影≒光 シャドウ・ライト 激突編 / イラスト:植田亮 / スーパーダッシュ文庫


何だかんだでコンスタントに刊行されて早々と4巻目。


双子姉が英国にやってきてツンデレ師匠と激突する話。
内容としてはブラコン姉とツンデレ師匠の対決に尽きるというか、正直それ以外の見所が無い。
これまで300ページ越えがデフォのシリーズだったのが、今回唐突に200ページ前半で刊行されてまさかと思ったら案の定「次回に続く」で終わりやがった。
上下巻構成と言うより、1〜4章構成の長編がページ数過剰になってしまったので、とりあえず1,2章だけ収録しましたって感じ。分冊前提で区切られた内容じゃないので、すげー話のぶつ切り具合だ。
姉と師匠が激突→今回のキーキャラの過去を描写、で終了。何だそれ。
うーん、姉と師匠の一触即発のやり取り自体は中々面白かったしニヤニヤしながら読めたけど、主人公達がまったく本筋の事件が絡んでこないのは評価しづらいなぁ。
まあ、とりあえず5巻とまとめて評価するのが正しいんでしょうけどね。次巻の発売まで評価保留。