J2第八節 ベガルタ仙台 vs 徳島ヴォルティス(仙台アウェイ)

2-2の引き分け。
今期最低の試合内容と結果。中2日で仙台→徳島移動という条件は辛いとは思うけど、かなりションボリ。
これまでは、4-4-2が基本だったけど今回は中島の代わりに関口を先発。関口をMFのサイドに配置した4-5-1でスタート。
前節などで後半に使われていたオプションを、先発で試すのが目的なのかなと思う。
ちなみにボランチも千葉の変わりに永井が先発。


うーん、一言で言うと守備がクソ過ぎた
怪我明けの白井が前節に引き続き動きが悪過ぎる。そのせいでディフェンスのシステムがまったく機能していない。
更にボランチも守備重視の千葉じゃなくて、攻撃重視の永井の先発だったので守備がボロボロ。
やっぱりセンターバックが苦しい。白井が駄目でもCBに代わりが居ないというのが仙台の窮状。先日の白井の欠場時に千葉がセンターバックに入るような選手層では泣けてくるよ……
昨年も白井の戦線離脱からグダグダになっていったように、CBは白井頼みなところがあるので、その白井のパフォーマンスが落ちると途端に守備崩壊の危機が訪れる。
木谷もある程度身長はあるから放り込みサッカーには強みがあるけど、それ以外になると明らかに力不足。
先日も書いたけど、夏場のCBの補強は急務
暫くはボランチ・千葉で守備面をフォローしないといけないのかね。


永井先発は攻撃力と言う面では、確かに効果があったけど上記のように守備面で不安が出てきてしまったので、今後の先発は状況次第かなぁ。
4-5-1はオプションとしては悪くないけど、正直先発としては苦しい。
関口のスピードを完全に否定する気は無いけど、攻撃力という点では心もとない。やっぱり中島先発での、萬代・中島のツートップの方がしっくり来る。
暫くは、後半中島がバテタ時のオプションでいいと思うなぁ。


結局、今節は下位チームから取りこぼした形になり非常に悔やまれる結果となった。
他の上位チームが潰し合ってくれたから暫定首位維持出来て目立ってないけど、この取りこぼしが今後に影響しなければいいけどね……
次節は(奇数チーム数という都合での)お休み前最後の試合鳥栖戦。
鳥栖は下位に沈んでいるとは言え、今節は水戸を凄い勢いで粉砕してちょっと怖い。
その上、現在の仙台の最重要選手ロペスとジョニウソンが揃って出場停止
……あー、攻撃の主柱と中盤の守備の要を失ってどうするんだよ仙台……
何だか普通に負けそうで怖い……ここで3戦連続勝ち星無しになると辛いぞ。踏ん張れ仙台。


しかし、ロペス・ジョニウソンがいないとなるとどうするんでしょうね。
ダブルボランチは永井・千葉というチョイスが考えられるけど、ロペスの穴をどうやって埋めるんだろうか。
関口は中盤だとサイドアタッカーとしてしか考えられないし、2列目で使えそうな選手が思い浮かばない……
熊林辺りをボランチか2列目に置くとか?
場合によっては永井をロペスの代わりに起用するというのも手か。
ここまでの仙台の攻撃は完全にロペス頼りだったので、ロペスが抜けた状態で下位のチームに勝ち越せるか。
ある意味でシーズン序盤最大の試金石になりそうやね。