2023年6月の読書まとめ

2023年6月の読書まとめ。読書メーター調べ。
計74冊、1日約2.47冊ペース。それなり。
ライトノベル54冊、ジュブナイルポルノ11冊、一般文芸・ミステリ3冊、その他雑学3冊。
ラノベだけで1日2冊くらい読みたい。

6月の読書メーター
読んだ本の数:74
読んだページ数:21354
ナイス数:192

シャーロック+アカデミー Logic.1 犯罪王の孫、名探偵を論破する (MF文庫J)シャーロック+アカデミー Logic.1 犯罪王の孫、名探偵を論破する (MF文庫J)感想
メイン二人のキャラクター性と関係性には面白味があったし、ハッタリを効かせた設定周りにはJDCや探偵もの漫画で育った身としては刺さるところがあった。
本作の挑戦的な試みとしての「重要キーワードの強調」については初読で焦点を決めて読みやすいので個人的には肯定的。
ただ難点として、ここまで親切な仕様にしたのなら既存ミステリでも採用されてる登場人物一覧や事件現場の図解などを使うなりして、もう少し情報を分かりやすくした方が良かった気がしますね。惜しい。
ただスロースターターな作者さんなので続きも期待しています。
読了日:06月30日 著者:紙城 境介
憧れの冷徹王弟に溺愛されています (一迅社文庫アイリス)憧れの冷徹王弟に溺愛されています (一迅社文庫アイリス)感想
鈍感王弟と明るく前向きなヒロインの恋模様とキャラクター性が割と良かった。
読了日:06月30日 著者:狭山 ひびき,ぽぽるちゃ
催眠喫茶 美少女・お試しいただけます(オトナ文庫 188)催眠喫茶 美少女・お試しいただけます(オトナ文庫 188)感想
独占厨なので、堕とした美少女を他人に譲り渡す、みたいな展開はモヤっとしたものが残ってしまう。好みの問題ではありますが。
読了日:06月29日 著者:Hatsu
第三皇女の万能執事 1 世界一可愛い主を守れるのは俺だけです (HJ文庫 あ 12-01-01)第三皇女の万能執事 1 世界一可愛い主を守れるのは俺だけです (HJ文庫 あ 12-01-01)感想
普段はドS執事がポンコツ皇女を弄っていたりするけど、その実お互いがお互いを大切に思っている最愛の唯一であるという関係性がとても良かった。
読了日:06月29日 著者:安居院 晃
前世の無能、異世界侯爵家からも追放されるが辺境の地では超有能みたいです (キングノベルス 84)前世の無能、異世界侯爵家からも追放されるが辺境の地では超有能みたいです (キングノベルス 84)感想
追放された貴族の主人公が追放先で真価を発揮して幸せな生活を送るタイプの作品。レーベルがレーベルだからエロは多目。
「こういう作品だろう」というイメージがほぼそのままなので、こういう作品が読みたい人ならいいんじゃないですかね。
読了日:06月28日 著者:赤川ミカミ
あなたの事が好きなわたしを推してくれますか? (ファンタジア文庫)あなたの事が好きなわたしを推してくれますか? (ファンタジア文庫)感想
アイドル・VTuber・ゲーム実況・コスプレイヤーみたいな分かり易い要素を取りそろえているけど各要素は薄味。
「皆に憧れられてる・人気の美少女」に好かれている「俺」という属性付けといった印象ですね。ディテールは甘い。
薄味で、全体的にチョロ過ぎるから僕にはあまり刺さらなかったけど、こういうのが好きな人の需要があるかもしれないからこれはこれでいいんじゃないですかね。
読了日:06月28日 著者:恵比須 清司
愛され天使なクラスメイトが、俺にだけいたずらに微笑む 1 (HJ文庫 み 06-02-01)愛され天使なクラスメイトが、俺にだけいたずらに微笑む 1 (HJ文庫 み 06-02-01)感想
愛されキャラの美少女が、新しい性癖に目覚めてに小悪魔キャラに堕天する話。
読了日:06月28日 著者:水口敬文
クロゥレン家の次男坊クロゥレン家の次男坊感想
うーん、悪評を覆す程の大活躍をするかというとそこまでいかず、チートかというとチートと言う程でもなく、思わせぶりな描写を匂わす割にはその辺がハッキリ語られる訳でもない。
なんか全体的に「読みたかったものを微妙に読ませて貰えない」「いまいちスカッと・スッキリしない」中途半端感があったかなぁ。
読了日:06月28日 著者:島田征一
迷宮狂走曲 1 ~エロゲ世界なのにエロそっちのけでひたすら最強を目指すモブ転生者~ (オーバーラップ文庫)迷宮狂走曲 1 ~エロゲ世界なのにエロそっちのけでひたすら最強を目指すモブ転生者~ (オーバーラップ文庫)感想
「ゲーム感覚」によるダンジョンアタックが周りから異常に観られるという構図が面白い。
読了日:06月27日 著者:宮迫宗一郎
ひとりぼっちの異世界攻略 life.12 眠れる聖女のリバース・バベル (オーバーラップ文庫)ひとりぼっちの異世界攻略 life.12 眠れる聖女のリバース・バベル (オーバーラップ文庫)感想
絶望に沈んでいるキャラを「助ける」展開、大好き。
読了日:06月26日 著者:五示正司
異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する14 ~レベルアップは人生を変えた~ (ファンタジア文庫)異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する14 ~レベルアップは人生を変えた~ (ファンタジア文庫)感想
「邪」を倒せていなかった「聖」が今更超パワーアップして、「邪」を倒したキャラの仲間を圧倒するという展開はさすがにパワーバランス・力関係のヒエラルキーがガバッガバに感じてしまう。いやまあ、「元からガバガバなパワーバランスの作品なのでは?」と言われたらごもっともではあるんですが。
読了日:06月26日 著者:美紅
異世界のおチビちゃんは今日も何かを創り出す~スキル【想像創造】で目指せ成り上がり!~ (Mノベルス)異世界のおチビちゃんは今日も何かを創り出す~スキル【想像創造】で目指せ成り上がり!~ (Mノベルス)感想
会話の「」の前に名前が入っていて脚本のようになっていて、長い会話文の時に名前がズラっと並んでいるのは小説の字面としてクドさを感じる。
内容自体は典型的なチートスキル・前世知識を使った成り上がりものとして良くも悪くも凡作。文体の特殊さを除けば「こういう方向性のベタな作品が読みたい人なら」と言った感じ。
読了日:06月25日 著者:ぱつきんすきー
やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます3やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます3感想
母親の病気がアレコレという展開は既にやっていたせいか、「そういやまだ母親の病気って治ってなかったんだっけ?」と思ってしまった。
読了日:06月25日 著者:MIZUNA
やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます2やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます2感想
「6歳」という年齢設定のせいで「その年齢の子にやらせることかな?」と思うことがチラホラと。類似作品と比較した強みはあまりない印象。
読了日:06月25日 著者:MIZUNA
宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する (16) (モンスター文庫 Mす 01-16)宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する (16) (モンスター文庫 Mす 01-16)感想
ヒロインレースが面白過ぎて目を離せない。
読了日:06月24日 著者:すずの木くろ
やり直し公女の魔導革命〜処刑された悪役令嬢は滅びる家門を立てなおす~1 (サーガフォレスト)やり直し公女の魔導革命〜処刑された悪役令嬢は滅びる家門を立てなおす~1 (サーガフォレスト)感想
現代日本転生経由の逆行再生やり直しもの。
技術開発も内政も一つ一つ段取りを踏んで描いているおかげで、端々で感じる都合の良さはあまり気にならない。
個人的にはくまさん会議が可愛かったので加点。
読了日:06月24日 著者:二八乃端月
くたびれサラリーマンな俺、7年ぶりに再会した美少女JKと同棲を始める 1 (HJ文庫 う 05-02-01)くたびれサラリーマンな俺、7年ぶりに再会した美少女JKと同棲を始める 1 (HJ文庫 う 05-02-01)感想
くたびれたサラリーマンの妄想具現化みたいな都合のいい美少女JKだった。こういう作品があってもいい。
読了日:06月24日 著者:上村夏樹
極めた薬師は聖女の魔法にも負けません ~コスパ悪いとパーティ追放されたけど、事実は逆だったようです~(4) (Mノベルスf)極めた薬師は聖女の魔法にも負けません ~コスパ悪いとパーティ追放されたけど、事実は逆だったようです~(4) (Mノベルスf)感想
研究盗用・論文盗用するにしても、しっかりとした再現性の確認もしていない雑っぷりに呆れてしまう。
読了日:06月24日 著者:インバーターエアコン
新 謎解きはディナーのあとで新 謎解きはディナーのあとで感想
「新」になってもあまり変わりはないけど、後輩キャラが加わって漫才トリオに。
読了日:06月24日 著者:東川 篤哉
男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと2 百合の間に挟まる男として転生してしまいました (MF文庫J)男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと2 百合の間に挟まる男として転生してしまいました (MF文庫J)感想
ヒーロームーブをするたびに遠ざかる百合の花。
読了日:06月23日 著者:端桜 了
えんとも ~二人まとめて可愛がってね、パパ~ (オトナ文庫 230)えんとも ~二人まとめて可愛がってね、パパ~ (オトナ文庫 230)感想
パパ活もので複数ヒロインものは割とあるけど、その複数ヒロイン同士に友情が生まれるという切り口がちょっと面白かった。
全体的にぬるい終わり方だったけどハッピーエンド好きなので概ね満足です。
読了日:06月22日 著者:HARE
VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた7 (ファンタジア文庫)VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた7 (ファンタジア文庫)感想
もうどれだけ味わいの違うゲテモノを用意できるかの戦いになっている。
読了日:06月22日 著者:七斗 七
お母様の言うとおり! (一迅社ノベルス)お母様の言うとおり! (一迅社ノベルス)感想
母の教えを律義に守る素直な子だった。
読了日:06月21日 著者:ふみ,黒裄
後宮妃の管理人 八 ~寵臣夫婦は死力を尽くす~ (富士見L文庫)後宮妃の管理人 八 ~寵臣夫婦は死力を尽くす~ (富士見L文庫)感想
またいいところで終わった。
今回は話も広がって素直に面白かったんだけど、刊行ペースが早くないシリーズなので、この寸止め感がもどかしい。
読了日:06月21日 著者:しきみ 彰
冷酷公爵に嫁がされたはずが、ツンデレな子犬に溺愛されています (角川ビーンズ文庫)冷酷公爵に嫁がされたはずが、ツンデレな子犬に溺愛されています (角川ビーンズ文庫)感想
おもしれークール系ヒロインが、物理的な子犬系男子に溺愛される話。可愛いイラストが良かった。
読了日:06月20日 著者:佐崎 咲
アースウィズダンジョン ~固有スキル≪等価交換ストア≫を駆使して世界救済を目指します~ 2 (Saga Forest)アースウィズダンジョン ~固有スキル≪等価交換ストア≫を駆使して世界救済を目指します~ 2 (Saga Forest)感想
能力を利用しながら経済・内政・外交などのアプローチで世界を救おうという切り口は面白いけど、スピード感はもうちょっとあってくれた方がいいかなぁ。
この手の「現代ダンジョンもの」は完結しないままエタるイメージがあるので、続いてくれるか心配になる。
読了日:06月19日 著者:バッド
ヴァンパイアハンターに優しいギャル2 (GA文庫)ヴァンパイアハンターに優しいギャル2 (GA文庫)感想
「日常の象徴」であるギャルが強過ぎる。これはギャルしか勝たんですわ。
読了日:06月19日 著者:倉田和算
物語完結後から始まる悪役令嬢の大逆転劇 (ツギクルブックス)物語完結後から始まる悪役令嬢の大逆転劇 (ツギクルブックス)感想
王国はもう滅びた方がいいし、うさぎの神様はそもそもの聖女を選ぶセンスが無さ過ぎる。
話としては1冊でまとまっているけど、ちょいちょいと後味の悪さが挟まるのでスッキリしないものが残る感じだった。
読了日:06月18日 著者:sasasa
捨てられ騎士の逆転記! ~女神と始めた第二の人生は伝説級の英雄だった件~ 2 (Saga Forest)捨てられ騎士の逆転記! ~女神と始めた第二の人生は伝説級の英雄だった件~ 2 (Saga Forest)感想
「拾う神」のディテールが大雑把になっていく。
読了日:06月18日 著者:和田 真尚
捨てられ騎士の逆転記! ~女神と始めた第二の人生は伝説級の英雄だった件~ 1 (サーガフォレスト)捨てられ騎士の逆転記! ~女神と始めた第二の人生は伝説級の英雄だった件~ 1 (サーガフォレスト)感想
追放・捨てられからの成り上がりもの。ザマァ成分は(少なくとも本巻では)無し。
「拾う神」という導入に象徴されるように全体的にコメディタッチで、設定やディテールも良くも悪くも大雑把、あるいは大らか。
そういう作品として割り切ればこれはこれで悪くなかった。
読了日:06月18日 著者:和田 真尚
アースウィズダンジョン~固有スキル≪等価交換ストア≫を駆使して世界救済を目指します~ 1 (サーガフォレスト)アースウィズダンジョン~固有スキル≪等価交換ストア≫を駆使して世界救済を目指します~ 1 (サーガフォレスト)感想
ポストアポカリプスじみたハードモードの世界において、能力を使って「ゲームのルール」自体を変えようというアプローチが一風変わった面白味にはなっていた。
ただ、やることが地道で、やったことの影響範囲が狭いので全体的に「地味」な印象は拭えないかな、とは思う。
読了日:06月18日 著者:バッド
ボッチの僕でも、クズのヤリチンになれるってホントですか? 金髪ハーフ姉妹とテニス部生ハメ合宿! (フランス書院eブックス)ボッチの僕でも、クズのヤリチンになれるってホントですか? 金髪ハーフ姉妹とテニス部生ハメ合宿! (フランス書院eブックス)感想
純粋無垢な良い子を汚していく背徳感。
読了日:06月18日 著者:黄金の黒山羊
図説 豊臣秀吉 【オールカラー】図説 豊臣秀吉 【オールカラー】感想
三英傑の中で「豊臣秀吉」に最も興味が薄かったので、知識の補強のために読んでみた。やはり幼少時幼少期から若い時期の活動を追える信用できる歴史資料が少ないから、イマイチ解像度が上がらない武将だな、という印象は拭えないままだった。知っていることも多かったけど、知識の補強にはなった気はする。
このシリーズはやはりいいシリーズだとは思うけど、やはり興味が薄い武将だとテンションは相応になるなって。
読了日:06月18日 著者:
石投げ令嬢~婚約破棄してる王子を気絶させたら、王弟殿下が婿入りすることになった~ (GAノベル)石投げ令嬢~婚約破棄してる王子を気絶させたら、王弟殿下が婿入りすることになった~ (GAノベル)感想
野生の民であるおもしれー女が婚活中に、王子を気絶させたら王弟をゲットする話。あるいは腹黒王弟にゲットされる話。
コメディタッチのキャラクター性が強く、キャラが良ければ話は面白くなる好例だった。
読了日:06月17日 著者:みねバイヤーン
カエサル――内戦の時代を駆けぬけた政治家 (岩波新書)カエサル――内戦の時代を駆けぬけた政治家 (岩波新書)感想
信用できる歴史資料・最新研究に基いて、新書サイズにコンパクトにまとめてあるので「カエサル」をアウトラインを正しく知るための本としては有益な内容ではあった。
ただ、正確に、慎重に書かれていることで、「読み物」としてみると面白味が欠ける面があったことは否めない。
「有益だけど、面白みに欠ける。ページをめくる手が重くなる」という印象ですね。
読了日:06月17日 著者:小池 和子
キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘 (講談社ノベルス)キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘 (講談社ノベルス)感想
ノスタルジー補正でキャラクターや掛け合いは好きだったけど、ミステリーとしては・あるいは「事件を解決させる物語」としては物足りなさを感じた。
読了日:06月17日 著者:西尾 維新,竹
俺の妹が超天才美少女催眠術師なわけがない2 国民的アイドル堕としと真の恋人 (フランス書院eブックス)俺の妹が超天才美少女催眠術師なわけがない2 国民的アイドル堕としと真の恋人 (フランス書院eブックス)感想
国民的アイドルさん、中々エキセントリックのキャラクター性で素敵だった。
読了日:06月17日 著者:XPJbox
俺の妹が超天才美少女催眠術師なわけがない1 学園一の美少女堕としとツンデレLOVE (フランス書院eブックス)俺の妹が超天才美少女催眠術師なわけがない1 学園一の美少女堕としとツンデレLOVE (フランス書院eブックス)感想
好きな人を堕とすため「天才美少女催眠術師」の妹の協力してもらうところから物語が始まるのに、このタイトルはどうなんでしょうね。
俺妹のパロディタイトルにしても、「~~なわけがない」と否定しているようなところがないだけに。
読了日:06月17日 著者:XPJbox
時計台の大聖女は婚約破棄に歓喜する 1 (ダッシュエックス文庫)時計台の大聖女は婚約破棄に歓喜する 1 (ダッシュエックス文庫)感想
約束された婚約破棄の物語。
読了日:06月16日 著者:糸加,御子柴 リョウ
王太子妃パドマの転生医療2 「戦場の天使」は救国の夢を見る (角川ビーンズ文庫)王太子妃パドマの転生医療2 「戦場の天使」は救国の夢を見る (角川ビーンズ文庫)感想
ほとんどの問題が放置された1巻に対して、全ての問題を解決しきった完結巻としての2巻。
対比が激しいし、全2巻がこういう内容であるなら上下巻として出せばよかったんじゃないかなぁ……
話自体はご都合主義的なところはあるし、細かい部分に不満が無くも無いけど、全てが納まるところに納まった綺麗な終わり方だったので最終的には文句をつけづらい。
いい終わり方だったと思います。お疲れ様でした。
読了日:06月16日 著者:さくら 青嵐
なぜかS級美女達の話題に俺があがる件 (角川スニーカー文庫)なぜかS級美女達の話題に俺があがる件 (角川スニーカー文庫)感想
イラストが好き。
読了日:06月16日 著者:脇岡こなつ
未プレイの乙女ゲームに転生した平凡令嬢は聖なる刺繍の糸を刺す (ダッシュエックス文庫)未プレイの乙女ゲームに転生した平凡令嬢は聖なる刺繍の糸を刺す (ダッシュエックス文庫)感想
「内容をよく知らない乙女ゲーム世界転生もの」の一系統。物凄く良かった訳ではないものの、刺繍などの各要素を使ってそれなりに上手く話を展開させているし、溺愛描写は甘いので好きな人には刺さりそう。悪くない。
読了日:06月15日 著者:西根 羽南,小田 すずか
無口な小日向さんは、なぜか俺の胸に頭突きする2 (角川スニーカー文庫)無口な小日向さんは、なぜか俺の胸に頭突きする2 (角川スニーカー文庫)感想
肉食系小動物、無口なままガツガツ行く。
読了日:06月15日 著者:心音 ゆるり
極めて傲慢たる悪役貴族の所業 (角川スニーカー文庫)極めて傲慢たる悪役貴族の所業 (角川スニーカー文庫)感想
フィクションの才能があるのに噛ませ犬になる悪役キャラに転生、というタイプの作品。
「元人格の影響で傲慢な発言をしてしまう」という要素が適度な縛りになっていて悪くない。
制御できない「傲慢な発言」の中で、上手く立ち回ろうとするところが適度に「難易度」を上げていて面白さになっている。
読了日:06月14日 著者:黒雪 ゆきは
死亡遊戯で飯を食う。2 (MF文庫J)死亡遊戯で飯を食う。2 (MF文庫J)感想
「スランプに至り、スランプを乗り越える」巻ということで、もどかしい場面はあった。
後に引きずるような怪我をする回がバッサリ飛ばされる温度感がこのシリーズらしさという感じがしてくる。
読了日:06月14日 著者:鵜飼 有志
ダンジョン城下町運営記 (講談社ラノベ文庫)ダンジョン城下町運営記 (講談社ラノベ文庫)感想
内政チート系作品。それなりに面白いけど、根本的にヒロインさんの能力が「分かり易く、有用な、チート性能」なので、「価値が低いと思われていた能力を工夫で上手く使う」という印象はやや薄目。
ただ、こき使われるヒロインちゃんはかわいかった。
読了日:06月14日 著者:ミミ
モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか?2 (ブレイブ文庫)モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか?2 (ブレイブ文庫)感想
ポケモンモンスターファーム世代、あるいはジャンプ漫画世代としては、「手持ちのモンスター同士での対戦」「勝ち抜き制の大会」って時点でワクワク感が止まらない。
大会の描写は素直に楽しいものだったし、モンスターとの絆などの描写もあり、満足感が高かった。
1巻と2巻の間で数年のブランクがあったけど、コミカライズ好評によるリブートってことなら3巻は早いうちに出て欲しいものですね。続き読みたい。
読了日:06月13日 著者:百均
魔法科高校の劣等生 Appendix(2) (電撃文庫)魔法科高校の劣等生 Appendix(2) (電撃文庫)感想
特典小説を集めた短編集。何本か見覚えがある話があったけど、なるほど映画の特典小説か。
何度も映画にいって特典小説を集めてたような僕ですが、こういう手軽かつ安価な形で非売品の特典小説を読めること自体は肯定的に捉えています。
世間の特典小説商法をやっている作品は全てこの作品のように特典小説をまとめた巻を出して欲しいですね。
読了日:06月12日 著者:佐島 勤
モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか? (ブレイブ文庫)モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか? (ブレイブ文庫)感想
モンスターのコレクション感があってなんかワクワクするものがある。
読了日:06月12日 著者:百均
魔力量歴代最強な転生聖女さまの学園生活は波乱に満ち溢れているようです ~王子さまに悪役令嬢とヒロインぽい子たちがいるけれど、ここは乙女ゲー世界ですか?~ (ダッシュエックス文庫)魔力量歴代最強な転生聖女さまの学園生活は波乱に満ち溢れているようです ~王子さまに悪役令嬢とヒロインぽい子たちがいるけれど、ここは乙女ゲー世界ですか?~ (ダッシュエックス文庫)感想
ナイと幼馴染達の関係性が好き。
読了日:06月11日 著者:行雲 流水,桜 イオン
ブラック魔道具師ギルドを追放された私、王宮魔術師として拾われる ~ホワイトな宮廷で、幸せな新生活を始めます!~(4) (SQEXノベル)ブラック魔道具師ギルドを追放された私、王宮魔術師として拾われる ~ホワイトな宮廷で、幸せな新生活を始めます!~(4) (SQEXノベル)感想
初めてのお友達にはしゃいでるエルフの女王様が可愛かった。
主人公の恋愛弱者なブラック脳な魔術馬鹿なところは好きだし、ラブコメ展開も好きなんだけど、ここ最近の展開は主人公があっち行ったりこっち行ったりするので落ち着かないところがある。
読了日:06月11日 著者:葉月秋水,necömi
ハツハメ 内定と引き替えに恋人の父に捧げる晴れ着姿 (フランス書院eブックス)ハツハメ 内定と引き替えに恋人の父に捧げる晴れ着姿 (フランス書院eブックス)感想
ページ数が少なく、脅迫シーンはすっ飛ばして本番から堕とすところまでを駆け足で。
息子の恋人を堕とす背徳感などは良かったけど、満足感はページ数相応。
事前にページ数を確認してなかったけど、この値段でこのページ数だとさすがに割高感がある。
このレーベル、電子書籍専門ということで作品ごとにページ数の差が大きいこと自体はいいと思うんだけど、この作品がページ数換算106ページで770円、他作品は305ページで880円だったり、値段からページ数の多少を判別できないのはどうにかして欲しいところではある。
読了日:06月11日 著者:石川 檸檬
本家が絶えそうなので分家の俺が種馬2 ―陰謀渦巻く王都でお嬢様と子作り!― (フランス書院eブックス)本家が絶えそうなので分家の俺が種馬2 ―陰謀渦巻く王都でお嬢様と子作り!― (フランス書院eブックス)感想
いい感じのツンデレに仕上がってきた。
読了日:06月11日 著者:遊家@R18
本家が絶えそうなので分家の俺が種馬1  ―五大貴族のお嬢様と!― (フランス書院eブックス)本家が絶えそうなので分家の俺が種馬1  ―五大貴族のお嬢様と!― (フランス書院eブックス)感想
義務としての性行為と愛ある性行為の対比が味わい深い。
読了日:06月11日 著者:遊家@R18
じょっぱれアオモリの星 おらこんな都会いやだ (角川スニーカー文庫)じょっぱれアオモリの星 おらこんな都会いやだ (角川スニーカー文庫)感想
東北地方のアレコレに対する自虐・皮肉・パロディなどが満載なファンタジー
「訛り」については最初はネタとして面白いかもしれないけど、「意味を読み取れない文章」が何度も繰り返されるとくどく感じてしまったので、正直出オチ感を感じてしまった。
うーん、なんか全体的なノリが僕には合いませんでしたね。
読了日:06月11日 著者:佐々木 鏡石
仕掛島仕掛島感想
東川節である軽妙な語り口とギャグと、本来は孤立して殺人犯と閉じ込められる緊張感が出るはずのクローズドサークルの相性について考えてしまうところがある。
読了日:06月10日 著者:東川 篤哉
私と陛下の後宮生存戦略 ―不幸な妃は巻き戻れない― (富士見L文庫)私と陛下の後宮生存戦略 ―不幸な妃は巻き戻れない― (富士見L文庫)感想
近年最強の「おもしれースパダリ」の話。ヒーローが面白過ぎた。
読了日:06月10日 著者:かざなみ
戦国商人立志伝2 ~転生したのでチートな武器提供や交易の儲けで成り上がる~戦国商人立志伝2 ~転生したのでチートな武器提供や交易の儲けで成り上がる~感想
打ち切られたんだと思っていたら、Kindle自費出版してるとは思わなかった。電子書籍ストアのメインがKindle
じゃないから気付くのがだいぶ遅れた。
商業媒体の1巻から引き続き同じイラストレーターを使っていたり、「商業出版の続巻としての自費出版」としては過不足がない仕上がり。全体的には満足。
ただ、最後にここまで恋愛面で動かしてくるとは思わなかったから良くも悪くも意表を突かれた。
読了日:06月10日 著者:須崎正太郎
戦国商人立志伝 ~転生したのでチートな武器提供や交易の儲けで成り上がる~戦国商人立志伝 ~転生したのでチートな武器提供や交易の儲けで成り上がる~感想
「文章の固さ」「キャラクター描写」もラノベに寄せるか、歴史小説に寄せるかで印象が変わってくるけど、本作は割とラノベ寄り。
戦国時代転生での知識チートものなんだけど、良くも悪くも少しずつお金と人脈を作っていくので良くも悪くも地道な展開だし、最初のボス格の敵役が「(歴史に名前を残した訳じゃない)野党集団」という点も地味な印象を与える。
悪くないけどパンチは弱い。
読了日:06月10日 著者:須崎 正太郎
神達に拾われた男 13 (HJ NOVELS HJN 27-13)神達に拾われた男 13 (HJ NOVELS HJN 27-13)感想
ようやく旅に。
しかし、この関数になる頃にはエリアリアが絡んでくる学園編がやってくると思っていたらまったくそんなことなかったんだぜ。
読了日:06月09日 著者:Roy
俺のお嫁さん、変態かもしれない2 ―結婚してみた幼馴染、慣れれば慣れるほどアブナさが増していくようです― (ファンタジア文庫)俺のお嫁さん、変態かもしれない2 ―結婚してみた幼馴染、慣れれば慣れるほどアブナさが増していくようです― (ファンタジア文庫)感想
1巻よりは変態度は増した気がする。
読了日:06月08日 著者:くろい
エッチできるVRMMOで性奴隷にした美少女たちがリアルでも知り合いだった件【淫魔姫と初イベント】 (フランス書院eブックス)エッチできるVRMMOで性奴隷にした美少女たちがリアルでも知り合いだった件【淫魔姫と初イベント】 (フランス書院eブックス)感想
堕ちるまで過程が人それぞれで、目先が変わってよろしい。
読了日:06月07日 著者:ソルティ
老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます8 (Kラノベブックス)老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます8 (Kラノベブックス)感想
あっちこっちの国に飛んで下手に世界観を広げてしまい、それぞれの国を中途半端に行ったり来たりしていることで、ストーリーラインが散漫になって落ち着かないと感じることが度々ある。
読了日:06月06日 著者:FUNA
現代ダンジョンライフの続きは異世界オープンワールドで!① (オーバーラップ文庫)現代ダンジョンライフの続きは異世界オープンワールドで!① (オーバーラップ文庫)感想
序盤に最強格が敵として出てきて、ジャイアントキリングする導入好き。
読了日:06月05日 著者:しば犬部隊
異世界のんびり農家 15異世界のんびり農家 15感想
ラーメンは麻薬。はっきりわかんだね。
読了日:06月05日 著者:内藤 騎之介
大正浪漫に異世界聖女 私は巫女じゃありません! (PASH!ブックス)大正浪漫に異世界聖女 私は巫女じゃありません! (PASH!ブックス)感想
西洋ファンタジー風世界で魔王を倒した聖女が、異能力が存在するパラレル大正時代に異世界転移する話。
まず舞台設定が面白く、一度は全てを失った聖女が異世界での交流を通して再び立ち上がる流れは手堅くも印象的。
凄く面白い、と言う訳でもなかったけど、続きが出たら買うかどうか考えるくらいには好印象。
読了日:06月04日 著者:緋色の雨
鑑定人 氏家京太郎鑑定人 氏家京太郎感想
真相には胸糞の悪さがあるだけで、ミステリ的な驚きは乏しく。
「組織」に対する不信が強過ぎる。
読了日:06月04日 著者:中山 七里
ルーヴル美術館の名画 フェルメールと「風俗画」の巨匠たち: なぜ「天文学者」はキモノを着ているのか?ルーヴル美術館の名画 フェルメールと「風俗画」の巨匠たち: なぜ「天文学者」はキモノを着ているのか?感想
2015年のルーヴル美術館展合わせの公式本。展示会の図録よりも読みやすく仕上がっている。展示された絵に込められた意味・寓意などについて解説してくれている。当時の美術展には参加したけど、行く前に読めてたらもっと楽しめてたかもしれないのでそういう意味では悔しさはありますね。絵画の意味を深く理解できるようになるいい本でした。
読了日:06月03日 著者:
毎日家に来るギャルが距離感ゼロでも優しくない (GCN文庫 ラ 01-01)毎日家に来るギャルが距離感ゼロでも優しくない (GCN文庫 ラ 01-01)感想
駄目ムーブをする主人公に対してちゃんと「優しくない」ところが実に良かったですね。
読了日:06月03日 著者:らいと
お前は強過ぎたと仲間に裏切られた「元Sランク冒険者」は、田舎でスローライフを送りたい 1 (オーバーラップノベルス)お前は強過ぎたと仲間に裏切られた「元Sランク冒険者」は、田舎でスローライフを送りたい 1 (オーバーラップノベルス)感想
「英雄になった主人公が味方に殺されて~~~」というタイプの作品で、「転生」パターンではなく「実は生存」パターン。
んー、過去の「主人公を裏切ったシーン」の立ち回りと、聖女の過去回想のアレコレにミスマッチなものを感じる。
そういう過去・経緯があるんなら、「裏切る」時にそれっぽい態度があったんじゃないかなぁ、と思ってしまう。
そのように随所でチョイチョイ気になるところがある一方で、この系統の作品として特別優れているところがある訳でも無く、良くも悪くも印象に乏しい内容だった。僕には合いませんでしたね。
読了日:06月03日 著者:ラストシンデレラ
腹ペコ要塞は異世界で大戦艦が作りたい World of Sandbox腹ペコ要塞は異世界で大戦艦が作りたい World of Sandbox感想
開拓系SLG、資源で苦労するのあるある。
読了日:06月02日 著者:てん てんこ
バスタード・ソードマンバスタード・ソードマン感想
大活躍しそうでそこまでの活躍はしない、賞賛を受けるだけの能力はあるのに隠している、そういうスローライフ的な雰囲気にしみじみとした面白味があるものの、一抹のもどかしさは無くもない。
ただまあ、飄々とした主人公や後輩風キャラなどのキャラクターは割と好きだったので続きは読むと思います。
読了日:06月01日 著者:ジェームズ・リッチマン
おでん屋春子婆さんの偏屈異世界珍道中2 (ブレイブ文庫)おでん屋春子婆さんの偏屈異世界珍道中2 (ブレイブ文庫)感想
「おでん屋春子婆さん」がメインのストーリーに関わっていなくて、ファンタジー世界群像劇みたいになっていた。
正直1巻から時間があいていたこともあり、登場人物たちがどういうキャラだったかうろ覚えなこともあり各キャラに対する愛着が乏しいので、そういうキャラたちの群像劇を見せられてもイマイチ乗っていけないところはあった。
「おでん屋春子婆さん」に生き方を変える切っ掛けを与えられたキャラクター達とはいっても、「おでん屋」の存在感がここまで希薄だと作品のコンセプトが迷走している印象。正直イマイチでしたね。
読了日:06月01日 著者:紺染幸
生意気な妹が清楚ビッチな友達を連れて来た 毎週土曜はお兄ちゃんハーレム日! (フランス書院eブックス)生意気な妹が清楚ビッチな友達を連れて来た 毎週土曜はお兄ちゃんハーレム日! (フランス書院eブックス)感想
本巻で完結。処女との行為までに紙幅を使っているので単巻ごとだと寸止め感が強かったけど、ハーレム好きとしては満足感のある落としどころでシリーズ単位では納得のいく作品でした。
兄妹や清楚ビッチとの関係性にアンモラルな雰囲気があってとても良い。
ただ、シリーズ3巻のうちどれが何巻なのか分からないタイトルなどは工夫した方が良かった気がしますね。それと、レーベルの問題として挿絵無しがつくづく勿体ない。
まあ、何にせよお疲れ様でした。
読了日:06月01日 著者:八束 頼

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