救うという展開は話の筋が分かり易く素直に面白かった。
読了日:10月29日 著者:山口 悟,ひだか なみ
回復職の悪役令嬢 エピソード2 錬金術師のプレイヤー的育成方法 (MFブックス)回復職の悪役令嬢 エピソード2 錬金術師のプレイヤー的育成方法 (MFブックス)感想
2巻にして悪役令嬢要素が迷子。
読了日:10月28日 著者:ぷにちゃん
おでん屋春子婆さんの偏屈異世界珍道中 1 (ブレイブ文庫 こ 01-01)おでん屋春子婆さんの偏屈異世界珍道中 1 (ブレイブ文庫 こ 01-01)感想
異世界の揉め事や困り事に異世界のおでん屋がカットインしてきて、何だかんだで状況が良い方に向かうという話。
話の作りは好きだし程々におでんは食べたくなるけど状況に対して特段「おでん(のネタ)」が示唆や切っ掛けを与えてる訳でもなく解決に寄与している訳でもなく、後は「状況の解決」についても描写が少なく一つ一つのエピソードの区切りであまりスッキリしない。
うーん、筋は好きなんだけどそれと同時に物足りなさを感じました。ただ続巻が出たら読みたいとは思います。
読了日:10月28日 著者:紺染 幸
やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きますやり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます感想
ゲーム世界の悪役キャラに転生してゲーム知識を生かして運命を変えていく話。
類似作品は多いので目新しさは無いけど、母親を助ける薬の開発や化粧品の商業チート等の展開は無難に面白い。
ただ個人的に気になったのは本編が全体の3/4で、残り1/4が番外編として主人公以外のキャラ視点での短編が詰め込まれていたところ。
まだ1巻で各キャラにそこまでの愛着が無い段階で、主人公以外の番外編を読まされてもノッていけないところがあるので、この量の番外編を載せるならもうちょっと本編を多めに収録して欲しかったですね。個人的には。
読了日:10月27日 著者:MIZUNA
北政所様の御化粧係〜戦国の世だって美容オタクは趣味に生きたいのです〜北政所様の御化粧係〜戦国の世だって美容オタクは趣味に生きたいのです〜感想
戦国時代の著名武将の娘に転生した主人公が美容知識を使って成り上がる話。
前世の職業・知識を使って成り上がる転生ものは数あれど、舞台が戦国時代になっただけも目先が変わって楽しかった。僕が戦国物が好きと言うこともありますけど。
時代背景として秀吉の天下統一後、秀吉の死までの束の間の平和な時代なので、豊臣家の天下が続いていくのか、正史のように徳川が天下を取るのか、そして主人公がそういう時代背景の中でどのような立場を築いていくのか、先の展開がどのようになっていくのかすごく気になりますね。
続巻が楽しみです。
読了日:10月27日 著者:笹倉のり
百合ゲー世界なのに男の俺がヒロイン姉妹を幸せにしてしまうまで 1 (オーバーラップ文庫)百合ゲー世界なのに男の俺がヒロイン姉妹を幸せにしてしまうまで 1 (オーバーラップ文庫)感想
(姉妹以外への)人間不信の末にヒロインと出会って百合堕ちするゲーム世界に、ゲームスタートからかなり前の時間軸に転生するのでまだ「百合ゲー」になっていない。
こんなタイトルだけど執着を伴う姉妹愛はあるものの、百合展開は無い。
この巻の段階だと、両親を亡くした恵まれない生い立ちの四姉妹を引き取って、心を解きほぐしていくという流れになっているので、子育て小説、あるいはロリコン小説に近い。
んー、つまらない訳でも無いけど「百合ゲー」要素が無い分、パンチには欠けている。
ただ続きは読んでみようとは思います。
読了日:10月26日 著者:流石ユユシタ
転生したら皇帝でした3~生まれながらの皇帝はこの先生き残れるか~転生したら皇帝でした3~生まれながらの皇帝はこの先生き残れるか~感想
前回で当面の命の危機は脱したもののまだまだ内憂に満ちている。頑張れ少年皇帝。
読了日:10月26日 著者:魔石の硬さ
俺は影の英雄じゃありません! 世界屈指の魔術師?……なにそれ(棒) (SQEXノベル)俺は影の英雄じゃありません! 世界屈指の魔術師?……なにそれ(棒) (SQEXノベル)感想
影(笑)の英雄
読了日:10月26日 著者:楓原こうた,へいろー
クラスのギャルが、なぜか俺の義妹と仲良くなった。3 「キミと過ごす夏、終わらないで」 (ファンタジア文庫)クラスのギャルが、なぜか俺の義妹と仲良くなった。3 「キミと過ごす夏、終わらないで」 (ファンタジア文庫)感想
もういいかげんつきあっちゃえよー
読了日:10月25日 著者:佐波 彗
追放された元令嬢、森で拾った皇子に溺愛され聖女に目覚める (ビーズログ文庫)追放された元令嬢、森で拾った皇子に溺愛され聖女に目覚める (ビーズログ文庫)感想
幾らなんでも王太子及び王国の人達が頭空っぽすぎる。
食いしん坊主人公は可愛かったです。
読了日:10月24日 著者:もよりや
嫌われ皇子のやりなおし ~辺境で【闇魔法】を極めて、最強の眷属と理想の王国を作ります~ (電撃の新文芸)嫌われ皇子のやりなおし ~辺境で【闇魔法】を極めて、最強の眷属と理想の王国を作ります~ (電撃の新文芸)感想
魔法の適性によって差別された皇子のやり直し物語。
「闇魔法」「魔族」「眷属」周りの設定が割とご都合主義的。
読了日:10月23日 著者:苗原 一
週末同じテント、先輩が近すぎて今夜も寝れない。 (GA文庫)週末同じテント、先輩が近すぎて今夜も寝れない。 (GA文庫)感想
インドア派で理屈っぽい主人公が、自分の発言・態度に責任を持ってアウトドアに歩み寄る導入が良かったですね。
終盤の「山場」の作り方には唐突感はあったけど、キャンプの魅力が適度に伝わってきて全体的にはとても好きな内容でした。
もうちょっと色んな場所でキャンプする話を読みたいので続きが読みたいですね。
読了日:10月23日 著者:蒼機純
婚約者が浮気相手と駆け落ちしました。王子殿下に溺愛されて幸せなので、今さら戻りたいと言われても困ります。 (DREノベルス)婚約者が浮気相手と駆け落ちしました。王子殿下に溺愛されて幸せなので、今さら戻りたいと言われても困ります。 (DREノベルス)感想
婚約破棄ザマァものとして見るとテンプレだけど、主人公の才能・能力などがキッチリ評価される流れ、王子殿下との関係が深まる過程が意外にちゃんとしているのでそれなりに楽しい。
ただ、元婚約者・浮気相手のやり口・見通しが雑過ぎる点は少し気になったかなぁ、と。
読了日:10月23日 著者:櫻井みこと
偽典・演義 ~とある策士の三國志~4 (アース・スターノベル)偽典・演義 ~とある策士の三國志~4 (アース・スターノベル)感想
三国志の英雄も梟雄も名称も暴君も、腹黒の前では被害者の会。
読了日:10月23日 著者:仏ょも
淡海乃海 水面が揺れる時~三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲~十三淡海乃海 水面が揺れる時~三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲~十三感想
家康の顛末に関してはハシゴを外された気分になった。
読了日:10月22日 著者:イスラーフィール
くま クマ 熊 ベアー 19 (PASH!ブックス)くま クマ 熊 ベアー 19 (PASH!ブックス)感想
たらした幼女(ロリババア含む)が増えました。
読了日:10月22日 著者:くまなの
世間知らずな同級生を、飼うことになりまして。 毎日俺になでなでを強要してきます (ファンタジア文庫)世間知らずな同級生を、飼うことになりまして。 毎日俺になでなでを強要してきます (ファンタジア文庫)感想
ヒロインのキャラクター自体は好きだけど、「拾う」までの流れが強引で、「懐く」までの流れが早過ぎたりするので全体的にはノっていけなかった。
読了日:10月22日 著者:四条 彼方
王都の外れの錬金術師 5 ~ハズレ職業だったので、のんびりお店経営します~ (カドカワBOOKS)王都の外れの錬金術師 5 ~ハズレ職業だったので、のんびりお店経営します~ (カドカワBOOKS)感想
「準備万態さぁ行くぞ」みたいな流れから、なんか梯子を外された気分になってしまった。
読了日:10月22日 著者:yocco
Frontier World Online2 ‐召喚士として活動中‐Frontier World Online2 ‐召喚士として活動中‐感想
幼女召喚獣との関係性が本当に良い。
読了日:10月22日 著者:ながワサビ64
死にかけ悪役令嬢の失踪 改心しても無駄だったので初恋の人がさらってくれました (角川ビーンズ文庫)死にかけ悪役令嬢の失踪 改心しても無駄だったので初恋の人がさらってくれました (角川ビーンズ文庫)感想
「搾取している側も搾取されている側も無自覚で悪意のない毒家族」から脱出をする物語。
よくある乙女ゲーム転生ものや悪役令嬢ものとはまるで違う、まったく予想していなかった内容で完全に意表を突かれました。
ただ、タイトルとあらすじで、こういう作品を求めている人に正しく届いているか心配になりますね。
読了日:10月21日 著者:和泉 杏花
乙女ゲーの世界に転生したので二度目の人生も推し活に励もうと思う story1 ジョシィ文庫 乙女ゲーの世界に転生したので二度目の人生も推し活に励もうと思う ジョシィ文庫 (Love Jossie)乙女ゲーの世界に転生したので二度目の人生も推し活に励もうと思う story1 ジョシィ文庫 乙女ゲーの世界に転生したので二度目の人生も推し活に励もうと思う ジョシィ文庫 (Love Jossie)感想
価格的に短い・続き物前提なのは覚悟していたけど、起承転結の精々「起~承」くらいで終わってしまった。
現状でアレコレ評価出来るほどの内容は無かったけど、少し先が気になるところで終わったので、覚えていれば続きを読みたいとは思います。
読了日:10月20日 著者:空谷玲奈,諏訪子
恋は夜空をわたって2 (電撃文庫)恋は夜空をわたって2 (電撃文庫)感想
配信者としての誇りとプライド。あるいは恋人と並び立ちたいという意地。一本芯が通っていて良かったです。
読了日:10月20日 著者:岬 鷺宮
クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった2 (角川スニーカー文庫)クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった2 (角川スニーカー文庫)感想
手に入れたものと、壊れてしまったもの。
読了日:10月19日 著者:たかた
この素晴らしい世界に祝福を! ファンタスティックデイズ (角川スニーカー文庫)この素晴らしい世界に祝福を! ファンタスティックデイズ (角川スニーカー文庫)感想
このすばスピンオフを書いている作者さんではあるもの、カズマパーティーの話を書くと原作者の書く文章・ノリとの落差がひと際目立つ。ゲームのノベライズなので文章の質・ノリが違うのは仕方ない面はあるにしても、なんかそれなりにまとまった二次創作小説を読んでいるような気分になりましたね。
んー、つまらないと切り捨てる程じゃないとは思いますけど、なんかテンポが噛み合いませんでしたね。
読了日:10月17日 著者:昼熊
ありふれた職業で世界最強 13 (オーバーラップ文庫)ありふれた職業で世界最強 13 (オーバーラップ文庫)感想
異世界転移もの」としては「帰還」、「ハーレムもの」として「ハーレムエンド」というお手本のような王道エンドを迎えており、本当に「大団円」という手ごたえがある。
魅力的なヒロインが多かっただけに、こういう形でのハーレムエンドは本当に満足度が高かったです。
惜しむらくは「帰還」後の描写が少なかったので、アフターストーリーだけを描いた14巻か外伝や短編集とかを出してくれることを期待しております。
とりあえずお疲れ様でした。とても良いシリーズでした。
読了日:10月16日 著者:白米 良
孤独な森のひきこもり魔女、王太子妃として溺愛される (ビーズログ文庫)孤独な森のひきこもり魔女、王太子妃として溺愛される (ビーズログ文庫)感想
生き方が不器用なコンプレックス持ちの少女が、王太子と出会うことを切っ掛けに色んな事を経験していき前向きになれていく流れが心地よい。「呪い」が恋愛に対するいいスパイスになっている。
読了日:10月16日 著者:夕鷺 かのう
やとわれ寵姫の後宮料理録 (集英社オレンジ文庫)やとわれ寵姫の後宮料理録 (集英社オレンジ文庫)感想
個々の要素は既存の後宮ものと比べて特段強みがある訳でも無く、「料理」でのアプローチもそこまでパンチ力のあるものでもない。
沢山後宮ものを読んでいる人よりは、あまり後宮物を読んでいない人の方が楽しめそうな匙加減の作品でした。
読了日:10月15日 著者:日高 砂羽,ボダックス
転生したらスライムだった件 20 (GCノベルズ)転生したらスライムだった件 20 (GCノベルズ)感想
キャラのパワーアップを繰り返し・本領を初めて発揮するキャラやを増えた結果、パワーバランスのヒエラルキーが分かり辛くなってきた。
読了日:10月15日 著者:伏瀬
軍人少女、皇立魔法学園に潜入することになりました。3 ~乙女ゲーム? そんなの聞いてませんけど?~ (一迅社ノベルス)軍人少女、皇立魔法学園に潜入することになりました。3 ~乙女ゲーム? そんなの聞いてませんけど?~ (一迅社ノベルス)感想
安定した面白さはあるけど、そろそろ「自分の力など色々と隠さないといけない」という状況にもどかしさを感じる。
読了日:10月12日 著者:冬瀬,タムラ ヨウ
ちっちゃくてかわいい先輩が大好きなので一日三回照れさせたい4 (電撃文庫)ちっちゃくてかわいい先輩が大好きなので一日三回照れさせたい4 (電撃文庫)感想
恋を自覚する瞬間。
読了日:10月11日 著者:五十嵐 雄策
転生王女は愛より領地が欲しいので政略結婚を希望します! (アイリスNEO)転生王女は愛より領地が欲しいので政略結婚を希望します! (アイリスNEO)感想
戦略SLCゲーム時代の話の方が読みたかった、という本音。
読了日:10月10日 著者:柊 一葉,サコ
神様の予言書 俺の未来がアニメでは雑魚死だったので拒否します!! (ドラゴンノベルス)神様の予言書 俺の未来がアニメでは雑魚死だったので拒否します!! (ドラゴンノベルス)感想
アニメ世界へ転生する訳じゃなく、アニメの登場人物がふとした切っ掛けで自分の悲惨な未来を知り、自分を見つめ直して前向きに生きていくことで色んな人達の運命を変えていくという着眼点が面白い。
外道に堕ちる前に生き方を見つめ直しただけあって、ひねたところがなく前向きに生きる主人公の姿がまぶしい。
読了日:10月10日 著者:語部 マサユキ
悪役令嬢、ブラコンにジョブチェンジします6 (角川ビーンズ文庫)悪役令嬢、ブラコンにジョブチェンジします6 (角川ビーンズ文庫)感想
美しい失恋が描かれていた。
読了日:10月09日 著者:浜千鳥
恋人代行をはじめた俺、なぜか美少女の指名依頼が入ってくる3 (角川スニーカー文庫)恋人代行をはじめた俺、なぜか美少女の指名依頼が入ってくる3 (角川スニーカー文庫)感想
1巻からずっとモヤモヤしてた部分を姉が説教してくれたことで一部ではモヤが晴れた気分にはなったものの、同時に「それを言い出したら、この作品の導入からの根本的な部分を否定することになるし、『これまでやってきたこととは?』ってことにならないですか?」という感情も浮かんできた。
結局「恋人代行」というテーマをやるには登場人物たちが「純愛志向」過ぎたし、主人公のクズ度が足りなかったんだよな、というところに帰結する。コンセプトとキャラ配置のミスマッチ。
僕には合わない作品ではあったけど、とりあえずお疲れ様でした。
読了日:10月09日 著者:夏乃実
アラサーがVTuberになった話。アラサーがVTuberになった話。感想
運が無く、「配信者」としてのカリスマも才能も無い元社畜のアラサーが、「元社会人・元社畜」としての経験が生きる形で新しい職場で独自の立場と人間関係を構築していく流れが実に面白かった。
武器となっているフォロー力、煽り耐性、気遣いなどが社畜経験から生み出されてると思うと涙を誘う。
自分に責任が無いトラブル・問題に巻き込まれることが多い主人公だけど、女性関係に関しては「そういうとこやぞ」と言ってあげたい。
面白かったので、是非続巻を。
読了日:10月08日 著者:とくめい
牢の中で目覚めた悪役令嬢は死にたくない〜処刑を回避したら、待っていたのは溺愛でした〜 (Mノベルスf)牢の中で目覚めた悪役令嬢は死にたくない〜処刑を回避したら、待っていたのは溺愛でした〜 (Mノベルスf)感想
悪役令嬢転生ではなく、悪役令嬢との人格入れ替わりもの。
投獄された牢屋スタートと言う一見ハードモードだったけど、前向きタフな主人公は意に介さず、状況をひっくり返していく。
メインのストーリーはそこまで目新しいものは無かったんだけど、状況の逆転からのザマァまでのテンポ感が良く楽しかった。
読了日:10月08日 著者:やきいもほくほく
勇者パーティーを追放された白魔道師、Sランク冒険者に拾われる~この白魔道師が規格外過ぎる~(3) (Mノベルス)勇者パーティーを追放された白魔道師、Sランク冒険者に拾われる~この白魔道師が規格外過ぎる~(3) (Mノベルス)感想
表紙の眼帯キャライラストが好き。
読了日:10月07日 著者:水月 穹
勇者パーティーを追放された白魔導師、Sランク冒険者に拾われる(2)~この白魔導師が規格外過ぎる (Mノベルス)勇者パーティーを追放された白魔導師、Sランク冒険者に拾われる(2)~この白魔導師が規格外過ぎる (Mノベルス)感想
良くも悪くも軽い。
読了日:10月07日 著者:水月 穹
前世で良い人だったから異世界では幸せな人生を送れることに! 〜エロ美女に囲まれハーレムライフ!〜(ぷちぱら文庫creative 207)前世で良い人だったから異世界では幸せな人生を送れることに! 〜エロ美女に囲まれハーレムライフ!〜(ぷちぱら文庫creative 207)感想
「ご都合展開」を堂々と展開するための「善行ポイント」。合理的だと思います。
読了日:10月06日 著者:愛内なの
稀色の仮面後宮 海神の贄姫は謎に挑む (富士見L文庫)稀色の仮面後宮 海神の贄姫は謎に挑む (富士見L文庫)感想
覚悟を決めて兄を助けに来た妹を利用する兄貴。
妹を愛していない訳じゃないんだろうし、妹は兄に恩義があるので納得はしているんだろうけど、結果として利用している形になっているシチュエーションにモヤっとしてしまった。
読了日:10月06日 著者:松藤 かるり
爆乳ギャルな初カノとイチャラブSEXヤリまくり!?(ぷちぱら文庫creative 204)爆乳ギャルな初カノとイチャラブSEXヤリまくり!?(ぷちぱら文庫creative 204)感想
チョロくてエロい。このレーベルらしい内容でそれ以上でもそれ以下でもなかった。
読了日:10月05日 著者:愛内なの
社畜ですが、種族進化して最強へと至ります 3 (ダッシュエックス文庫)社畜ですが、種族進化して最強へと至ります 3 (ダッシュエックス文庫)感想
恩義ある人達の浪波節な展開と、掌返しの酷い露悪的な議員や民衆の対比。
うーん、主人公に足かせをかけるためだけの展開が頻出するので、なんかもどかしさが先立つ。
シリーズを通してダークヒーローじみたホッピーの勧善懲悪劇・進化能力者の活劇みたいな部分は好きだったものの、随所でバランスの悪さがあったし、この巻でのもどかしい展開及びラストの「ヒロイン」との展開もやや唐突に感じてノッテいけない部分は多かった。
正直シリーズを通して毀誉褒貶の激しいシリーズでしたね。好きなところは好きだっただけに惜しい。お疲れ様でした。
読了日:10月05日 著者:力水,かる
婚約破棄された公爵令嬢は森に引き籠ります 黒のグリモワールと呪われた魔女 (角川ビーンズ文庫)婚約破棄された公爵令嬢は森に引き籠ります 黒のグリモワールと呪われた魔女 (角川ビーンズ文庫)感想
ナンバリングが無かったのでこの巻で一段落するものと思ったらかなりの謎が投げっぱなし。正直そんなに面白くなかったけど、消化不良なので一応続きを読もうと思って探してみたら2巻が出ていないんですね……Web版の方で続きは読めるみたいだけど、Web連載も途中で止まっているっぽいし、Webでも最後まで読めないならあえて読む必要はないかなぁ、と思ってしまいました。
読了日:10月05日 著者:春野 こもも
ホーリーアンデッド 1 〜非モテでぼっちの死霊術士が、聖女に転生してお友達を増やします〜 (キネティックノベルス)ホーリーアンデッド 1 〜非モテでぼっちの死霊術士が、聖女に転生してお友達を増やします〜 (キネティックノベルス)感想
所謂「勘違い成り上がり」の一系統。人を「アンデッド素材」として値踏みする末期的人間性を持つ陰キャが、かつての仇敵の子供に転生して清らかな聖女に勘違いされて高い評価を得ていく流れ。
この系統の作品としてはド定番のストーリーラインで手堅い作りをしているので面白かった。
ただ、「アンデッドマニア」としてのキャラクター性以外は特別な斬新さは無いので、新しいレーベル・新人賞受賞作として見ると手堅いけどそこまでのインパクトはない。
読了日:10月05日 著者:ばーど
オタク同僚と偽装結婚した結果、毎日がメッチャ楽しいんだけど!3 (電撃の新文芸)オタク同僚と偽装結婚した結果、毎日がメッチャ楽しいんだけど!3 (電撃の新文芸)感想
出ると思わなかった3巻だけど、一冊丸ごと幸せエピローグ・アフターストーリー・サイドストーリーといった感じで、幸せのおすそ分け気分になれて面白かった。未来へ続いていくエピソード満載で満足度が高い。お疲れ様でした。
読了日:10月04日 著者:コイル
拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます〈下〉 (メディアワークス文庫)拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます〈下〉 (メディアワークス文庫)感想
旦那のとばっちりで殺されかけた・離縁していれば巻き込まれることになった主人公に謝罪や後悔することなく、離縁しなかったことを責めてくる妹に対して「起こったことを責めるのは時間の無駄」などと言い放つ、自分勝手で、約束や契約もまともに守らないヒーロー役が本当に不快。本当に一ミリの好感度も持てなかったし、この流れで絆される主人公も本当に謎。敵役としてなら成敗されてスッキリすることもできるけど、こんなのでも「ヒーロー役」だから最後には思い通りの結末を掴む展開がストレス。とにかくヒーロー役が嫌い過ぎて辛かったですわ。
読了日:10月04日 著者:久川 航璃
拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます〈上〉 (メディアワークス文庫)拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます〈上〉 (メディアワークス文庫)感想
主人公のキャラ造形は割と好きな一方で「旦那様」のキャラクターが極端に気に食わないせいで、最後までテンションが上がり切らなかった。
主人公を物扱いするような出会いから、最初の対応が誤解であることが分かっても真摯な謝罪をせず、立場をかさにきて条件を突き付けて独占欲丸出しで拘束する。
そんな一々気に食わないヒーロー役のせいできつかったし、その旦那様に振り回される展開もモヤっとする。
「旦那様」が絡まない主人公は好きなので下巻までは読むとは思います。
読了日:10月04日 著者:久川 航璃
作家刑事毒島の嘲笑作家刑事毒島の嘲笑感想
ネトウヨのような右翼も、左翼も、左右共にちゃんとぶん殴っているのである意味バランスが取れている。
読了日:10月03日 著者:中山 七里
すべてはこの世界を楽しむために 元やりこみゲーマーは英雄の育て方を知り尽くしている 1 (MFブックス)すべてはこの世界を楽しむために 元やりこみゲーマーは英雄の育て方を知り尽くしている 1 (MFブックス)感想
ゲーム世界に転生してゲーム知識を使って活躍する話。「主人公がハマりまくったゲームシリーズの世界」への転生と言うことで、知識が厚く、コンプリートを目指すように世界を楽しんで生きているのが伝わってくるのでとにかく楽しい。
読了日:10月02日 著者:出井 啓
お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件7 (GA文庫)お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件7 (GA文庫)感想
やきもちっていいですよね。
読了日:10月01日 著者:佐伯さん
成り上がりS級魔法使いは異世界で世界最強を目指す(キングノベルス 61)成り上がりS級魔法使いは異世界で世界最強を目指す(キングノベルス 61)感想
全体的にチョロインだし、王族の割にそのチョロさで大丈夫かとも思うけど、そういうものとして割り切ればエロ小説としてそれなりに。ただ、イラストは万人受けはしなさそう。
読了日:10月01日 著者:愛内なの

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