2023年2月の読書まとめ

2023年2月の読書まとめ。読書メーター調べ。
計56冊、1日約2冊ペース。ギリギリ1日2冊ペースを維持。
ライトノベル36冊、ジュブナイルポルノ3冊、一般文芸・ミステリ11冊、エッセイ・雑学・趣味本6冊。
ラノベ少ない。

2月の読書メーター
読んだ本の数:56
読んだページ数:16077
ナイス数:209

ヴァンパイアハンターに優しいギャル (GA文庫)ヴァンパイアハンターに優しいギャル (GA文庫)感想
日常の象徴としてのギャル、非日常の象徴としてのヴァンパイアハンター
その運命が交差して交流を持つことになった二人だけど、ギャルが非日常に深入りしていくのではなく、"帰るべき日常"として非日常を受け入れている構図が実に良かったですね。
ボス役が短絡的過ぎるなど、細かいところで気になる点はあったけど、とにかく主役二人の関係性だけで読ませる内容になっている。
いいですね、続きも読みたい。
読了日:02月27日 著者:倉田和算
オルゴーリェンヌ (ミステリ・フロンティア)オルゴーリェンヌ (ミステリ・フロンティア)感想
少年検閲官を読んだのは十数年前なので、過去作についての情報がうろ覚え。そのせいか分からないけどイマイチ入っていけない部分はあった。
ミステリとしては良いところもあったけど、「謎を解かないといけない状況」についてもう少し切迫感があった方が良かったかなぁ、と感じました。
読了日:02月27日 著者:北山 猛邦
人生に疲れた最強魔術師は諦めて眠ることにした (ビーズログ文庫)人生に疲れた最強魔術師は諦めて眠ることにした (ビーズログ文庫)感想
凄惨なパワハラ環境に晒されていたとは思えないくらい主人公がほんわかとした善良な人物で、オカンなヒーローも含めてキャラクターへの好感度が高かった。
読了日:02月27日 著者:白崎 まこと
ひとりぼっちの異世界攻略 life.11 その神父、神敵につき (オーバーラップ文庫)ひとりぼっちの異世界攻略 life.11 その神父、神敵につき (オーバーラップ文庫)感想
異世界を含めた世界で最も変装が無意味な主人公。最高。
読了日:02月26日 著者:五示正司
お助けキャラに転生したので、ゲーム知識で無双する ~運命をねじ伏せて、最強を目指そうと思います~ 1 (ブレイブ文庫)お助けキャラに転生したので、ゲーム知識で無双する ~運命をねじ伏せて、最強を目指そうと思います~ 1 (ブレイブ文庫)感想
「ゲームでの主人公キャラ」が単なる噛ませ犬じゃなくて、「超え続けていくべき壁としての驚異的な才能」として設定されているのが実に良い。
読了日:02月26日 著者:しんこせい
本能寺から始める信長との天下統一 9 (オーバーラップ文庫)本能寺から始める信長との天下統一 9 (オーバーラップ文庫)感想
「印象深いキャラの死によって過酷な現実を突きつけられてショックを受ける」という定番の展開ではあるんだけど、「死」というシリアスな見せ場があるキャラがアニメ作品のパロネームということでその重要なポジションになったキャラがガルパンのパロネームということで色々と損をしている気がする。同じ内容でもパロネームじゃないだけで印象は明確に変わってきた気がしますね。
読了日:02月25日 著者:常陸之介寛浩
ボッチの僕でも、クズのヤリチンになれるってホントですか? 水泳部の双子姉妹を奪っちゃえ! (フランス書院eブックス)ボッチの僕でも、クズのヤリチンになれるってホントですか? 水泳部の双子姉妹を奪っちゃえ! (フランス書院eブックス)感想
シリーズの中でも特にNTR感が激しくてゾクッとする。
主人公の歪みとサイコパス感が加速していて、そこがいい。
読了日:02月25日 著者:黄金の黒山羊
引きこもり令嬢の困った日常2~名探偵エリカの新たな事件の幕開けは突然に!~引きこもり令嬢の困った日常2~名探偵エリカの新たな事件の幕開けは突然に!~感想
良くも悪くも手堅いミステリになっていた。ビターな味わい。
んー、続きも読もうと思うくらいには悪くない内容なんだけど、やっぱり1冊のページ数が少なくて食い足りない印象はありますね。
読了日:02月25日 著者:狭山ひびき
絞首商會絞首商會感想
タイトルや世界観や背景設定には面白味はあるものの、事件のスケール・魅力が乏しくて長編ボリュームを引っ張るだけの力に欠けていて冗長に感じてしまった。
読了日:02月25日 著者:夕木 春央
ボッチの僕でも、クズのヤリチンになれるってホントですか? 先生とラブホ!&テニス部と乱交! (フランス書院eブックス)ボッチの僕でも、クズのヤリチンになれるってホントですか? 先生とラブホ!&テニス部と乱交! (フランス書院eブックス)感想
クズ度が加速している。いいぞもっとやれ。
例によって挿絵が無いのが残念。
読了日:02月24日 著者:黄金の黒山羊
田んぼで拾った女騎士、田舎で俺の嫁だと思われている (電撃の新文芸)田んぼで拾った女騎士、田舎で俺の嫁だと思われている (電撃の新文芸)感想
この作者さんらしく、先行作品の薄味再生産品。
読了日:02月24日 著者:錬金王
君に読ませたいミステリがあるんだ君に読ませたいミステリがあるんだ感想
主人公とヒロインの関係について、最後のオチの是非。
読了日:02月24日 著者:東川 篤哉
ポンコツ王太子のモブ姉王女らしいけど、悪役令嬢が可哀想なので助けようと思います〜王女ルートがない!?なら作ればいいのよ!〜ポンコツ王太子のモブ姉王女らしいけど、悪役令嬢が可哀想なので助けようと思います〜王女ルートがない!?なら作ればいいのよ!〜感想
転生者は悪役令嬢なんだけど、主人公は転生者じゃない「モブ王女」という悪役令嬢の変形もの。
転生者本人でもないのに「モブ扱いだった王女」が大活躍をする展開には少し釈然としない部分はあったけど、ポジティブにグイグイくる主人公に対する好感度が高いので楽しめた。
読了日:02月24日 著者:諏訪ぺこ
俺と妹の血、つながってませんでした (ファンタジア文庫)俺と妹の血、つながってませんでした (ファンタジア文庫)感想
凄くいいところで終わりやがった!
事実を知って、積極帝に前に出るのか、逆に一歩下がってしまうのか、先が気になりますね。続きを読みたい。
読了日:02月23日 著者:村田 天
ボッチの僕でも、クズのヤリチンになれるってホントですか? (フランス書院eブックス)ボッチの僕でも、クズのヤリチンになれるってホントですか? (フランス書院eブックス)感想
無責任なエロさが非常に良かったけど、挿絵が無いのが勿体なかった。
読了日:02月23日 著者:黄金の黒山羊
淡海乃海 水面が揺れる時~三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲~十四淡海乃海 水面が揺れる時~三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲~十四感想
国内経済の影響が明やスペインに波及していく流れが広がりを感じれて良かったですね。
読了日:02月23日 著者:イスラーフィール
一身上の都合で(悪辣)侯爵様の契約メイドになりました (ビーズログ文庫)一身上の都合で(悪辣)侯爵様の契約メイドになりました (ビーズログ文庫)感想
ベタながらそこまで悪い内容ではなかったもののヒーロー役の俺様キャラと口の悪さで第一印象が悪かったので初動でノっていけなかった。
読了日:02月23日 著者:深見 アキ
崖の上で踊る崖の上で踊る感想
んー、理由や言い分があるのはわかるけど、やっぱりこのタイミングで「仲間」の殺人に踏み切ったことがしっくりこなかったなぁ、とは思いますね。最初の3人の復讐を完遂してから動いた方が。
読了日:02月23日 著者:石持 浅海
時鐘館の殺人 (中公文庫)時鐘館の殺人 (中公文庫)感想
短編集。個人的な好みとして、好きな作品とイマイチな作品の落差が割とある感じだった。
読了日:02月22日 著者:今邑 彩
お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について4 (角川スニーカー文庫)お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について4 (角川スニーカー文庫)感想
実質婚前旅行。エロスを感じる。
読了日:02月21日 著者:桜木桜
売れ残りの奴隷エルフを拾ったので、娘にすることにした (電撃の新文芸)売れ残りの奴隷エルフを拾ったので、娘にすることにした (電撃の新文芸)感想
幼女が可愛い。親バカになるのも仕方ない。
読了日:02月21日 著者:遥 透子
解雇された宮廷錬金術師は辺境で大農園を作り上げる1~祖国を追い出されたけど、最強領地でスローライフを謳歌する~(グラストNOVELS)解雇された宮廷錬金術師は辺境で大農園を作り上げる1~祖国を追い出されたけど、最強領地でスローライフを謳歌する~(グラストNOVELS)感想
「農園(農業)」の発達の仕方や段取りが雑。
読了日:02月20日 著者:錬金王
婚約破棄されました 本気出していいですよね (マッグガーデン・ノベルズ)婚約破棄されました 本気出していいですよね (マッグガーデン・ノベルズ)感想
典型的な婚約破棄・ザマァもので特筆するような部分はほとんどないけど、「力を示しすことで婚約関係に茶々をイラレれないようにする」という主人公が力を隠していた理由は納得いくものだったのでそこだけは少し良かった。
読了日:02月20日 著者:野原のこ
公女殿下の参謀様~『厄災の皇子』と呼ばれて忌み嫌われて殺されかけた僕は、復讐のために帝国に抗い続ける属国の公女殿下に参謀として取り入った結果、最高の幸せを手に入れました~ 1 (Saga Forest)公女殿下の参謀様~『厄災の皇子』と呼ばれて忌み嫌われて殺されかけた僕は、復讐のために帝国に抗い続ける属国の公女殿下に参謀として取り入った結果、最高の幸せを手に入れました~ 1 (Saga Forest)感想
公女殿下にもうちょっと「幸せになって欲しい女の子としての魅力」や「王となるべき素質」が欲しかった。
読了日:02月19日 著者:サンボン
野球が好きすぎて野球が好きすぎて感想
贔屓球団のシーズンの調子によって仮名が変わる探偵役がとても良かった。
読了日:02月19日 著者:東川 篤哉
誰も語らなかった フェルメールと日本誰も語らなかった フェルメールと日本感想
海洋国家だった当時のオランダにアジア圏の文化・品物が流入しているのは割と有名な話だし、オランダ絵画特有の寓意を持つ物品としてそういう海上輸入された物品が用いられることも多いので、天文学者の「ヤポンセ・ロック」に代表されるように絵に日本由来のものが書かれているからといって、日本と特別な結びつきがあるとは感じませんでしたね。
タイトル等での「日本推し」が強すぎる面に目をつぶれば、フェルメール作品の鑑賞の一助となる説明も多く、フェルメールへの興味と解像度を高める意味では悪くない本だったとは思います。
読了日:02月18日 著者:田中英道
うまたん ウマ探偵ルイスの大穴推理うまたん ウマ探偵ルイスの大穴推理感想
「てっきり馬の行動によって真実に気付くものかと思ったら(主人公とだけとはいえ)ダイレクトに喋るんかい!」とは思ったけど、東川作品にそういうツッコミするのも今更かという気もする。
良くも悪くも競馬要素はマイルドだったけど、コミカルなバディものとしては悪くなかったです。
読了日:02月18日 著者:東川 篤哉
回復術士だと思っていたら、世界で最初の衛生兵でした! 勇者パーティーを追放されたヒーラーは、戦場の天使と讃えられました回復術士だと思っていたら、世界で最初の衛生兵でした! 勇者パーティーを追放されたヒーラーは、戦場の天使と讃えられました感想
追放もののフォーマットでナイチンゲール物語の要素を本歌取りしたような作品。
地獄のような戦場に衛生・衛生兵・野戦病院などのシステムや持ち込んで構築されていく秩序によって戦況が好転していく流れが実に面白い。
自叙伝やドキュメンタリーとかでもそうだけど、やはり根拠ある発想によって物事が「改善」していくのを読むのはいいですね。楽しかったです。
読了日:02月18日 著者:雪車町地蔵
3分聖女の幸せぐーたら生活1 生真面目次期公爵から「きみを愛することはない」と言われたので、ありがたく1日3分だけ奥さんやります。それ以外は自由!やっほい!! (アース・スター ルナ)3分聖女の幸せぐーたら生活1 生真面目次期公爵から「きみを愛することはない」と言われたので、ありがたく1日3分だけ奥さんやります。それ以外は自由!やっほい!! (アース・スター ルナ)感想
コンセプトは嫌いじゃないし、能力があるのに搾取されてた少女が少しずつ幸せになっていく流れ自体は嫌いじゃなかったけど、公爵の幼馴染の突然豹変したかのような行動が色々と無理だった。
主人公を敵視する理由までは(身勝手だとは思うけど)理解できなくもないけど、その立場とその状況で一気にそこまでの蛮行に走るのは「脳内スポンジなのかな?」と思ってしまう。
更にその行動の報いがあまりにも軽過ぎて、主人公が気にしてなくても読者の僕が気になって釈然としないものが残ってしまった。
幼馴染少女のせいで色々と勿体なくなった作品。
読了日:02月17日 著者:ゆいレギナ
三日月が新たくなるまで俺の土地! ~マイナー武将「新田政盛」に転生したので野望MAXで生きていきます~ (アース・スターノベル)三日月が新たくなるまで俺の土地! ~マイナー武将「新田政盛」に転生したので野望MAXで生きていきます~ (アース・スターノベル)感想
タイトルに偽りなく本当にマイナー武将への転生で、加えて舞台となっている陸奥国も戦国時代の歴史における主流から外れているので二重にマイナーなので、各武将も陸奥国の周辺事情も出てくる情報が一々新鮮で興味深い。
よくある「報われなかった前世」からの転生ではなく、前世でバリバリやってた成功者からの転生なので、主人公が怖いくらいの野心家でキレッキレだった。潔い。
ただ近年のラノベとしてはイラストが渋過ぎなので正直セールス的にこの方向性が正解か分からない。ただ供給が少ない戦国転生ものなので続きが出て欲しいものですね。
読了日:02月17日 著者:篠崎冬馬
週末同じテント、先輩が近すぎて今夜も寝れない。2 (GA文庫)週末同じテント、先輩が近すぎて今夜も寝れない。2 (GA文庫)感想
前巻は「キャンプ>=ラブコメ」という分量だった気がするけど、今巻は「ラブコメ>キャンプ」という分量になっている印象。1巻では「趣味もの(キャンプもの)」としての要素の方を面白く感じたからそこは少し残念。
全体的には面白く読めたし、「同じ時間帯で学生生活を送れない」という年の差ラブコメとしての切ない良さはあったけど、関係性の進展が早かったこともあり恋愛情緒の面で少し乗り切れない部分はあった。
読了日:02月16日 著者:蒼機 純
自分の事を主人公だと信じてやまない踏み台が、主人公を踏み台だと勘違いして、優勝してしまうお話です自分の事を主人公だと信じてやまない踏み台が、主人公を踏み台だと勘違いして、優勝してしまうお話です感想
割とハードな状況だったりするんだけど、悪意に気付かない程の主人公のポジティブさが周りの勘違いの加速させて、色んな人の運命を変えていくのが面白い。
読了日:02月15日 著者:流石ユユシタ
才女のお世話 5 高嶺の花だらけな名門校で、学院一のお嬢様(生活能力皆無)を陰ながらお世話することになりました (HJ文庫 さ 07-03-05)才女のお世話 5 高嶺の花だらけな名門校で、学院一のお嬢様(生活能力皆無)を陰ながらお世話することになりました (HJ文庫 さ 07-03-05)感想
ヒロインレースに正式エントリー。
読了日:02月15日 著者:坂石遊作
廃公園のホームレス聖女 最強聖女の快適公園生活 (GAノベル)廃公園のホームレス聖女 最強聖女の快適公園生活 (GAノベル)感想
パワハラ元上司の好感度がどん底過ぎて、仮に今後彼がヒーロー役になってくるようだとゲンナリしてしまうので周りの人達はパワハラ元上司をしっかりと排除し続けて欲しい。
読了日:02月14日 著者:荒瀬ヤヒロ
ラッセンとは何だったのか? ─消費とアートを越えた「先」ラッセンとは何だったのか? ─消費とアートを越えた「先」感想
複数の人のコラムを集める形式で全体としての統一感が無く、「何だったのか?」に対しては「結局何だったんでしょうね?」と言いたくなるくらいには統一見解が出ていない。
ラッセンヒロ・ヤマガタに対する「有名な論文や問題についてはみんな分かってるだろうし、ここで改めて詳細に述べないけど、ああいうところがさぁ…」みたいな感じで、改めて説明してくれない、言語化してくれない部分が多い。
コラムの共通項からアート界隈の不満・反発・嫌悪感・反省などの複雑な感情は感じるけど、もう少し言語化した統一見解を読みたいですね。
読了日:02月13日 著者:原田 裕規,斎藤 環,千葉 雅也,大山 エンリコイサム,上田 和彦,星野 太,中ザワ ヒデキ,北澤 憲昭,暮沢 剛巳,土屋 誠一,河原 啓子,加島 卓,櫻井 拓,石岡 良治,大野 左紀子
S級学園の自称「普通」、可愛すぎる彼女たちにグイグイ来られてバレバレです。2 (講談社ラノベ文庫)S級学園の自称「普通」、可愛すぎる彼女たちにグイグイ来られてバレバレです。2 (講談社ラノベ文庫)感想
チンピラがヒロインに暴言吐いて肩を突き飛ばしすのは悪かったとは思うけど、それに対して膝を破壊したり肘の筋繊維をちぎったりする過剰防衛に正直ドン引きした。お前「普通」を目指してるんじゃないんかよ。更に「助けられた」ヒロインもその過剰防衛に「わたしのために怒ってくれてありがとう」って素直に感謝する盲目なお花畑っぷりで二重にドン引き。
「やられ役」がザマァ展開された時の爽快感のためにヘイトを集めるためのゲス行動の連続もゲンナリ
1巻くらいの匙加減ならともかく、個人的な許容範囲の一線を超えて正直辛かった。
読了日:02月12日 著者:裕時 悠示
天空の異世界ビストロ店 ~看板娘ソラノが美味しい幸せ届けます~ (カドカワBOOKS)天空の異世界ビストロ店 ~看板娘ソラノが美味しい幸せ届けます~ (カドカワBOOKS)感想
グルメチート系かと思ったら、飲食店コンサル系だった。
うーん、「料理が上手い・斬新」とかだと凄さが分かり易いんだけど、本作のコンサル的なアプローチはあまり凄さが伝わってこないのでイマイチでした。
「空港」と「お店」の関係性・力関係・契約などのディテールがフワフワしているので、なんか足元がおぼつかない。
「空飛ぶ船が集まる空にある港」という特殊な舞台設定にするんなら「海上の港」と違う魅力を作り出すようにもっと上手く使ってほしいと思いましたね。
読了日:02月10日 著者:佐倉 涼
北政所様の御化粧係2〜戦国の世だって美容オタクは趣味に生きたいのです〜北政所様の御化粧係2〜戦国の世だって美容オタクは趣味に生きたいのです〜感想
大谷吉継さんの出番が……(´・ω・`)
読了日:02月10日 著者:笹倉のり
無口な小日向さんは、なぜか俺の胸に頭突きする (角川スニーカー文庫)無口な小日向さんは、なぜか俺の胸に頭突きする (角川スニーカー文庫)感想
無口な小動物な少女は可愛い。はっきりわかんだね。
読了日:02月09日 著者:心音 ゆるり
殺し屋、続けてます。殺し屋、続けてます。感想
殺し屋が増えて、交差しそうで交差しない。
読了日:02月09日 著者:石持 浅海
広報部出身の悪役令嬢ですが、無表情な王子が「君を手放したくない」と言い出しました (角川ビーンズ文庫)広報部出身の悪役令嬢ですが、無表情な王子が「君を手放したくない」と言い出しました (角川ビーンズ文庫)感想
「広報部出身」という要素が生かされる部分が少な過ぎた。
読了日:02月07日 著者:宮之 みやこ
ヘンタイ美術館ヘンタイ美術館感想
対談形式のトークイベントを書き起こす形にまとめた一冊。
「ヘンタイ」というよりは「ヘンジン」「セイヘキ」という視点で有名な芸術家を語る本。
割と身もふたもない語り口だから硬派に美術に向き合っている人には向かないかもしれないけど、こういう美術家の「属性」や「印象深いエピソード」を付けて語ってくれると印象に残るのは確かなので、美術に関心を持つ切っ掛けの本としてはいい本だと思います。
ただその画家を好きな人にこの本の受け売りだけで「こういうところがヘンタイだよなw」と茶化したら怒られても仕方ないとも思いますね。
読了日:02月06日 著者:山田 五郎,こやま 淳子
戦国大名大全 全大名系譜付。有力大名は詳細家系図も! (廣済堂ベストムック)戦国大名大全 全大名系譜付。有力大名は詳細家系図も! (廣済堂ベストムック)感想
家系図は良かった一方で、「大全」と言うももの各大名個々の情報量は非常に少ない。
この1冊単位だと読み物としては物足りないから、他の資料に家系図の情報をプラスしたい時に使えることもあるかなぁ、くらいのムック。
読了日:02月06日 著者:
妹に婚約者を取られたら見知らぬ公爵様に求婚されました (角川ビーンズ文庫)妹に婚約者を取られたら見知らぬ公爵様に求婚されました (角川ビーンズ文庫)感想
全体的にテンプレで、ありがちな内容だったとして「典型的なザマァ」が読みたいならアリかなぁ、というライン。
幼少期の交流があったならそこまでスッパリ忘れるものなの……?という疑問にはフォローが無かった。
読了日:02月05日 著者:陽炎氷柱
異世界のんびり農家 14異世界のんびり農家 14感想
箱の就職活動がこの作品らしいコミカルさとハートフルさでとても良かった。
読了日:02月05日 著者:内藤 騎之介
新しい世界で 座間味くんの推理新しい世界で 座間味くんの推理感想
シリーズを重ねてきたからこそ光る大オチが綺麗だった。
読了日:02月05日 著者:石持 浅海
隣の席の美少女をナンパから助けたら、なぜかクラス委員を一緒にやることになった件 (角川スニーカー文庫)隣の席の美少女をナンパから助けたら、なぜかクラス委員を一緒にやることになった件 (角川スニーカー文庫)感想
やはり能力…!! 能力は全てを解決する…!!
読了日:02月04日 著者:マナシロカナタ
悪役令嬢の父親に転生したので、妻と娘を溺愛します悪役令嬢の父親に転生したので、妻と娘を溺愛します感想
妻子溺愛イケオジ、実に良い。
読了日:02月04日 著者:yui/サウスのサウス
どうも、物欲の聖女です 無双スキル「クリア報酬」で盛大に勘違いされました (ドラゴンノベルス)どうも、物欲の聖女です 無双スキル「クリア報酬」で盛大に勘違いされました (ドラゴンノベルス)感想
独善的な行動をしながらも、周りの勘違いによって高い評判を掴んでいく、いわゆる「勘違いもの」。
クリア報酬に目のくらんだ「クリア報酬ジャンキー」な主人公のキャラがいっそ潔い。楽しいコメディでしたね。
読了日:02月04日 著者:ラチム
サーチライトと誘蛾灯 (ミステリ・フロンティア)サーチライトと誘蛾灯 (ミステリ・フロンティア)感想
変わった名字の昆虫マニアを探偵役に据えた短編集。
ミステリとしては手堅い仕上がりだけど、探偵役のキャラクターが個人的な好みと合致せず、ハマりきれなかった。
読了日:02月04日 著者:櫻田 智也
黄金の旅路 人智を超えた馬・ステイゴールドの物語黄金の旅路 人智を超えた馬・ステイゴールドの物語感想
ステイゴールドの現役時代から(刊行された2014年以前くらいまでの)種牡馬時代までを網羅した一冊。
現役時代の個々のレースのことや個々の産駒についての踏み込みはそこまで深くないけど、これ一冊で「ステイゴールド」という競走馬・種牡馬の解像度は確実に上がる、入門書としては最適な1冊でしたね。
ステイゴールドは五指に入る程好きな馬だし、当時をリアルタイムで観ていた人間としては色んな思い出が呼び起こされてたまらない。良い本でした。
読了日:02月03日 著者:石田 敏徳
馬の瞳を見つめて馬の瞳を見つめて感想
ナイスネイチャの生産牧場に嫁いだ女性の半自伝。本質が「動物好きの女の子」である著者が、「引退馬」に対する生産牧場・経済動物のリアルに直面して、理想と現実の合間でもがく情緒的な内容が綴られている。
正直牧場経営の観点だけなら著者の行動は生産性のない理想論であり、稼ぎ頭の馬に甘えた活動のようにも思えてしまう。
ただ、この本が出てから20年以上が経ち、生産牧場から「引退馬の養老牧場」に転身して理想を現実にした今となっては素直に頭が下がる。単なる「動物好きの女の子」では終わらず生業として言行一致させたことは凄い。
読了日:02月03日 著者:渡辺 はるみ
Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラスRのつく月には気をつけよう 賢者のグラス感想
シリーズ2作目だけど本作も良かった。
例によって酒とつまみの描写が美味しそうだからこそ、「謎」という肴も引き立つ。いい晩酌をしたような読後感。
読了日:02月03日 著者:石持浅海
悪役令嬢レベル99 その5 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~ (カドカワBOOKS)悪役令嬢レベル99 その5 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~ (カドカワBOOKS)感想
エレノーラの魅力と能力の高さがあふれていた。幸せになって欲しい。
読了日:02月02日 著者:七夕 さとり
フェルメール 生涯の謎と全作品フェルメール 生涯の謎と全作品感想
時期的にはフェルメール作品の来日に合わせての発刊だったと思うけど、カラーの大きいサイズでフェルメール作品の写真を網羅しつつ解説を入れてくるので、実にいいフェルメール入門書だったと思います。
本が出てから今日までの間に起きた「窓辺で手紙を読む女」補修のことなどを噛みしめながら読むとまた違った味わいがある。
読了日:02月01日 著者:
まだ間に合う!明日処刑される悪役令嬢ですけど、スチル回収だけはさせてください! (Kラノベブックスf)まだ間に合う!明日処刑される悪役令嬢ですけど、スチル回収だけはさせてください! (Kラノベブックスf)感想
サスペンスに乙女ゲーム転生の皮をかぶせた作品。
読了日:02月01日 著者:マチバリ

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