「第16回 好きなライトノベルを投票しよう!! - 2018年上期」投票

・「最近読んだから記憶が鮮明」補正がかなりあります。
・最近は電子書籍に移っていますが、電子書籍化が遅いストアで買っているため期間後半の作品は読めていないことが多いです。
・今回はアニメ化作品については除外しました。
・なろう作品を中心に読んでいた期間だったのでそういう作品が多くなりました。
　
以上のような条件を承知の上でお願いします。
例によって利用しているストアの発売日の関係と早めの投票スケジュールのせいで投票対象にならなかった作品が結構ありました。
「オタギャルの相原さんは誰にでも優しい」とかは読んでおきたかった。
それと今期は年度末・年度初めが忙しくて読書量が減ってしまって読めない作品も多かったので、読めずに積んでしまって投票結構断念している作品が多かったのが悔やまれるところ。
杉井作品読んでおきたかったんだけどな……　

少女小説も佳作は多かったけど、投票に至らず、みたいな作品が多かった。
ただ、新規作品と既存作品で５：５に出来た点だけはちょっと満足。今はそういう部門分けはないんですけどね。

既存作品

■金色の文字使い(13)　/　十本スイ　/　富士見ファンタジア文庫
【18上期ラノベ投票/9784040723426】

金色の文字使い13 ‐勇者四人に巻き込まれたユニークチート‐ (ファンタジア文庫)

完結記念枠。
なんだかんだで最終決戦で今までのライバルや仲間が集合してガチンコバトルって燃えるよね。
終盤で明かされた新しい重要キャラがいいところ掻っ攫っていったり、ちょっとした不満点は無くもないし、終わり方にやや消化不良面もあったけど、全体的には実に好シリーズでした。
主人公・日色のキャラクターとブレないところが好きでした。お疲れ様です。

■絶対彼女作らせるガール!(2)　/　まほろ勇太　/　MF文庫J
【18上期ラノベ投票/9784040697437】

絶対彼女作らせるガール!2 (MF文庫J)

シリーズ打ち切りが本当に残念投票枠。
この巻の新キャラさんが「主人公に惚れるのは当然」と思わせるストーリーラインの説得力。
これがちゃんと出来ているラブコメは面白いし、こういう部分をちゃんと描ける作者は個人的に評価高い。
次回作も頑張ってください。

■スーパーカブ(3)　/　トネ・コーケン　/　角川スニーカー文庫
【18上期ラノベ投票/9784041064665】

スーパーカブ3 (角川スニーカー文庫)

小熊にとっての「カブを選ぶ」という選択に込められた想い。
これまでの巻のリアリティに比べると、小熊がスーパー女子高生化してしまった面はあるけど、フィクションくらいヒーローでいいじゃない。

新規作品

■ひとりぼっちの異世界攻略 life.1　/　五示正司　/　オーバーラップ文庫
■ひとりぼっちの異世界攻略 life.2　/　五示正司　/　オーバーラップ文庫
【18上期ラノベ投票/9784865543025】

ひとりぼっちの異世界攻略　life.1　チートスキルは売り切れだった (オーバーラップ文庫)

ひとりぼっちの異世界攻略 life.2 最強迷宮皇もぼっちだった (オーバーラップ文庫)

かなり癖の強い饒舌系一人称小説。
読み辛さもあるし、同じようなやり取りが頻出したりするので、他人にはオススメしづらい。
でも、僕は好き。
「リーダー」に関する掛け合いとか、ズレ方とか、割と僕のツボにはまった。
でも他人には薦めない。
好きな人は好きでいいんじゃないかな、みたいな作品。

■ひげを剃る。そして女子高生を拾う。　/　しめさば
■ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(2)　/　しめさば
【18上期ラノベ投票/9784041064757】

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 (角川スニーカー文庫)

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。2 (角川スニーカー文庫)

フィクションの中でくらい、正しく、まっすぐに、綺麗事を突き通したい。
「現実は厳しい」ってことを理解しながら、ただ、ただ「正しい大人」を貫く主人公の姿が清々しい。
主人公、ヒロインのひずみが明らかになった時どうなるか今から震える。

■ぼくたちの青春は覇権を取れない。　/　有象利路　/　電撃文庫
【18上期ラノベ投票/9784048937863】

ぼくたちの青春は覇権を取れない。 ‐昇陽高校アニメーション研究部・活動録‐ (電撃文庫)

■転生先が少女漫画の白豚令嬢だった　/　桜あげは　/　ビーズログ文庫
【18上期ラノベ投票/9784047350304】

転生先が少女漫画の白豚令嬢だった (ビーズログ文庫)

割とオーソドックスな「悪役取り巻き令嬢転生」で「知識チート・内政チート」もの。
オーソドックスながら、ちゃんと目的に向かって努力するタイプの主人公は好きだし、どこかコミカルな雰囲気は凄く好み。
こういうコミカルな雰囲気がある作品に、ひだかなみさんのイラストは凄くはまっている。
この巻だけだと食い足りなさはあるけど、次回から学園編だろうからこの巻でまかれた種がどう育つか楽しみです。

■転生しまして、現在は侍女でございます。(1)　/　玉響なつめ　/　 アリアンローズ
【18上期ラノベ投票/9784866571089】

転生しまして、現在は侍女でございます。 1 (アリアンローズ)

仕事の凄く出来る女だけど、恋愛には疎い、っていうタイプのヒロイン大好き。
とにかくお姫様との母娘みたいな関係性が尊い。
ちゃんとお互いに異性の恋愛対象・候補がいるので、それぞれの恋愛模様にも注目できる点が美味しい。

■真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました　/　ざっぽん　/　角川スニーカー文庫
【18上期ラノベ投票/9784041068588】

真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました (角川スニーカー文庫)

最近流行りの追放系なろう小説だけど、スニーカー的にはかなり推している印象。
賢者が頭悪過ぎた。
スローライフサイドと、最前線サイドの落差が面白い対比になっているし、妹勇者の歪み方がゾクゾクする。
どういう方向に転がしていくか次第ではあるけど、先が楽しみ。

■三角の距離は限りないゼロ　/　岬鷺宮　/　電撃文庫
【18上期ラノベ投票/9784048938297】

三角の距離は限りないゼロ (電撃文庫)

　※　取り急ぎ、コメントは後で。