杜の奇跡11 イベントレポート

さて、今回もスタッフ参加してきたんでレポートでも書いときます。
ここ最近のレポートは代表に見られてて、次に会った時に内容に対して突っ込まれたり、弄られたりする訳ですが、今回も書いてやるさコンチクショウめ
ただし、気力が戻らないので各項目ごとに過剰書き。





・設営
設営の基準作りを最初に拒否ったのに、仙コミの大御所女性スタッフが鮮やかにスルーした末、結局私と某ロリ好きな人で基準作りを行う羽目に。チクショウ。
まあ、机の数は少ないし、今回の配置図の測量は正確だったおかげで作業自体は楽だったけどさ。実際終わるのも早かったし。
だけど、なし崩し的に基準作りを任されるこの流れだけはどうにかならんものか。





・入場者数やカタログのこと
今回はカタログが予想外に売れて、12時55分頃に完売
こんなに早く完売したのは初めてじゃないかなぁ。
カタログの販売数(1次申し込みサークルに配布されたカタログ引換券による引き換え含む)は700部。
完売当初は710部だと思われてたけど、後で机の棚から10冊見つかったので差し引き、ぴったり700部
閉場まで2時間を残しての完売でしたが、完売後もちょろちょろと新規の入場者が来てたことを考えると、完売後の入場者は最低でも50人以上、順当に集まれば100人くらい居たものと予想する。
だから、最終的な入場者数は750〜800人くらいと推定しておく。
サークル数は150サークル(170スペース)なので、1スペースに1.5人のサークル入場者がいた仮定して250人くらい。
出席率自体は良かったから、1サークル平均で2人来たとしても300人くらい。これがサークル入場者の最大数。
よって、サークル入場者差し引きで、一般参加者は450〜550人くらいで考えるのが妥当かな。


正確なデータは誰も持ってないから想像になるけど、上記の過程により。
総入場者数750〜800人(多分800前後だと思うけど)
内訳、サークル:250〜300人、一般:450〜500人。
コレが私の独断と偏見による杜の奇跡11の入場者データかな。


なお、完売後の新規来場者数の根拠のようなものを書いておこう。
何となく12時頃から15分刻みで販売数をカウントしてたんですが、12時前の時点で残り部数110部くらい。
そこから12時〜12時15分に33部、12時15分〜12時30分で35部、12時30分〜12時45分で28部、12時45部〜12時55分で14部みたいな売れ行きだった。つまりは12時からの1時間弱の間は100部強。
だから客足の落ちてくる1時以降は、1時間に100人は入らないと思うし、閉場間近の2時〜3時になればもっと新規の客足は落ちる。
よって、どう多めに見積もっても完売後に150人以上の新規来場者が居たとは考え辛い。逆に50人では少ない気がする。
上でも言ってるように完売後の新規来場者は+100人くらいと考えるのが妥当な気がします。
まあ、何度も言うように私の偏見データですけどね。





・サークル向け企画
回も「ドリンクサービス」と「あーん企画」という、私が毎回レポートで「マンネリ」と言い続けている企画がメイン。、
まあ、代替案がある訳ではないし、サークルの反応は悪くない(というか楽しみにしてる人も多い)ので多少のマンネリ感があったとしても必要な企画だとは思いますが……誰か新しいアイディアを提供して欲しい(他力本願
ただ、今回のドリンクサービスでは、初めてドリンクではない「いもう冨」というお菓子が提供されたのがちょっと目新しいかな。
この「いもう冨」は現地での反応、各所のイベントレポートで「美味しかった」と評判も良かったし、「ドリンクじゃないじゃん」みたいなネガティブな意見は見られなかった。
今後は、このようなドリンク以外の「ネタ食品」を提供するという選択肢はありなのかもね


あーん企画の方は今回で2回目(だっけか?)の、女装スタッフによるバツゲームを実施。
じゃんけんに買ったら女性コスプレスタッフにさくらんぼを食べさせて貰え、負けたら女装スタッフにバナナ(果物)をふぇr食べさせられるという、精神的にいやんな企画。
しかも、女装を担当させる男性スタッフは新人スタッフで、更には女装のメイク等を行う女性スタッフも新人。
初参加のスタッフに女装をさせる代表も鬼ですが、新人男性スタッフ君は快諾したようで……それにしてもこの新人達ノリノリである
この女装は女性スタッフの中では大好評で、後姿なんて普通に女性に見えてしまう完成度。謝れ、色んな意味で誰かに謝れ
女装させている時の女性陣の妙なテンションは、端っこで昼飯をもそもそ食べている僕ら男性スタッフに女子高へ迷い込んだようないたたまれなさを疑似体験させました。にょろーん
そして、結果的にこの女装スタッフの参戦は、スタッフ・サークルなどの女性陣を中心に評判は良かったようです。残念ながら
特にかのね屋さんのさとPONさんなんかはブロックノートに、女装スタッフの名前入りでコメントを残すほどお気に召したようです(東方キャラが東方キャラにバナナを食べさせているイラスト付。表情がエロイ)
しかし、女装スタッフの「僕のバナナ食べてください」や「僕のエクスカリバー(略)」など次々飛び出す問題台詞など、本当にこのスタッフノリノリである
一方で男性参加者のレポートを見てる限りでは「女装した男」「女装野郎」「変態」などの、賞賛と呪詛の声が入り混じった反響が見受けられました。
好悪様々な感情が篭った反応ですが、反応が見られること自体は悪いことじゃないかな。スルーされるのが一番切ない
しかし、「ホモが嫌いな女子なんかいません」という迷言はありますが、この業界の女性と言うのは「(それなりに似合う)男子の女装」というのが好きなものなんでしょうかね……





・企画「杜の軌跡」のこと
過去のカタログやブロックノートを展示して過去を振り返ろう、という企画。
若さとは振り返らないことなので、つまりは私達がもう若くないという証明のような企画ですな。HAHAHAHAHA。
ただ、この企画は小さい厨房部屋に、そこの部屋専用の人員を割いて行われた訳で、今回は受付周辺を中心にウロチョロしてた私には、あまり様子を見れなかったので、気付いた点や語るようなことは少ない。
しかし、ブロックノートの一般公開となると、やっぱり持ち逃げ対策が面倒ですね(性善説の元に無警戒という訳にもいかんしね)


ところで、あのブロックノートって鉛筆で書いてる人も多いだけに、フィキサチーフとかで保護してるのか気になった。
筆圧高い人も多いだろうし、どうなんだろう。





・開場中の会場内のこと
直参の参加サークル数が過去最大と言うこともあり、開場後の場内がどうなるか不透明だった訳ですが、杞憂に終わりました。
「ねこのしっぽ」や前回来ていたPCゲームメーカーのような出展が無かった分、外周に幾らか余裕があったことも混雑緩和の意味では良い方に働いた感じ。
入場者数が過去最高クラスだった割に、常時会場内に貯まってた訳じゃなく、出入りが小まめにあり上手く循環していた。
初動人気はあとりえ雅やかのね屋あたりだったけど、別に導線がぐちゃぐちゃになることもなく、問題という問題は無かった。
うーん、目だったトラブルが無かった分、突っ込むようなところは少ないですかね。


あー、一応「他人のスケブを間違って持っていった」というトラブルはあったけど、これに関してはサークルレベルで対処して貰うべき問題だからスタッフの立場としてはコメントしようもない。
要請を受ければ会場アナウンスくらいはするけど(現にアナウンスしてた)、それ以上の対応は難しい。
後は、スケブを頼む側のモラルとか、配慮とか、注意の問題でしょうね。
「スケブマナー」の問題はここ数年でシビアになってきてる問題ですし。





・撤収のこと
いつも通り、参加者に手伝ってもらっての撤収。
もう参加者の人達も慣れてきたおかげか、実にスムーズに作業できました。
ただ、本当に最後まで、椅子に座りながら、机を使って撤収作業をしてたサークルがあったのが残念。
どうしても椅子に座らないといけない作業には見えなかったし、周りに居る友人(?)とダラダラ喋ってたし、ちょっと周りが見えてなかったんじゃないかなぁ。
まあ、規模がこの程度のイベントだから、大きな問題にはならないけど、スタッフ的にはさっさと台車を片付けたいところでしたよ。


ただ、じゃんけん大会後の撤収は、かつて無いスムーズさで会場を返せました。
これも某マリみて等のイベントを主催してる人が、本部(というか代表)の荷物をある程度まで片付けてくれたおかげですな。
何しろ、このイベントの撤収のボトルネックになってたのが「代表くらいしか扱いが分からない、本部荷物の片付け」だったので、この荷物をある程度まで片付けてくれる人がいた、ということに今回一番感動したかも
ここら辺はスタッフしか分からない感情かもしれない。





・じゃんけん大会
趣味で、適当に人数数えてみたところ、スタッフを除く参加者は220〜240人くらいかな?
参加者がヒンズースクワットをしてるところを数えたので、正確な数とは言い難いが私の適当なカウントだとそんなところ。
前回は200人を切っていた記憶があるので、参加人数は割と増えていた。
しかし、全参加者の30%前後が参加って参加人数多いよな。やっぱり。


アフターイベント開始前の賞品展示の際、代表が「嵩張るものが多いだけで、思ったより賞品数が無い」とか言ってたけど、じゃんけん大会の終了時間を考えると決して賞品数が少ない訳じゃなかったよなぁ。
むしろアレ以上賞品が増えてたら5時の完全撤収に間に合わなかったような。
代表や司会のじゃんけんお姉さんのトークは、このじゃんけん大会の醍醐味の一つなので、まいていってトーク量が減るのも勿体無いので、賞品数は今回くらいが妥当な気がする
これ以上増えても賞品抱き合わせが増えるだけじゃないかね。


途中で日本ダービーを聞くために控え室に行ったりしてたので最初から最後まで見てた訳じゃないけど、全体的にはいつも通りの内容。
最早恒例と成りつつある嫌がらせ賞品(巨大ポップなどの持って帰るのに難儀する物品)をゲットした参加者に勇者コールが巻き起こったり、参加者の方もノリを完全に把握してる感じ。
最初の頃は参加者がアフターの雰囲気に戸惑うようなところがあっただけに、良くも悪くも成熟してきた感じがあるなぁ。
しかし、着せ替えポップをゲットして勇者コールを受けた参加者さんが、じゃんけん大会終了後に出入り口で「先輩!持って行くの手伝ってくださいよ!」と知り合いに向かって、集団でポップを隠すように懇願してたのに思わずニヤニヤしてしまった。羞恥プレイ万歳
そして、さとPONさん(かのね屋)が何気にPS2Fateの巨大ポップをゲットしてるのに笑った。
あの巨大ポップを背負いながら壇上を降りていくさとPONさんの姿は、のだめカンタービレコンバス桜ちゃん(CV.能登)を思い出してちょっと癒された
しかし、伝え聞いた前日の飲み会のテンションといい、女装サービスのことといい、じゃんけん大会で何気に勝ち残ったことといい、今回のさとPONさんは色々輝いていた。それにしてもこのお方ノリノリである


個人的に苦笑いしたこととしては、神奈川から来てたスタッフが提供したうたわれ(?)Tシャツを紹介する際、代表が提供者の名前を言い間違えたこと。いや、提供者私じゃないから!
その提供者スタッフと一緒に顔を見合わせて、苦笑いしながら小声で「代表、間違ってる間違ってる」と呟いてました。
代表ー!





・その他
イベント全体を通してみると、良くも悪くも「いつも通り」な感じでした。
毎回同じような感想を言ってる気がするけどね。
スタッフ的には適度に気を抜いて楽しめるものの、刺激が足りないのは否めない。
ただ、過剰な期待をした初参加者や、「売る気」で参加したサークル参加者以外の評判は上々。
というか、余り「同じ企画ばかり」というネガティブな意見を見かけないことの方が意外ですけどね。個人的には。


参加者が多かった割に前回とほとんど変わらない数だったアンケートを見ても、特筆すべきところは少ないかなぁ。
何度か見かける「夢メッセでやって欲しい」という意見に関しては、以前の日記にも書いたようにメリットが僅少でデメリットが多すぎるため、無理。
気になった意見も無くは無かったけど、こういったところで下手に書く類のものでは無かったので、あえて書きません。
サークルの相談的な内容のものや、「こういうことがあって迷惑でした」みたいなものは、下手すると身バレすると思うし。
まあ、とりあえず、時間が過ぎるのを凄く早く感じるくらいには楽しいイベントでしたよ。
皆さんが言ってるように、秋の開催が無いのは残念だけど、来年を楽しみに待ちますかね。


しかしスケブ好きとしては、あとりえ雅さんにスケブ頼みたかったけど、スタッフ参加と一般参加との線引きははっきりさせときたいし、スタッフとして参加してる間は無理かなぁ。ちょっと残念。





・参加者が多かったことについて(おまけ)
いまいち原因が思いつかなかったので、適当に理由を考えてみる。
増加の一つは、サークル数(スペース数)が多かったことがあげられる。
サークルの出席率が同程度ならサークル参加者だけで前回よりも30〜50人程度は増えるし、サークル数が多いということは一般の印象も良くなるだろうしね。
後は、サークルの面子が大きいかな?
BELL'S BRANDは不参加だったけど、あとりえ雅が9以来の参加。
初動の人の流れを考えると、あとりえ雅に一定の集客力があったんじゃないかなぁ、とあまり根拠の無い仮定をしてみる。
カリーバーグディッシュは初の単行本「イチロー」発売直後のイベントだったけど……東北や一般での知名度などを考えると、動員数を左右するかというと、うーん。
他にも東京で見かけるそこそこの知名度のサークルがあるけど、参加者が左右するほどの知名度かというと何とも言えない。
あえて言うなら、そういった総合的なサークルの充実ってのはあったかもね。


後は……もしかして、秋よりも春の方が集客がいいんですかね?
データが少ないんで、断言は出来ないんですが、近年は「11>9>10>8」って感じで変動してるし。
春のほうがコミケからの間隔に余裕あるのが大きいとか?
うーん、書いてて思ったけど根拠が乏しく説得力に欠けるなぁ。これに関しては多少検討の余地はあるか。
しかし、そうなるとデータ収集の意味で、今年の秋が無いのは痛いなぁ。
あと1,2回分の春・秋の参加者数データがあれば、ここら辺に関してもうちょっと深く検討できたはずのなのに。
データ収集の意味でも秋の開催無しは痛い。残念だ。