第78回選抜高校野球大会 ベスト4予想

32校だけでベスト8予想というのも何なんで、ベスト4で予想してみた。



◎ 智弁和歌山
▲ 成田
× 神港学園


本命は智弁和歌山
図抜けた選手はいないが今大会有数の強力打撃陣を持ち、全体的にレベルの高い選手の集まった層の厚さはさすが。
投手に頼らず総合力で勝ってる点は評価してるけど、最早伝統になりつつある勝負弱さが出なければ期待できる。
対抗は成田
新2年のエース唐川の出来次第ではあるが、はまれば怖い初出場高。
昨年秋季を都大会から関東大会まで、無敗で制した勢いを買いたい。
とりあえず、上記の2校中心になると思うが、この2校がこければ神港学園辺りにもチャンスがあるかな。
初出場校が多いこのブロックの中では、智弁に次ぐ出場回数4回と、エース福泉のMAX142キロというスペックを評価する。



◎ 横浜
▲ 八重山商工
△ 履正社
△ 関西
× 早稲田実


今回の最激戦区。
しかし、本命は横浜高校でガチ。
新3年生のエース川角、MAX140キロ越えの西嶋の本格派2人を有し、新2年生には既にMAX143キロを記録している次期エース浦川が控えている。更には140キロ前後を記録する、他校ならエース級の落司、 西條、高濱など、投手陣の厚さは間違いなく今大会出場校中最高。 ここ数年でも滅多に無いレベル。
更には、福田、越前、白井など、ドラフト候補目白押しの打撃陣も圧巻。
個人的には、1年当時の白井の甲子園ホームランが忘れられない。
投打が異様にハイレベルの選手が集まっているため、選手起用(特に継投など)さえ間違えなければ、贔屓目を抜きにしても優勝候補筆頭
その対抗になるのは八重山商工
今大会屈指の右腕である大嶺が、離島の初出場校をどこまで引っ張っていけるか。
昔からのチームメイトで構成されており、チームワークは安定しており秋季大会の離島旋風再びなるか?
注意として履正社と関西
前者はミニラ土井を中心とした打撃陣が噛み合えば面白い存在になるかもしれない。打撃力で近畿大会を制した実力は評価したい。初戦の横浜戦に勝てれば突っ走るかも。
関西は投手に注目株のダース・中村がいて、打者にも上田という注目選手がいるものの、いまいち怖さを感じないのでこの評価。普通にいいチームだとは思うんですが、主観で
穴としては、桑鶴のいる光星学院と斉藤・後藤のいる早稲田実で迷ったけど、初戦が楽な分早稲田実を取った。
初戦の相手、代替出場の北海道栄は北海道大会決勝で駒大苫小牧に惨敗したチームだから、今回の出場校の中では1枚も2枚も劣ると思うし。
初戦を快勝して、エース斉藤などの調子がよければあるいは。



◎ 京都外大西
○ 東海大相模
△ 清峰
× 旭川


本命は迷った末に京都外大西
野球は投手からということで、新2年生エース本田に好投手北岡がいる昨年夏の準優勝校・京都外大西が抜け出ると予想。
対抗としては、打者では最大の注目選手である田中大二郎を有する東海大相模を推す。
田中大以外でも兵動や竹内などの好打者を抱える東海大相模の打撃力は今大会屈指。
打線が上手く噛み合えば優勝も狙える存在。
その2校に次ぐのが清峰
エース有迫の出来次第だが、怖い存在になる可能性を秘める。
穴としては旭川実。
北海道大会で駒大苫小牧と接戦を繰り広げた潜在能力を買う。新2年生・北山の投球に注目。



◎ PL学園
△ 秋田商
× 延岡学園


本命は贔屓目込でPL学園
1年から注目されている前田健太の投球・打撃両面に注目。球速は伸び悩んでいるが、エースで4番を打つセンスは抜群。
PLにしては小粒な選手が揃ってる印象を受けるが、名門らしくレベルは安定している。PL復権なるか?
次点は大分下がって秋田商業。無論東北の高校と言うことで贔屓目込み
長身エース佐藤の投球次第だが、面白い存在になるかもしれない。佐藤は素材型のような気もしますが。
穴は延岡学園
こちらも注目はエースの大西。九州大会での安定感は抜群だったので、問題はそれが甲子園で通じるか。




以上。
改めて見てみると、本命予想が無難すぎて面白みがないなぁ。
ぶっちゃけ、智弁は1,2回戦で負けそうな気がするんですけどね……個人的には智弁は期待を裏切るチームなんで。
それと、高岡商とか注目してるチームがあるんですが、軒並み入った場所が悪かった。なんか今回の大会の組み合わせは個人的にはあまりよろしくないなぁ。
まあ、出来れば「横浜 vs PL学園」の因縁対決が見たいので、是非とも両校には決勝までいって欲しいものです。ハイ。