2023年1月の読書まとめ

2023年1月の読書まとめ。読書メーター調べ。
計91冊、1日約2.94冊ペース。
ライトノベル74冊、ジュブナイルポルノ4冊、一般文芸・ミステリ6冊、エッセイ・教養・雑学本7冊。
思ったよりは読んでたけど、年始の休みが長かったことを考えると思ったよりは読めなかった印象。

1月の読書メーター
読んだ本の数:91
読んだページ数:27260
ナイス数:231

僕は、騎士学院のモニカ。 (ファンタジア文庫)僕は、騎士学院のモニカ。 (ファンタジア文庫)感想
TS化したことで弱くなったところはちゃんと欠点として残ってる匙加減が良かった。
細かい部分で掘り下げが足りない部分もあったけど、全体的にはそれなりに楽しい。
元の"モニカ"の屈折した部分と、主人公の想いと信念が響き合うような落とし所が良かったですね。
読了日:01月31日 著者:陸 そうと
声優ラジオのウラオモテ #08 夕陽とやすみは負けられない? (電撃文庫)声優ラジオのウラオモテ #08 夕陽とやすみは負けられない? (電撃文庫)感想
信じて、応える、その関係性が美しかった。
読了日:01月30日 著者:二月 公
完璧な俺の青春ラブコメ 1.ぼっち少女の救い方 (ファンタジア文庫)完璧な俺の青春ラブコメ 1.ぼっち少女の救い方 (ファンタジア文庫)感想
「主人公には出来る奴であってほしい(意訳)」というあとがきでの作者の言には何度も何度も頷いてしまった。美少女に惚れられる主人公には、惚れられる理由・価値がある主人公であって欲しいと思うので、本当にそう思う。
作者の考えに共感できるあって全体的にはかなり好きなんだけど、お助けキャラ的なムーブをしていたサブヒロインが可愛すぎて、この子が報われない展開を考えると心が痛い。
頑張れ如月さん、ヒロインレースに下剋上を起こすのだ。
読了日:01月30日 著者:藍藤 唯
こじらせ寵姫は陛下と恋愛本で演じ中 (一迅社文庫アイリス)こじらせ寵姫は陛下と恋愛本で演じ中 (一迅社文庫アイリス)感想
恋愛弱者の猿芝居が楽しかった。
読了日:01月30日 著者:佐槻 奏多,深山 キリ
転生社畜のチート菜園 2 ~万能スキルと便利な使い魔妖精を駆使してたら、気づけば大陸一の生産拠点ができていた~ (カドカワBOOKS)転生社畜のチート菜園 2 ~万能スキルと便利な使い魔妖精を駆使してたら、気づけば大陸一の生産拠点ができていた~ (カドカワBOOKS)感想
前巻同様に過剰チートによる雑な展開が辛かった。僕の好みに合わないのは分かったので続きが出てたとしてもここまでですね……not for meが過ぎた。
読了日:01月29日 著者:可換 環
奴隷の私が公爵令嬢で、しかも精霊の愛し子って本当ですか? (レジーナブックス)奴隷の私が公爵令嬢で、しかも精霊の愛し子って本当ですか? (レジーナブックス)感想
これだけ恵まれ・愛された境遇で攫われて奴隷になっているのも強引だし、スレることなく純潔を失うことなく育っているのもご都合主義が過ぎるし、「精霊の愛し子」なのに精霊に救われなかった理由付けの後付け臭い。
「奴隷だった私が実はお嬢様!?」というシチュエーションで作りたかったのは分かるんだけど、状況の作り出す段取りが雑な印象。
読了日:01月29日 著者:下菊みこと
星美くんのプロデュース: 陰キャでも可愛くなれますか? (vol.1) (ガガガ文庫 ガゆ 2-3)星美くんのプロデュース: 陰キャでも可愛くなれますか? (vol.1) (ガガガ文庫 ガゆ 2-3)感想
いいですね。一本筋が通った主人公のキャラ立ちが素晴らしい。kawaiiは面白い。
ヒロインについては陰キャと言うかこじらせ系内弁慶キャラだった。
読了日:01月29日 著者:悠木 りん,花ヶ田
コミュ力向上のために言語スキルをマスターしたら、引く手あまたの英雄になりました (ファンタジア文庫)コミュ力向上のために言語スキルをマスターしたら、引く手あまたの英雄になりました (ファンタジア文庫)感想
評価されず冷遇されてきた主人公が、ある切っ掛けで英雄に駆けあがるタイプの話。
良くも悪くも手堅い作りをしているので大外れはしない。
ただ「言語スキル」がこんなに広範囲に効果があるスキルなら既に有益性が発見されてそうなものだけど、まあそこは言いっこ無しか。
読了日:01月29日 著者:鈴木 竜一
お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件8 (GA文庫)お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件8 (GA文庫)感想
イチャイチャ描写には安定感はあるものの、「告白」というイベントをこなしてしまいその先に進むにはジャントルマン周君の自制心が強固なので、「イベント」という意味では動きが乏しい。面白くない訳では無いんだけどね。
読了日:01月28日 著者:佐伯さん
神様のミスで異世界にポイっとされました ~元サラリーマンは自由を謳歌する~1 (MFブックス)神様のミスで異世界にポイっとされました ~元サラリーマンは自由を謳歌する~1 (MFブックス)感想
原典を追うとグリフォンが神の使いというのはそうおかしい話でもないんだけど、こうしてキッチリと神の使いとしてグリフォンが出てくるのはなんか珍しいな。
読了日:01月28日 著者:でんすけ
神は遊戯に飢えている。6 (MF文庫J)神は遊戯に飢えている。6 (MF文庫J)感想
「(デス)ゲーム小説」は盤外(ゲーム外)で揉めている最中は面白さが落ちる法則。
読了日:01月28日 著者:細音 啓
僕は沈没ホテルで殺される (幻冬舎文庫)僕は沈没ホテルで殺される (幻冬舎文庫)感想
舞台の治安が悪過ぎて、登場人物たちも末期なキャラクター設定なので、「誰が死のうが放っておけばいいのでは……?」と思ってしまうところはあった。
読了日:01月28日 著者:七尾 与史
不老虫不老虫感想
特殊設定ミステリの旗手の一人である作者だけど、本書についてはミステリではなく昔の新書判で出てた伝奇・怪奇小説みたいな内容だった。表紙イラストから内容まで、2019年に出たとは思えないノスタルジーが溢れすぎている。「古風な伝奇・怪奇小説」として読めばそこそこ読める内容ではあるんだけど、作者のファン層と噛み合う感じでもないし、どこの層に向けて書いた作品か正直よくわからないところはある。
読了日:01月27日 著者:石持 浅海
小説「映画 ドラえもん のび太の月面探査記」小説「映画 ドラえもん のび太の月面探査記」感想
映画ドラえもんはF先生の頃から伏線の張り方と回収が絶妙だったので、ミステリ作家との相性の良さを感じますね。
読了日:01月27日 著者:藤子・F・ 不二雄,辻村深月
図説 室町幕府図説 室町幕府感想
室町幕府」を説明した書籍の中では出色の分かり易さと読み易さだったけど、なるべく分かり易く語ろうとすればするほど「そもそもの室町幕府という政体が複雑でナンセンスでダメダメでわかりづらい」という根本的な問題が露呈してしまう。室町幕府君、そういうとこやぞ。
読了日:01月26日 著者:丸山裕之
万能スキルの劣等聖女 ~器用すぎるので貧乏にはなりませんでした~ (ダッシュエックス文庫)万能スキルの劣等聖女 ~器用すぎるので貧乏にはなりませんでした~ (ダッシュエックス文庫)感想
良くも悪くも軽い。
読了日:01月26日 著者:冬月 光輝,ひげ猫
VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた6 (ファンタジア文庫)VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた6 (ファンタジア文庫)感想
いい最終回だった(続く)
読了日:01月26日 著者:七斗 七
グランアヴェール 1 お守りの魔導師は最推しラスボスお兄様を救いたい (HJ NOVELS HJN 70-01)グランアヴェール 1 お守りの魔導師は最推しラスボスお兄様を救いたい (HJ NOVELS HJN 70-01)感想
序盤だけかもしれないけど「病弱」設定がいいエッセンスになっていた気がしますね。
読了日:01月26日 著者:彩戸ゆめ
夫婦で営むモンスターファーム1 ~目指せ、まったりスローライフ~ (アース・スターノベル)夫婦で営むモンスターファーム1 ~目指せ、まったりスローライフ~ (アース・スターノベル)感想
「テイムもの」「もふもふ」「趣味プレイでトッププレイヤー」などの要素や話の筋自体は珍しいものじゃないんだけど、正式な「夫婦」である点などで多少目先が変わっている。
VRMMOものは「楽しそうにゲームをやっている」のを読むだけで嬉しくなってくるし、楽しい。うん、続きも読みたいですね。
読了日:01月25日 著者:三田 白兎
物産展の女 (メディアワークス文庫)物産展の女 (メディアワークス文庫)感想
テレビのドキュメンタリーでも「デパートのバイヤー」の話は面白いので、「お仕事小説」としてこの題材はいい目の付け所。重厚さは無いけど、読み易く、手堅く割と面白い。
「物産展の女」が一度消えて戻ってくるまでの内情、その時の女の想いや決意を想うと胸を締め付けるものがありましたね。
読了日:01月25日 著者:桑野 一弘
図説 鎌倉北条氏―鎌倉幕府を主導した一族の全歴史図説 鎌倉北条氏―鎌倉幕府を主導した一族の全歴史感想
トピックスによって情報が重複していたり、一貫性と言う意味ではイマイチな部分もあるけど、「得宗家」などの「用語自体は知っているけど詳しくは知らない」という部分の知識の穴埋め・補強という意味では図解が親切でいい本でした。
我ながら、やはり宮将軍の時代の知識が薄すぎた。
読了日:01月25日 著者:
元シスター令嬢の身代わりお妃候補生活 ~神様に無礼な人はこの私が許しません~ (電撃の新文芸)元シスター令嬢の身代わりお妃候補生活 ~神様に無礼な人はこの私が許しません~ (電撃の新文芸)感想
酷い境遇をまったく気にしない神様ガチ勢の主人公がとても良かった。
読了日:01月24日 著者:狭山 ひびき
転生社畜のチート菜園 ~万能スキルと便利な使い魔妖精を駆使してたら、気づけば大陸一の生産拠点ができていた~ (カドカワBOOKS)転生社畜のチート菜園 ~万能スキルと便利な使い魔妖精を駆使してたら、気づけば大陸一の生産拠点ができていた~ (カドカワBOOKS)感想
チートの度が過ぎて、知識も工夫も時間も必要としていないので、「生産」の部分が面白くない。うーん。
読了日:01月24日 著者:可換 環
『武功夜話』で読む信長・秀吉ものがたり『武功夜話』で読む信長・秀吉ものがたり感想
んー、既存の史料による「定説」を「武功夜話」を対比させて読み解いていく内容かと思ったらなんか違った。
信長公記」や「太閤記」などのメジャーな史科ついてもかなりの分量で語られているので「武功夜話」が「様々な説がある史科の一つ」のような扱いになってしまっている。
更に、既存の史料が多いので正確性を担保する場合は「一つの定説」を導くのが難しいのは分かるんだけど、定説が一つに固まっていないので前提の時点で読み辛い。
前提知識が一定上有る人が、「武功夜話」による「説」を追加で入れるために読むならアリ、という印象。
読了日:01月23日 著者:阿部 一彦
高島太一を殺したい五人高島太一を殺したい五人感想
特殊状況における推理合戦・屁理屈口論はまさに石持作品と言う味わい。ただ過去の事件や各人間関係が「動機」「真相」に深く関わる割に「被害者」や「被害者が殺される理由」についての描写が薄く、真相のカタルシスを弱めてしまっているのが少し勿体なかった。
読了日:01月22日 著者:石持 浅海
酔っぱらい盗賊、奴隷の少女を買う 2 (MFブックス)酔っぱらい盗賊、奴隷の少女を買う 2 (MFブックス)感想
主人公の背景についての伏線が突然はえてきた。
読了日:01月22日 著者:新巻 へもん
逆行の英雄 ~加護なき少年は絶技をもって女勇者の隣に立つ~ 2 (MFブックス)逆行の英雄 ~加護なき少年は絶技をもって女勇者の隣に立つ~ 2 (MFブックス)感想
努力と研鑽の結果の強さはまぶしい。
読了日:01月22日 著者:虎馬チキン
妹が女騎士学園に入学したらなぜか救国の英雄になりました。ぼくが。 (ファンタジア文庫)妹が女騎士学園に入学したらなぜか救国の英雄になりました。ぼくが。 (ファンタジア文庫)感想
無自覚無双系。読み易いけど、良くも悪くも全体的に軽い。
読了日:01月22日 著者:ラマンおいどん
レンブラント、フェルメールの時代の女性たち: 女性像から読み解くオランダ風俗画の魅力 (小学館の美術書)レンブラント、フェルメールの時代の女性たち: 女性像から読み解くオランダ風俗画の魅力 (小学館の美術書)感想
当時の風俗・文化・価値観によってオランダ絵画を読み解く一冊。オランダ絵画鑑賞の解像度が上がるいい一冊でした。
表紙にもなっている「窓辺で手紙を読む女」なんかはこの本が出てから今までの間に背景のキューピッドが出るように補修されていたりするので、美術観・解釈・評価を含めて「美術」も動いているんだなぁ、と感じますね。
読了日:01月21日 著者:尾崎 彰宏
悪役一家の奥方、死に戻りして心を入れ替える。III悪役一家の奥方、死に戻りして心を入れ替える。III感想
ゆっくりやり過ぎるとキーキャラになる子供が勢ぞろいするまで時間がかかり過ぎるので、このくらい飛ばすところは飛ばすのは正解。
読了日:01月21日 著者:丘野 優
黄金の経験値 特定災害生物「魔王」降臨タイムアタック (カドカワBOOKS)黄金の経験値 特定災害生物「魔王」降臨タイムアタック (カドカワBOOKS)感想
主人公の行動規範・趣味嗜好が不明瞭なので、少しそこでキャラクターを掴み切れないところはあった。
読了日:01月20日 著者:原純
クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった3 (角川スニーカー文庫)クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった3 (角川スニーカー文庫)感想
イチャイチャしやがって。タイトル「友だち→バカップル」に変更しやがれコンチクショウ。
読了日:01月19日 著者:たかた
聖女様は残業手当をご所望です2 ~王子はいらん、金をくれ~聖女様は残業手当をご所望です2 ~王子はいらん、金をくれ~感想
王子に塩対応のままの方が好きなので簡単にほだされないまま頑張って欲しい。
読了日:01月18日 著者:山崎 響
国王である兄から辺境に追放されたけど平穏に暮らしたい ~目指せスローライフ~ (電撃の新文芸)国王である兄から辺境に追放されたけど平穏に暮らしたい ~目指せスローライフ~ (電撃の新文芸)感想
「追放」する側にも相応の理由がある優しい世界。
読了日:01月17日 著者:おとら
クラス最安値で売られた俺は、実は最強パラメーター4 (電撃の新文芸)クラス最安値で売られた俺は、実は最強パラメーター4 (電撃の新文芸)感想
相変わらずヘイト用キャラはとにかくクズ極振りに描かれているので食傷気味ではあるけど、引っ張り続けた再会が叶って、その点では一区切り。
うーん、「ルーディア値」によるヒエラルキー・影響が強い世界観で、ルーディア値を爆発的に上げることの出来る方法が出てくるのってどうなんだろう、とは思う。
読了日:01月17日 著者:RYOMA
あたしは星間国家の英雄騎士!① (オーバーラップ文庫 み 04-06)あたしは星間国家の英雄騎士!① (オーバーラップ文庫 み 04-06)感想
本家と違って捻くれたところのない素直で分かり易い主人公なだけに、王道の搭乗型ロボット作品であり、とても良質なスピンオフだった。
本家の方にある「ある種の気持ち悪さ」が無いので、良くも悪くも癖が無い。リアム君がすごい切れ者に見える。
本家と同様にこちらも順調の刊行していってくれると嬉しいですね。続きも読む。
読了日:01月16日 著者:三嶋与夢
野生のJK柏野由紀子は、異世界で酒場を開く3 (電撃の新文芸)野生のJK柏野由紀子は、異世界で酒場を開く3 (電撃の新文芸)感想
「その求婚理由は無いわ。マザコンかよ」と思ってしまう。
読了日:01月15日 著者:Y.A
師匠に借金を押し付けられた俺、美人令嬢たちと魔術学園で無双します。 (ファンタジア文庫)師匠に借金を押し付けられた俺、美人令嬢たちと魔術学園で無双します。 (ファンタジア文庫)感想
「現実世界で親の借金のかたとして美少女に引き取られる話」を書いている作者による「ファンタジー世界で師匠の借金のために美少女と関係が出来る」新作。借金のかた、好きなんだな……
導入がセルフパロのようなものだし、他の要素も割とありがちなものの集まりなので特段刺さる部分は無かった。
んー、実は僕、この作者さんの作品と相性が悪いのでは……?
読了日:01月15日 著者:雨音 恵
ティアムーン帝国物語XII~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~ティアムーン帝国物語XII~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~感想
良かったねリーナちゃん巻。
読了日:01月15日 著者:餅月望
セックスで満足できないと脱出不可能な部屋に閉じ込められたら(ぷちぱら文庫creative 234)セックスで満足できないと脱出不可能な部屋に閉じ込められたら(ぷちぱら文庫creative 234)感想
「セックスで満足できないと脱出不可能な部屋」が自然現象として社会に定着している世界観はちょっと面白かった。
読了日:01月14日 著者:東人
いつの間にかチュートリアルおじさんとして人気者になっていた2いつの間にかチュートリアルおじさんとして人気者になっていた2感想
1巻で「ゲーム内のチュートリアルおじさん」としてやることをやりつくした感があったけど、2巻では「現実のおじさん」としての道筋をつけて完結。
まあ、2巻の内容が面白かったかはさておき、綺麗にまとまった終わり方だったとは思います。お疲れ様でした。
読了日:01月14日 著者:白水 廉
女難戦記⑤ 氷星決戦・後編 男女比1対10の女性上位の軍隊で、エースパイロットの俺だけが男の話女難戦記⑤ 氷星決戦・後編 男女比1対10の女性上位の軍隊で、エースパイロットの俺だけが男の話感想
年貢の納め時に年貢を納めたエンド。
読了日:01月14日 著者:寒天ゼリヰ
女難戦記④ 氷星決戦・前編 男女比1対10の女性上位の軍隊で、エースパイロットの俺だけが男の話女難戦記④ 氷星決戦・前編 男女比1対10の女性上位の軍隊で、エースパイロットの俺だけが男の話感想
「キャラ立ちしたキャラを作者が殺せない」という状況になるとこういう感じになるんだな、って思ってしまうところはある。
読了日:01月14日 著者:寒天ゼリヰ
『ライフで受けてライフで殴る』これぞ私の必勝法『ライフで受けてライフで殴る』これぞ私の必勝法感想
先行作品にコンセプトが似通っているし、VIT極振りで相手を倒す方法が都合良過ぎ(都合良くそういうスキル・方法が用意されている感)な気はするけど、そういう部分に目をつぶれば結構面白かった。
キャラクターには好感が持てるし、親友との関係性には尊さがあるし、配信要素もいいエッセンスになっている。続きも読みたいですね。
読了日:01月13日 著者:こまるん
女難戦記③ 温泉動乱編 男女比1対10の女性上位の軍隊で、エースパイロットの俺だけが男の話女難戦記③ 温泉動乱編 男女比1対10の女性上位の軍隊で、エースパイロットの俺だけが男の話感想
魔性の男やで。
読了日:01月13日 著者:寒天ゼリヰ
絶滅危惧職、講談師を生きる (新潮文庫)絶滅危惧職、講談師を生きる (新潮文庫)感想
稀代の人気講談師・神田松之丞の自伝。
自分の中で曖昧なイメージしかなかった「講談・講談師」、それが「演芸」「伝統芸」の中でどういう存在なのかの解像度が上がった。
日和ることなく赤裸々に語られるエピソードに"神田松之丞"
という癖のある個性と、自意識の強さが強烈に感じさせられる。興味深く読ませて頂きました。
ただ、まあ、下積み時代に言っていること・やっていることには「モノにならないイキリ新人ムーブ」に近しいものを感じるだけに、「結果」は過去を正当化するよなぁ、ということも感じましたね。
読了日:01月13日 著者:神田 松之丞,杉江 松恋
珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
ビターな味わい。
読了日:01月13日 著者:岡崎 琢磨
やめてくれ、強いのは俺じゃなくて剣なんだ……! (DREノベルス ま 1-1-1)やめてくれ、強いのは俺じゃなくて剣なんだ……! (DREノベルス ま 1-1-1)感想
タイトルからも分かり易い「勘違いもの」。
馬路まんじさんらしい「ヘナチョコ本心」と、それに反した周りからの賞賛のギャップが手堅く面白い。
読了日:01月12日 著者:馬路まんじ
皇帝陛下のお世話係~女官暮らしが幸せすぎて後宮から出られません~(3)(完) (SQEXノベル)皇帝陛下のお世話係~女官暮らしが幸せすぎて後宮から出られません~(3)(完) (SQEXノベル)感想
大きな波乱も無かったけど、幸せが広がっていくような展開で居心地が良い大団円。良いシリーズでした。次シリーズも期待しています。お疲れ様でした。
読了日:01月12日 著者:柊一葉,硝音あや
皇子に転生して魔法研究者してたらみんながリスペクトしてくるんだが? (ダッシュエックス文庫)皇子に転生して魔法研究者してたらみんながリスペクトしてくるんだが? (ダッシュエックス文庫)感想
同一世界転生もの。派手さは無いけどしみじみと面白かった。
読了日:01月12日 著者:なんじゃもんじゃ,卵の黄身
とっても優しい友達のお姉さん(ぷちぱら文庫creative 229)とっても優しい友達のお姉さん(ぷちぱら文庫creative 229)感想
おねショタものだけど「エロい年上女がショタをつまみ食い」するようなタイプの作品ではなく、割と真っ当に「年の差恋愛」っぽい雰囲気になっている。
「年上」に対するドキドキや、好きな人と「年の差」があることへのじれったい感情などが思ったよりちゃんと描かれている。
エロ小説の範疇ではあるものの、割とまとまっていていい作品でしたね。
読了日:01月12日 著者:すくわっと@
ハーレムつくりたいアラサー勇者に与えられたのは最強の「裏ワザ」!?(ぷちぱら文庫creative 223)ハーレムつくりたいアラサー勇者に与えられたのは最強の「裏ワザ」!?(ぷちぱら文庫creative 223)感想
ゲーム世界転生、ゲームのバグ利用、エロ小説としてのハーレム、というよくある要素の上っ面をなぞって構築した一冊。
大きな期待さえしなければ「これはこれ」として読める。
読了日:01月12日 著者:赤川ミカミ
欧州サッカーの新解釈。ポジショナルプレーのすべて (footballista)欧州サッカーの新解釈。ポジショナルプレーのすべて (footballista)感想
「ポジショナルプレーは難しい」という前提の下で何とか正確に複雑な概念を伝えようとするあまり、焦点が定まらない・分かり辛いものになってしまっている。
時系列やトピックスや周辺情報などが飛び飛びになっていて、その点でも読み辛い。
随所に含まれる個々の情報・説明には有益なものがあるものの、1冊の本としては取っ散らかってしまった感じで少し残念。
後は図を使って説明しようというのは良いと思うものの、個々の試合・状況の説明において動画を使えない限界を感じてしまうところではある。
読了日:01月11日 著者:結城康平
隠れ星は心を繋いで ~婚約を解消した後の、美味しいご飯と恋のお話~隠れ星は心を繋いで ~婚約を解消した後の、美味しいご飯と恋のお話~感想
婚約解消と友達から始まるロマンス。
飲み友達との関係性と距離感とやり取りがとても素敵だった。いい作品。
読了日:01月11日 著者:花散 ここ
元最強勇者は最弱と勘違いされ、溺甘ヒモ生活が始まりました 〜彼女たちのためならどんなエロスも与えよう〜(キングノベルス 75)元最強勇者は最弱と勘違いされ、溺甘ヒモ生活が始まりました 〜彼女たちのためならどんなエロスも与えよう〜(キングノベルス 75)感想
「ヒモ」と言いながらそれなりに働くキャラは割と多い。

読了日:01月11日 著者:愛内なの
今日も絵に描いた餅が美味い3今日も絵に描いた餅が美味い3感想
Web版とは違う3巻での打ち切りエンド。
ただ、当面の問題・懸念事項は解決してあるし、主人公もしっかりと生き方を選んで、元世界との先生との関係性にも一つの形を作り上げているので割とまとまった終わり方になっているので打ち切り感は余りない。
もう少し読みたかったのは確かだけど、「3巻完結」としても「地味にいい作品だったな」と思える内容でしたね。お疲れ様でした。
読了日:01月11日 著者:もちもち物質
感情を殺すのをやめた元公爵令嬢は、みんなに溺愛されています!感情を殺すのをやめた元公爵令嬢は、みんなに溺愛されています!感想
感情を殺すのをやめた後も自意識が希薄で「自分で判断」して行動しているようには見えなかったし、元公爵令嬢の良さがまったく分からず置いてけぼりにされた印象。「溺愛」されるキャラには溺愛されるだけの理由・魅力が欲しい。
そして元婚約者の行動・思考が気持ち悪くて、万が一このキャラがヒーロー役になるなら「無理」の一言だし、色んな理由で合わない作品でしたね。not for me。
読了日:01月11日 著者:夕立悠理
目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい 9 (カドカワBOOKS)目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい 9 (カドカワBOOKS)
読了日:01月10日 著者:リュート
黒幕令嬢アナスタシアは、もうあきらめない 二度目の人生は自由を掴みます (ドラゴンノベルス)黒幕令嬢アナスタシアは、もうあきらめない 二度目の人生は自由を掴みます (ドラゴンノベルス)感想
ヘイト対象がクズ過ぎた……巻き戻りやり直しものとして手堅く面白い。幸せな人生のために頑張る主人公が好き。
読了日:01月10日 著者:雉子鳥 幸太郎
俺は星間国家の悪徳領主!⑥ (オーバーラップ文庫 み 04-07)俺は星間国家の悪徳領主!⑥ (オーバーラップ文庫 み 04-07)感想
案内人のテンションを、上げて、落とす。
読了日:01月09日 著者:三嶋与夢
とんでもスキルで異世界放浪メシ 13 肉団子の甘酢あん×冒険者の流儀 (OVERLAP NOVELS)とんでもスキルで異世界放浪メシ 13 肉団子の甘酢あん×冒険者の流儀 (OVERLAP NOVELS)感想
従魔はこれ以上増やさなくてもなぁ、という印象はある。
読了日:01月09日 著者:江口 連
宮廷医の娘6 (メディアワークス文庫)宮廷医の娘6 (メディアワークス文庫)感想
医療要素が薄いとテンションが上がらない。
読了日:01月09日 著者:冬馬 倫
異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する ガールズサイド ~華麗なる乙女たちの冒険は世界を変えた~ (ファンタジア文庫)異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する ガールズサイド ~華麗なる乙女たちの冒険は世界を変えた~ (ファンタジア文庫)感想
原作とは違う作者が書いたスピンオフ作品。
文章やキャラにそこまでの違和感があった訳ではないものの、視点人物が違うこと、世界間を行き来してチート無双する原作とは違い異世界オンリーでそこまでのチートじゃないことなどで、読んだ手触りがかなり異なる。良くも悪くも「少女達を主人公にした普通のファンタジー小説」の範囲に納まってしまっている。
んー、出来自体はそこまで悪い訳じゃないんだけど、結局は原作品で好きだった部分と、この作品の良い部分が噛み合っていないから、「なんか違うなぁ」という印象が最後まで付きまとった感じ。
読了日:01月09日 著者:琴平 稜
猫ノ山寧々子はネコになる猫ノ山寧々子はネコになる感想
お互いの存在が、お互いに取って救いである。美しい関係性。
読了日:01月08日 著者:ひのはら
名探偵は推理で殺す 依頼.1 大罪人バトルロイヤルに潜入せよ (ファンタジア文庫)名探偵は推理で殺す 依頼.1 大罪人バトルロイヤルに潜入せよ (ファンタジア文庫)感想
バトル要素が入ったミステリは段々とミステリとしての体裁を保てなくなっていく、という有りがちな法則。
読了日:01月08日 著者:輝井 永澄
魔術師クノンは見えている 3 (カドカワBOOKS)魔術師クノンは見えている 3 (カドカワBOOKS)感想
先生との再会が自分のことのように嬉しい。主人公との出会い切っ掛けにもう一度努力して、ある程度の結果を残した先生が偉い。この年になると再起できる人がまぶしいですわ。
読了日:01月07日 著者:南野 海風
のくたーんたたんたんたんたたん (MF文庫J)のくたーんたたんたんたんたたん (MF文庫J)感想
タイトルを観た時のインパクトがピークと言えるくらい残念さ漂う内容だった。佳作ならともかくこれで優秀賞かぁ、という印象。
読了日:01月07日 著者:ムラサキ アマリ
淑女の鑑やめました。時を逆行した公爵令嬢は、わがままな妹に振り回されないよう性格悪く生き延びます! (2) (Mノベルスf)淑女の鑑やめました。時を逆行した公爵令嬢は、わがままな妹に振り回されないよう性格悪く生き延びます! (2) (Mノベルスf)感想
2巻でそれなりにまとまっていて割と嫌いではなかったけど、タイトルや1巻のあらすじから予想してた方向とは違う方向に進んでいった感じなので、そこは少し気になりましたね。
読了日:01月07日 著者:糸加
淑女の鑑やめました。時を逆行した公爵令嬢は、わがままな妹に振り回されないよう性格悪く生き延びます! (1) (Mノベルスf)淑女の鑑やめました。時を逆行した公爵令嬢は、わがままな妹に振り回されないよう性格悪く生き延びます! (1) (Mノベルスf)感想
言うほど性格悪くなかった。
読了日:01月07日 著者:糸加
剣よ、かく語りき剣よ、かく語りき感想
剣技無双の爽快感はあったけど、「魔法科学」の名の下で銃器を始めとする近代兵器がある中で、学校内での「剣技」の立ち位置がイマイチ不明瞭だった。
読了日:01月06日 著者:山形 くじら
悪食令嬢と狂血公爵2 ~その魔物、私が美味しくいただきます!~ (Kラノベブックス f)悪食令嬢と狂血公爵2 ~その魔物、私が美味しくいただきます!~ (Kラノベブックス f)感想
幸せそうな人間関係、美味しそうな食事描写、柔らかそうなもふもふ描写。満足。
読了日:01月06日 著者:星彼方
闇堕ち聖女は戦渦で舞う1闇堕ち聖女は戦渦で舞う1感想
決定的には壊れてはいないものの、ただ確実にねじれてしまった聖女の在り様に切なさを感じる。
読了日:01月06日 著者:アトハ
隣の席の元アイドルは、俺のプロデュースがないと生きていけない2 (ファンタジア文庫)隣の席の元アイドルは、俺のプロデュースがないと生きていけない2 (ファンタジア文庫)感想
もう少しじっくりと「重い女達」の物語を読みたかっただけに、急速に畳まれてしまった勿体なさは感じる。ただ主要な登場人物たちがそれぞれに「未来」を見据えた終わり方だったので、打ち切り臭い2巻完結というサイズの割には悪くない終わり方だったと思います。お疲れ様でした。
読了日:01月06日 著者:飴月
死亡遊戯で飯を食う。 (MF文庫J)死亡遊戯で飯を食う。 (MF文庫J)感想
割とカジュアルに人が死ぬので「どのキャラが死んでもおかしくない」という緊迫感があるし、主人公は利益と倫理観の天秤で平然と前者を優先する無慈悲なキャラなので、割と目先が変わった面白さはある。
ただそういう「容赦ない」展開は一種の劇薬であり、そういう展開が続くと「ポッと出のキャラが死んでいく」だけの刺激に慣れてしまうところはある。
そうなってくると「長く生き残ったレギュラーキャラが死ぬ」くらいしないと物足りなくなってしまうので、ゆくゆくは(やがて死ぬとしても)主人公以外のレギュラーを定着させて欲しいですね。
読了日:01月06日 著者:鵜飼 有志
華月堂の司書女官 後宮蔵書室には秘密がある (角川ビーンズ文庫)華月堂の司書女官 後宮蔵書室には秘密がある (角川ビーンズ文庫)感想
本好きキャラの主人公には共感と好感を覚えるし、「謎」が明かされていく過程も手堅いし、三角関係の恋模様も面白い。いい本でしたね。続きも読みたい。
読了日:01月05日 著者:桂 真琴
ダンジョンに潜むヤンデレな彼女に俺は何度も殺される1 (MFブックス)ダンジョンに潜むヤンデレな彼女に俺は何度も殺される1 (MFブックス)感想
構築した関係性、積み重ねた好感度、芽生えた希望を無慈悲に消し去る「リセット」が重い。
この手のループものにおける「ここまで進んだら、そこまでは戻さないだろう」というラインを軽々と超えてくるレベルで「巻き戻る」。
めっちゃ進めたゲームでリセット食らって、そこまでの積み重ねが一気に消え去った時のような徒労感と絶望感を感じた。
ヤンデレが多い世界観もヤベーけど、「セーブ」という救いがないハードなシステムが厳しい。本当に希望が見えない展開で救いがないけど面白いし、先がどうなるかわからないから続きが読みたいですね。
読了日:01月05日 著者:北川 ニキタ
勇者認定官と奴隷少女の奇妙な事件簿 (講談社ラノベ文庫)勇者認定官と奴隷少女の奇妙な事件簿 (講談社ラノベ文庫)感想
本格ミステリでは無いものの、サスペンス的な作りのミステリ風ファンタジー。中々面白かった。
事件の真相自体は事件を追っていく過程でボンヤリと予想が付くものではあったけど、ラストでの二弾オチがお見事。面白かった。
ただ最後の飛び道具は一度きりだろうし、続編が出るか分からないけど、この二人の行く末を見届けたい気がするので続きが出て欲しいですね。
読了日:01月05日 著者:オーノ・コナ
理想の聖女? 残念、偽聖女でした! 4 ~クソオブザイヤーと呼ばれた悪役に転生したんだが~ (カドカワBOOKS)理想の聖女? 残念、偽聖女でした! 4 ~クソオブザイヤーと呼ばれた悪役に転生したんだが~ (カドカワBOOKS)感想
「世界の秘密」の伏線を綺麗に回収しながらビターエンドをハッピーエンドで吹っ飛ばして、エピローグとアフターストーリーで手厚いアフターケアを行っていく内容。「エンディング後の世界が見たい」という作中の考え方には深々と頷いてしまった。わかりみが深過ぎる。
「幸せになった世界」「可能性の世界」等の「読みたかった」内容を概ね読めたので満足度が高く、主人公が変にメス堕ちしなかったところも個人的には高く評価したい。
とても好きなシリーズが、とても満足できる終わり方をした感じですね。ありがとう。そしてお疲れ様でした。
読了日:01月05日 著者:壁首領大公
クソゲー悪役令嬢 滅亡ルートしかないクソゲーに転生したけど、絶対生き残ってやる!クソゲー悪役令嬢 滅亡ルートしかないクソゲーに転生したけど、絶対生き残ってやる!感想
難易度高目な悪役令嬢転生もの。
割とオーソドックスな内容だったけど、中々面白かった。
知識チート無双する訳でも無く、地位と状況を上手く使いながら「お約束」を丁寧に段取りを踏んでこなしていく展開が地に足がついていてしみじみと面白い。主人公のキャラクターへの好感度が高い。
続きも読む。
惜しむらくは巻数表記も無いのに話に一区切りもついていないというところですね。
読了日:01月05日 著者:タカば
伯爵令嬢ですが駆け落ちしたので舞台女優になりました (ウィングス文庫)伯爵令嬢ですが駆け落ちしたので舞台女優になりました (ウィングス文庫)感想
子爵令息ですが駆け落ちしたので舞台男優になりました。
読了日:01月04日 著者:渡海 奈穂
庭に穴ができた。ダンジョンかもしれないけど俺はゴミ捨て場にしてる 1 (Saga Forest)庭に穴ができた。ダンジョンかもしれないけど俺はゴミ捨て場にしてる 1 (Saga Forest)感想
それはゆっくりと、静かに、しかし確かに、深く、深く、日常とヒトを侵食していく。
読了日:01月04日 著者:ダイスケ
僕らは『読み』を間違える (角川スニーカー文庫)僕らは『読み』を間違える (角川スニーカー文庫)感想
まさしく「間違える」者達の話であり、自己評価と他者評価のズレとディスコミュニケーションの物語。
彼らの間違え続けた先にある世界を僕は見てみたい。
読了日:01月04日 著者:水鏡月 聖
転生王女は今日も旗を叩き折る 8 (アリアンローズ)転生王女は今日も旗を叩き折る 8 (アリアンローズ)感想
「王女」としての最終巻。本巻だけだとドラマ的な面白さには欠けるものの、苦難と課題を乗り越えてようやく辿り着いた幸せな場所。僕は深く一つ息をついて、満足感を覚えるのです。お疲れ様でした。
読了日:01月03日 著者:ビス
転生王女は今日も旗を叩き折る 7 (アリアンローズ)転生王女は今日も旗を叩き折る 7 (アリアンローズ)感想
途中から1年1冊くらいのペースになったこともあり、王女様とは作中時間・現実時間の両方で長い付き合いになっているので、幼い頃の想いがようやく成就したことに深い深い感慨を感じる。あの幼かった子が、精一杯頑張って、辿り着いた。心から、おめでとう。
読了日:01月03日 著者:ビス
王妃様は離婚したい ~異世界から聖女様が来たので、もうお役御免ですわね?~ (Kラノベブックス)王妃様は離婚したい ~異世界から聖女様が来たので、もうお役御免ですわね?~ (Kラノベブックス)感想
国王に魅力が皆無でテンションが下がる。
これがザマァされるポジションならまだマシなんだけど、最終的な元サヤに戻りそうなヒーロー役っぽいが厳しさを加速させる。
読了日:01月03日 著者:明夜 明琉
我が焔炎にひれ伏せ世界 ep.1 魔王城、燃やしてみた (角川スニーカー文庫)我が焔炎にひれ伏せ世界 ep.1 魔王城、燃やしてみた (角川スニーカー文庫)感想
頭のおかしい登場人物による異世界転移劇。あらすじもキャラクターも帯も装丁も、かなりコメディ寄りのパッケージがされている一方で思った以上にずっとシリアスな描写も多い。
暁なつめさんの名前を出した帯といい「このすば」を意識しているように見えるけど、「このすば」の延長線上の作品と売り方をしたいならもう少しコメディタッチに振るべきだったと思うかなぁ「コメディとシリアスの綱引き」の部分で噛み合わせの悪さを感じる。
作品自体はこれはこれで悪くないとは思うけど、内容と売り方のミスマッチを感じるのでそういう点で勿体ない。
読了日:01月03日 著者:すめらぎ ひよこ
異世界で聖女になった私、現実世界でも聖女チートで完全勝利!2 (Kラノベブックス)異世界で聖女になった私、現実世界でも聖女チートで完全勝利!2 (Kラノベブックス)感想
ウサちゃんかわいい。
読了日:01月02日 著者:四葉 夕卜
異世界メイドの三ツ星グルメ 現代ごはん作ったら王宮で大バズリしました (Kラノベブックス)異世界メイドの三ツ星グルメ 現代ごはん作ったら王宮で大バズリしました (Kラノベブックス)感想
主人公が王宮に呼ばれる経緯や、「おやつ係」というポジションの存在理由などのディテールの甘さは随所で感じたけど、異世界グルメものとしての基本線は抑えているので期待値低目で読めばこれはこれで、とは思う。
読了日:01月02日 著者:モリタ
話が違うと言われても、今更もう知りませんよ ~婚約破棄された公爵令嬢は第七王子に溺愛される~ (Kラノベブックス)話が違うと言われても、今更もう知りませんよ ~婚約破棄された公爵令嬢は第七王子に溺愛される~ (Kラノベブックス)感想
転生要素が無い「公爵令嬢」なのに軽薄だし、王子が冒険者をやっている経緯もしっくりこないし、ディテールの甘さが個人的な好みと噛み合わない。
読了日:01月02日 著者:鬱沢 色素
アラフォー賢者の異世界生活日記 16 (MFブックス)アラフォー賢者の異世界生活日記 16 (MFブックス)感想
ダンジョンの謎について、邪神ちゃんカミングアウト。
読了日:01月01日 著者:寿安清
カラー版 イチから知りたい! 家紋と名字カラー版 イチから知りたい! 家紋と名字感想
時代小説を読んでて最初の方にひっかかる名字・姓・氏・官職などの中世日本における複雑な「名字」の構造に関する説明が簡潔に行われていて親切。
家紋については一つ一つの濃度はともかく広く抑えてあり、「娯楽」本としてはやや面白味に欠けるものの「家紋」の資料本としては「使える」ので、「家紋」の本としては良い本だと思いましたね。資料として手持ちに置きたい。
読了日:01月01日 著者:網本光悦

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