好きなライトノベルを投票しよう!! 2012年上期 投票作品

■六畳間の侵略者!? 9　/　健速
■六畳間の侵略者!?10　/　健速
【12上期ラノベ投票/9784798603551】

六畳間の侵略者!? 9 (HJ文庫)

六畳間の侵略者!? 10 (HJ文庫)

着実に伏線を回収しており、物語的にもラブコメ的にもドンドン面白くなっている。
何より主人公が精神的にも戦闘力的にも成長しているので好感が持てる。
「こりゃ惚れるわ」と納得させる主人公、ということをラブコメとして個人的には高く評価したい。

■六花の勇者2　/　山形石雄
【12上期ラノベ投票/9784086306713】

六花の勇者 2 (六花の勇者シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)

2作目も圧倒的。
このプロローグから、能力バトルのようでミステリのような戦闘を挟み、叩き込むように真相まで持っていく手腕は脱帽するしかない。
2巻にして傑作シリーズとしての貫禄すらある。

■東雲侑子は全ての小説をあいしつづける　/　森橋ビンゴ
【12上期ラノベ投票/9784047280779】

東雲侑子は全ての小説をあいしつづける (ファミ通文庫)

「ごく普通の恋する少年少女になっていく」彼らに祝福を。
この恋とこの作品に出会えたことに感謝を。

■羽月莉音の帝国10　/　至道流星
【12上期ラノベ投票/9784094513257】

羽月莉音の帝国 10 (ガガガ文庫)

サクセスストーリーでありながらも、何度もピンチを重ねて、単純なご都合主義では終わらないところがよかった。
主人公たちの扱いについては甘いと言われるかもしれないけど、このシリーズを通してみれば「らしい」終わり方だったと思う。
このスケール感で、「現実」との繋がりを感じられる経済ライトノベルはもう二度と出ないんじゃないでしょうか。
無二であり、稀有なこのシリーズの完結に祝福を。

■蒼穹のカルマ　/　橘公司
【12上期ラノベ投票/9784829137321】

蒼穹のカルマ８ (富士見ファンタジア文庫)

トンデモなスラップスティックに始まりながらも、それらの荒唐無稽な要素を伏線に変えて、時には鮮やかに時には力ずくで伏線を回収しきった手腕は新人離れした豪腕っぷりだった。素晴らしい。
更に授業参観に始まったシリーズを授業参観で〆る構成は気が効いていて、本当にいい大団円でした。面白かったー

■魔法少女育成計画　/　遠藤浅蜊
【12上期ラノベ投票/9784796680394】

魔法少女育成計画 (このライトノベルがすごい! 文庫)

魔法少女でバトルロイヤル。
言葉にするとそれだけだが、予想のつかない展開と、悲しくも凄惨なドラマは息つく暇を与えない。
変な方向にブレルことなく最後まで走りきった終わり方は見事で、感嘆のため息をつくような満足感。

■楽聖少女　/　杉井光
【12上期ラノベ投票/9784048865661】

楽聖少女 (電撃文庫)

あんなにファンタジー要素溢れる内容ながらも、本格的な音楽小説だった。
そして杉井作品としてまったく新しい音楽ものながらも、「さよならピアノソナタ」ファンにとってはご褒美のような作品。

■天使の3P!　/　蒼山サグ
【12上期ラノベ投票/9784048866279】

天使の3P! (電撃文庫 あ 28-11)

ロリ要素はさておき、音楽ものが好きだから仕方無い。
ジュディマリの「BLUE TEARS」は名曲だから仕方無い。

■飛べない蝶と空の鯱 〜たゆたう島の郵便箱〜　/　手島史詞
【12上期ラノベ投票/9784094513431】

飛べない蝶と空の鯱 〜たゆたう島の郵便箱〜 (ガガガ文庫)

「空」や「飛行機械」が出てくる作品を愛してる。

■異能バトルは日常系のなかで　/　望公太
【12上期ラノベ投票/9784797369915】

異能バトルは日常系のなかで (GA文庫)

まあ、よくある雑談系で、異能日常系というのも一乃さんという先達があるので、プッシュする材料は少ないけど二つ名のセンスが妙にツボッたので。
ラブコメ的に盛り上げると嬉しいな、って。