護くんに女神の祝福を！4 / イラスト：佐藤利幸 / 電撃文庫

護くんに女神の祝福を!〈4〉 (電撃文庫)

自称・激ピュアラブコメシリーズ4作目。
作品形容としては合ってるような気がしなくも無い。

「プロイセンの魔王」がやってきて横恋慕による嫌がらせをする話。
うーん……どうなんでしょうね。コレ。
絢子の煮え切らない態度や、プロイセンの魔王の傍若無人な態度、護のいい子ちゃん過ぎる頑張りとか、何か端々で私の好みに合わなかった。ちょっとイライラしてしまう。
どこが悪いという具体的なものは無いんだけど、上記した細かい部分が気に入らなくて、それが積み重なって読むのがカッタルクなってしまった感じ。
作品としては、「護が絢子のためにビアトリスの勉強を頑張る」明確な理由が出来たという意味で、護にとってのターニングポイントになってるのは分かるんですけどね。
プロイセンの魔王との決闘シーンは中々素敵だったし、単純な出来自体は悪くない。
まあ、結局は私の嗜好に合わなかったということか。