魔法戦隊マジレンジャー 最終回

ようやく、最終回を見た。あー、すげー、微妙だった。


結局このシリーズは私には合わなかったというのが印象かなぁ。
ぶっちゃけ、全員が兄弟・家族という設定がウゼーウゼー
戦隊員同士の諍いとか対立というのは、戦隊ものの定番だけどこの作品に関しては単なる兄弟喧嘩に成り下がってて、見てるだけでイライラだけがつのった。危機感が全然無い
そもそも、兄弟ということで各人の生まれや育ちに明確な違いが生まれずに、バックボーンの貧弱さが中盤以降のグダグダ具合に繋がっていった。
「コイツにはこういう過去が」みたいな堀下げが出来ないので、個人個人の魅力が乏しいものになってしまっていた。
何をするにも「仲良し家族ごっこ」を繰り広げて、敵や困難にぶち当たった時にも「君の○○○の勇気」という合言葉で出現した新魔法で解決、という展開にはウンザリだった。そもそも、何事も「勇気」にこじつける我田引水っぷりにはあきれるしかなかった。
とりあえず、最初の数話は悪くなかったんだけど、中盤に差し掛かる前に飽きて、最後の方にはウンザリ感が漂う作品でしたとさ。