2022年7月の読書まとめ。読書メーター調べ。
計79冊、1日2.55冊ペース。久々に1日2冊以上。
ライトノベル67冊、ジュブナイルポルノ6冊、一般文芸・ミステリ・ライト文芸4冊、雑学1冊、電子書籍切替に伴う再読1冊。
まあ、最近の中では比較的良い読書ペースでしたね。
7月の読書メーター
読んだ本の数：79
読んだページ数：23652
ナイス数：190悪魔のような公爵一家の感想
「外見から誤解を受けている」というシチュエーションは割とありがちな内容だったけど、コメディタッチに描かれているので「誤解を受けることのはがゆさ」が無く、良くも悪くも読み易い内容でしたね。
読了日：07月31日 著者：逆又練物わたし、聖女じゃありませんから (Mノベルスf)の感想
ありがちな「聖女追放もの」で名誉挽回とｻﾞﾏｧまでいくので一冊である程度まとまっているが、ｻﾞﾏｧは控えめ、「聖女」をいいように使ってた連中への報いが乏しいなど「スカッとポルノ」としてはやや中途半端。
追放に至る流れや、追放された主人公が救いに行く展開がかなり強引で、ディテールが割と雑に感じてしまったので僕には合わなかった感じですね。
読了日：07月31日 著者：長月 おと逆転世界の性奴隷は意外とわるくない! ?(ぷちぱら文庫Creative140)の感想
典型的な美醜逆転世界ものエロ。普通。
ただ、こういう逆転ものを読んでて思うこととして、通常の美醜価値観の作品において「ブサイクだからという理由だけで女性があからさまに差別される」という描写がされる作品はそこまで多くないと感じるんだけど、美醜逆転作品だと「ブサイクと言うだけで全てを否定される女性」キャラがわんさか出てくるので、この辺の非対称性って少し不思議ですよね。
読了日：07月30日 著者：鈴風ふーりんホームステイを受け入れたら、俺のことを全肯定してくれるオタク美少女だった (ファンタジア文庫)の感想
ラブコメというよりはコメディ・お仕事もの寄り、尊敬も尊重もしてくれてるけどそこまで全肯定してる訳でも無い、ラブ要素は控えめ、などタイトルの印象に比べると割と好みが分かれそうな部分があるなって。
読了日：07月30日 著者：神里 大和シンデレラの姉ですが、不本意ながら王子と結婚することになりました~身代わり王太子妃は離宮でスローライフを満喫する~ (Mノベルスf)の感想
「シンデレラの姉」と言えば「シンデレラをイジメていた女」というイメージが強いので、「シンデレラの姉である主人公が、シンデレラをイジメていた（もしくはイジメていると思われていた）ことをを反省してやり直す、もしくは誤解を解いて名誉挽回する」話かと思っていたら、「シンデレラをイジメていた義母や姉は別にいて、主人公はイジメていない姉」という時点でなんかイメージしていたとは違いましたね。「シンデレラの姉」という要素を除くとフックとなる点に乏しく出オチ感はありました。
読了日：07月30日 著者：柚子 れもんアナリシス・アイ サッカーの面白い戦術分析の方法、教えます (小学館新書)の感想
近年のサッカー観戦における基本素養の一つである「時間・スペース」の概念について丁寧に説明されている良書。移り変わりの激しい戦術・システム論よりは風化しづらい部分なのでこの切り口は非常に良かったと思います。
ただ試合・状況を例に挙げた解説については試合映像が無いこと、例として挙げられている試合がそれなりに前の試合なので、解像度は高くない。この辺は動画・画像込みで説明できて、試合直後に即応的に配信できるWeb媒体の方が強いと思いましたが、戦術分析しながらのサッカー観戦の第一歩としては非常にいい本だと思います。
読了日：07月29日 著者：らいかーるとおい、外れスキルだと思われていた《チートコード操作》が化け物すぎるんだが。(3) (モンスター文庫)の感想
「チートコード」の設定周りが雑で、とりあえず状況に合わせて万能能力化するので、全ての展開が上滑りしていく。うーん、好みとはドンドンかけ離れていくのでここまでかなぁ。
読了日：07月29日 著者：どまどまおい、外れスキルだと思われていた《チートコード操作》が化け物すぎるんだが。(2) (モンスター文庫)の感想
ご都合主義で万能過ぎる。軽くてサクサク進みはするのでそういう人向けと割り切れば、まあ。
読了日：07月29日 著者：どまどまおい、外れスキルだと思われていた《チートコード操作》が化け物すぎるんだが。(1) (モンスター文庫)の感想
「チートコード操作」能力の設定の作り込みが雑。
読了日：07月29日 著者：どまどま姉の身代わりで婚約したら何故か辺境の聖女と呼ばれるようになりました (Mノベルスf)の感想
キャラクターの立ち位置の変化・変節が激しく、展開が強引だし。僕の好みには合わない。イマイチでした。
読了日：07月29日 著者：冬月 光輝8歳から始める魔法学 1 (オーバーラップノベルス)の感想
低年齢から始まる物語だったけど、予想外にしっかりした学園ものであり、学内政治ものだった。しっかりした読み味。
読了日：07月28日 著者：上野夕陽本能寺から始める信長との天下統一 8 (オーバーラップ文庫)の感想
歴史Ifものにおける「キリシタン大名高山右近」の扱いに切なさを感じる。
読了日：07月26日 著者：常陸之介寛浩また殺されてしまったのですね、探偵様3 (MF文庫J)の感想
うーん、2巻分のボリュームがあるエピソードならともかく、2巻の途中から始まって、3巻の途中で一段落がつくエピソードであるのなら、1冊に収めて欲しかったなぁ、と思いました。
読了日：07月26日 著者：てにをはシャインポスト(2) ねえ知ってた? 私を絶対アイドルにするための、ごく普通で当たり前な、とびっきりの魔法 (電撃文庫)の感想
才能でぶん殴る話が好きなので、1巻よりは好きでした。
読了日：07月25日 著者：駱駝手札が多めのビクトリア 1 (MFブックス)の感想
概ね期待通りの内容ではあったけど、あまりに展開が早過ぎて、「ビクトリア」を1巻で駆け抜けるとは思わなんだ……
読了日：07月25日 著者：守雨女難戦記② 帝姫攻略編 男女比１対１０の女性上位の軍隊で、エースパイロットの俺だけが男の話の感想
異性に対する性欲が活発でドン引きしてしまうレベル。
読了日：07月24日 著者：寒天ゼリヰブラック魔道具師ギルドを追放された私、王宮魔術師として拾われる ~ホワイトな宮廷で、幸せな新生活を始めます! ~(3) (SQEXノベル)の感想
ラブ寄せを感じさせる引き。さぁ、どうなる。
読了日：07月24日 著者：葉月秋水,necömiブービージョッキー!!2 (GA文庫)の感想
「スランプ脱出」の1巻だと「セイライッシキ」の物語としてはまだ序盤という感じだったし、ダブルヒロインの掘り下げもそこまで進んでいなかっただけに、2巻にして新ヒロイン及び「女性騎手」というナイーブなテーマを扱うのは正解だったのか、少し考えるところはありますね。
内容自体が面白くなかった訳ではないのですが、前述の要素に加えて「他厩舎の依頼で主人公が騎手として成長」という要素も入っているので、少し焦点がブレてしまった面もある気がします。
個々の内容が悪い訳ではないので、その辺の感覚・感想は難しい……
読了日：07月24日 著者：有丈ほえる勇者になれなかった三馬鹿トリオは、今日も男飯を拵える。(2) (Mノベルス)の感想
今回も飯が美味しそうだったので満足。
読了日：07月24日 著者：くろぬか十三歳の誕生日、皇后になりました。7 (ビーズログ文庫)の感想
一途な少女は頑張って成長して夫に近づこうとして、夫は夫で皇后が憧れてくれる自分でいようとする。この関係性がキュンとしますね。
読了日：07月24日 著者：石田 リンネ異世界女勇者のパーティーで料理番になりました 〜俺の料理がうますぎてなぜかモテモテハーレムに!?〜 (ぷちぱら文庫creative 189)の感想
異世界の美少女、故郷が同じ美少女、それぞれが違った立場として主人公に惹かれていく流れがコンパクトながらまとまっていて実に良かったですね。
読了日：07月24日 著者：鈴風ふーりんオーバーロード1 不死者の王の感想
電子書籍に切り替えたので再読。最初読んだ時はアニメ放送前だったこともあり、アニメ化後の再読だとまた違った味わいがする。
読了日：07月23日 著者：丸山くがね淡海乃海 水面が揺れる時 外伝集〜老雄〜ニの感想
「店舗特典をたくさん出している作品は、すべからく特典小説を集めた文庫・単行本を出すべき」主義者の僕としては非常に嬉しい一冊。
読了日：07月23日 著者：イスラーフィール傲慢王女でしたが心を入れ替えたのでもう悪い事はしません、たぶん (角川ビーンズ文庫)の感想
ディスコミュニケーション過ぎてのバッドエンドをやり直して今度はコミュニケーション成功する話。
読了日：07月23日 著者：葵 れんレベル1だけど最強武器を装備するとどうなるの? (キングノベルス 54)の感想
無難。
読了日：07月23日 著者：クリスタラー桜井今日も絵に描いた餅が美味い2の感想
もー、みんなかわいい。
読了日：07月23日 著者：もちもち物質弱小領地の生存戦略! ~俺の領地が何度繰り返しても滅亡するんだけど。これ、どうしたら助かりますか? (Mノベルス)の感想
ループものとしてはかなり試行回数が多い本作。
周辺環境があまりにハード過ぎるので、「（今のところ）ループ回数に制限がない」「戻る地点をある程度コントロールできる」という有利な条件があってようやく難易度調整が取れているというバランス感覚が良かった。
更に同じことを何度も繰り返す時は大胆にバッサリ省略して、テンポ感を保っている点も良い。
良いループものでした。ハードな状況がまだまだ続くので続きが楽しみですね。
読了日：07月22日 著者：征夷冬将軍ヤマシタ転生しまして、現在は侍女でございます。 8 (アリアンローズ)の感想
弟カップルが可愛かった。
読了日：07月21日 著者：玉響 なつめ転生したら平民でした。~生活水準に耐えられないので貴族を目指します~ (Mノベルス)の感想
転生知識チートテンプレで軽くて読み易い。ありがちだけど、そういうのが好きな人なら。
読了日：07月20日 著者：蒼井 美紗勇者になれなかった三馬鹿トリオは、今日も男飯を拵える。 (Mノベルス)の感想
男飯が美味しそう。これだけで評価に値する。
勢いがいい点も大好き。
読了日：07月20日 著者：くろぬかがんばれ農強聖女2 ~聖女の地位と婚約者を奪われた令嬢の農業革命日誌の感想
う、うーん、なんかスカッとしないモヤモヤを抱えてしまう巻だった。
読了日：07月19日 著者：佐々木鏡石断罪された悪役令嬢は、逆行して完璧な悪女を目指す2の感想
完璧な悪女、とは。
読了日：07月19日 著者：楢山幕府聖剣学院の魔剣使い10 (MF文庫J)の感想
分かりそうで分からない世界の謎。追いかけると逃げていく小悪魔みたいだな……
読了日：07月18日 著者：志瑞祐逆転ホームランの数式 転落の元エリートと弱小野球部が起こす奇跡 (メディアワークス文庫)の感想
もうちょっとガチガチの「セイバーメトリクス」理論が出てくるのかと思ったけど、幾分かマイルドな高校野球マネジメントものであり、大人である主人公の人間としての（親として・夫としての）成長ものだった。
「人の感情に疎い」「妻や息子を思いやれなかった」主人公が、高校球児たちと付き合う中で、人間として成長する姿には味わい深いものがありましたね。
読了日：07月18日 著者：つるみ 犬丸三人のライバル令嬢のうち“ハズレ令嬢"に転生したようです。 ~前世は病弱でしたが、癒しの魔法で今度は私が助けます! (アリアンローズ)の感想
やさしいせかい。
読了日：07月18日 著者：木村 巴伝説の宝具チートで無双ハーレム (ぷちぱら文庫creative 187)の感想
「宝具チート」部分が色々と雑だったけど、割切ってエロ小説として読めば、まあ。
読了日：07月18日 著者：赤川ミカミラブコメ・イン・ザ・ダーク (MF文庫J)の感想
思った以上に導入部分で終わってしまった感じ。この時点では何とも言えない感じだけど、2巻も読んでみようかな、とは思いました。
読了日：07月17日 著者：鈴木 大輔姫騎士様のヒモ (電撃文庫)の感想
う、うーん、ノワールファンタジーであることは分かるのだけど、罪なき人間の理不尽な死に主人公が関わっている展開なのは正直抵抗感が強い……僕には合わないなぁ。
読了日：07月17日 著者：白金 透僕たち、私たちは、『本気の勉強』がしたい。 (MF文庫J)の感想
「勉強」をテーマした小説はえてして「啓発・啓蒙」要素と物語の綱引きになりがちで、前者が強くなると「小説で読む（漫画で読む）●●」みたいになりがちだけど、本作はちゃんと「物語としての小説」でありながら「勉強に対する意識」を啓発する内容になっていて、実に良いバランスだと思いました。
あまり説教臭くならない範囲で「勉強に対してこういう考え方も出来るんだ」と思わせる要素が上手く入っている。
「勉強」をテーマにした「物語・小説」としては出色の一作だと思いますね。
読了日：07月17日 著者：庵田 定夏竜殺しのブリュンヒルド (電撃文庫)の感想
竜を愛し、竜に愛され、竜と共にあろうとした少女。
人間であることを否定し続けた少女は愛ゆえに憎み、復讐のために戦かった。
その苛烈な生きざまはどこまでも人間的で、竜の生き方とはかけ離れたものであるという構図がどこまでも刹那的な美しさと歪な痛みに満ちていたのである。
この作品は竜と人が愛ゆえに分かり合えないディスコミュニケーションを描いた、哀しくも鮮やかな御伽噺である。
読了日：07月17日 著者：東崎 惟子顔さえよければいい教室 1.詩歌クレッシェンド (ファンタジア文庫)の感想
テーマが良いし、キャラクターも立っていて、実績のある作者さんらしく手堅い仕上がりの筆致で、安定感のある面白さ。実力派ユニットに作ってもらった楽曲を使ったプロモーションも素晴らしい。
続きが読みたい。面白かったです。
読了日：07月17日 著者：三河 ごーすと推しの認知欲しいの?←あげない (電撃文庫)の感想
恋する少女は恋敵に負けないように頑張る話。まあ、自分なんだけどね。
読了日：07月16日 著者：虎虎田んぼでエルフ拾った。道にスライム現れた(2) (SQEXノベル)の感想
前巻との対比で「変わった後の世界」を強く感じて、感情がざわざわする。
読了日：07月16日 著者：幕霧映,ともぞ火群大戦 01.復讐の少女と火の闘技場〈帳〉 (ファンタジア文庫)の感想
箱庭的な舞台でのバトルファンタジーでありながら、サスペンス（ミステリ）的な構造もあって、実にまとまりにいい佳作でした。
読了日：07月16日 著者：熊谷 茂太キミの恋人オーディション 台本にないけどキスしていい? (MF文庫J)の感想
演技もの・役者ものは大好きなんだけど、本作の「演技・役者・芝居」に関する描写がイマイチ刺さらなかった。
「情華」の正体については気になりますが、文章・描写との相性が良くなかったので続きが出ても読むかどうか悩ましいところですね。
読了日：07月16日 著者：あさのハジメ占い師オリハシの嘘 (講談社タイガ)の感想
オチを含めて妹ちゃんのキャラクターがとても良かった。
読了日：07月15日 著者：なみあと青のアウトライン 天才の描く世界を凡人が塗りかえる方法 (ファンタジア文庫)の感想
凡人の虚仮の一念、岩は通さないまでも傷痕を残す。
読了日：07月14日 著者：日日 綴郎魔術師クノンは見えている 2 (カドカワBOOKS)の感想
一本筋の通った軽薄でナンパな立ち居振る舞いが物議を醸し出すこのバランスが面白かった。
読了日：07月14日 著者：南野 海風魔王を討伐した豪腕勇者、商人に転職す 1 ~アイテムボックスで行商をはじめました (HJ NOVELS)の感想
作中で褒められているけど「商人」としては優秀な冒険者だから成立しているような印象。「商業」ものとしては解像度が低い。
読了日：07月13日 著者：柊遊馬クラスメイトの元アイドルが、とにかく挙動不審なんです。 2 (GCN文庫)の感想
挙動不審要素が減ってしまった……
読了日：07月13日 著者：こりんさん魔術師クノンは見えている (カドカワBOOKS)の感想
魔術の設定・ディテールがしっかりしていて、「目が見えない」という要素がキッチリ物語に活かされている。しっかりしていて感心してしまった。
読了日：07月12日 著者：南野 海風この恋が壊れるまで夏が終わらない (新潮文庫)の感想
「恋が壊れる」という表現は好きでした。
読了日：07月12日 著者：杉井 光職人スキルを極めた俺は異世界でモテすぎてエロライフを送る(ぷちぱら文庫creative 183)の感想
「職人スキルとは……？」という設定周りの雑さはあったけど、そういう要素は添え物として割り切ればいつもの愛内なのさんらしい読み味が軽いエロ。
読了日：07月11日 著者：愛内なの私の推しが今日も最高に尊いので、全力で幸せにする! (アイリスNEO)の感想
限界オタクが推しに攻略される話。
読了日：07月11日 著者：飴月,Tsubasa.v異世界パパ活おじさん (Variant Novels)の感想
貞操観念が緩い美少女ばっかり。そうそう、パパ活・援交ものはこのくらいのノリでいいのよ。良かった。
読了日：07月10日 著者：けてる聖女に嘘は通じない (アリアンローズ)の感想
守銭奴主人公好き。
読了日：07月10日 著者：日向 夏迷子になっていた幼女を助けたら、お隣に住む美少女留学生が家に遊びに来るようになった件について (ダッシュエックス文庫)の感想
幼女が可愛い。
読了日：07月10日 著者：ネコクロ,緑川 葉戦国時代に宇宙要塞でやって来ました。6 (モーニングスターブックス)の感想
相変わらず楽しい。
アンドロイドを含めたキャラが増えて世界観が広がってきてるし、当時の風俗などについても丁寧に描かれていて内容は面白いんだけど、一方で中々話が進まずもどかしさがある。2倍くらいの分量収録してくれないかな……
読了日：07月10日 著者：横蛍最強の鑑定士って誰のこと? 14 ~満腹ごはんで異世界生活~ (カドカワBOOKS)の感想
手巻きロールケーキ。やったことがないから想像するだけでワクワクするな……
読了日：07月09日 著者：港瀬 つかさ聖女失格 (集英社オレンジ文庫)の感想
主要な登場人物が出揃って、関係性が確定して、主人公が「決意」するという、1冊を通しての壮大なプロローグと言った感じ。
人間と妖魔がどのような関係性なのか等、不明瞭な面はあったけど、先が気になる終わり方だったので続きも読みたい。
ただ、「聖女失格の烙印を押された少女が、最強の聖女を目指す」という意味では一段落ついているので続きが出てくれるか不安。出てくれるといいなぁ。
読了日：07月09日 著者：永瀬 さらさ,神澤 葉後宮の百花輪(3) (双葉文庫)の感想
皇太后という強過ぎるトリックスターが（実質）退場し、それぞれの候補が立場と力と強みを確定させて、ついに壮大な殴り合いが始まる予感。楽しみ。
読了日：07月09日 著者：瀬那 和章テイマー姉妹のもふもふ配信 3 ~無自覚にもふもふを連れてくる妹がチート級にかわいいので自慢します~ (オーバーラップノベルス)の感想
れんちゃんかわいいやったー、の原点エピソードを含めて満足。
読了日：07月08日 著者：龍翠氷魔法のアイス屋さんは、暑がり神官様のごひいきです。 1 (MFブックス)の感想
婚約破棄テンプレの書き出しで、全体的にラブは控えめだったけど、「イケメンがアイスを食べる」というモチーフだとなんか可愛らしいイメージになるのでなんか良かったですね。
今後「アイス」という限定的な題材でどれだけ変化を付けられるか分からないけど、本巻はそれなりに好きでした。
読了日：07月07日 著者：天ノ瀬虐げられた追放王女は、転生した伝説の魔女でした 1 ~迎えに来られても困ります。従僕とのお昼寝を邪魔しないでください~ (オーバーラップノベルスf)の感想
精神年齢が高くても体に引っ張られて幼女ムーブする主人公が可愛い。恩人に報いるために頑張る従僕君の姿もまぶしい。好き。
読了日：07月06日 著者：雨川透子無気力ニートな元神童、冒険者になる 1 ~「学生時代の成績と実社会は別だろ?」と勘違いしたまま無自覚チートに無双する~ (オーバーラップ文庫)の感想
うーん、ディテールが甘く好みには合わない。
読了日：07月06日 著者：ぺもぺもさん隣の席の元アイドルは、俺のプロデュースがないと生きていけない (ファンタジア文庫)の感想
アイドルのキラキラ、優しさ、善良さに包まれた女の情念に対比にゾクゾクする。重い女は最高だな！
読了日：07月05日 著者：飴月女王オフィーリアよ、王弟の死の謎を解け (富士見L文庫)の感想
真犯人・真相の唐突感があった前巻に比べるとそれなりに納得がいく、フェアな真相ではあったけど驚き自体はさほどではなかった。
利己的な登場人物が多い世界観の中で、歪な程に善良過ぎる弟君の存在は逆に劇物になりえる、みたいな匙加減が味わい深い。
読了日：07月05日 著者：石田 リンネ犬飼いちゃんと猫飼い先生 ごしゅじんたちは両片想い (富士見L文庫)の感想
じれったく、もどかしく、温かくて可愛い作品でした。
読了日：07月04日 著者：竹岡 葉月楽園ノイズ4 (電撃文庫)の感想
今回は「音楽を生業とすること」に選ばれた人と選ばれなかった人の話と、オーケストラを通した音楽の話。
単純なバンド活動だけではなく、様々なアプローチで「音楽」の解像度が高まっている。
シリーズとして絶対的な安定感がある。
読了日：07月03日 著者：杉井 光悲劇のヒロインぶる妹のせいで婚約破棄したのですが、何故か正義感の強い王太子に絡まれるようになりました 1 (オーバーラップノベルスf)の感想
立場や身分の割に短慮で無駄にフットワークが軽い男たち。
読了日：07月03日 著者：冬月光輝同い年の妹と、二人一人旅 (MF文庫J)の感想
「ふたりソロキャンプ」みたいなタイトルだな……という第一印象。
元々旅物は好きだし、行ったことのある観光地が出てくるのでそういう意味での楽しみもあって、楽しかった。好き。
ただ「（二人）一人旅」的な要素はあんまり無かったので、そういう意味では名前倒れ的なものはあったかなぁ、と。
続きは読みたいと思いましたね。
読了日：07月03日 著者：三月みどり転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます5 (講談社ラノベ文庫)の感想
良くも悪くも軽いノリが続いているので、「王国の危機」と言われても真剣みが足りない。それが良いという人もいるかもしれないけど、個人的には物足りなさを感じましたね。
読了日：07月03日 著者：謙虚なサークル掟上今日子の忍法帖の感想
「今日子さんの過去」に踏み込んで以降のノリにまだ馴染めていないところがある。
読了日：07月03日 著者：西尾 維新紅蓮戦記1 天才魔術指揮官は逃げ出したい (MF文庫J)の感想
殺伐とした世界観を、リアリスト的な視点で、どこか飄々として書き切るこの感覚はまさしく芝村節。
読了日：07月02日 著者：芝村 裕吏魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 8の感想
蟹が美味しそうで、人の生き方を変える程の発明をして人を幸せにする。こういうの好きだから満足です。
読了日：07月02日 著者：甘岸久弥荘園経営に夢中なので、花嫁候補からは除外してください（下） (エンジェライト文庫)の感想
「荘園経営」の要素もそんなにしっかりしたものでもなく、「花嫁候補」に関わる陰謀劇も割と強引な展開が目立つ。
全体的にライトな作りなので、テンポの良さや読み味の軽さを求めている人なら、という感じ。
ただ、「文庫」としては上下巻合わせて1冊分と言う感じなのに、「文庫」を名乗っておきながら上下巻を合わせるとノベルスくらいの値段になってしまうので割高感はありますね。
読了日：07月02日 著者：小津カヲル荘園経営に夢中なので、花嫁候補からは除外してください（上） (エンジェライト文庫)の感想
電子書籍限定ということで分割販売しやすいというのは分かるのですが、このボリューム・内容・発売感覚で上下巻に分割する意味がよくわからない感じではありますね。このレーベルの他の作品でもそうなのですが……
読了日：07月02日 著者：小津カヲルVTuberのマイクに転身したら、推しが借金まみれのクズだった (角川スニーカー文庫)の感想
主人公はギャンブルクズなんだけど、妙に愛嬌がある立ち居振る舞いと、大人としての最後の一線である良識は捨てきっていないバランスが絶妙でした。
そして公式PVのプロモーションが最高でしたね。
清楚をゲスを使い分けることが出来るナイスキャスティング。
読了日：07月01日 著者：小路 燦いつの間にかチュートリアルおじさんとして人気者になっていたの感想
チュートリアルおじさん自体はさほど強くない・上手くないけど、経験と準備と努力と運の良さで「人気者」になっている匙加減が良かった。
読了日：07月01日 著者：白水 廉
読書メーター
