葬式とか告別式とか、色々と忙しかった。
来週には兄貴の結婚式です……これが終われば一段落するはず……






中日日本一。
……あー、何とか落ち着いてきた。
うん、正直シーズン2位からの日本一ということもあり、まだ実感が湧かないけどジワジワと嬉しくなってきた。
これから、罰ゲームのアジアシリーズとかあるので、まだ今シーズンが終わった訳じゃないけど、素直に喜んでおきたい。
ふぅ……良かったなぁ……本当に、よかった……



山井の降板に関して追記。
交代のアナウンスの瞬間は「はぁ?」とか「うわ、信じらんねぇ……」と思わず呟いてしまったし、今でも「空気読んでくれよ……」と思う面はある。
このことで冷や水ぶっ掛けられた気分になったことは確かだし、勝利(日本一)の瞬間もいまいち喜び損ねた。
ああ、正直に言うよ。見たかったよ完全試合。ファンのチームの完全試合なんて見たことなかったし、これからも見れるか分からないんだから。
「伝説」や「大記録」の瞬間に立ち会いたいと思うのはファンとして当然。それは否定しないし、出来ない。
それでも、今回の采配を完全に否定することも私には出来ない。
だって、日本一が見れたんだもの。生まれてきて、ファンになってから一度も見たことが無かった中日日本一をさ。
「3勝1敗だから、仮に負けてもまだまだ有利だろ」みたいな論調で非難する声もあるけど、ふざけんな
中日ファンとして日本シリーズを見てきて「有利」とか思えたことなんて一度も無い。だって怖いもの、いつ連敗して日本一を逃してしまうか。88年だって、99年だって、06年だって、3連敗・4連敗して日本一逃してるんだぜ?
2004年だって、先に王手かけておきながら負けたんだぜ。それもシーズン1勝の投手(石井貴)に2敗するなんていう予想外の負け方でさ。
日本シリーズに進出すると毎回ワクワクしながらも、どこかピクピクしながら、観戦してきた。そして、毎回のように裏切られて、敗退する。この繰り返しだった。もう20年近くファンをやってきたけど、いや長くファンをやってきたからこそこういうもどかしさや悔しさ、日本シリーズの怖さ、中日の脆さを直面してきた。
だからこそ、ここで勝ってくれて、日本一を見せてくれた落合監督には感謝している。
そりゃ、「完全試合が見たかった……」という愚痴や歯がゆさは持ってるし、その気持ちを否定したりはしない。それと同時に全肯定みたいな気持ち悪いことはしない。
ただ、私にとって中日の日本一を見れたということは不満ある采配を帳消しにして余りあるほど、嬉しいことだったんですよ。
悔しくて歯がゆくて、それでもそれを上回るくらい嬉しくて。あー、色々と複雑な気持ちだコンチクショー


だから過剰な落合バッシングは見てて気持ちのいいものじゃない。
特に「プロ野球ファン」を称した他球団ファンの非難意見には鬱陶しさを感じるし、「中日ファンも残念だったろう」みたいな書き方によるバッシングに至っては吐き気がする。
日本シリーズに対する苦手意識と、日本一への渇望、53年ぶりというプレッシャー。
これは他球団ファンには分からない。
だから勝手にこっちの気持ちを、見当違いに代弁するな。



さてさて、後はアジアシリーズも残ってるけど、とりあえず一段落。
とにかく来年はシーズン1位通過からの日本一をお願いします。
うん、リーグ優勝を逃した時は一気にテンションが落ちたけど、結果的には満足度の高いシーズンでしたとさ。