ベガルタ仙台 vs 東京ヴェルディ1969(J2第三節・仙台ホーム)

無念の引き分け。
2点を先取して逃げ切れると思った矢先に失点して、最後にはフッキ一人にやられた。
前半は前線からの早いプレスを仕掛けて、フッキも早いチェックと複数人でのプレスで押さえ込んで、完全に試合の主導権を握っていただけにこの引き分けは非常に悔やまれる。
後半になると運動量が落ちて前線のプレスが無くなり、全体的に運動量・ボール奪取率・支配率が落ち込んで、ひたすら我慢の展開になってしまった。
うーん、今年の仙台のチームスタイルはすげー好きなんだけど、やっぱりこのムービングサッカーを90分間フルにやりきるのは難しいか……1年間持つかが今後最大の不安材料かなぁ。
それと、今日気になったのはオプションの少なさかなぁ。
後半のように向こうに主導権を取られた時、状況を打開するのが単調なカウンターだけというのは辛い。
「スピードのある関口」とかテレビで言ってるけど、このタイプとしては中途半端なのは否めないし、パワープレイが出来る選手もいない。これじゃあオプションとしてカウントできないよなぁ。
こういう時こそ、マルコス・ボルジェス・フッキクラスとまでは言わないけど、やっぱり少人数でのカウンターでも得点を奪えるようなストライカーは欲しいよなぁ。
まあ、何はともあれ序盤最大の試金石だったヴェルディと互角以上の勝負が出来たことは収穫か。負けなかったことをポジティブに考えるべきかね。
はてさて、後は今の不動のスタメンから出場停止や怪我で選手が抜けた時に、代わりのメンバーでもこの形が維持できるかどうか。これが次の課題になってきそう。
しかし、今年の仙台の試合は本当に見てて面白いわ。