2023年10月の読書まとめ

2023年10月の読書まとめ。読書メーター調べ。
計72冊、1日約2.32冊ペース。
そう悪くないけど、正直もう少し読みたいところではある。
ライトノベル59冊、ジュブナイルポルノ3冊、一般文芸・ミステリ(講談社タイガ含む)6冊、その他雑学本4冊。
ラノベが少ない。

10月の読書メーター
読んだ本の数:72
読んだページ数:21981
ナイス数:258

コナモノ聖女はお忍び魔王のお気に入り~追放された聖女の食堂には、今日も溺愛の魔王と忍者がやってくる(ただし、交代で)~1 (エンジェライト文庫)コナモノ聖女はお忍び魔王のお気に入り~追放された聖女の食堂には、今日も溺愛の魔王と忍者がやってくる(ただし、交代で)~1 (エンジェライト文庫)感想
追放された聖女がヒーロー役に溺愛されながら幸せになるタイプの作品。
忍者要素はそこまで「面白さ」には繋がっておらず、「コナモノ」要素も飯テロするレベルでもなくグルメものとして読める程ではない。「魔王討伐」が一種の力試しアトラクションになっている設定や聖女の管理や力関連などのちょっと珍しい設定はあるけど大筋としての印象は定番のものと大差はないかなぁ。
元婚約者は胸糞悪いキャラなので断罪されたらスッキリはするだろうけどザマァ展開も中途半端で、色々と伏線が残りっぱなしなのでスッキリしないのでそこは減点ですね。
読了日:10月31日 著者:まえばる蒔乃
ダンジョン配信を切り忘れた有名配信者を助けたら、伝説の探索者としてバズりはじめた ~陰キャの俺、謎??スキルだと思っていた《ルール無視》でうっかり無双~ (Mノベルス)ダンジョン配信を切り忘れた有名配信者を助けたら、伝説の探索者としてバズりはじめた ~陰キャの俺、謎??スキルだと思っていた《ルール無視》でうっかり無双~ (Mノベルス)感想
自分を「自他共に認める不細工」と明言して実際に学校中にイジメられてる主人公のイラストが優男風な時点で「アレ?」と思ったけど、ちょっと身綺麗にしたらイケメンって何やねんそれ。そもそも「ルール無視」や数字回り等の全体的な世界観設定が粗雑で、些細なことから何でも過剰に大絶賛するスピーカーと化した掲示板や諸々のキャラが気持ち悪いし、敵の謀略・攻撃もあまりに稚拙、何かもう「主人公が賞賛され好かれる世界」を描きたいだけが前面に出過ぎてしんどい。現代ダンジョン物が読みたくて買ったけど僕には徹底的に合わない作品でしたね。
読了日:10月31日 著者:どまどま
陰の実力者になりたくて! 02陰の実力者になりたくて! 02感想
「恋の象徴」だったものが捨てられるシーンは切なかった。
読了日:10月30日 著者:逢沢 大介
爆乳たちに追放されたが戻れと言われても、もう遅……戻りましゅぅぅ! (GCN文庫 ハ 01-01)爆乳たちに追放されたが戻れと言われても、もう遅……戻りましゅぅぅ! (GCN文庫 ハ 01-01)感想
数あるラノベの中でトップクラスにハニートラップに弱い主人公。
何というか、うん、正直ジュブナイルポルノで出して、エロシーンを本番迄ガッツリ描いたほうがいいとは思うかな。

読了日:10月29日 著者:はやほし
大っっっっっっっっっっ嫌いなアイツとテレパシーでつながったら!? (MF文庫J)大っっっっっっっっっっ嫌いなアイツとテレパシーでつながったら!? (MF文庫J)感想
異能力持ちケンカップルの逃避行もの。
「時間差テレパシーによる事象改変」というアイディア自体は面白かったけど、事象改変の制限・限界に曖昧なところが残っているのでそこは気になったし、その能力一つで「巨大組織を使った大天才」相手に立ち向かうことが出来るかというと少し疑問が残るところではあった。
んー、要所要所で面白く感じるところはあったけど、キャラクター造形と含めて個人的な好みとズレるところ、気になってしまうところが目立っていたので、総合的にはそこまで刺さらなかった印象。嫌いでもないけど好きにもなりきらない。
読了日:10月29日 著者:かつび 圭尚
追放された元令嬢、森で拾った皇子に溺愛され聖女に目覚める 2 (ビーズログ文庫)追放された元令嬢、森で拾った皇子に溺愛され聖女に目覚める 2 (ビーズログ文庫)感想
んー、聖女の能力が最初から発揮されていれば揉めなかっただろうところ、「一波乱」を起こしたいという作者側の都合で「能力がなくなった」ことにされてるように感じてしまい、なんかもう正直「面倒くさいなぁ」という展開だった。
蛇足とまでは言わないまでも、正直かったるい展開の2巻だった。
読了日:10月29日 著者:もよりや
名代辻そば異世界店1 (MFブックス)名代辻そば異世界店1 (MFブックス)感想
異世界に現代グルメを持ち込む」というタイプのグルメもの。
辻そばは富士そばのもじりだとは思うけどそれなりには面白い。
ただ面白いは面白いんだけど普通の「料理店」ではなく「辻そば(富士そば)」という店舗・メニューを絞ってしまった苦しさは随所で感じてしまった。
結局「富士そば」のメニュー数・メニュー傾向を超えたものを出せないから、その限られたメニューの中でドラマや食体験を描かないといけないから早々にネタ切れはしそう。
「辻そば(富士そば)」に限定した利点よりは、欠点の方を強く感じてしまいましたね。
読了日:10月28日 著者:西村 西
名画のすごさが見える西洋絵画の鑑賞事典名画のすごさが見える西洋絵画の鑑賞事典感想
入門書としては手堅い情報がそれなりにまとめられているので、「一から西洋絵画の(歴史を含めた)知識が欲しい」と思った人が最初の1冊として手に取る悪くない1冊だとは思う。
ただ、ある程度の知識がついてきた人にしてみれば情報の整理に使うくらいの情報濃度である。
知識レベルが適切な人が手に取るならいい本だと思います。
読了日:10月28日 著者:佐藤 晃子
茉莉花官吏伝 十五 珀玉来たりて相照らす (ビーズログ文庫)茉莉花官吏伝 十五 珀玉来たりて相照らす (ビーズログ文庫)感想
茉莉花さん、悪女演技を経て、皇帝を誑かせるようになってきた。成長してる。
読了日:10月28日 著者:石田 リンネ
組織の宿敵と結婚したらめちゃ甘い (電撃文庫)組織の宿敵と結婚したらめちゃ甘い (電撃文庫)感想
甘々なラブコメ。良くも悪くも大半のシーンでイチャラブしているだけなので途中でお腹いっぱいになってしまったところあはるけど、この1冊で完結であるならある意味満足感はある。
正直、一番気になる「付き合って結婚するまでの馴れ初め」の部分がぼやかされていたのが少し残念だった。
読了日:10月28日 著者:有象利路
くたばれスローライフ! 2 (MFブックス)くたばれスローライフ! 2 (MFブックス)感想
コメディタッチなキャラクターたちの存在感のおかげで、良くも悪くも定番過ぎる知識チート商材がでも手堅く面白さに繋がっている。悪くない。
読了日:10月28日 著者:古柴
黒猫の小夜曲(セレナーデ)黒猫の小夜曲(セレナーデ)感想
「動機」や「誤認」の部分に少し強引なところも感じたけど、総合的にはミステリとして手堅くまとまっていた印象。猫はいい。
読了日:10月27日 著者:知念 実希人
父娘のおいしい食卓 (メディアワークス文庫)父娘のおいしい食卓 (メディアワークス文庫)感想
長らく離れていた父と娘が距離を縮めていくホームドラマ要素、日本とフランスのカルチャーギャップを描く文化交流ものとしての両面がある内容。
父娘の生活はドラマティックな事件は起きないけど、うっすらと温かく、しみじみとした面白さがある。
読了日:10月27日 著者:桑野 一弘
町丸ごと俺の孕ませオナホハーレム! (オトナ文庫)町丸ごと俺の孕ませオナホハーレム! (オトナ文庫)感想
堕ちるのが早いので情緒には乏しいけど、ヌキゲーのノリとしては間違っていないのでしょうね。
読了日:10月27日 著者:遊真一希
攻撃魔術の使えない魔術師 ~異世界転性しました。新しい人生は楽しく生きます~ 2 (MFブックス)攻撃魔術の使えない魔術師 ~異世界転性しました。新しい人生は楽しく生きます~ 2 (MFブックス)感想
リブートしたおかげで十数年越しの書籍2巻を読めたことだけで満足してしまったところはある。
読了日:10月27日 著者:絹野帽子
奴隷からの期待と評価のせいで搾取できないのだが2 (電撃の新文芸)奴隷からの期待と評価のせいで搾取できないのだが2 (電撃の新文芸)感想
んー、内容自体は嫌いでもないんだけど、いまいち主人公やヒロインのキャラクターが刺さらないところはある。
読了日:10月27日 著者:急川回レ
男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと3 百合の間に挟まる男として転生してしまいました (MF文庫J)男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと3 百合の間に挟まる男として転生してしまいました (MF文庫J)感想
あの状況で生き残った理由が割と合理的に説明されててちょっと感心した。
読了日:10月26日 著者:端桜 了
アーシャ・リボルヴァの崇拝~皇帝陛下に溺愛される悪役令嬢は、結婚の手土産に不穏分子を平定するようです。~1 (一二三書房)アーシャ・リボルヴァの崇拝~皇帝陛下に溺愛される悪役令嬢は、結婚の手土産に不穏分子を平定するようです。~1 (一二三書房)感想
愛に一直線な理想も能力も高い主人公、異常なほどの能力を持ちながら大抵のことに興味がなく世界を滅ぼしかねない危うさと重すぎるほどの愛情を併せ持つ皇帝、この「お互いにお互いの存在が救いであり唯一」というカップルのキャラクター造形が素晴らしかったです。
この巻全体でキャラクター紹介とプロローグといった趣だったけど、今後どのような展開を見せるのか、続きが楽しみです。
読了日:10月25日 著者:メアリー=ドゥ
エッチすぎる悪役令嬢が選んだ新婚約者が白豚王子の俺とか本気ですか? (フランス書院eブックス)エッチすぎる悪役令嬢が選んだ新婚約者が白豚王子の俺とか本気ですか? (フランス書院eブックス)感想
主人公に惹かれた理由が「デブ専」という身も蓋もなく納得するしかない理由で笑った。
読了日:10月24日 著者:さささのよし
『人斬り』少女、公爵令嬢の護衛になる (GCN文庫 サ 01-04)『人斬り』少女、公爵令嬢の護衛になる (GCN文庫 サ 01-04)感想
無手で効果的に戦える戦闘技術がないのに簡単に刀を投擲しすぎだと思う。
読了日:10月24日 著者:笹塔五郎
転生魔女の気ままなグルメ旅~婚約破棄された落ちこぼれ令嬢、実は世界唯一の魔法使いだった「魔物討伐?人助け?いや食材採取です」転生魔女の気ままなグルメ旅~婚約破棄された落ちこぼれ令嬢、実は世界唯一の魔法使いだった「魔物討伐?人助け?いや食材採取です」感想
「傍若無人に好き勝手振る舞っていたのに(獣人少年のおかげもあって)周りから高い評判を得ていく」という一種の勘違いもののような内容。
ただ婚約破棄要素は看板倒れで、グルメ要素も、人助けも、敵との戦いも、全体的にかなり大味で世界観も雑。
正直ここまで大味な内容だと僕の好みには合わないかなぁ。
読了日:10月24日 著者:茨木野
「ここは任せて先に行け!」をしたい死にたがりの望まぬ宇宙下剋上「ここは任せて先に行け!」をしたい死にたがりの望まぬ宇宙下剋上感想
方向性自体は期待していたものと違ってはいないんだけど、艦船や部隊の準備や諸々の手続きや政治的な面などでページ数を食われすぎているので、「成り上がりもの」「スぺオペ」としてはテンポ感を損ねてしまっているところがある。
もうちょっと「ドンパチして出世」をテンポよく捌いてくれた方が好みには合うかなぁ。
後はまあ主人公が「死にたがり」になるまでの流れ・理由が予想以上にくだらない感じだったので主人公に対する愛着が未だに薄いところはある。今後の展開で主人公のいいところがもうちょっと発揮されるといいな、って思いますね。
読了日:10月24日 著者:のらしろ
私、異世界で精霊になりました。1 なんだか最強っぽいけど、ふわふわ気楽に生きたいと思います (アース・スターノベル)私、異世界で精霊になりました。1 なんだか最強っぽいけど、ふわふわ気楽に生きたいと思います (アース・スターノベル)感想
主人公の緩いキャラのおかげで主人公が絡んでくると良くも悪くもゆるふわになってこれはこれで良かった。
設定の緻密さとかディテールの細かさとか求めている人には向かないとは思うけど、「ゆるいキャラ・ノリ」を求めている人にはいいんじゃないですかね。割と好きです。
読了日:10月23日 著者:かっぱん
朝焼けのペンギン・カフェ (富士見L文庫)朝焼けのペンギン・カフェ (富士見L文庫)感想
連絡短編としてちゃんと最後に落としていく構成が上手かった。そして何よりペンギンかわいい。
読了日:10月23日 著者:横田 アサヒ
帝国第11前線基地魔導図書館、ただいま開館中 (ガガガ文庫 ガさ 14-1)帝国第11前線基地魔導図書館、ただいま開館中 (ガガガ文庫 ガさ 14-1)感想
戦地の図書館を舞台に、死に近い場所にいる兵士のための「娯楽としての本」、人を殺すための「兵器としての本」、その相反する二つを取り扱う一人の司書を起点に戦争という現実を描いている。
人を生かす・楽しませる本を愛しながらも、人を殺して壊れる本を扱わないといけない矛盾を抱えて悩む司書の姿は血生臭くも愛おしい。
「魔導書」というチートアイテムがあるならをハッピーエンドに描くこともできただろうに、戦場で意味もなく散っていく命、未練を残して死んでいく命に目をそらさず、泥臭く描いている姿勢がとてもいい。いい作品でした。
読了日:10月22日 著者:佐伯 庸介
未来から離脱したので女教師(モブ)の夢に全振りします (ガガガ文庫 ガま 8-1)未来から離脱したので女教師(モブ)の夢に全振りします (ガガガ文庫 ガま 8-1)感想
「夢である女教師」の話かと思ったら教師要素はあまり関係なく「女教師が挫折した夢(漫画家)」をもう一度目指すかどうか」という内容で、「未来から離脱」も別にSF要素ではなく「将来を諦めた」という意味だし、タイトルが内容を適切に表していないのは上手くなかったかな、と。「挫折した夢の再起」というテーマが好きな人に正しく届いているか疑問。
内容としては自己の挫折感を女教師に投影してモルモットのように観察するほの暗さは好みが分かれそう。更にラストも余韻と考えるか投げっぱなしと考えるかで評価が変わりそうではある……
読了日:10月22日 著者:真白 ゆに
清楚怪盗の切り札、俺。 (ファンタジア文庫)清楚怪盗の切り札、俺。 (ファンタジア文庫)感想
清楚とは?(哲学)
読了日:10月22日 著者:鴨河
[図解]武将・剣豪と日本刀 新装版[図解]武将・剣豪と日本刀 新装版感想
コンパクトにまとまっていて読みやすい。情報やエピソードに厚みはないけど、日本刀に興味を持ってから最初の方に手に取る1冊としては悪くないとは思う。
読了日:10月22日 著者:日本武具研究会
探偵が早すぎる (下) (講談社タイガ)探偵が早すぎる (下) (講談社タイガ)感想
トリック返しによるやり返しは割とえげつないのに、最後には少し心が温かくなるようなラストでなんか悔しかった。
読了日:10月22日 著者:井上 真偽
追放王子の暗躍無双~魔境に棄てられた王子は英雄王たちの力を受け継ぎ最強となる~ (GA文庫)追放王子の暗躍無双~魔境に棄てられた王子は英雄王たちの力を受け継ぎ最強となる~ (GA文庫)感想
正体を明かせなくても大切な家族を守ろうとする構図は好きだし、要所での盛り上がりは割と良かった。
読了日:10月21日 著者:西島ふみかる
康和国花宮伝~悪役姫に転生したようですが、推し活に忙しいのでお役御免させていただきます (PASH! ブックス)康和国花宮伝~悪役姫に転生したようですが、推し活に忙しいのでお役御免させていただきます (PASH! ブックス)感想
フィクションの世界に転生して、推しキャラに熱中するタイプの作品。このタイプの作品で後宮が舞台になるというのは少し目新しさはあったけど、基本的なストーリーラインは先行作品・類似作品と大きく違わなかった。
楽しめるかどうかの分かれ道は主人公の「推し活」テンションが好きになれるかどうかの部分という印象。。
読了日:10月20日 著者:三沢ケイ
貴族令嬢。俺にだけなつく3 (ファンタジア文庫)貴族令嬢。俺にだけなつく3 (ファンタジア文庫)感想
正しいハーレムの作り方。
読了日:10月20日 著者:夏乃実
ジャガイモ農家の村娘、剣神と謳われるまで。2 (一二三書房)ジャガイモ農家の村娘、剣神と謳われるまで。2 (一二三書房)感想
んー、なんだかパワーバランスが分かりづらくなってしまった気がする。
読了日:10月20日 著者:有郷 葉
後宮灼姫伝(3)~妹の身代わりをしていたら、いつの間にか皇帝や将軍に寵愛されています~ (SQEXノベル)後宮灼姫伝(3)~妹の身代わりをしていたら、いつの間にか皇帝や将軍に寵愛されています~ (SQEXノベル)感想
主人公が少女に懐かれてるシーンは好き。
読了日:10月19日 著者:榛名丼,春野薫久
駄菓子屋ヤハギ 異世界に出店します4 (アース・スターノベル)駄菓子屋ヤハギ 異世界に出店します4 (アース・スターノベル)感想
完結巻。
前巻ラストで少し不穏な空気があったけどサラッと流された。環境が変わってもいつも通りの駄菓子展開で安心したし、新しい常連客がやってくるところなんか「お客が定期的に入れ替わっていく駄菓子屋」を連想させるようでなんか良かったです。
そして「駄菓子屋」というニッチなテーマでやれることが明らかに減ってきていたので、ここでピリオドを打つのはよかったと思います。
マイナス点を言えば幾らでもいえるシリーズでしたが、プラス点もそれなりにあって加点評価でいくならそれなりに好きなシリーズでしたね。お疲れさまでした。
読了日:10月19日 著者:長野文三郎
【悲報】お嬢様系底辺ダンジョン配信者、配信切り忘れに気づかず同業者をボコってしまう: けど相手が若手最強の迷惑系配信者だったらしくアホ程バズって伝説になってますわ!? (ガガガ文庫 ガあ 11-32)【悲報】お嬢様系底辺ダンジョン配信者、配信切り忘れに気づかず同業者をボコってしまう: けど相手が若手最強の迷惑系配信者だったらしくアホ程バズって伝説になってますわ!? (ガガガ文庫 ガあ 11-32)感想
キャラクターと勢いの勝利、めっちゃ面白かったですわ。
ここまでの人材が底辺配信者に甘んじていた理由付けもキッチリされているし、勢いだけじゃなくて要所要所でしっかりとまとまっている。
続刊が楽しみです。
読了日:10月18日 著者:赤城 大空
我輩は猫魔導師である~キジトラ・ルークの快適チート猫生活~4 (一二三書房)我輩は猫魔導師である~キジトラ・ルークの快適チート猫生活~4 (一二三書房)感想
ルークさんも猫軍団もかわいい。もう大好き。
読了日:10月18日 著者:猫神信仰研究会
探偵部への挑戦状 - 放課後はミステリーとともに2探偵部への挑戦状 - 放課後はミステリーとともに2感想
キャラクターやトリックなど、正直全体的に合わなかったけど、うるるとさらら辺りはこの作者さんらしいくだらなさが逆に良かった。
読了日:10月17日 著者:東川 篤哉
喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。2 (角川スニーカー文庫)喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。2 (角川スニーカー文庫)感想
複数ヒロインにそれぞれの良さがあって可愛い。ラブコメとしては大正義。
読了日:10月17日 著者:紫ユウ
黒衣の執行人は全てを刈り取る (ドラゴンノベルス)黒衣の執行人は全てを刈り取る (ドラゴンノベルス)感想
追放された主人公がチート能力に目覚めて悪を断罪する話。
うーん、全体的に設定や展開が甘い。特に数字周りの取り扱いが荒い。
有限のポイントを使って能力を発動する割に、「その残量でその量のポイント使ってしまうと、それでどうにもならなかった時に詰んでしまわない……?」「そんな場面で軽々しくそのポイント数消費していいの……?」と思う場面が多すぎる。結果的にどうにかなって、結果的にポイントが補充されてる形だけど、生命線のポイント数管理が結果論にしかなっていないのが微妙。
全体的に軽さや荒さを感じることが多すぎる。
読了日:10月16日 著者:天池 のぞむ
レベル0の無能探索者と蔑まれても実は世界最強です ~探索ランキング1位は謎の人~ (電撃文庫)レベル0の無能探索者と蔑まれても実は世界最強です ~探索ランキング1位は謎の人~ (電撃文庫)感想
現代ダンジョンもの。
チート展開はいいと思うんだけど、さすがに主人公の能力みたいに「無制限に強すぎる」能力には冷めてしまうところがある。個人的な好みとしては、ある程度の「条件」や「説得力」の下でチートをしてほしい。
あとはまあ、正直キャラクターが好きになれなかった時点で僕には合いませんでしたね。
読了日:10月16日 著者:御峰。
目が覚めたら投獄された悪女だった2目が覚めたら投獄された悪女だった2感想
いいバディになってきた。
読了日:10月16日 著者:皐月めい
陰の実力者になりたくて! 01陰の実力者になりたくて! 01感想
いわゆる勘違い・チートもの。主人公視点の緩さと、他者視点のシリアスさの対比が印象的。
読了日:10月15日 著者:逢沢 大介
居酒屋「一服亭」の四季居酒屋「一服亭」の四季感想
ミステリとしての落とし方は喫茶の方が良かったし、ユーモア要素も良くも悪くもマンネリ気味ではあるけど、ヨリ子さんのキャラクター自体は嫌いじゃないのでそれなりに読めた。
読了日:10月14日 著者:東川 篤哉
隣国から来た嫁が可愛すぎてどうしよう。: 冬熊と呼ばれる俺が相手で本当にいいのか!? (PASH!文庫 Mさ 2-1)隣国から来た嫁が可愛すぎてどうしよう。: 冬熊と呼ばれる俺が相手で本当にいいのか!? (PASH!文庫 Mさ 2-1)感想
婚約破棄ものを、婚約破棄後の婚約者視点で描く構図。
恋愛偏差値の低い不器用な主人公と、可愛いヒロインの関係性がとても良い。家族関係も温かい。そこまで特徴的な設定・展開はないんだけど、全体的に上手くまとまっていてとても良かったですね。
読了日:10月14日 著者:さくら青嵐
北政所様の御化粧係3?戦国の世だって美容オタクは趣味に生きたいのです?北政所様の御化粧係3?戦国の世だって美容オタクは趣味に生きたいのです?感想
ここまでケレン味がある旭姫(朝日姫)のキャラ造形は中々に新鮮だった。
読了日:10月14日 著者:笹倉のり
目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい 11 (カドカワBOOKS)目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい 11 (カドカワBOOKS)感想
サイキック要素の再整理と補強とヒロイン追加の巻。
読了日:10月13日 著者:リュート
拾った奴隷たちが旅立って早十年、なぜか俺が伝説になっていた拾った奴隷たちが旅立って早十年、なぜか俺が伝説になっていた感想
拾った子が英雄になって主人公が評価されるようになる話。
このタイプの作品、「主人公自身の実力はそこまでじゃないタイプ」と「主人公自身にも実力があるタイプ」の2種類あるけど、この作品は後者。
類似作品は色々と読んでいるけど、本作はそれらの作品と比べてもかなり微妙。
「英雄」「魔王」「パワーバランス」等の諸々の設定・ディテールがしっくりこないし、これだけ懐いている元奴隷の子たちが主人公のところに戻ってきていない理由もふんわり。
全体的に設定・キャラ・展開が期待した方向性と違いすぎて僕には合いませんでしたね。
読了日:10月13日 著者:AteRa
探偵が早すぎる (上) (講談社タイガ)探偵が早すぎる (上) (講談社タイガ)感想
ミステリの可能性がまだ残ってることを感じさせる発想が面白い。
読了日:10月12日 著者:井上 真偽
邪悪な聖女は白すぎる結婚のち溺愛なんて信じない 愛されたいと叫んだら、無関心王子が甘々にキャラ変しました (一迅社文庫アイリス)邪悪な聖女は白すぎる結婚のち溺愛なんて信じない 愛されたいと叫んだら、無関心王子が甘々にキャラ変しました (一迅社文庫アイリス)感想
「本当は愛しているのに付き合い方を間違っての白い結婚」というタイプの作品。
んー、正直「ヒーロー君、キャラ変した後のその熱量なら、それ以前にもうちょっと上手くやれなかったものなんか……?」と思ってしまうところはある。
読了日:10月11日 著者:西根 羽南,由貴 海里
転生少女はまず一歩からはじめたい 6 ~魔物がいるとか聞いてない!~ (MFブックス)転生少女はまず一歩からはじめたい 6 ~魔物がいるとか聞いてない!~ (MFブックス)感想
騎士達やリアム君、相変わらず安定してヘイトを稼いでくる。
読了日:10月10日 著者:カヤ
不貞の子は父に売られた嫁ぎ先の成り上がり男爵に真価を見いだされる 天才魔道具士は黒髪の令嬢を溺愛する (アース・スターノベル)不貞の子は父に売られた嫁ぎ先の成り上がり男爵に真価を見いだされる 天才魔道具士は黒髪の令嬢を溺愛する (アース・スターノベル)感想
「不貞を疑われた」恨みを効果的に使って物語を落としたこと自体は面白かったけど、主人公にとってはいいとばっちりだったな……
読了日:10月09日 著者:三崎ちさ
サークルで一番可愛い大学の後輩 2.消極先輩と、積極後輩との花火大会 (ファンタジア文庫)サークルで一番可愛い大学の後輩 2.消極先輩と、積極後輩との花火大会 (ファンタジア文庫)感想
ヘタレがヘタレ続けた末に何とか恋愛フラグを回収する話。
読了日:10月09日 著者:水棲虫
駄菓子屋ヤハギ 異世界に出店します3 (アース・スターノベル)駄菓子屋ヤハギ 異世界に出店します3 (アース・スターノベル)感想
この作品の方向性的に(玩具がモデルとはいえ)巨大ロボットが出てくることについては少しズレている印象はある。
読了日:10月09日 著者:長野文三郎
駄菓子屋ヤハギ 異世界に出店します2 (アース・スターノベル)駄菓子屋ヤハギ 異世界に出店します2 (アース・スターノベル)感想
策士恋に溺れる。
読了日:10月08日 著者:長野文三郎
アニメ文化外交 (ちくま新書)アニメ文化外交 (ちくま新書)感想
14年以上の本だけに書かれている情報は古い。ただその適度な古さ故に「アニメ世界史」を語る際の当時を記録した一資料としての価値を持っている気がする。
例えば違法視聴が問題になっていた当時から、動画サブスクサービスによって正規の方法でアニメが観れるようになったこと一つとっても、当時と今での激変した環境をつくづく感じる。
国内でも90年代後半からゼロ年代初頭にかけて都市部と地方で「無料で観れるアニメ」の格差が激しい時代があっただけに、「正規の方法でリアルタイムに近い速度感で観れる」ようになることは世界を変える。
読了日:10月08日 著者:櫻井 孝昌
メスダチ ボーイッシュ幼なじみVS.ヤンデレ委員長 (美少女文庫)メスダチ ボーイッシュ幼なじみVS.ヤンデレ委員長 (美少女文庫)感想
原作同人誌既読。
淫靡で爛れた雰囲気がとても良かった。原作だとこの後に一人ヒロイン増えるし、そのキャラクター自体は登場しているけど、続編は出ないのかしらね。
読了日:10月07日 著者:小森 湊人
転生錬金少女のスローライフ 2転生錬金少女のスローライフ 2感想
エサでいいように使われる欲望に忠実なチョロい主人公好き。
読了日:10月07日 著者:夜想庭園
悪役御曹司の勘違い聖者生活2 ~二度目の人生はやりたい放題したいだけなのに~ (電撃文庫)悪役御曹司の勘違い聖者生活2 ~二度目の人生はやりたい放題したいだけなのに~ (電撃文庫)感想
学院長、実力はあるはずなのに小物感が半端ない。
「ヒロインを救う」展開、好き。
読了日:10月07日 著者:木の芽
魔法使いと最後の事件魔法使いと最後の事件感想
前巻の引きはなんだったんだ、というくらいあっさり帰ってきた。
ミステリ的な作り、キャラクターの掛け合いのノリは良くも悪くも平常運転。
悪く言えばマンネリ感はあったので、この巻で「結婚」という綺麗な形で幕引き出来たことについては割と肯定的です。
お疲れさまでした。
読了日:10月07日 著者:東川 篤哉
アイテムで読み解く西洋名画アイテムで読み解く西洋名画感想
西洋絵画の宗教画を観るうえで重要な「アトリビュート」に焦点を当てた一冊。
美術展などに行くと絵画に添えられた説明文で、「〇〇があるから誰」「〇〇があるからこの神」「〇〇は●●を象徴している」みたいな記述が散見するけど、散発的な情報は頭に入りづらいので、こういう風にテーマを絞ってまとめて貰えると一括して学べるので非常にありがたい。宗教画を観に行く前に復習したい、手元に置いておきたい1冊。
読了日:10月06日 著者:佐藤 晃子
浮気していた彼女を振った後、学園一の美少女にお持ち帰りされました (角川スニーカー文庫)浮気していた彼女を振った後、学園一の美少女にお持ち帰りされました (角川スニーカー文庫)感想
恋の謀略劇みたいな面とか、恋人にしっかりと確認することなく一方的に別れた主人公の行動とか、色々と言及するべきなところはあるものの、結局は「ヒロインのキャラクターが軒並み好きじゃなかった」という「個人的な好み」の問題だけでnot for meになってしまっている。僕には合いません。
読了日:10月05日 著者:マキダ ノリヤ
勇者になれなかった三馬鹿トリオは、今日も男飯を拵える。(5) (Mノベルス)勇者になれなかった三馬鹿トリオは、今日も男飯を拵える。(5) (Mノベルス)感想
第一部完。総力戦・大決戦という感じがしているし、いろんなキャラに見せ場があってとても面白かった。
三馬鹿達が色んな人の支えになっていて、彼らがいなくなった後の「大切な何かが確実に足りていない」生活の描写には感情が揺らされる。
その一方で、彼らにとっての戻るところが明確にあり、どこにいても彼らは彼ららしく生き抜いているという落とし方は素敵でしたね。
読了日:10月05日 著者:くろぬか
駄菓子屋ヤハギ 異世界に出店します1 (アース・スターノベル)駄菓子屋ヤハギ 異世界に出店します1 (アース・スターノベル)感想
効果とか値段のバランス・ディテールはかなり大雑把だけど、テンポがいいから読めるし、懐かしい駄菓子をモデルにしたものが出てくるとちょっとテンションが上がる。
すごく出来がいいわけじゃないけど、好きか嫌いかでいえば結構好き。
読了日:10月04日 著者:長野文三郎
どうも、前世で殺戮の魔道具を作っていた子爵令嬢です。1 (メディアワークス文庫)どうも、前世で殺戮の魔道具を作っていた子爵令嬢です。1 (メディアワークス文庫)感想
友人の「悪役令嬢」を救ったことで疎まれて(実質)追放されるところから始まる物語。
「殺戮の魔道具」を作っていたという前世が、現世での行動基盤を形作っているという構図には中々面白みがある。
「モノづくりチート」ものとしての面白さはある一方で、恋愛絡みの描写については少し好みから外れるところである。
この辺「恋愛・ヒーロー役」の描き方、一般的な少女向けレーベルと比べた時にメディアワークス文庫は癖が強かったりするんだよな……
読了日:10月04日 著者:優木 凛々
くだものナイフと傷だらけのリンゴ 1 モテすぎる彼女は、なぜか僕とだけお酒を飲む (HJ文庫 わ 06-01-01)くだものナイフと傷だらけのリンゴ 1 モテすぎる彼女は、なぜか僕とだけお酒を飲む (HJ文庫 わ 06-01-01)感想
終始飲んでいるような展開だけど、そんな「酒の場」「酒クズ」でも人を救うことがあるんだ、という描き方に面白みがありましたね。
読了日:10月04日 著者:和歌月狭山
異世界ゆるっとサバイバル生活~学校の皆と異世界の無人島に転移したけど俺だけ楽勝です~5 (ブレイブ文庫 あ 02-05)異世界ゆるっとサバイバル生活~学校の皆と異世界の無人島に転移したけど俺だけ楽勝です~5 (ブレイブ文庫 あ 02-05)感想
例によって話の筋とは関係ない直接的なエロシーンが多くてジュブナイルポルノ的。
主人公グループに対して他グループの状況・末路があまりに悲惨すぎ、その落差に「主人公上げ」のための露骨さを感じてしまうところではある。
正直ここ数巻は惰性で読んでるところがあったけど、あとがき曰く次巻で終わりならとりあえず最後まで読むかという気にはなった。
読了日:10月03日 著者:絢乃
王空騎士団と救国の少女1 世界最速の飛翔能力者アイリス (アース・スターノベル)王空騎士団と救国の少女1 世界最速の飛翔能力者アイリス (アース・スターノベル)感想
"空"に選ばれ魅入られた、あるいは祝福されて呪われた少女の物語。
自分の心が望むものにまっすぐに進む少女のひたむきさがとても良いし、空や飛行描写が好き。
ただ一部の男性候補生達が自分たちの「特別」に割って入ってきた「女」へ反発するのは理解できるけど、嫌がらせのやり口があまりに直接的かつ杜撰で度が過ぎている。こういう「嫌がらせ」ってもっと分からないように陰湿にやるものだと思うんだけど、バレバレの「攻撃」をしてしまう辺り、作品の拙さと思うべきか候補生の「幼さの発露」として描いているのか判断に迷うところがある。
読了日:10月03日 著者:守雨
マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる9 (角川スニーカー文庫)マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる9 (角川スニーカー文庫)感想
元々このシリーズ定番の「頭の悪いエロゲ風エロシーン」で話のテンポが崩れるのであまり好きでも無かったけど、最近のストーリーがあまり進まなくなっている状態でバカエロシーンにページ数割かれると微妙な気持ちになってしまう。
ヒロインを救っていく部分の熱量とかは好きなんだけど、ストーリーが進まないのはモヤる。
読了日:10月02日 著者:入栖
英雄女騎士に有能とバレた俺の美人ハーレム騎士団 ガイカク・ヒクメの奇術騎士団 (ファンタジア文庫)英雄女騎士に有能とバレた俺の美人ハーレム騎士団 ガイカク・ヒクメの奇術騎士団 (ファンタジア文庫)感想
主人公の、卑屈を装っていながらも実は尊大な陰キャで小物風なキャラ造形には新鮮味があった。ただ全体的には割と大味なところがあったので、シリーズ継続するかについては悩ましさはある。ただ、次の巻くらいまでは読んでみてもいいかなぁ、くらいの感じ。
読了日:10月01日 著者:明石 六郎
凶乱令嬢ニア・リストン 3 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録 (HJ文庫 み 07-01-03)凶乱令嬢ニア・リストン 3 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録 (HJ文庫 み 07-01-03)感想
そろそろ足場が固まって諸々の準備が整った感があるので、次巻辺りでは自重しない主人公の快刀乱麻な活躍を期待したいところではある。
読了日:10月01日 著者:南野海風
売れ残りの奴隷エルフを拾ったので、娘にすることにした2 (電撃の新文芸)売れ残りの奴隷エルフを拾ったので、娘にすることにした2 (電撃の新文芸)感想
天真爛漫幼女は可愛く、親ばか主人公は面白く、ツンデレヒロインはがんばれ。
読了日:10月01日 著者:遥 透子

読書メーター

2023年9月の読書まとめ

2023年9月の読書まとめ。読書メーター調べ。
計83冊、1日約2.77冊ペース。
一定ペースを維持。
ライトノベル63冊、ジュブナイルポルノ8冊、一般文芸・ミステリ(新潮文庫nex含む)7冊、その他雑学本5冊。
一般文芸や雑学本は一定ペースを維持で、ラノベが減った。

9月の読書メーター
読んだ本の数:83
読んだページ数:25133
ナイス数:359

魔王様、リトライ!(9) (Mノベルス)魔王様、リトライ!(9) (Mノベルス)感想
最近はストーリー進行の遅さが気になるシリーズだったけど、本巻ではこれまで積み重ねたアレコレが色々解決したり伏線回収したりエピソードに大きな一区切りがついたりで満足度は高かった。
読了日:09月30日 著者:神埼黒音
その亀、地上最強2 (アース・スターノベル)その亀、地上最強2 (アース・スターノベル)感想
「最強亀」と「魔王軍や勇者」の噛み合わせでしっくりこない面はあるけど、1巻に引き続く読み易さは損なっていないので1巻の延長線上で大味なところを割り切って読む分には、まあ。
読了日:09月30日 著者:しんこせい
行き遅れ令嬢が領地経営に奔走していたら立て直し公に愛されました (角川ビーンズ文庫)行き遅れ令嬢が領地経営に奔走していたら立て直し公に愛されました (角川ビーンズ文庫)感想
「推し」との接近遭遇みたいなノリの主人公が微笑ましいし、領地経営要素、恋愛要素が上手く噛み合っていてなかなか良かった。
読了日:09月30日 著者:今泉 香耶
モンスターの肉を食っていたら王位に就いた件 (GCN文庫 タ 01-01)モンスターの肉を食っていたら王位に就いた件 (GCN文庫 タ 01-01)感想
無自覚無双系。頭のネジがぶっ飛んだ感じのキャラとノリが良かった。
読了日:09月30日 著者:駄犬
この素晴らしい世界に祝福を! よりみち3回目! (角川スニーカー文庫)この素晴らしい世界に祝福を! よりみち3回目! (角川スニーカー文庫)感想
最早読んでてノスタルジーすら感じてしまう。
時間軸として本編終了後のアフターストーリーも読みたいなぁ。
読了日:09月30日 著者:暁 なつめ
その亀、地上最強1 (アース・スターノベル)その亀、地上最強1 (アース・スターノベル)感想
いわゆるペット(従魔)最強系で、話の筋としてはそう斬新さがある訳でも無いし、読み易い内容ではあるものの全体的には割と大味。
ただ、「繊細なところがある亀(風魔物)のメス」というキャラ造形がところどころで良いアクセントになっているし、主人公との家族関係・絆の描写も悪くない。
サラッとペット最強系読みたいな、という需要は満たしているのでこれはこれでいいんじゃないですかね。
読了日:09月29日 著者:しんこせい
勝手に勇者パーティの暗部を担っていたけど不要だと追放されたので、本当に不要だったのか見極めます (ムゲンライトノベルス)勝手に勇者パーティの暗部を担っていたけど不要だと追放されたので、本当に不要だったのか見極めます (ムゲンライトノベルス)感想
いわゆる追放系ですが、タイトル通り「勝手に」暗部を担っておきながら仲間に情報の共有をせず、自分の役割の理解を求めることを怠り、清濁を併せ飲めない勇者パーティーを無菌培養しておきながら、「汚いこと」を追及されただけで簡単に仲間や恋人を見捨てる主人公があまりにも無責任。
汚い情報を遮断する純粋培養で子供を育てておきながら、思春期になって大人の不純さに反発してきた子供を簡単に捨てる親くらいの身勝手さ。
この状況で主人公だけのうのうと幸せになって仲間だけ大きな傷を負う展開は気分が悪かったですね。率直に言って嫌い。
読了日:09月28日 著者:スカイ・ノーレッジ
金属スライムを倒しまくった俺が【黒鋼の王】と呼ばれるまで2 ~金スラしか出ない極小ダンジョンの攻略者~ (ファンタジア文庫)金属スライムを倒しまくった俺が【黒鋼の王】と呼ばれるまで2 ~金スラしか出ない極小ダンジョンの攻略者~ (ファンタジア文庫)感想
やはり評価されないもどかしさがあるし、自分の実力・能力に気付かない主人公に対する歯がゆさも強い。
ただラストでそういった状況を大きく動かす可能性を感じるところで終わったので、次巻には期待したいところはある。
読了日:09月28日 著者:温泉 カピバラ
ポンコツ王太子のモブ姉王女らしいけど、悪役令嬢が可哀想なので助けようと思います2〜王女ルートがない!?なら作ればいいのよ!〜ポンコツ王太子のモブ姉王女らしいけど、悪役令嬢が可哀想なので助けようと思います2〜王女ルートがない!?なら作ればいいのよ!〜感想
主人公が真っすぐな良い子なので読んでいて気持ちいい。
読了日:09月27日 著者:諏訪ぺこ
見た目は地雷系の世話焼き女子高生を甘やかしたら? (角川スニーカー文庫)見た目は地雷系の世話焼き女子高生を甘やかしたら? (角川スニーカー文庫)感想
割れ鍋に綴じ蓋。自己肯定感の低い虐待被害者にヤンデレ
異常メンタリティの妖怪であっても、納まるべきところに納まると綺麗に噛み合うものなんだよな……
読了日:09月26日 著者:藍月 要
追放された付与魔法使いの成り上がり〜勇者パーティを陰から支えていたと知らなかったので戻って来い?【剣聖】と【賢者】の美少女たちに囲まれて幸せなので戻りません〜1 (一二三書房)追放された付与魔法使いの成り上がり〜勇者パーティを陰から支えていたと知らなかったので戻って来い?【剣聖】と【賢者】の美少女たちに囲まれて幸せなので戻りません〜1 (一二三書房)感想
テンプレすぎる追放・ザマァもの。
かなりベッタベタな内容で、それに加える+αがないので正直微妙ではある。ただまあ、僕はあまり楽しめなかったけど、ベタでもいいから「そういう作品」が読みたいという人にはいいんじゃないですかね。
読了日:09月26日 著者:蒼月浩二
使い潰された勇者は二度目、いや、三度目の人生を自由に謳歌したいようです2 (MFブックス)使い潰された勇者は二度目、いや、三度目の人生を自由に謳歌したいようです2 (MFブックス)感想
釣った魚に餌をあげないどころか全力でオールリリースして旅に出る主人公。
読了日:09月25日 著者:あかむらさき
物理型白魔導師の軌跡〜ソロの支援職、自分にバフを盛って攻撃特化無双。後方支援? そんな事より暴力です!~1 (一二三書房)物理型白魔導師の軌跡〜ソロの支援職、自分にバフを盛って攻撃特化無双。後方支援? そんな事より暴力です!~1 (一二三書房)感想
追放シーン前後の主人公の性格と、ソロ冒険者になってからの脳筋ヒャッハーキャラクターに落差を感じてしまう。
追放の理由に「脳筋」が含まれていれば違和感が少なかったと思うんですけどね。
ただまあ、ソロ冒険者になってからの勢い自体は割と好きでしたね。やはり暴力‥‥!! 暴力は全てを解決する‥‥!!
読了日:09月25日 著者:桜ノ宮天音,すきま
さらば愛しき魔法使いさらば愛しき魔法使い感想
女性の方からグイグイ来られると引いてしまう、という割とありそうなシチュエーション。
読了日:09月24日 著者:東川 篤哉
ふつおたはいりません! ~崖っぷち声優、ラジオで人生リスタート!~ (電撃の新文芸)ふつおたはいりません! ~崖っぷち声優、ラジオで人生リスタート!~ (電撃の新文芸)感想
がけっぷち声優の再起の物語であり、若手声優が自身の憧れを救う話。
派手さが無い割に一つ一つの段取りは丁寧に描かれており、地に足の着いた描写と展開で好印象……と思っていたら最後に派手なの一発ぶち込んできたので思わず笑ってしまった。
良い落とし方だったので続巻が楽しみです。
読了日:09月24日 著者:結城 十維
魔物喰らい ランキング最下位の冒険者は魔物の力で最強へ (ドラゴンノベルス)魔物喰らい ランキング最下位の冒険者は魔物の力で最強へ (ドラゴンノベルス)感想
「能力に気付かなかった」経緯についても、パワーアップの流れについても、幼馴染が脅迫される流れとかも、全体的に雑。
「役に立たないと思ってたスキルが実は超有用スキルだと分かって成り上がり!」ということがやりたい、という後付けで作った設定・展開という印象。
まあ、正直あまり好きではないですね。僕には合わないです。
読了日:09月24日 著者:緒二葉
義理の妹と結婚します (MF文庫J)義理の妹と結婚します (MF文庫J)感想
近年の鈴木大輔さんがやりがちな「1冊全編通しての長めのプロローグ」って感じ。
ありがちなラブコメにメタを張ったキャラ造形と展開なんかには「らしさ」があったけど、正直この手の「ほぼ1冊プロローグ」巻ってコメントに困るところはある。
読了日:09月24日 著者:鈴木 大輔
悪役(断罪で死亡予定)の妻(断罪に巻き込まれて死亡予定)に転生してしまった件 (e-ノワール)悪役(断罪で死亡予定)の妻(断罪に巻き込まれて死亡予定)に転生してしまった件 (e-ノワール)感想
ゲーム世界に転生して破滅するはずの自身と推しキャラを救うタイプの作品。
ページ数が少ないこともあり描写の積み重ねが足りず、破滅回避するまでの流れに特筆するものがある訳でもなく、断罪の内幕がイマイチだったりしてゲーム転生ものとしてはそこまで面白いものではない。あくまで「濡れ場描写を増やしただけのあまり出来が良くないゲーム転生」って感じですね。
エロ描写についても方向性としてはティーンズラブに近い感じ。
読了日:09月23日 著者:谷川 ざくろ
俺の妹が最高のオカズだった~妹とエッチなスキンシップが始まるお風呂~ (フランス書院eブックス)俺の妹が最高のオカズだった~妹とエッチなスキンシップが始まるお風呂~ (フランス書院eブックス)感想
初体験と初彼女回。
目立つような欠点が無い「魅力的な年下彼女」だからこそ、実妹への想いを断ち切れない主人公の歪みっぷりが明確化され、異常な兄妹関係が強調されて実に良い。
読了日:09月23日 著者:風見 源一郎
おじさん勇者、最終ダンジョンでうっかりハーレムをつくる 〜帰りたくないしここに住もうか〜 (ぷちぱら文庫creative 239)おじさん勇者、最終ダンジョンでうっかりハーレムをつくる 〜帰りたくないしここに住もうか〜 (ぷちぱら文庫creative 239)感想
「ダンジョンに住む」という状況に至るまでの流れや理屈付けがやや強引ではある。ジュブナイルポルノにそういう細かいことを求めるのもアレではあるけど。
読了日:09月23日 著者:成田ハーレム王
バスタブで暮らす (ガガガ文庫 ガし 7-2)バスタブで暮らす (ガガガ文庫 ガし 7-2)感想
揺蕩うような人間賛歌の物語。
読了日:09月22日 著者:四季 大雅
前世不良の悪役令嬢、乙女ゲームをぶち壊す。 (ビーズログ文庫)前世不良の悪役令嬢、乙女ゲームをぶち壊す。 (ビーズログ文庫)感想
異世界で貴族令嬢に転生後、前世の知り合いが転生した高い身分のヒーローと結ばれる話。
んー、「前世不良」と言っても「多少口が悪くて男勝り」の範疇に納まっていてヤンキー要素が上手く活かされている感じはしなかったし、先行の類似作品と比べての優位性は感じられなかった。
個人的には前世の裏切りの理由にはゲンナリしてしまいましたね……予想は出来てたけど、もうちょっと興味をそそるものにしてほしかったぁ。
読了日:09月22日 著者:群青 みどり
世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫 す 31-2)世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫 す 31-2)感想
「仕掛け」がありそうな作品なので事前情報を入れないように気を使い、更にこの手の作品は「途中で分かる」ことが読書体験として敗北なので「仕掛け」についてはあまり考えずに読むことに終始した。
その結果、最後の「仕掛け」が明かされた瞬間には驚きよりも先に思わず笑ってしまった。発想までは理解ではできるけどそれを実現した苦労を考えると「マジかよw」という感情で笑うしかなくなったよ。
デビュー作からずっと追っている作者さんだけど、今回は素直に褒めるしかないですわ。
捻くれた読書家よりも、若い子に素直に読んで欲しい秀作。
読了日:09月21日 著者:杉井 光
放課後の迷宮冒険者 3 ~日本と異世界を行き来できるようになった僕はレベルアップに勤しみます~ (GCN文庫 ヒ 01-03)放課後の迷宮冒険者 3 ~日本と異世界を行き来できるようになった僕はレベルアップに勤しみます~ (GCN文庫 ヒ 01-03)感想
ようやくの師匠登場で、主要キャラの顔見世と世界観の足場固めが済んだ感じなので、そろそろメインとなるストーリーラインが欲しいところではある。
読了日:09月20日 著者:樋辻臥命
最強の鑑定士って誰のこと? 17 ~満腹ごはんで異世界生活~ (カドカワBOOKS)最強の鑑定士って誰のこと? 17 ~満腹ごはんで異世界生活~ (カドカワBOOKS)感想
ペット(?)エピソード満載で満足感がある。
読了日:09月19日 著者:港瀬 つかさ
ミリは猫の瞳のなかに住んでいる (電撃文庫)ミリは猫の瞳のなかに住んでいる (電撃文庫)感想
文章そのものは間違いなく上手いけど、要所で説明不足を感じるし、「そこでそうなるのは不自然じゃないかなぁ」「どうしてそうなった」と思う場面がチラホラ。
本作については、発想はともかく伏線の貼り方・回収の仕方やストーリーラインのまとめ方が上手くなかった印象ですね。
読了日:09月19日 著者:四季 大雅
3日戻したその先で、私の知らない12月が来る (アルファポリス文庫)3日戻したその先で、私の知らない12月が来る (アルファポリス文庫)感想
てっきり「時間を戻す能力」によって状況を好転させる・戻したことで失敗する、みたいな「能力」が中心となる物語を想像していたけど想像と違った、というのが第一印象。
終盤こそ能力がキーになるけど、中盤くらいまでは能力がそこまで重要な部分には食い込んでこず、「小さな頃の恋と後悔を引きずった青春物語」という趣になっている。
この辺の青春の描き方がそれなりに達者で、一部キャラの態度が気になったりもするけど、当初想像していたものと違うなりに楽しめた。同じ作者で特殊能力がない青春小説も読んでみたい気にもなりましたね。
読了日:09月18日 著者:木立花音
冬にそむく (ガガガ文庫 ガい 10-2)冬にそむく (ガガガ文庫 ガい 10-2)感想
白く変わり果ててしまった世界の閉塞感の中で、運命を劇的に変えてくれるような何かが無くても彼ら彼女らは生きていく。
読了日:09月18日 著者:石川 博品
朝起きたら探索者になっていたのでダンジョンに潜ってみる朝起きたら探索者になっていたのでダンジョンに潜ってみる感想
現代ダンジョンもの。
最大レベルが低すぎる・一般の冒険者でも割と早く到達できてしまう辺りが特徴と言えば特徴だけど、それが面白さに繋がっているかという、うーん。
この系統の類似作品と比べると強みは感じないし、主人公のキャラクターに魅力を感じられないしで、この作品特有の良さは感じられなかった。
僕には合わなかったかなぁ。
読了日:09月18日 著者:いかぽん
Vtuberってめんどくせえ! (ファミ通文庫)Vtuberってめんどくせえ! (ファミ通文庫)感想
視野狭窄な正義マンは面倒臭いという話。
読了日:09月17日 著者:烏丸 英
左遷された無能王子は実力を隠したい2 ~二度転生した最強賢者、今世では楽したいので手を抜いてたら、王家を追放された。今更帰ってこいと言われても遅い、領民に実力がバレて、実家に帰してくれないから……~ (電撃の新文芸)左遷された無能王子は実力を隠したい2 ~二度転生した最強賢者、今世では楽したいので手を抜いてたら、王家を追放された。今更帰ってこいと言われても遅い、領民に実力がバレて、実家に帰してくれないから……~ (電撃の新文芸)感想
ロウリィのヒロイン力が急上昇。
読了日:09月17日 著者:茨木野
竜帝さまの専属薬師竜帝さまの専属薬師感想
簡単に騙される形になった竜帝さまにガッカリしてしまったところはある。
読了日:09月17日 著者:藤浪 保
響け! ユーフォニアム 北宇治高校の吹奏楽部日誌 (宝島社文庫)響け! ユーフォニアム 北宇治高校の吹奏楽部日誌 (宝島社文庫)感想
身近に手が届かないほど上手い奏者がいてもそこまでの焦りは感じないのに、久々に会った友達が予想外に上手くなっている時に覚える焦燥感。とてもよく分かる感情だし、その焦りが実に良質に描かれていた。好き。
読了日:09月17日 著者:
魔法使いと刑事たちの夏魔法使いと刑事たちの夏感想
良くも悪くも1作目の延長線上だから良くも悪くも安定して読める。
読了日:09月17日 著者:東川 篤哉
最強の鑑定士って誰のこと? 16 ~満腹ごはんで異世界生活~ (カドカワBOOKS)最強の鑑定士って誰のこと? 16 ~満腹ごはんで異世界生活~ (カドカワBOOKS)感想
先代リーダー初登場。度々存在については触れられていただけに、登場まで16巻というのは中々時間がかかったな……
読了日:09月16日 著者:港瀬 つかさ
魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?感想
刑事と魔法使いを主人公にした倒叙ミステリ。
「魔法」の存在によって主人公達は「犯人」が誰かは分かるんだけど基本的にポンコツキャラが揃っているのでトリックが分からない状況の中、試行錯誤の結果としてトリックを解き明かしていくという「ハウダニット」ものでもある。
確かに倒叙ミステリにおける探偵役が「どこで犯人だと気付いた」というのがポイントの一つではあるけど、その部分を魔法の一点特化でハウダニット純化している。
解決編の後、素直に捕まらず逃げようとする犯人といい、「お約束」にメタをはる構造が面白いですね。
読了日:09月16日 著者:東川 篤哉
お局令嬢と朱夏の季節1 ~冷徹宰相様との事務的な婚姻契約に、不満はございません~ (アース・スター ルナ)お局令嬢と朱夏の季節1 ~冷徹宰相様との事務的な婚姻契約に、不満はございません~ (アース・スター ルナ)感想
生真面目で不器用なお似合いカップル。
読了日:09月15日 著者:メアリー=ドゥ
放課後の迷宮冒険者 2~日本と異世界を行き来できるようになった僕はレベルアップに勤しみます~ (GCN文庫)放課後の迷宮冒険者 2~日本と異世界を行き来できるようになった僕はレベルアップに勤しみます~ (GCN文庫)感想
過小評価されてきた主人公の異常性が周りに気付かれて認められていく展開好き。
読了日:09月15日 著者:樋辻臥命
声優 声の職人 (岩波新書)声優 声の職人 (岩波新書)感想
一般的な・普遍的な声優・声優業界の話というよりは、作者の経験・体験談・見解によって書かれた内容が主になっているので、「成功した男性声優」の視点から描かれる形になっている。
声優の入門書・参考書・記述書的な要素は薄いのでそういうのを期待して読む人には向かないし、現実の声優業界を俯瞰的に見る内容にもなっていない。
ただまあ、売れっ子ベテラン声優の考えや体験談自体は割と興味深くて面白いとは思うので、あくまで「どういう(声優の)本を求めているか」だとは思いますね。
読了日:09月15日 著者:森川 智之
ユルゲン・クロップ 選手、クラブ、サポーターすべてに愛される名将の哲学ユルゲン・クロップ 選手、クラブ、サポーターすべてに愛される名将の哲学感想
翻訳もの特有の読み辛さ・分かり辛さはあるのしても、時系列が前後するし、「哲学」や「サッカー理論」などが分かり易く整理されてる訳でもなく、全体的に構成が良くない。
もうちょっとトピックス的にまとめてくれた方が圧倒的に読み易いとは思う。
後はまあ、発売された時期がドルトムント退任決定~リヴァプール監督就任前というタイミングということで「ユルゲン・クロップ」の本としての物足りなさは確実にある。
しかし、「クロップでもドイツ国外での成功は簡単ではないだろう」的な書かれ方をされてるの、今からすると笑えてしまう。
読了日:09月15日 著者:エルマー・ネーヴェリング
最強の鑑定士って誰のこと? 15 ~満腹ごはんで異世界生活~ (カドカワBOOKS)最強の鑑定士って誰のこと? 15 ~満腹ごはんで異世界生活~ (カドカワBOOKS)感想
知り合いとお金出し合って生ハム原木を買った記憶が思い出された。本の感想とは関係ないな……
読了日:09月14日 著者:港瀬 つかさ
未練タラタラの元カノが集まったら (電撃文庫)未練タラタラの元カノが集まったら (電撃文庫)感想
「未練たらたらの元カノが複数」というシチュエーション自体は嫌いじゃなかったんだけど、元カノ同士が協力関係になる流れがシックリ来なかったし、「配信要素」との食い合わせもあまり良くなかった印象。
う、うーん、致命的に何が悪いというよりも「僕には合わない」という個人的な好み・相性の問題が大きそうなので、仮に続巻が出ても僕はここまでですね。
読了日:09月14日 著者:戸塚 陸
女難戦記Σ 壱 地球軍から追放された天才用兵家が男女比一対十な宇宙人の軍隊で雇われ軍師となって成り上がる話 (いずみノベルズ)女難戦記Σ 壱 地球軍から追放された天才用兵家が男女比一対十な宇宙人の軍隊で雇われ軍師となって成り上がる話 (いずみノベルズ)感想
「女難戦記」と同じ世界を舞台にした新シリーズ。
「エースパイロット」を主人公に据えた前シリーズに対して、本作の主人公は「軍師・天才用兵家」。
身体能力的に「女性が強い」という世界観なので、男である主人公が頭脳仕事をする本作の構図はシックリきている。
前シリーズでは性的にガツガツしてた部分は苦手だったので、本作は適度に理性的なムッツリだからこの点のバランスも割と好印象。
ストーリー的にはまだまだこれからという感じだけど、続きを読みたいと思うくらいには楽しめました。
読了日:09月13日 著者:寒天ゼリヰ
人数合わせで合コンに参加した俺は、なぜか余り物になってた元人気アイドルで国宝級の美少女をお持ち帰りしました。1 (PASH!文庫 Mほ 1-1)人数合わせで合コンに参加した俺は、なぜか余り物になってた元人気アイドルで国宝級の美少女をお持ち帰りしました。1 (PASH!文庫 Mほ 1-1)感想
表紙イラストのデザインが好き。
主人公を取り巻く環境と主要キャラ・ヒロインが出揃ったくらいで終わっているので1冊使ってのプロローグ感はあるけど、サッカー・アイドル・ラブコメの要素が適度にまとまっていて割と面白かった。
個人的にはスポーツが好きなので、サッカー要素もちゃんと描いていってくれると嬉しいんだけどね。続きも読みます。
読了日:09月12日 著者:星野 星野
追放王子と蜜蜂の花嫁 王太子殿下と婚約したら追放されましたが、黙っている気はありません (一迅社文庫アイリス)追放王子と蜜蜂の花嫁 王太子殿下と婚約したら追放されましたが、黙っている気はありません (一迅社文庫アイリス)感想
「追放」「婚約」の流れには強引さを感じたけど、神話をモチーフにした設定周りには中々面白かったし、主人公カップルには好感が持てて、「蜂」の使い方も良い。
最後はかなり力業でまとめ上げた感はあるけど、それなりに納まるところの納まってるし、サラッと読む1冊としては悪くなかったです。割と好き。
読了日:09月11日 著者:森崎 朝香,椎名 咲月
幽霊列車とこんぺい糖 新装版 (星海社FICTIONS)幽霊列車とこんぺい糖 新装版 (星海社FICTIONS)感想
旧版既読。夏と青と百合と死の香り。
読了日:09月10日 著者:木ノ歌 詠
詐欺シスター (講談社ラノベ文庫)詐欺シスター (講談社ラノベ文庫)感想
自殺寸前まで追い詰められてたセイラが反撃後に因縁の相手を簡単に許して情けをかける展開には強い脱力を覚えたし呆れ果ててしまった。
「自殺寸前まで追い詰められた君の苦しみは、そんな『可哀想』一つで許せるものなのか?」と思ってしまうし、結果的に自分の苦しみ=自分の価値を毀損してしまっている。
常に前向きな超能天気キャラならともかく、自殺を考えるような「人並な感覚」を持つキャラにこれをやられると「優しさ」ではなく「気持ち悪さ」すら感じてしまうよ。
期待していたコンゲーム的駆け引きもイマイチでコレジャナイ感が強い。
読了日:09月10日 著者:彩月 レイ
ステラ・ステップ (MF文庫J)ステラ・ステップ (MF文庫J)感想
「アイドル」の設定や世界観などには独自性があり、新鮮味もあったし、イラストも良いし、落として上げて・上げて落とすような読者の揺らし方も出来ている。
割と褒めるべきところはあるとは思うんだけど、如何せん「終盤の展開が嫌い」という感情的な一事だけで「決定的に僕に合わない作品」になっている。
うーん、出来の良し悪しや理屈ではなく、直感的な感情面で合わなかった感じですね。not for me.
読了日:09月10日 著者:林星悟
推しに熱愛疑惑出たから会社休んだ2 (角川スニーカー文庫)推しに熱愛疑惑出たから会社休んだ2 (角川スニーカー文庫)感想
ピュアな恋愛ドラマのような空気感があった1巻に比べると、ラブ寄せされて普通のイチャラブチックになってしまった。
これはこれで面白くない訳でも無いんだけど、1巻で僕が好きだったのは部分が削ぎ落されてしまった感じがして個人的には残念でしたね。
アイドルの再起、立場の難しい恋愛、などの物語的に面白いところも1巻で消化してしまっているので、蛇足とは言わないまでもストーリー的な面白さが一気にピークアウトした2巻と言った印象。
読了日:09月10日 著者:カネコ 撫子
30ページでループする。そして君を死の運命から救う。 (電撃文庫)30ページでループする。そして君を死の運命から救う。 (電撃文庫)感想
「30ページでループする」というアイディア自体は面白かったけど、その「ルール」の下で「物語」を成立させようとした結果、随所で窮屈さは感じた。成立はしているし、まとまってはいるけど、要所で余分に紙幅を割けない・間を取れないせいか結果としては小粒に仕上がっているなぁ、と。
システム・ルールのおかげで面白くなったところと縛りになってしまったところの功罪両面ある感じ。
後はまあ、文字サイズでページ数が可変する電子書籍で読んだ結果として、このシステムと喧嘩してしまっている面があるので、この辺は中々難しさがある。
読了日:09月10日 著者:秋傘 水稀
困ったときは再起動しましょう 社内ヘルプデスク・蜜石莉名の事件チケット困ったときは再起動しましょう 社内ヘルプデスク・蜜石莉名の事件チケット感想
「困ったときは再起動」というタイトルに象徴されるように「社内ヘルプ」における技術レベルは低め。「情シス」への要求レベル・対応範囲・求められる技術レベルなどは職場によって変わってくるし、実際こういう対応レベルで飯が食える職場があることは確かではある。
技術レベルが低い分「手が届きそうな」身近な話題になっている一方で、「エンジニア」ものとしての専門的な面白さには欠けている。
ただまあ、この辺は良し悪しだし、「一度挫折した若い社会人の再起の物語」としては割と悪くなかった。
読了日:09月09日 著者:柾木 政宗
灰原くんの強くて青春ニューゲーム 4 (HJ文庫)灰原くんの強くて青春ニューゲーム 4 (HJ文庫)感想
文化祭ライブのパートはとても良かった。
ただ一方で今回で一区切りついたヒロインレースについては正直イマイチだったかなぁ、と。
結局ヒロインレースの勝ち負けを決定づけたものが何だったのかが曖昧で、素直に「勝ちヒロイン」を祝福する気になれなかった。メインヒロインの魅力のアピール不足を感じてしまう。
読了日:09月09日 著者:雨宮和希
俺と妹の血、つながってませんでした2 (ファンタジア文庫)俺と妹の血、つながってませんでした2 (ファンタジア文庫)感想
主人公の態度が不誠実。そりゃあ妹ちゃんも怒る。
読了日:09月09日 著者:村田 天
サムライ転移~お侍さんは異世界でもあんまり変わらない~2 (MFブックス)サムライ転移~お侍さんは異世界でもあんまり変わらない~2 (MFブックス)感想
割と面白かったものの、イップスが治った経緯にはしっくりこないものがあった。
読了日:09月09日 著者:四辻 いそら
文学女子、理性剥奪 (フランス書院eブックス)文学女子、理性剥奪 (フランス書院eブックス)感想
文学女子感は乏しかった。
読了日:09月09日 著者:舞条 弦
みつばものがたり 2 呪いの少女と死の輪舞(ロンド) (MFブックス)みつばものがたり 2 呪いの少女と死の輪舞(ロンド) (MFブックス)感想
一方的に虐殺するだけの単純な最強キャラよりも、死んで殺しての相互に死を振る舞うキャラの方が狂気を感じられてよい。
読了日:09月08日 著者:七沢 またり
星美くんのプロデュース: ギャルが似合わない服を着てもいいですか? (vol.2) (ガガガ文庫 ガゆ 2-4)星美くんのプロデュース: ギャルが似合わない服を着てもいいですか? (vol.2) (ガガガ文庫 ガゆ 2-4)感想
ヒロインの内弁慶っぷりが何か面白く感じられてきた。
読了日:09月07日 著者:悠木 りん
後宮の黒猫金庫番 二 (富士見L文庫)後宮の黒猫金庫番 二 (富士見L文庫)感想
「〇〇できなければ結婚」という条件で、結婚を盾に無茶ぶりを押し付けられるシチュエーションにはやはりモヤるところがある。
読了日:09月06日 著者:岡達 英茉
【新装版】自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う2 (角川スニーカー文庫)【新装版】自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う2 (角川スニーカー文庫)感想
旧版既読。大分前に旧版を読んで、コミカライズ読んで、アニメを観てから改めてこの新装版を読んでいるからか、なんか妙な読感がある。
読了日:09月06日 著者:昼熊
新版 競馬の血統学 サラブレッドの進化と限界新版 競馬の血統学 サラブレッドの進化と限界感想
種牡馬として世界的に大活躍したという視点で、競馬史のマイルストーンとなった馬を数頭ピックアップしてその馬を起点に歴史を語る構成。「サラブレッド」を作り上げたイギリス競馬の黎明期の話などは興味深く、語られる馬も名種牡馬中の名種牡馬揃いだから情報の強度が強い。
ただ惜しむらくは「名種牡馬の隆盛によって濃くなって飽和した閉塞的状況は、アウトブリードの名種牡馬によって払拭される」というベタな話が中盤から後半にかけて度々繰り返されること。近年においてもありがちで分かり切った話であり、途中で食傷気味になってしまった。
読了日:09月05日 著者:吉沢 譲治
やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます4やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます4感想
良くも悪くも転生ものでありがちな展開が続く。
読了日:09月05日 著者:MIZUNA
死亡遊戯で飯を食う。4 (MF文庫J)死亡遊戯で飯を食う。4 (MF文庫J)感想
これまではデスゲームと日常生活が明確に切り分けられていただけに、その境界が曖昧になっている瞬間には独特な味わいがある。
読了日:09月05日 著者:鵜飼 有志
キミは純粋エッチな僕の花嫁 (ぷちぱら文庫creative 261)キミは純粋エッチな僕の花嫁 (ぷちぱら文庫creative 261)感想
既にカップル状態で始まり、明るくピュアにエロイ。捻りはないけど作りがシンプルかつ清々しくて満足度は高い。
読了日:09月05日 著者:愛内なの
俺の妹が最高のオカズだった (フランス書院eブックス)俺の妹が最高のオカズだった (フランス書院eブックス)感想
主人公が妹に対する感情と性癖をこじらせていく過程が味わい深い。
読了日:09月05日 著者:風見 源一郎
Nostalgia world online3 ~首狩り姫の突撃! あなたを晩ご飯!Nostalgia world online3 ~首狩り姫の突撃! あなたを晩ご飯!感想
そう悪い内容じゃないけど、個人的には1巻当時からライトでポップな路線を期待してたところがあるので、こういう路線は少し「読みたいもの」からはズレている感じはある。
読了日:09月05日 著者:naginagi
青春2周目の俺がやり直す、ぼっちな彼女との陽キャな夏 (電撃文庫)青春2周目の俺がやり直す、ぼっちな彼女との陽キャな夏 (電撃文庫)感想
逆行再生青春リベンジもの。
ナンバリングが無いのにラストの落とし方が、うーん。2巻以降ちゃんと出るなら評価はそこでという感じ。
読了日:09月04日 著者:五十嵐 雄策
みつばものがたり 1 呪いの少女と死の輪舞(ロンド) (MFブックス)みつばものがたり 1 呪いの少女と死の輪舞(ロンド) (MFブックス)感想
グロテスクな歪みがとても良い。
読了日:09月04日 著者:七沢 またり
午後4時。透明、ときどき声優2 (MF文庫J)午後4時。透明、ときどき声優2 (MF文庫J)感想
前巻の時点で無理があると思っていた入れ替わりが解消されること自体は個人的には良かったと思うけど、正直「替え玉」は大問題だと思うし、1作品だけとかならともかく複数の作品に渡っての替え玉を行った結果としては作中の顛末は正直ぬる過ぎると思いましたね。
1巻から気になっている点がこの巻までずっと引きずってしまっている感じ。
続巻があるかどうかは知らないけど、本作でその気配があった「お互いを認め合っている女性声優同士が切磋琢磨する話」の方がベタだけど素直に楽しめる気はしますね。
読了日:09月04日 著者:岬 鷺宮
シャーロック+アカデミー Logic.2 マクベス・ジャック・ジャック (MF文庫J)シャーロック+アカデミー Logic.2 マクベス・ジャック・ジャック (MF文庫J)感想
学校やキャラクターの足場・バックボーンを固めない内に学外にいってしまっているせいで、全体的にふわふわしてしまっている印象。
メインヒロインにヒロインらしい存在感がないし、各キャラへのイメージがまだ固まり切っていないから愛着が乏しい。
更に2巻の時点で打つには何でもありのホログラムという飛び道具によって状況やビジュアルがイメージしづらく、良くも悪くも本格っぽさは乏しくなっている。
本格ミステリというおりは探偵活劇的なものとして割り切ればいいのかもしれないけど、いまいち目指している方向性があやふやな印象。
読了日:09月04日 著者:紙城 境介
自分の事を主人公だと信じてやまない踏み台が、主人公を踏み台だと勘違いして、優勝してしまうお話です2自分の事を主人公だと信じてやまない踏み台が、主人公を踏み台だと勘違いして、優勝してしまうお話です2感想
フェイによって運命が変えられるキャラが多い一方で、本来の主人公じゃない異物であるフェイによって変えられた運命はハッピーエンドのようでいてどこか歪んで捻じれている感じがする点がいいですね。
読了日:09月04日 著者:流石ユユシタ
競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで (中公新書)競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで (中公新書)感想
長い競馬史の話を1冊で語ろうとしている分、資料が少ない・クローズアップされる機会が少ないイギリスを含めた欧州やアメリカの黎明期の話は面白い一方で、歴史としての情報量が増える現代に近づくに従って情報の手薄さが気になるかなぁ、と。
例えば日本競馬でも1次ブームや2次ブームの一つの事例だけで本1冊は語れるくらいのドラマや資料や情報が沢山あるから、そこをサラッと流されるとやはりスカスカ感を感じてしまいますね。
読了日:09月03日 著者:本村 凌二
才女のお世話 6 高嶺の花だらけな名門校で、学院一のお嬢様(生活能力皆無)を陰ながらお世話することになりました (HJ文庫 さ 07-03-06)才女のお世話 6 高嶺の花だらけな名門校で、学院一のお嬢様(生活能力皆無)を陰ながらお世話することになりました (HJ文庫 さ 07-03-06)感想
マネジメント・ゲーム、ルールやシステムに不明瞭なところは残るものの、将来経営者になるような上流階級が揃った学校のカリキュラムとしては納得のいくものだし、物語のギミックとしては実に面白い展開でしたね。
読了日:09月03日 著者:坂石遊作
マスク女子、とってもエロい。 ~大人しい生徒会長の正体を知ったら搾り取られました!?~ (ぷちぱら文庫creative 269)マスク女子、とってもエロい。 ~大人しい生徒会長の正体を知ったら搾り取られました!?~ (ぷちぱら文庫creative 269)感想
マスクをつけることが普通になり「唇を見られることは恥ずかしい」という価値観が定着した、という時勢を反映した世界観で、時勢からフェチに繋げてくる手管が面白かったですね。フェチっ気はいいものだ。

読了日:09月03日 著者:愛内なの
悪役令嬢は夜告鳥をめざす2 (ビーズログ文庫)悪役令嬢は夜告鳥をめざす2 (ビーズログ文庫)感想
結局最初に名乗り出なかったことで色々と面倒になってしまっているのでは?と思ってしまうところはあった。
読了日:09月03日 著者:さと
森で聖女を拾った最強の吸血姫~娘のためなら国でもあっさり滅ぼします!~森で聖女を拾った最強の吸血姫~娘のためなら国でもあっさり滅ぼします!~感想
子供を拾って溺愛する親馬鹿系の作品。
吸血姫や聖女要素がそこまで上手く生かされている感じでもなく、良くも悪くも設定は大雑把で、あらすじにある「ダークファンタジー」という文言ほどダークな要素はあまりなく全体的な描写は軽い。
イラストを含むビジュアル面は割と好きだし、「親馬鹿コメディ」的な部分はそこまで嫌いでもなく、テンポは悪くないので大きな期待をせずに割り切って読めばそこそこ読める。
読了日:09月03日 著者:瀧川 蓮
転生少女はまず一歩からはじめたい 5 ~魔物がいるとか聞いてない!~ (MFブックス)転生少女はまず一歩からはじめたい 5 ~魔物がいるとか聞いてない!~ (MFブックス)感想
ラストカットのオオカミイラストが好き。
読了日:09月02日 著者:カヤ
知っておきたい日本の古典芸能 講談知っておきたい日本の古典芸能 講談感想
控えめな講談自体の説明に合わせて、有名な話が現代文風書き下し文が収録されている。
現代文に近い形で書き下されているので、講談特有な調子は伝わってこないけど、別添えの解説が無くても「物語」の内容は理解できる点は良かったとは思う。
「講談の歴史、魅力を伝える」という点は弱いし、「講談師の使っている台本を見てみたい」という需要にはまったく応えられないけど、「講談で話されている話の筋を知りたい」という需要には答えられる内容ではあった。
読了日:09月02日 著者:瀧口 雅仁
硝子の塔の殺人硝子の塔の殺人感想
ベストセラー作家が「クローズドサークルにおける連続殺人事件」という定番にして王道たる題材に挑んだ意欲作。
ミステリ初級者でも楽しめるのかもしれないけど、どちらかと言うと定番・有名ミステリを読んできたミステリファンに向けて「クローズドサークルにはまだ名作を生み出す余地が残っている」と主張しているような印象を受ける。
ミステリファン向けに書かれた作品はトリックが重層化して分かり辛くなりがちだけど、本作はギリギリ「分かる、かも?」という範囲に収まっていて作者の挑戦は一定以上成功しているように思える。面白かった。
読了日:09月02日 著者:知念 実希人
時限病棟 (実業之日本社文庫)時限病棟 (実業之日本社文庫)感想
作中で伏字でも変名でもなく「リアル脱出ゲーム」という言葉が出てくるように、基本の流れはリアル脱出ゲーム(+デスゲーム)。
リアル脱出ゲームを小説に昇華するのは中々難しかったりするし、現に本作も謎の作り・難易度・段取りとしての流れに気になるところが無くも無いんだけど、「リアル脱出ゲーム」風の小説としてある程度以上成立しているし、読み物として楽しめるものに仕上がっている点は評価したいところではある。
終盤の展開にビッグサプライズがある訳では無かったけど、ミステリとして割と上手くまとまっていて好印象でしたね。
読了日:09月02日 著者:知念 実希人
怠惰の王子は祖国を捨てる~氷の魔神の凍争記~ 2 (MFブックス)怠惰の王子は祖国を捨てる~氷の魔神の凍争記~ 2 (MFブックス)感想
世界に与える影響を長期的視野で考えることが出来なった転生者が叱られる話。
読了日:09月02日 著者:モノクロ ウサギ
エッチするだけの女友達 ~陰キャと陽キャでグループ違うけど体の相性だけはバッチリです (ぷちぱら文庫creative 270)エッチするだけの女友達 ~陰キャと陽キャでグループ違うけど体の相性だけはバッチリです (ぷちぱら文庫creative 270)感想
ちゃんと「女友達(セフレ)」の範疇で終わった点はよかった。
読了日:09月02日 著者:亜衣まい
後宮の女官占い師は心を読んで謎を解く後宮の女官占い師は心を読んで謎を解く感想
後宮もので推理・サスペンス・食いしん坊要素などが出てくると既視感を覚えてしまうところはあるけど、コールド・ホットリーディングや心理学などに裏打ちされたペテンは定番の手法なだけに安定感はある。
主人公以外にキャラクター性の弱さを感じるし、類似作品と比べた時の強みに欠けるところはあるけど、「ベタでいいから後宮ミステリ・サスペンスを読みたい」という人の需要には応えられるくらいには一定のクオリティは満たしているので、これはこれでアリだとは思います。
読了日:09月01日 著者:夢見里 龍
弱点ゼロ吸血鬼の領地改革 1弱点ゼロ吸血鬼の領地改革 1感想
主人公のノリやヒロイン(?)のオッドアイ少女のノリは割と軽いんだけど、吸血鬼という遺物に恐怖したり反発する村人や吸血鬼狩りなどの反応は割とウェットで、この巻の時点では「異種族間での相互理解」のようなアプローチもある程度出来ていてその対比が中々味わい深い。突出した面白さがある訳でも無いけど「領地経営・村作り」をする作品は好きなので、全体的には割と好き。
この時点だと「村」という足場固めの巻といった感じだっただけに、今後本格的に「領地改革」するようになるだろう続巻が楽しみではある。
読了日:09月01日 著者:純クロン

読書メーター

2023年8月の読書まとめ

2023年8月の読書まとめ。読書メーター調べ。
計102冊、1日約3.29冊ペース。
月100冊越えは久しぶり。再読で冊数を稼いだとかも無いからだいぶいい月だったのでは。
ライトノベル83冊、ジュブナイルポルノ6冊、一般文芸・ミステリ7冊、その他雑学本6冊。
ラノベがかなり多目で、一般文芸や雑学本もそれなり。

8月の読書メーター
読んだ本の数:102
読んだページ数:29880
ナイス数:397

デスループ令嬢は生き残る為に両手を血に染めるようです (講談社ラノベ文庫)デスループ令嬢は生き残る為に両手を血に染めるようです (講談社ラノベ文庫)感想
死に戻り人狼百合。
読む前は面白そうにも思えた「人狼ゲーム+ループ」という組み合わせが相互に魅力を打ち消し合ってしまっている。
何度も繰り返されてしまうので1回1回の人狼ゲームの切実感に欠けてしまうし、「前回のゲームで自分が行った酷いこと」について「リセットされても自分の罪を覚えている」と罪悪感を抱く展開も何度も何度もループが繰り返されることで感情の鮮度が落ちてしまっている。
作品全体としては好きなところもあるし嫌いな訳でも無いんだけど最後まで「要素同士の喧嘩」を上手く処理できずに勿体ない印象が残った。
読了日:08月31日 著者:沙寺 絃
邪悪なモンスター『人間』を殺してレベルアップ!〜虐げられ全てを奪われた私は、ダンジョンになった学園で化物と戦う力を手に入れました。復讐も人助けもやりたい放題です〜【Kindle限定特典付き版】〜1 邪悪なモンスター『人間』を殺してレベルアップ!~虐げられ全てを奪われた私は、ダンジョンになった学園で化物と戦う力を手に入れました。復讐も人助けもやりたい放題です~ (ムゲンライトノベルス)邪悪なモンスター『人間』を殺してレベルアップ!〜虐げられ全てを奪われた私は、ダンジョンになった学園で化物と戦う力を手に入れました。復讐も人助けもやりたい放題です〜【Kindle限定特典付き版】〜1 邪悪なモンスター『人間』を殺してレベルアップ!~虐げられ全てを奪われた私は、ダンジョンになった学園で化物と戦う力を手に入れました。復讐も人助けもやりたい放題です~ (ムゲンライトノベルス)感想
いじめ加害者達の「イジメ」が度を超えた犯罪行為に至っていて非常に胸糞悪く描かれているし、それを行っていた主要な加害者は同情の余地も無いくらいゲスな人間性に描かれている。
そういう部分が極端に露悪的に描かれているおかげで、主人公の壊れ具合と復讐の正当性に説得力を与えられている感じなので、「ここまでしなくても……」とまったく思うことなく復讐劇を堪能できる。
「現代ダンジョンもの」としては爽快感はあるけど明らかになっていない情報も多いので今後の内容次第かなぁ。
読了日:08月31日 著者:kiki
好きな子に告ったら、双子の妹がオマケでついてきた2 (ブレイブ文庫)好きな子に告ったら、双子の妹がオマケでついてきた2 (ブレイブ文庫)感想
エロい『双恋』化。
読了日:08月30日 著者:鏡遊,カット
怠惰の王子は祖国を捨てる~氷の魔神の凍争記~ 1 (MFブックス)怠惰の王子は祖国を捨てる~氷の魔神の凍争記~ 1 (MFブックス)感想
「諸事情で能力を隠す」「冷遇してきた祖国を捨てる」という作品は多いけど、本作の「隠していた能力」のスケール感が大きくて独特な味わいになっている。
読了日:08月30日 著者:モノクロ ウサギ
競馬狂想曲競馬狂想曲感想
戦前から2010年過ぎくらいまでの時間軸で作者の競馬との関わりがエッセイの形で次々と語られている。
スポーツとしての競馬としてより、「ギャンブル」としての競馬への愛着を強く感じるので、その辺は僕の好きな部分とは異なるけど、作者の長い競馬歴に対しては頭が下がるところがあり、エッセイとして興味深かった。
ただ一方で「公営」であることへの不信が随所で顔を見せるのは少しクドさはあったし、「無敗で三冠に挑むのはディープインパクトのみ」「エアグルーヴがダービー1番人気で2着」等の間違った記述があるのは減点材料ですね。
読了日:08月30日 著者:矢崎泰久
【朗報】無防備なお嬢様の家庭教師になったら激甘生活でした (ぷちぱら文庫creative 245)【朗報】無防備なお嬢様の家庭教師になったら激甘生活でした (ぷちぱら文庫creative 245)感想
「年下」属性も「お嬢様」属性も好きなので概ね満足です。
読了日:08月30日 著者:愛内なの
アラフォー賢者の異世界生活日記 18 (MFブックス)アラフォー賢者の異世界生活日記 18 (MFブックス)感想
邪神ちゃんパワーリターンズ。
読了日:08月29日 著者:寿安清
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました8 (角川ビーンズ文庫)悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました8 (角川ビーンズ文庫)感想
大きな一区切りがついた前巻である程度満足してしまったためシリーズが止まっていたけど、久々に続巻を手を取ってみた。これまでに色んな悪役令嬢ものを読んだせいで色んな情報が脳内混線してきてキャラクターを思い出すのに苦労しましたね……
終わり方は悪くないし、リリアの啖呵など見どころはあったけど、設定や関係性が面倒臭くなりすぎててちょっと乗り切れない時間が長かった。
更に息子の恋愛スキルが低すぎてイラッとする。口下手なのか知らないけど、こういう風に口の悪さや独善的な行動で想い人との関係や状況をこじらせるキャラ苦手。
読了日:08月29日 著者:永瀬 さらさ
ネットの『推し』とリアルの『推し』が隣に引っ越してきた 2 (オーバーラップ文庫)ネットの『推し』とリアルの『推し』が隣に引っ越してきた 2 (オーバーラップ文庫)感想
年の差お姉さん声優が恋に落ちる時。可愛い。
読了日:08月28日 著者:遥 透子
アラフォー賢者の異世界生活日記 17 (MFブックス)アラフォー賢者の異世界生活日記 17 (MFブックス)感想
脳筋種族だからマッチョ化を歓迎。なるほど、そういう発想もアリだな。
読了日:08月28日 著者:寿安清
異世界転生事件録 人見知り令嬢はいかにして事件を解決したか? (角川スニーカー文庫)異世界転生事件録 人見知り令嬢はいかにして事件を解決したか? (角川スニーカー文庫)感想
タイトルに転生とあるけど(TS)憑依もの。
刑事が令嬢に憑依して事件捜査する内容だったけど、本格ミステリではなくどちらかと言うとサスペンス。表紙絵から安楽椅子探偵を想像してしまうところはあるけど、謎解きものを期待して読むとはしごを外されるとは思う。
「事件を捜査するファンタジーサスペンス」として割り切って読めばそれなりに読めるけど、好みによるかなぁ。
続編が出たら読んではみたいとは思いますけどね。
読了日:08月28日 著者:鏑木 ハルカ
クソゲー悪役令嬢④ ハーティア王立学園 (いずみノベルズ)クソゲー悪役令嬢④ ハーティア王立学園 (いずみノベルズ)感想
前巻ラストがインパクトがあっただけに、本巻で変に関係性がこじれなかったことにホッとするべきか拍子抜けするべきか悩ましい。
読了日:08月28日 著者:タカば
春菜ちゃん、がんばる? フェアリーテイル・クロニクル 8 (MFブックス)春菜ちゃん、がんばる? フェアリーテイル・クロニクル 8 (MFブックス)感想
シリーズ当初を思い出しながら、「そうか、もう(法的に)酒が飲める年齢になったのか……」という感慨が生まれる。
読了日:08月27日 著者:埴輪星人
10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた 3 (オーバーラップ文庫)10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた 3 (オーバーラップ文庫)感想
助走期間を過ぎてヒロインレース加速。ラブコメらしいラブコメになってきた。
読了日:08月26日 著者:館西夕木
死ぬ運命にある悪役令嬢の兄に転生したので、妹を育てて未来を変えたいと思います 1 ~世界最強はオレだけど、世界最カワは妹に違いない~ (オーバーラップノベルス)死ぬ運命にある悪役令嬢の兄に転生したので、妹を育てて未来を変えたいと思います 1 ~世界最強はオレだけど、世界最カワは妹に違いない~ (オーバーラップノベルス)感想
悪役令嬢妹とのシスコン・ブラコン小説。
この系統の作品の定番要素の塊で特筆するような追加設定は無いし、色々と動くにしても作中年齢が低すぎる気はするけど、内政や育成など一つ一つの段取りがある程度しっかりしているし、キャラクター造形も好感が持てるものなので結構読めるものになっている。割と好き。
読了日:08月26日 著者:泉里侑希
弱気MAX令嬢なのに、辣腕婚約者様の賭けに乗ってしまった 6 (ビーズログ文庫)弱気MAX令嬢なのに、辣腕婚約者様の賭けに乗ってしまった 6 (ビーズログ文庫)感想
シナリオ改編による悪影響を何とかしようとする話しだったけど、「賭けに初勝利」というところに全てを持っていかれた感。
読了日:08月26日 著者:小田 ヒロ
転生王女と天才令嬢の魔法革命6 (ファンタジア文庫)転生王女と天才令嬢の魔法革命6 (ファンタジア文庫)感想
永遠に近しい時間を愛する人と共に歩んでいく決意。
読了日:08月25日 著者:鴉 ぴえろ
死亡遊戯で飯を食う。3 (MF文庫J)死亡遊戯で飯を食う。3 (MF文庫J)感想
デスゲームとミステリの相性の良さ。
読了日:08月24日 著者:鵜飼 有志
おやこで楽しむ講談入門おやこで楽しむ講談入門感想
講談の基本的な説明を最初に少し行い、口語調の台本に近い形で有名な話を解説併記で収録している。
ルビも多目で、説明も簡潔で明快。張り扇の作り方が図解付きで書かれているところがとても良い。講談の歴史・背景・説明の濃さに物足りなさは感じるけど、ターゲット層的には正しいと思う。
台本のように収録されても話の面白さは伝わらないところはあるけど、動画や寄席で講談に興味を持った子供が最初に手に取る本としてはいいんじゃないですかね。
読了日:08月23日 著者:稲田 和浩,小泉 博明,宝井 琴柑
堕天使設定のV系ヴォーカリスト、召喚された異世界で救世主となる 1st 黒き翼の序曲 (ファンタジア文庫)堕天使設定のV系ヴォーカリスト、召喚された異世界で救世主となる 1st 黒き翼の序曲 (ファンタジア文庫)感想
読む前は「堕天使設定」を演技しているプライベートとアーティストでキャラが違う主人公だと思っていたら、本気で音楽で世界を救おうとしている志の高い音楽バカだった。
「堕天使」もその志の高さの延長線上にあり、異世界への転移も、世界救済のこともすんなり受け入れるメンタリティが強かった。
なんかこのキャラなら本気で世界を救ってしまうんだろうな、という説得力を感じさせる浮世離れした主人公が面白かったですね。
読了日:08月23日 著者:赤石 赫々
俺の天使は盲目でひきこもり 閉じ込められた人形少女のほほえみが愛おしすぎる! (一迅社ノベルス)俺の天使は盲目でひきこもり 閉じ込められた人形少女のほほえみが愛おしすぎる! (一迅社ノベルス)感想
んー、ヒロインのイラストは可愛いし、庇護欲をそそる境遇のキャラだとは思うんだけど、周りから溺愛されるようになることを読者(まあ僕の話なんだけど)に納得させる「あと一押し」が足りない感じ。
「家族から見放されても必須で頑張ってきた努力家」であるとか「愛玩されるにふさわしい特筆するほどの容姿」とか「図抜けて有能な才能」とか、そういうものがあった方が個人的には受け入れやすかったですね。
内容はそんなに嫌いじゃないんだけど、そういう細かい部分で好みとシックリ来なかった感じ。
読了日:08月23日 著者:ことりとりとん,こよいみつき
合法ショタとメカメイド① ダンジョンの奥で見つけたのは、 最強古代兵器のメイドさんでした。 (いずみノベルズ)合法ショタとメカメイド① ダンジョンの奥で見つけたのは、 最強古代兵器のメイドさんでした。 (いずみノベルズ)感想
正直おねショタみたいな要素を期待して読んだところがあるんだけど、主人公に「合法ショタ」として特筆する魅力を感じらなかったし、そもそも論として全体的にキャラクターに魅力を感じられなかった。
ダンジョンもの・冒険者ものとしての面白みにも欠けていたし、僕には合いませんでしたね。
読了日:08月23日 著者:ベニサンゴ
俺のアパートがダンジョンになったので、最強モンスターを従えて楽々攻略 大家さん、従魔士に覚醒したってよ (ファンタジア文庫)俺のアパートがダンジョンになったので、最強モンスターを従えて楽々攻略 大家さん、従魔士に覚醒したってよ (ファンタジア文庫)感想
現代ダンジョンものの、自分(達)だけのダンジョンを手に入れるタイプの作品。サクラの(身体的)成長が早過ぎて勿体ない。
読了日:08月22日 著者:モノクロ
春菜ちゃん、がんばる? フェアリーテイル・クロニクル 7 (MFブックス)春菜ちゃん、がんばる? フェアリーテイル・クロニクル 7 (MFブックス)感想
意図せず嫁候補の囲い込みと釘差し。罪作りやわ。
読了日:08月21日 著者:埴輪星人
東京會舘とわたし(下)新館東京會舘とわたし(下)新館感想
「歴史」の時代である旧館から現代に近づく新館へ。僕が生まれる前後を跨いで時間軸に移り変わっていく。
僕が生まれる前の芸能人の話は芸能ものとしての面白さがあり、東北に住んでいるからこそ今なお記憶に刻まれている3.11の話は「震源から遠い東京」であっても現実に存在した不安がリアリティを持って描かれており、作者の実体験が最大限に発揮されてるであろう文学賞受賞の話は臨場感があって温かい気持ちになった。
これだけ長い歴史がある施設をモチーフに作品を書くのは大変だったと思いますが見事に描き切っている。いい作品でした。
読了日:08月21日 著者:辻村深月
東京會舘とわたし(上)旧館東京會舘とわたし(上)旧館感想
東京會舘には縁がなかったけど、実在の人物・建物・事件が出てきたりするのでフィクションとノンフィクションの狭間を揺蕩うような不思議な読後感だった。
読了日:08月20日 著者:辻村深月
悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。7 (アイリスNEO)悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。7 (アイリスNEO)感想
主人公の意識改革と日常とほんわかした恋愛話などで、大きな動きはなし。
元々刊行ペースが早いシリーズではなかったけど、単巻での話の展開も遅くなって、個人的にはシリーズとしては低調傾向が続いている印象。
読了日:08月20日 著者:天壱,鈴ノ助
八男って、それはないでしょう! 27 (MFブックス)八男って、それはないでしょう! 27 (MFブックス)感想
長々と引っ張った割にあっさり終わった。やはり敵のメンタリティが小物過ぎた。
読了日:08月20日 著者:Y.A
八男って、それはないでしょう! 26 (MFブックス)八男って、それはないでしょう! 26 (MFブックス)感想
あの世で修業。
突然世界観が変わったかのようなご都合トンデモ展開でノッテいけなかったよ……
読了日:08月20日 著者:Y.A
八男って、それはないでしょう! 25 (MFブックス)八男って、それはないでしょう! 25 (MFブックス)感想
魔族のパワーアップの方法が方法だけに、戦闘力があるだけの小物が爆誕
読了日:08月20日 著者:Y.A
八男って、それはないでしょう! リコレクション (MFブックス)八男って、それはないでしょう! リコレクション (MFブックス)感想
特典ショートストーリーを集めた短編集。時間軸的にエピソードがいちいち懐かしい。
しかし、なんで電子書籍限定なんでしょうね……アニメ化までいったシリーズなのに……
読了日:08月20日 著者:Y.A
第七王子、政略結婚しまくってたらハーレムできました! (キングノベルス 88)第七王子、政略結婚しまくってたらハーレムできました! (キングノベルス 88)感想
「第七(王子)」である合理性は特になかった。
読了日:08月19日 著者:赤川ミカミ
春菜ちゃん、がんばる? フェアリーテイル・クロニクル 6 (MFブックス)春菜ちゃん、がんばる? フェアリーテイル・クロニクル 6 (MFブックス)感想
異世界人が日本に来る展開、外国人が日本文化に触れるコンテンツに近しい楽しみがあるな。
読了日:08月19日 著者:埴輪星人
八男って、それはないでしょう! 24 (MFブックス)八男って、それはないでしょう! 24 (MFブックス)感想
ちゃんと元生徒3人の責任を取ってヴェル君えらい。
読了日:08月19日 著者:Y.A
身代わり皇帝の憂鬱~後宮の侍女ですが、入れ替わった皇帝に全てを押しつけられています~ (小学館文庫 Cま 1-4)身代わり皇帝の憂鬱~後宮の侍女ですが、入れ替わった皇帝に全てを押しつけられています~ (小学館文庫 Cま 1-4)感想
気風のいい主人公の性格は好きなんだけど、人格交換後の苦労のほとんどがヘタレ皇帝の体たらくのせいだと思うとゲンナリしてしまうところはある。皇帝の尻ぬぐいをしている感が強くて皇帝がヒーロー役だと思うとテンションが上がり切らない。
次巻が出たらとりあえず主人公への好感度で読むとは思います。
読了日:08月19日 著者:松田 詩依
化物嬢ソフィのサロン ~ごきげんよう。皮一枚なら治せますわ~ (MAG Garden NOVELS)化物嬢ソフィのサロン ~ごきげんよう。皮一枚なら治せますわ~ (MAG Garden NOVELS)感想
本当に「皮一枚なら治せる」というタイトルに偽りがないくらいの限定的な能力で、治せる患者がいたり、治せない患者がいたりする。
ただ、治せても治せなくても、そういう悩みを持つ色んな人達との交流の中で、色んなドラマや人生の転機が生まれる。
様々な想いがしみじみと染み入ってくる物語でとても良かったです。
しかしまあ、僕自身が皮膚病持ちで苦労したので、主人公の能力は神に等しい。
読了日:08月19日 著者:紺染幸
ゲーム世界転生〈ダン活〉6〜ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を〈はじめから〉プレイする〜ゲーム世界転生〈ダン活〉6〜ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を〈はじめから〉プレイする〜感想
Web版既読。
書籍1冊の分量だと中々区切りのいいところで終わらないので、「もっと読みたい」「読み足りない」「ここで終わりかー」という印象が強くてもどかしい。
しかしまあ、この刊行ペースだとWebストックが増えていく一方というのが何とも。
読了日:08月18日 著者:ニシキギ・カエデ
ひきこまり吸血姫の悶々10 (GA文庫)ひきこまり吸血姫の悶々10 (GA文庫)感想
長らく続いた常世編完結も完結。
正直本エピソードは間延びしてダレてしまった印象があったけど、要所の見せ場や終わらせ方で何となく許せてしまう感じになってしまったな。
読了日:08月18日 著者:小林湖底
神田松之丞 講談入門神田松之丞 講談入門感想
講談まったく分からない人向けに講談がどういうものかを一から説明する「完全な入門書」というよりは、「講談」がどういうものかとりあえず分かってる人が理解と興味を一歩深めるステップの本という印象。
稀代の人気者である「神田松之丞」の視点と考えを通して「講談」の過去と現在と未来がぼんやり浮かび上がってくる。
この本をある程度読み込めた人が改めて神田松之丞(伯山)の講談を観たら、「講談」を凄く楽しめるんだろうなぁ。そういう感じの1冊。
読了日:08月17日 著者:神田松之丞
今、俺の×××を咥えている清純派女優は、イケメン俳優と熱愛が報じられている 2 (オシリス文庫)今、俺の×××を咥えている清純派女優は、イケメン俳優と熱愛が報じられている 2 (オシリス文庫)感想
前巻に引き続き年の差女優とのエロい関係性がとても素晴らしい。
明るくさっぱりとした愛嬌のあるエロに積極的なヒロインがとにかく魅力的だし、酒の勢いのエロから始まった二人の関係が実は相性ばっちりで、最終的に納まるところに納まる終わり方は満足度が高い。
近年のエロ小説の中でも個人的な満足度が高い、いいシリーズでしたね。
読了日:08月16日 著者:ブリル・バーナード
転生令嬢、日本食で異世界人の胃袋を掴んじゃいます! 敵国の俺様王子とクールで寡黙な兄からプロポーズされました (電撃の新文芸)転生令嬢、日本食で異世界人の胃袋を掴んじゃいます! 敵国の俺様王子とクールで寡黙な兄からプロポーズされました (電撃の新文芸)感想
う、うーん、期待していた「日本食」要素が「日本人である前世があることを示す」ギミック止まりで、グルメもの的な面白さが無い。
更に要素要素は嫌いじゃないはずなのに、好感度が低いキャラが多い・恋愛周りの立ち回りの悪さ・取ってつけたようなロマンスなど全体的に僕には合いませんでしたね。not for me。

読了日:08月16日 著者:七福さゆり
新装版 ラブオールプレー 君は輝く! (ポプラ文庫ピュアフル こ 4-11)新装版 ラブオールプレー 君は輝く! (ポプラ文庫ピュアフル こ 4-11)感想
これまでの本だと「名前は度々出てくるけど、パーソナルな部分はよーわからん」キャラの筆頭だった岬省吾の話。
トップクラスの実力を持っている選手であっても、トップオブトップの選手と対戦する中で色々と悩みや挫折を感じながら生きている、という部分にしみじみとした想いを感じてしまった。
読了日:08月16日 著者:小瀬木 麻美
かませ犬な第一王子に転生したので、ゲーム知識で無双する (BKブックス)かませ犬な第一王子に転生したので、ゲーム知識で無双する (BKブックス)感想
割とタイトル通りの内容で、「異世界ロボットもの」という要素だけが珍しさ(ただ先行の同カテゴリー作品が無い訳ではない)という感じ。
ロボット要素を除くとキャラクターの性格や行動、ストーリー的な面白さ、文章のテンポ等、素直に「好き」と言える部分はあまり無かったという個人的印象。
大きなプラスが無い分、致命的なマイナスがある訳でも無いし、ロボットもの自体は好きなので続きが出たら読むとは思います。
読了日:08月16日 著者:しんこせい
図説 藤原氏 鎌足から道長、戦国へと続く名門の古代・中世図説 藤原氏 鎌足から道長、戦国へと続く名門の古代・中世感想
この図説シリーズは好きだし、「藤原氏」について深掘りした本が読みたかったので手に取りましたが、うーん、正直言って期待外れな内容でした。
主に大化の改新から江戸時代前位までの「藤原氏」について、広く浅くまとめてある感じですが、さすがに時代が広すぎた。紙幅が足りなくて朝廷が政治の中心だった王朝時代(奈良時代平安時代)の情報量が多いのに対して、武家政権以降が情報量で割を食っている。
五摂家のうち3家しか説明されない辺りにガッカリ。
最低でも王朝時代以前と武家政権以後で2冊以上に分けた方が良かったと思いますね。
読了日:08月16日 著者:木本好信,樋口健太郎
兇人邸の殺人兇人邸の殺人感想
特殊設定ミステリのトップランナーの一つである剣崎比留子シリーズ3作目。「襲い来る巨人が徘徊する館からの脱出」みたいな内容。
地図があっても館の構造がイマイチわかり辛く、登場人物たちがどういう位置にいるのか、どこは移動出来て・どこは移動できないのか、どこに行こうとしているのか、などの状況(条件)が直感的に分かり辛く、ミステリ的な驚き・感心は弱かった印象。
一方で巨人の悲哀、探偵とワトソンのお互いへの想い、生きる伸びることが出来るのかの生存競争、みたいな物語的な面白さは中々良かったので、総合的には楽しめた。
読了日:08月16日 著者:今村 昌弘
歴史に残る悪女になるぞ 4 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです! (ビーズログ文庫)歴史に残る悪女になるぞ 4 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです! (ビーズログ文庫)感想
主人公のいないところで、ストーリーの核心的な部分について進展してしまうのはどうなんだろうと思ってしまうところはある。
読了日:08月15日 著者:大木戸 いずみ
歴史に残る悪女になるぞ 3 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです! (ビーズログ文庫)歴史に残る悪女になるぞ 3 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです! (ビーズログ文庫)感想
ヒーローの記憶喪失展開はまだしも、明確な証拠もないのに容疑者扱いからの国外追放展開はさすがに強引じゃないかなぁ。
読了日:08月15日 著者:大木戸 いずみ
ライオンは仔猫に夢中 ~平塚おんな探偵の事件簿3~ (平塚おんな探偵の事件簿 3)ライオンは仔猫に夢中 ~平塚おんな探偵の事件簿3~ (平塚おんな探偵の事件簿 3)感想
猫が増えて嬉しい。
読了日:08月15日 著者:東川篤哉
異伝 淡海乃海~羽林、乱世を翔る~四異伝 淡海乃海~羽林、乱世を翔る~四感想
近年、別個に戦国時代の知識を蓄える機会が増えたので、シリーズ初期に比べて読んだ時に汲み取れる情報量が増えて、やたらと楽しくなってきた。
やはりこういう作品はバックボーンとなる知識量が重要だな、と。
読了日:08月15日 著者:イスラーフィール
姪っ子ギャルと欲望まみれのパパ活しちゃいました (オトナ文庫 219)姪っ子ギャルと欲望まみれのパパ活しちゃいました (オトナ文庫 219)感想
姪っ子属性とギャル属性をかけ合わせた結果、姪っ子要素の印象があまり残らなかった。
読了日:08月15日 著者:成田ハーレム王
異世界魔女の配信生活~いなくなった師匠が残していったものは地球に繋がる通信魔法でした。師匠の真似をして配信してお菓子をもらいます~ (BKブックス)異世界魔女の配信生活~いなくなった師匠が残していったものは地球に繋がる通信魔法でした。師匠の真似をして配信してお菓子をもらいます~ (BKブックス)感想
現代日本の人間が異世界に来て観光や配信」と言うパターンに対する、「異世界の人間が現代日本に来て観光や配信」という逆パターンの作品。
外国人が日本観光を楽しんでいる・不慣れながら日本向けに配信をしているみたいな微笑ましい楽しさがある。割と好き。
「師匠」の使い方が上手くて、「異世界人が配信・転移」という設定をすんなり受け入れられるようにしているし、ホロリとくる終わり方に出来ている気がしますね。
このレーベルにしては珍しく素直に好きと言える内容だった。
読了日:08月14日 著者:龍翠,ねむりねむ
不遇皇子は天才錬金術師~皇帝なんて柄じゃないので弟妹を可愛がりたい〜不遇皇子は天才錬金術師~皇帝なんて柄じゃないので弟妹を可愛がりたい〜感想
宮廷内闘争の合間に弟妹との関係を良化させるのに費やした巻。
読了日:08月14日 著者:うめー
真田信繁 幸村と呼ばれた男の真実 (角川選書)真田信繁 幸村と呼ばれた男の真実 (角川選書)感想
史料に基いて書かれているので「真田信繁」の本としてはしっかりしている。
それだけに「真田信繁」は本当に史料に基いた史実だけだと現代でここまで人気があることが不思議な武将だよなぁ、と再確認。
いやまあ、江戸時代以来の「幸村」の軍記物や現代の戦国ゲーム物などの影響なのは分かるんですが、つくづく史実とアンバランスな武将だよな、と。
読了日:08月13日 著者:平山 優
ひきこまり吸血姫の悶々9 (GA文庫)ひきこまり吸血姫の悶々9 (GA文庫)感想
初登場の時を想うと、まさかフーヤオにこんな見せ場が溢れるドラマが用意されるとは……このエピソードに入ってからカッタるい展開が続いてる印象だったけど、思いがけず良かった。
読了日:08月13日 著者:小林湖底
黒幕令嬢なんて心外だわ! 素っ頓狂な親友令嬢も初恋の君も私の手のうち (角川ビーンズ文庫)黒幕令嬢なんて心外だわ! 素っ頓狂な親友令嬢も初恋の君も私の手のうち (角川ビーンズ文庫)感想
「黒幕令嬢」とまで言うには人心掌握や工作や謀略の強度に物足りなさはあったけど、素直で直截的なトラブルメイカーな「親友令嬢」のキャラクター造形が面白かった。
読了日:08月13日 著者:野菜ばたけ
家を追い出されましたが、元気に暮らしています ~チートな魔法と前世知識で快適便利なセカンドライフ!~ (カドカワBOOKS)家を追い出されましたが、元気に暮らしています ~チートな魔法と前世知識で快適便利なセカンドライフ!~ (カドカワBOOKS)感想
捨てられた主人公が、辺境で脳筋に育てながら魔法チートに前世知識物づくりチートする話。
脳筋ノリは嫌いじゃないんだけど、全体的なディテールが雑。
読了日:08月13日 著者:斎木 リコ
転生少女の三ツ星レシピ ~崖っぷち食堂の副料理長、はじめました~ (カドカワBOOKS)転生少女の三ツ星レシピ ~崖っぷち食堂の副料理長、はじめました~ (カドカワBOOKS)感想
んー、僕には合わなかった。
「料理できなくなった料理人」ってそれだけで魅力が激減すると思うんだけど、その主人公の欠点を補うバディとしてキルシュに魅力を感じられなかった時点で全体的にノッテいけなかった。
キルシュ自身はいい子だとは思うんだけど、主人公の代わりに手を動かす以上のことが出来ていない気がして、サーシャが料理を出来るようになったら不要になってしまう存在感しかない。もうちょっと「料理人として優れた素質」「一部分でもあっても主人公には無い才能」を持っていた方が読み易かった気がしますね。
読了日:08月12日 著者:深水紅茶
悪姫の後宮華演 (富士見L文庫)悪姫の後宮華演 (富士見L文庫)感想
自分の能力と与えられた役割に矜持ある主人公が中々良かった。
読了日:08月12日 著者:甲斐田 紫乃
最強英雄と無表情カワイイ暗殺者のラブラブ新婚生活 1 (HJ文庫 あ 13-01-01)最強英雄と無表情カワイイ暗殺者のラブラブ新婚生活 1 (HJ文庫 あ 13-01-01)感想
タイトル通りのものが読める。タイトル以上のものは読めない。
読了日:08月11日 著者:アレセイア
異世界最強の嫁ですが、夜の戦いは俺の方が強いようです ~知略を活かして成り上がるハーレム戦記~(2) (モンスター文庫 Mし 05-02)異世界最強の嫁ですが、夜の戦いは俺の方が強いようです ~知略を活かして成り上がるハーレム戦記~(2) (モンスター文庫 Mし 05-02)感想
ハーレム拡大。タイトルがタイトルなので正しい。
読了日:08月11日 著者:シンギョウガク
ママ友と育てるラブコメ (2) (ガガガ文庫 ガお 10-2)ママ友と育てるラブコメ (2) (ガガガ文庫 ガお 10-2)感想
母娘の関係性の描き方が良かった。
読了日:08月11日 著者:緒二葉
見切りから始める我流剣術 2 (MFブックス)見切りから始める我流剣術 2 (MFブックス)感想
「剣術」に真摯な態度はいいと思うんだけど、ストーリーラインとして「何を目的に、何をやっているのか」という目的意識があやふやなところがある気がする。
読了日:08月11日 著者:氷純
使い潰された勇者は二度目、いや、三度目の人生を自由に謳歌したいようです1 (MFブックス)使い潰された勇者は二度目、いや、三度目の人生を自由に謳歌したいようです1 (MFブックス)感想
複数回の転生やハードモードな暮らしをチート能力で変えるところとか個々の要素だけ見ると目新しいところはそんなに無いし、細かな粗がチラホラと垣間見えるんだけど、キャラクターのノリや考え方や文章のテンポなどに独特な味わいがあって何だか妙に楽しかった。
妙に愛嬌のある精霊が好き。
読了日:08月10日 著者:あかむらさき
聖女と皇王の誓約結婚 2 恥ずかしいので聖女の自慢話はしないでくださいね…! (ビーズログ文庫)聖女と皇王の誓約結婚 2 恥ずかしいので聖女の自慢話はしないでくださいね…! (ビーズログ文庫)感想
人質が取られたところで終わる前巻の終わり方からすると思ったよりピンチにならなかったし、あっさりと潜り抜けてしまった印象はある。
ただまあ、ヒーローとヒロインの互いに信頼して想い合う関係性がとても良かった。
読了日:08月10日 著者:石田 リンネ
聖女は人間に絶望しました ~追放された聖女は過保護な銀の王に愛される~ (アリアンローズ)聖女は人間に絶望しました ~追放された聖女は過保護な銀の王に愛される~ (アリアンローズ)感想
「人間に絶望しました」という言い回しは悪堕ち・人間嫌悪になるようなイメージを持つけど、そこまで強烈な感情を持つ訳でもなく、いわゆる「追放された先で亜人に受け入れられ、ヒーローに愛される」というタイプの作品。
良くも悪くも類型的なのでパンチは弱いですね。
読了日:08月10日 著者:柏てん
ライオンの歌が聞こえる 平塚おんな探偵の事件簿2 (平塚おんな探偵の事件簿 2)ライオンの歌が聞こえる 平塚おんな探偵の事件簿2 (平塚おんな探偵の事件簿 2)感想
シリーズ2作目。ミステリとしてはさておき、探偵とワトソンのキャラクターがイマイチ個人的好みと噛み合わない。
読了日:08月10日 著者:東川 篤哉
転生したら皇帝でした5~生まれながらの皇帝はこの先生き残れるか~転生したら皇帝でした5~生まれながらの皇帝はこの先生き残れるか~感想
地盤が盤石で平和になってしまうと当初コンセプト的にも、タイトル的にもブレてしまうせいか、「落ち着くと思ったら大間違いだ」と言わんばかりに試練を与えられ続ける主人公。
読了日:08月10日 著者:魔石の硬さ
薬で幼くなったおかげで冷酷公爵様に拾われました ―捨てられ聖女は錬金術師に戻ります― 2 (アリアンローズ)薬で幼くなったおかげで冷酷公爵様に拾われました ―捨てられ聖女は錬金術師に戻ります― 2 (アリアンローズ)感想
妹が力を得た理由は分かったし、「魔王の器」という設定には幾らかの面白味はあったけど、「妹との対決」という意味では物足りなさはあったかなぁ。
読了日:08月09日 著者:佐槻 奏多
薬で幼くなったおかげで冷酷公爵様に拾われました ―捨てられ聖女は錬金術師に戻ります― 1 (アリアンローズ)薬で幼くなったおかげで冷酷公爵様に拾われました ―捨てられ聖女は錬金術師に戻ります― 1 (アリアンローズ)感想
偽聖女として追放された(逃亡することになった)ヒロインが追放先で幸せになるタイプの話。
お飾り聖女になるところまではまだしも、駆け落ちした異母妹が都合よく力を得て戻ってきて厚遇される流れに「偽聖女」「追放」という状況を作るための作者都合を感じてしまうところはある。駆け落ち先で厚遇されてたのに出奔して、戻ってきた駆け落ち娘を改めて厚遇されるなんて国の対応としてどうなんだろうと思わなくもない。そんな信用できない人間を高い地位に置いてられないやろ……
読了日:08月09日 著者:佐槻 奏多
断罪された悪役令嬢は、逆行して完璧な悪女を目指す3断罪された悪役令嬢は、逆行して完璧な悪女を目指す3感想
全体的なパンチは弱いけど、主人公が周りから好かれてる展開は居心地が良い。
読了日:08月09日 著者:楢山幕府
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 11乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 11感想
五人組が活躍するとなんだか落ち着かない。
読了日:08月08日 著者:三嶋与夢
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 10 (GCノベルズ)乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 10 (GCノベルズ)感想
アンジェのガス抜きと改めての決心。面倒臭い展開にならなくて良かった。
読了日:08月08日 著者:三嶋与夢
華麗なる悪女になりたいわ! ~愛され転生少女は、楽しい二度目の人生を送ります~ (SQEXノベル)華麗なる悪女になりたいわ! ~愛され転生少女は、楽しい二度目の人生を送ります~ (SQEXノベル)感想
悪女(ほほえま)
読了日:08月08日 著者:葉月秋水,転
訳あり伯爵様と契約結婚したら、義娘(六歳)の契約母になってしまいました。〜契約期間はたったの一年間〜① (SQEXノベル)訳あり伯爵様と契約結婚したら、義娘(六歳)の契約母になってしまいました。〜契約期間はたったの一年間〜① (SQEXノベル)感想
エージェントリーディアがkawaii。可愛いの勝利。
読了日:08月07日 著者:黒猫かりん,ボダックス
ミスリル令嬢と笑わない魔法使い (Mノベルスf)ミスリル令嬢と笑わない魔法使い (Mノベルスf)感想
強メンタルのミスリル令嬢の好感度が高い。恋愛がここまで進展するとは思わなかった。
読了日:08月07日 著者:早瀬黒絵
後宮女官の事件簿 (光文社文庫 Cあ 69-2)後宮女官の事件簿 (光文社文庫 Cあ 69-2)感想
後宮を舞台にした宮正女官と女装皇帝のバディミステリ。
ミステリとしてはそこそこで、バディの関係性には幾らかの面白さはあったものの、中華(風)世界における「皇帝」に格を考えると皇帝が軽々に動きすぎという印象は受ける。皇太子や皇弟くらいだったらまだすんなり受け入れられた気がするんですけどね。
んー、そこまで面白いという訳でもなかったけど、犬の崙々は可愛くてそこはとても良かった。
読了日:08月07日 著者:藍川竜樹
宮廷魔術師の婚約者2 書庫にこもっていたら、国一番の天才に見初められまして!? (角川ビーンズ文庫)宮廷魔術師の婚約者2 書庫にこもっていたら、国一番の天才に見初められまして!? (角川ビーンズ文庫)感想
主人公の才能が花開いていく展開好き。
読了日:08月06日 著者:春乃 春海
クソザコ種族・呪われし鎧(リビングアーマー)で理不尽クソゲーを超絶攻略してみた 1 (HJ NOVELS HJN 75-01)クソザコ種族・呪われし鎧(リビングアーマー)で理不尽クソゲーを超絶攻略してみた 1 (HJ NOVELS HJN 75-01)感想
不遇職・縛りプレイで成り上がる系のVRMMOもの。
「人間種族がいない」という設定だけど、ヒロイン各のキャラは人型に近い種族になる辺りは良くも悪くもヌルい。
読了日:08月06日 著者:へか帝
「お前を追放する」追放されたのは俺ではなく無口な魔法少女でした (一迅社ノベルス)「お前を追放する」追放されたのは俺ではなく無口な魔法少女でした (一迅社ノベルス)感想
追放ものだけど「主人公ではなくヒロインが追放される」というパターンもそう珍しいものでもないし、タイトルの「魔法少女」という言い回しは「魔法使いの少女」というだけで特別な意味は無い。
そういうタイトルやあらすじから期待されたフックになりそうな部分が空振りに終わった結果、「無口少女ヒロインの追放ザマァもの」という特筆するところの無い作品が残った感じ。
ん-、主人公がヒロインを誘ったり惹かれたりする動機が弱いし、そもそも主人公に魅力が乏しい。イマイチですね。
読了日:08月06日 著者:まるせい,福きつね
FPSゲームのコーチを引き受けたら依頼主が人気VTuberの美少女だった 1 (PASH!文庫 Mす 1-1)FPSゲームのコーチを引き受けたら依頼主が人気VTuberの美少女だった 1 (PASH!文庫 Mす 1-1)感想
eスポーツ+Vtuber+ハーレムラブコメ
タイトルに「Vtuber」を付けている割にヒロインがVtuberである意味が全くなく、アイドル・配信者・女優みたいな「人気ある有名人」なら成立する時点で看板倒れという印象。
更に主人公がeスポーツの第一線から離れた理由もふんわりしていたので「挫折からの再起」的側面が薄くドラマ的にも弱い。
eスポーツものとしても、「ゲーム」の魅力を描写しきれておらず、スポコン展開が上手い訳でもない。
何だか全体的に期待外れが続いてしまっている内容でnot for meでしたね。
読了日:08月06日 著者:すかいふぁーむ
転生しました、サラナ・キンジェです。ごきげんよう。 ~婚約破棄されたので田舎で気ままに暮らしたいと思います~【電子書店共通特典SS付】 (アース・スター ルナ)転生しました、サラナ・キンジェです。ごきげんよう。 ~婚約破棄されたので田舎で気ままに暮らしたいと思います~【電子書店共通特典SS付】 (アース・スター ルナ)感想
婚約破棄された後、現代知識を使ったモノづくりやビジネスで幸せになっていく話。貴族社会から家族単位で離れるのが中々豪快な導入だった。
現代知識チートによるモノづくり・ビジネスという部分だけ見ればありがちな内容ではあるんだけど、僕自身がそういう話が好きだし、一緒に移住した家族たちも環境が変わって能力を発揮する展開がとても良かったですね。
家族を始めとして、主人公の性格や立ち居振る舞いも好感度が高いので全体的に満足度は高い。
「こういう作品を読みたい」時に「類型的なこういう作品」が読めたという満足感。
読了日:08月06日 著者:まゆらん
くま クマ 熊 ベアー 20 (PASH!ブックス)くま クマ 熊 ベアー 20 (PASH!ブックス)感想
ボスキャラ倒した後の後日談としてのほのぼの話と次のエピソードのプロローグといった内容。
本巻だけ見るとそう悪い内容でもないんだけど、シリーズ初期に比べて1エピソードの展開が遅くなった上で刊行ペースがかなり落ちているので、全体としてシリーズのスピード感が減退してしまっていて、「追っているシリーズ」としての満足度は着実に落ちている。
読了日:08月06日 著者:くまなの
続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6) (電撃文庫)続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6) (電撃文庫)感想
遠上君、一途だな。
読了日:08月06日 著者:佐島 勤
捨てられ悪役令嬢、邪神に拾われる。 (ビーズログ文庫)捨てられ悪役令嬢、邪神に拾われる。 (ビーズログ文庫)感想
邪神くんのノリが良くも悪くも軽い。
読了日:08月05日 著者:すずきこふる
雨の中、ギャルを拾う。 〜アラサーリーマンと家出少女の淫靡な関係〜 (ぷちぱら文庫creative 260)雨の中、ギャルを拾う。 〜アラサーリーマンと家出少女の淫靡な関係〜 (ぷちぱら文庫creative 260)感想
「家出少女」を家に連れ込んで、淫行を行うことについての葛藤や法的なアレコレは特になく、家出についても少女本人が決着つけるので良くも悪くもヌルイ展開。気楽に読みたい人なら悪くないのでは。
読了日:08月05日 著者:愛内なの
ライオンの棲む街 ~平塚おんな探偵の事件簿1~ (平塚おんな探偵の事件簿 1)ライオンの棲む街 ~平塚おんな探偵の事件簿1~ (平塚おんな探偵の事件簿 1)感想
東川作品特有の居住地ディスりシリーズの一つ。今回は平塚をディスる
読了日:08月05日 著者:東川篤哉
棋士 羽生善治棋士 羽生善治感想
写真集半分に、経歴・エピソード・対談などの文章が半分という構成。
経歴・エピソードについては広く浅くという感じで、悪くないものの物足りなさもある。
ただ、対談はいま三つ。将棋を趣味にしている作家ではあるんだろうけどあまり将棋に対する熱量を感じれない語り口だったし、作家と棋士の共通点を無理矢理探して語ったりして、両者の話が嚙み合わずに話が進んでいる部分もあった印象。素直に棋士同士の対談で良かった気がする。
ただ本職カメラマンだけあって写真の数々は素晴らしい。ハブにらみなどの印象的な写真が揃ってて実によい。
読了日:08月05日 著者:弦巻 勝
婚約破棄され捨てられるらしいので、軍人令嬢はじめます (角川ビーンズ文庫)婚約破棄され捨てられるらしいので、軍人令嬢はじめます (角川ビーンズ文庫)感想
転生者でもなく作品世界の知識も無い主人公が、転生者である義妹から聞きかじった情報を元に自分の運命を変えようとする話。
主人公に与えられた情報は限定的なので、必ずしも最適解の行動が取れるわけではないので手探りの中でかなり大胆な行動を取っていく。
甘えることなく、毅然と運命に立ち向かう主人公の姿が清々しくて良かったですね。
読了日:08月05日 著者:
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 9 (GCノベルズ)乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 9 (GCノベルズ)感想
舞台に立つ転生者が増えたことで、それぞれがそれぞれの思惑で動き、お互いが深読みした結果、状況が乱れる面倒くささは悪くなかったですね。
読了日:08月05日 著者:三嶋与夢
元貧乏エルフの錬金術調薬店 (ドラゴンノベルス)元貧乏エルフの錬金術調薬店 (ドラゴンノベルス)感想
錬金術でお店を開くタイプの作品。先行の類似作品に比べて特別な強みがある訳でもなく、設定の緻密さやストーリー的な面白さも無い。
ただまあ、全体的なゆるいノリは可愛らしいイラストに合ってはいるので、多少ガバガバでも可愛いのを読みたいならいいんじゃないですかね。
読了日:08月05日 著者:滝川 海老郎
俺だけが魔法使い族の異世界 御伽の英雄と囚われのエルフ (ドラゴンノベルス)俺だけが魔法使い族の異世界 御伽の英雄と囚われのエルフ (ドラゴンノベルス)感想
ひねくれた評判の悪い主人公が、悪役ぶりながら奴隷甘やかすタイプの話。
この系統の話として特別な面白味がある訳でもなく、「魔法使い族」という設定も魅力や面白さに繋がっている訳でもないので雑な設定にしかなっていない。
特別悪いところがある訳でもないから「何でもいいからこの系統の作品が読みたい」という人にはいいかもしれないけど、そこ止まりの凡作という印象。
読了日:08月04日 著者:ムサシノ・F・エナガ
狂戦士なモブ、無自覚に本編を破壊する(2) (Mノベルス)狂戦士なモブ、無自覚に本編を破壊する(2) (Mノベルス)感想
主人公に異物感があって良い。
読了日:08月04日 著者:なるのるな
狂戦士なモブ、無自覚に本編を破壊する (Mノベルス)狂戦士なモブ、無自覚に本編を破壊する (Mノベルス)感想
主人公がちゃんと狂戦士らしい狂戦士で感心した。
読了日:08月04日 著者:なるのるな
エステルドバロニア4エステルドバロニア4感想
にぎやかな展開で悪くなかった。
読了日:08月04日 著者:百黒 雅
エステルドバロニア3エステルドバロニア3感想
キャラクターが多い一方で、各キャラクターの見せ方が上手くないせいか、いまいち覚えられていないキャラが多い。
読了日:08月03日 著者:百黒 雅
璃寛皇国ひきこもり瑞兆妃伝 二 日々後宮を抜け出し、有能官吏やってます。 (カドカワBOOKS)璃寛皇国ひきこもり瑞兆妃伝 二 日々後宮を抜け出し、有能官吏やってます。 (カドカワBOOKS)感想
波乱を呼びそうな最後の落とし方がとても良かったですね。
読了日:08月03日 著者:しののめすぴこ
お姉ちゃんの溺愛はあまあまでエロい (ぷちぱら文庫creative 256)お姉ちゃんの溺愛はあまあまでエロい (ぷちぱら文庫creative 256)感想
割とすんなり実姉と肉体関係を持っていくので背徳感は乏しいけど、「甘やかしてくれる年上とのいちゃらぶ」として割り切ればそれなり。イラストは好き。
読了日:08月03日 著者:成田ハーレム王
エステルドバロニア2エステルドバロニア2感想
エルフへの迫害が胸糞悪い。
読了日:08月02日 著者:百黒 雅
あの夏、二人のルカあの夏、二人のルカ感想
過去と現在、青春と挫折を通して過去と向き合い未来へ繋がるガールズバンドストーリー。
読了日:08月02日 著者:誉田 哲也
宮廷医の娘7 (メディアワークス文庫)宮廷医の娘7 (メディアワークス文庫)感想
どこかで聞いたような故事と反乱の話。良くも悪くも医療と関係ないエピソードも増えてきた。
読了日:08月01日 著者:冬馬 倫
催眠学園風俗部 (ぷちぱら文庫creative 265)催眠学園風俗部 (ぷちぱら文庫creative 265)感想
密告者への復讐催眠もの。「風俗部」という要素に、エロシチュエーションを限定してしまう以上の価値を感じられなかったのでイマイチ。
読了日:08月01日 著者:難波一一
ポジティブ令嬢フローラの契約結婚 (Mノベルスf)ポジティブ令嬢フローラの契約結婚 (Mノベルスf)感想
話の筋はありがちな内容だったけど、タイトルにもある「ポジティブ(令嬢)」な主人公への好感度が高いので楽しめた。
読了日:08月01日 著者:星名 こころ

読書メーター

2023年7月の読書まとめ

2023年7月の読書まとめ。読書メーター調べ。
計93冊、1日約3.0冊ペース。ここ数年の中では割と読めた方の月。
ライトノベル66冊、ジュブナイルポルノ10冊、一般文芸・ミステリ14冊、その他雑学3冊。
ラノベだけで1日2冊読めてるし、一般文芸も多め、いい感じでは。

7月の読書メーター
読んだ本の数:93
読んだページ数:29522
ナイス数:203

聖剣学院の魔剣使い13 (MF文庫J)聖剣学院の魔剣使い13 (MF文庫J)感想
総力戦とクライマックス感が出てきて最近は毎巻面白いんだけど、毎回いいところで終わってしまうのでページが2倍は欲しい。
読了日:07月31日 著者:志瑞祐
幼馴染たちが人気アイドルになった 1 ~甘々な彼女たちは俺に貢いでくれている~ (オーバーラップ文庫)幼馴染たちが人気アイドルになった 1 ~甘々な彼女たちは俺に貢いでくれている~ (オーバーラップ文庫)感想
口が達者で、ヒモの才能に溢れ、面倒臭い女の子に好かれる才能を持つ主人公。
詐欺師やホストになれそうな才能を持っているけど、そういう「労働」すらも嫌がりそうという信頼のクズ。
拝金主義者ではあるけど、容姿の優れた幼馴染を性的に利用したり、性的な目で見ていないから不快感が最後の一線を守っている感がある。
読了日:07月31日 著者:くろねこどらごん
二周目の悪役令嬢は、マイルドヤンデレに切り替えていく (アリアンローズ)二周目の悪役令嬢は、マイルドヤンデレに切り替えていく (アリアンローズ)感想
悪役令嬢逆行再生もの。逆行したことで、過去の想い人との接点が無くなって、その接点づくりに苦心したりするところは面白かった。
ただこの状況だとヒーロー役も自分の存在価値に悩むのも当然とはいえウジウジしているところは歯がゆく、「一周目からの執着」が先行しているように思えてしまうところとかが気になったり、端々に居心地の悪い展開はある。
んー、面白くない訳ではないけど、ちょいちょい僕の好みと噛み合わないところがある感じですね。
読了日:07月30日 著者:羽瀬川 ルフレ
神は遊戯に飢えている。7 (MF文庫J)神は遊戯に飢えている。7 (MF文庫J)感想
人狼風のマーダーミステリー。
真相やロジックなどで疑問に思うところがないわけじゃないけど、「マダミス」の楽しさや駆け引きを娯楽小説に落とし込んで成立させているところには感心した。
読了日:07月30日 著者:細音 啓
ぼくのことバカにしていた後輩ギャルたちがダブルで全裸土下座した週末シークレットパック ぼくバカ (フランス書院eブックス)ぼくのことバカにしていた後輩ギャルたちがダブルで全裸土下座した週末シークレットパック ぼくバカ (フランス書院eブックス)感想
前巻で一線を越えなかった相手とついに、という展開。
やはりこのシリーズ、タイトルと中身のイメージが合わないんだよな……
読了日:07月30日 著者:XPJbox
ぼくのことバカにしていた後輩ギャルが全裸で土下座した逆転のハメ撮り48時間プレミアムパック ぼくバカ (フランス書院eブックス)ぼくのことバカにしていた後輩ギャルが全裸で土下座した逆転のハメ撮り48時間プレミアムパック ぼくバカ (フランス書院eブックス)感想
「全裸で土下座」「逆転」というタイトルからイメージされるものとはまるで違い、イチャラブものに近い。
読了日:07月30日 著者:XPJbox
異端審問官シャーロット・ホームズは推理しない ~人狼って推理するより、全員吊るした方が早くない?~ (オーバーラップ文庫)異端審問官シャーロット・ホームズは推理しない ~人狼って推理するより、全員吊るした方が早くない?~ (オーバーラップ文庫)感想
脳筋解決をしようとする異端審問官がやらかさないように推理を頑張る苦労性主人公。
こんなタイトルだけど適度に推理アリ、アクの強いキャラクターによるアクションあり、でテンポも良く中々面白い。
今後の方向性がどうなるかはわからないけど、本作はまとまりも良かったと思いますね。
読了日:07月30日 著者:中島リュウ
異世界でペンション始めました。 2 世界で唯一の黒魔女ですが、この力はお客様のために使います。 (カドカワBOOKS)異世界でペンション始めました。 2 世界で唯一の黒魔女ですが、この力はお客様のために使います。 (カドカワBOOKS)感想
種族間の確執がクローズアップ。
ギスギスしたものじゃなくて、モフモフしたハッピー話の方が読みたい。
読了日:07月30日 著者:夏 みのる
女子大ハーレム水泳部 (竹書房ラブロマン文庫 か 3-21)女子大ハーレム水泳部 (竹書房ラブロマン文庫 か 3-21)感想
「女子大生ハーレム」ではなく「女子大ハーレム」だから、「人妻大学職員」と言う属性が出てきてもおかしくない訳か……
読了日:07月29日 著者:河里一伸
アラサーがVTuberになった話。3アラサーがVTuberになった話。3感想
神坂ファンの話に涙。
読了日:07月29日 著者:とくめい
冴えない社会人、家出ギャルにモテる。 ちょっと距離近すぎませんか? (ファンタジア文庫)冴えない社会人、家出ギャルにモテる。 ちょっと距離近すぎませんか? (ファンタジア文庫)感想
社会人と家出JKが同居する話。
この系統の作品としてこの作品特有の強みは無いけど、大きな減点も無い感じで、「このジャンル(社会人×家出JK)の作品が読みたい」という需要には応えられている内容ではある。無難。
読了日:07月29日 著者:浅岡 旭
一冊でわかる戦国時代 (世界のなかの日本の歴史)一冊でわかる戦国時代 (世界のなかの日本の歴史)感想
随所で現れる「実は当時の戦国はこうだった」「当時はこういう風習があった」「こういう価値観だった」みたいな個別の情報には面白いものがある。
ただ「武将もの」「大名・武将史」としては、質量ともに物足りなさがありましたね。
読了日:07月29日 著者:
魔眼の匣の殺人魔眼の匣の殺人感想
「ゾンビ化によって生み出されたクローズドサークル」という舞台装置が面白かった前作に比べて、予知能力によって作り出された状況に面白味を感じられなかったので、僕には合わない内容ではあった。
読了日:07月29日 著者:今村 昌弘
悪役令嬢の父親に転生したので、妻と娘を溺愛します2悪役令嬢の父親に転生したので、妻と娘を溺愛します2感想
娘が可愛い。
読了日:07月28日 著者:yui/サウスのサウス
種付けおじさんの異世界プレス漫遊記 ~その者、全種族(勇者と魔王も含む)を嫁にし、世界を救った最強無双のハーレム王なり~ (Mノベルス)種付けおじさんの異世界プレス漫遊記 ~その者、全種族(勇者と魔王も含む)を嫁にし、世界を救った最強無双のハーレム王なり~ (Mノベルス)感想
下ネタ満載な馬鹿小説。ここまで割り切っていると褒めたくなる。
読了日:07月28日 著者:くさもち
記憶の中の誘拐 赤い博物館 (文春文庫 お 68-3)記憶の中の誘拐 赤い博物館 (文春文庫 お 68-3)感想
シリーズ2作目。1作目は単行本→文庫だったのに、本作は初めから文庫で出るのか……
手頃で読みやすい短編の佳作が揃っているので肩ひじ張らずに楽しめる。
「連火」、サイコパス診断の話題でよく出てくる「葬式」の話を思い出しながら読んでただけに、それとは違う方向性で結末を出してくれた結末に納得。
読了日:07月27日 著者:大山 誠一郎
蔑まれた令嬢は、第二の人生で憧れの錬金術師の道を選ぶ ~夢を叶えた見習い錬金術師の第一歩~ 1 (MFブックス)蔑まれた令嬢は、第二の人生で憧れの錬金術師の道を選ぶ ~夢を叶えた見習い錬金術師の第一歩~ 1 (MFブックス)感想
婚約破棄ものであり、追放ものみたいな「実は自分達を支えてたのは主人公だった逃した魚は大きい」みたいな展開でもあり、ものづくり系チートの話でもあった。
「幾ら作業補助をやっていて、過大な仕事の丸投げをされていたとはいえ、錬金術の正規教育を受けていないでそこまでの事が出来るのか?」みたいな疑問は無くも無いけど、そこら辺は良くも悪くもアバウトな感じ。
んー、特別悪いところがある訳でもないけど、刺さるものもないかなぁ、という印象。
読了日:07月26日 著者:あろえ
キモオタモブ傭兵は、身の程を弁(わきま)える 1 (オーバーラップノベルス)キモオタモブ傭兵は、身の程を弁(わきま)える 1 (オーバーラップノベルス)感想
個人的な好みで言うと、活躍に見合った評価はされてほしいと思うし、過小評価されて周りから見下されるような展開は歯がゆく感じてしまうので、周りから評価が正当じゃなくても気にせず、処世術の範疇とは言え貴族と平民の格差による理不尽な扱いに抗わず、随所で卑屈な態度を示す本作はやや好みから外れる。
ただ、能力一つで活躍するスペオペ自体は好きなので、正直作品自体は割と面白かった。
今後どうなるかは分からないけど、主人公が表舞台に立つ日を期待しながら続きも読みたいとは思います。
読了日:07月26日 著者:土竜
最強ランキングがある異世界に生徒たちと集団転移した高校教師の俺、モブから剣聖へと成り上がる (ファンタジア文庫)最強ランキングがある異世界に生徒たちと集団転移した高校教師の俺、モブから剣聖へと成り上がる (ファンタジア文庫)感想
話の筋としては「異世界転移後、恵まれたチート能力が与えられなかった主人公」というありがちなものだけど、「教師」「居合」という要素のおかげで一味変わったになっていて割と面白い。
打算ではなく、生徒のために命を張る教師というモチーフは読んでいて気分が良い。
生徒との恋模様とか、ランキングのこととか、別れた生徒とのことなど、気になる要素は沢山あるので続巻が楽しみです。
読了日:07月26日 著者:逆霧
ラノベも俺も好きなギャル (ファンタジア文庫)ラノベも俺も好きなギャル (ファンタジア文庫)感想
ラノベ好きにとっての最高に都合のいいギャル。
あまりにもファンタジーすぎる存在だけど、ファンタジーでいいんだよ。まったくラノベ好きなギャル最高だな。
読了日:07月25日 著者:川田 戯曲
Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 07Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 07感想
核爆発の結果、こういう展開に繋がることには作者の都合・話の都合を感じてしまう。
読了日:07月24日 著者:之 貫紀
Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 06Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 06感想
文字通り緊急事態なんだから主人公達がチート能力を発揮するなり、実力者が揃っているんだからその力を集合して事に当たればいいのに、その辺がグダグダに動いてすっきりしない。一応事態は沈静化の方向に向かっていたのに、大国の都合で核が発射されるあたり、なんかもやもやする展開が続いていた印象。
読了日:07月24日 著者:之 貫紀
Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 05Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 05感想
ファントム(笑)
読了日:07月24日 著者:之 貫紀
Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 04Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 04感想
ブートキャンプという隠れ蓑。
他の組織が内容を真似しても再現できない時点で独占技術……
読了日:07月24日 著者:之 貫紀
Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 03Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 03感想
ダンジョン周りの設定がちゃんとしているのでSF的に楽しめる。
読了日:07月23日 著者:之 貫紀
Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 02Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 02感想
検証と解析が面白い。
読了日:07月23日 著者:之 貫紀
Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 01Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 01感想
現代社会にダンジョンが表れて」「主人公が突然チート能力を手に入れた」場合における状況認識・検討・解析・思考が理系っぽいシミュレーションのようになっている。
良くも悪くも頭でっかちで、慎重で、クレバー。
理系思考のせいでスピード感を損なっている面はあるけど、理屈っぽい自分にはかみ合う内容でしたね。
読了日:07月23日 著者:之 貫紀
ヴァイケン・オルドの錬金研究室 ~目覚めたら五百年後だったんだけど、錬金術が廃れてました。再興目指して古巣でお仕事はじめます~ (Kラノベブックス)ヴァイケン・オルドの錬金研究室 ~目覚めたら五百年後だったんだけど、錬金術が廃れてました。再興目指して古巣でお仕事はじめます~ (Kラノベブックス)感想
ラノベ主人公らしからぬ恋人が出来るまでの早さ。
読了日:07月23日 著者:右薙 光介
仮面幻双曲 (小学館ミステリー21)仮面幻双曲 (小学館ミステリー21)感想
古式ゆかしい本格ミステリという趣。
強烈な印象はないけど、まとまりは良い。
ただ如何せん探偵役とワトソン役に魅力が感じられなかったので、その点で僕との相性は良くなかった。
読了日:07月23日 著者:大山 誠一郎
ブラコンの姉に実は最強魔法士だとバレた。もう学園で実力を隠せない (ファンタジア文庫)ブラコンの姉に実は最強魔法士だとバレた。もう学園で実力を隠せない (ファンタジア文庫)感想
オープンブラコンとステルスシスコンの話。勢いがあってよろしい。
読了日:07月22日 著者:楓原 こうた
迷子の女の子を家まで届けたら、玄関から出て来たのは学年一の美少女でした (ファンタジア文庫)迷子の女の子を家まで届けたら、玄関から出て来たのは学年一の美少女でした (ファンタジア文庫)感想
メインヒロインよりサブヒロインの方が好みなパターンの奴。
読了日:07月22日 著者:楠木 のある
すぐわかる画家別西洋絵画の見かた 改訂版すぐわかる画家別西洋絵画の見かた 改訂版感想
時代順に画家をまとめているのは美術史における画風の変遷が分かり易くてそこは良い。
ただ1人の画家辺り2~4ページ程度の説明しかないから、この本一冊だけだと各時代の説明・情勢・要点・各画家のエピソードの量が全体的に物足りない。
美術史のアウトラインが薄っすらと掴めるか掴めないかと言う感じなので、もうちょっと詳しい美術史の本を読みつつ、この本は副読本くらいに扱った方がいい気がしますね。
読了日:07月21日 著者:岡部 昌幸
時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2感想
時乃さんと刑事さんのピュアっぽい関係性が良い。
読了日:07月20日 著者:大山 誠一郎
伯爵令嬢と騎士公爵のおかしな関係 (MAG Garden NOVELS)伯爵令嬢と騎士公爵のおかしな関係 (MAG Garden NOVELS)感想
貧乏令嬢の主人公と高貴な身分のヒーローが交流していく過程で惹かれていくタイプの作品。
スイーツ友達みたいな絆だけは強くなっていく中で、主人公もヒーローも真面目過ぎて中々恋愛関係に発展しない関係性が微笑ましいし、それを影ながら応援して見守る周りの人達もあったかい。
目新しさやインパクトは無いけど、居心地よく書かれたいい作品でした。
本作で主人公とヒーローの関係は一つの決着がついたので続きが出るか分からないけど、ここで終わっても悪くない終わり方だったと思います。
読了日:07月20日 著者:しきみ彰
最強デスビームを撃てるサラリーマン、異世界を征く 1 剣と魔法の世界を無敵のビームで無双する (HJ文庫)最強デスビームを撃てるサラリーマン、異世界を征く 1 剣と魔法の世界を無敵のビームで無双する (HJ文庫)感想
ビームとは(哲学)
読了日:07月19日 著者:猫又 ぬこ
アリバイ崩し承ります (実業之日本社文庫)アリバイ崩し承ります (実業之日本社文庫)感想
登録し忘れ。「アリバイ」だけでこれだけのネタ出し出来ることには少し感心するし、とにかく読み易い。
読了日:07月19日 著者:大山誠一郎
転生幼女はあきらめない (サーガフォレスト)転生幼女はあきらめない (サーガフォレスト)感想
悲壮感はないものの、状況に振り回されているような展開が少しずつ好みからズレている。
読了日:07月18日 著者:カヤ
勇者パーティーを追放された精霊術士1 最強級に覚醒した不遇職、真の仲間と五大ダンジョンを制覇する (HJ文庫 ま 03-01-01)勇者パーティーを追放された精霊術士1 最強級に覚醒した不遇職、真の仲間と五大ダンジョンを制覇する (HJ文庫 ま 03-01-01)感想
もっと早く真の力に目覚めさせればいいのに。ありがちな追放もの。
読了日:07月18日 著者:まさキチ
第二王子の側室になりたくないと思っていたら、正室になってしまいました ~おてんば伯爵令嬢が攻撃魔法を磨いて王子様と冒険者デビューするまで~ (アリアンローズ)第二王子の側室になりたくないと思っていたら、正室になってしまいました ~おてんば伯爵令嬢が攻撃魔法を磨いて王子様と冒険者デビューするまで~ (アリアンローズ)感想
自分で運命を切り開く展開がそれなりに良かった。
読了日:07月17日 著者:倉本 縞
【新装版】自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う (角川スニーカー文庫)【新装版】自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う (角川スニーカー文庫)感想
旧版読了済み。旧版が好きだったから今回の新装版も買ってみたけど、なんか猛烈に懐かしい想いが込み上げてきた。あー、そうそう、好きだったんですよ、このシリーズ。
旧版は途中で打ち切られてしまったけど、新装版は完結まで出てくれることを祈っています。
読了日:07月17日 著者:昼熊
武道館 (文春文庫)武道館 (文春文庫)感想
「アイドルグループ」を描く物語だけど、イベント・トラブル・事件・炎上案件などの「出来事」については描写の解像度が低く、そういうことが「起こった後」の感情の揺れ動きなどに焦点が当てられているので、ちょっと独特な読感がある。
恋する女の子であること、アイドルであること、グループのこと、これから人生のことなど、それぞれが色々と考えて未来を選び取っていく。味わい深い。
ちなみにタイトルから最初、バンドものかと思って手に取ったのは秘密だ。
読了日:07月17日 著者:朝井 リョウ
公爵令嬢は我が道を場当たり的に行く 2 (アリアンローズ)公爵令嬢は我が道を場当たり的に行く 2 (アリアンローズ)感想
原作ゲームに対する愚痴が面白い。
全体的な主要キャラへの好感度が高くて好き。
一気に卒業・結婚まで行ってしまったけど、とても好きな良いシリーズでした。お疲れ様で……って、えっ3巻出るの……?
読了日:07月16日 著者:ぽよ子
3分聖女の幸せぐーたら生活2 生真面目次期公爵から「きみを愛することはない」と言われたので、ありがたく1日3分だけ奥さんやります。それ以外は自由!やっほい!! (アース・スター ルナ)3分聖女の幸せぐーたら生活2 生真面目次期公爵から「きみを愛することはない」と言われたので、ありがたく1日3分だけ奥さんやります。それ以外は自由!やっほい!! (アース・スター ルナ)感想
自尊感情の欠如が露呈して、その感情を利用しようという人につけ入れられる話。
もうちょっとポップでやっほいに全振りした話を読みたいところではある。
読了日:07月16日 著者:ゆいレギナ
リーフェの祝福 ~無属性魔法しか使えない落ちこぼれとしてほっといてください~ 2 (アリアンローズ)リーフェの祝福 ~無属性魔法しか使えない落ちこぼれとしてほっといてください~ 2 (アリアンローズ)感想
家族の愛が重くて良い。
読了日:07月15日 著者:クレハ
成り上がり英雄の無人島奇譚 ~スキルアップと万能アプリで美少女たちと快適サバイバル~ 1 (PASH!文庫 Mあ 2-1)成り上がり英雄の無人島奇譚 ~スキルアップと万能アプリで美少女たちと快適サバイバル~ 1 (PASH!文庫 Mあ 2-1)感想
作者とかチェックせずに買って、何か既視感があると思ったら「ガラパゴ」の同一世界作品か……転移サバイバル小説を何作か書いている作者だけあってある程度こなれているけど、過去作でも頻出していた「軽さ」は良くも悪くも本作でも健在。
1冊完結ならともかく、この展開で続かせるなら上手く続かせて欲しいものですね。
読了日:07月15日 著者:絢乃
小説 すずめの戸締まり (角川文庫)小説 すずめの戸締まり (角川文庫)感想
映画視聴済み。文章による内面描写の深掘りを期待しながら読んでみたけど、映画・映像から読み取れた心情と大きくズレることなかったので、良くも悪くも「映画の補完」としての強度は低い。
読了日:07月15日 著者:新海 誠
リーフェの祝福 ~無属性魔法しか使えない落ちこぼれとしてほっといてください~ 1 (アリアンローズ)リーフェの祝福 ~無属性魔法しか使えない落ちこぼれとしてほっといてください~ 1 (アリアンローズ)感想
自分に触ってくる(触れる)女の子を好きになる。分かる分かる(思春期男子脳)
読了日:07月14日 著者:クレハ
逆行した元悪役令嬢、性格の悪さは直さず処刑エンド回避します! 1 (アリアンローズ)逆行した元悪役令嬢、性格の悪さは直さず処刑エンド回避します! 1 (アリアンローズ)感想
人間そんなに簡単に性格は変わらないけど、ちょっとしたことの積み重ねで人生は変えられる。
読了日:07月13日 著者:清水 セイカ
転生しまして、現在は侍女でございます。 9 (アリアンローズ)転生しまして、現在は侍女でございます。 9 (アリアンローズ)感想
ミュリエッタさん、そこでショックを受けるんか。
意外なきっかけではあるけど、これでいい方に向かうといいですね。
読了日:07月12日 著者:玉響 なつめ
姉に悪評を立てられましたが、何故か隣国の大公に溺愛されています 自分らしく生きることがモットーです (角川ビーンズ文庫)姉に悪評を立てられましたが、何故か隣国の大公に溺愛されています 自分らしく生きることがモットーです (角川ビーンズ文庫)感想
長女・次女との共闘シーンがよかった。
読了日:07月11日 著者:咲宮
オンボロ魔王城を難攻不落の要塞に改造した結果、最強チートのハーレムができました(キングノベルス 72)オンボロ魔王城を難攻不落の要塞に改造した結果、最強チートのハーレムができました(キングノベルス 72)感想
概ね読みたい内容が読めた納得感がある。
読了日:07月11日 著者:成田ハーレム王
かがみの孤城かがみの孤城感想
「孤城」での少年少女の交流を通してそれぞれが一歩前に踏み出す物語。
いじめや不登校等の珍しくないテーマを用いながらも爽やかな読後感に仕上げている。
ただ、本作の仕掛けの一つである孤城の少年少女たちがお互いに出会うことがなかった理由に関しては割と早めに気付いてしまったので、終盤での驚きは少ない。
その仕掛けにしても「パラレル世界観」よりも早めに思いつきそうな発想なだけに、終盤まで登場人物達がその秘密に気付かないことが不思議ですらある。近くの店がどうなった、最近のニュースの話題が出たら気付きそうなものである。
読了日:07月10日 著者:辻村 深月
ミート・ザ・ジャンパーズ!ミート・ザ・ジャンパーズ!感想
自分が置かれている状況の苛立ちを祖父のバンド活動にぶつけているような拗ねた主人公の序盤の立ち回りが苦手だった。
ただ、後半にかけて「50年続けたバンドの過去と現在と未来」に踏み込む展開の部分は割と嫌いじゃない。
若い主人公やバンド仲間のエピソードをもうちょっと上手く祖父バンドと噛み合わせられたら良かったと思うんですけどね。
読了日:07月10日 著者:太田 忠司
クソゲー悪役令嬢③ 王都ソーディアン 難あり縁談しか来ないけど、絶対に婚約してやる! (いずみノベルズ)クソゲー悪役令嬢③ 王都ソーディアン 難あり縁談しか来ないけど、絶対に婚約してやる! (いずみノベルズ)感想
納まるべきところに納まるような展開から謀略のラスト。悪意に満ちた落とし方が印象的でしたね。
読了日:07月10日 著者:タカば
まるで名探偵のような: 雑居ビルの事件ノート (ミステリ・フロンティア)まるで名探偵のような: 雑居ビルの事件ノート (ミステリ・フロンティア)感想
様々な趣向を凝らした話が揃ったミステリ連作短編集。
ロジック的には飛躍を感じる部分もあったけど、発想が面白いものもあって、ミステリとしてはそれなりに期待に応えている。
ただ、この作者さんの過去作品における「ラノベ的(ラブコメ的)ヒロイン・キャラ造形」が好きだった分、あざとさを抜いたフラットなキャラクター造形には物足りなさを感じてしまったのも確か。
是非またラノベ畑でもミステリを出して欲しいですね。
読了日:07月09日 著者:久青 玩具堂
異世界転生の知恵と力を、ただひたすらセックスするために使う (Variant Novels)異世界転生の知恵と力を、ただひたすらセックスするために使う (Variant Novels)感想
「竿師」という出オチみたいな発想を最後まで生かし切った点は良かった。俺は肉親でも構わず食っちまう男なんだぜ。
読了日:07月09日 著者:イクヒト
【Amazon.co.jp 限定】あなたが今後手にするのは全て私が屑籠に捨てるものです(ペーパー付き) (NiμNOVELS)【Amazon.co.jp 限定】あなたが今後手にするのは全て私が屑籠に捨てるものです(ペーパー付き) (NiμNOVELS)感想
逆行再生による復讐劇。敵がザマァされるために生まれてきたような頭の悪さと悪意の強さ。ザマァと復讐のジャンクフード。
読了日:07月09日 著者:音無 砂月
レーエンデ国物語レーエンデ国物語感想
細部まで作りこまれた世界観の下で描かれる壮大な物語。
骨太な世界の中を登場人物たちがしっかりと「生きている」手ごたえがある。「レーエンデ」にまつわる世界観は魅力的。
長く続く物語のプロローグのような内容だったけど、ラストで一気にダイジェストのようになって、個人的には悪い意味で意表を突かれた。
世代を重ねていく形で「長大な物語・神話」を描いていく手法なのかもしれないけど、本作の登場人物たちの戦いが歴史書の一節のように飛ばされてしまったことについては悔しさが残る。「歴史」ではなく「物語」として読みたかった。
読了日:07月09日 著者:多崎 礼
魔王と勇者が時代遅れになりましたⅡ魔王と勇者が時代遅れになりましたⅡ感想
敵にも謀略にも経営にも強いが、女には弱い魔王。
読了日:07月08日 著者:結城忍
魔王と勇者が時代遅れになりました魔王と勇者が時代遅れになりました感想
十分に発達した科学技術でも、魔法は見分けがつく。魔法はチート。
読了日:07月08日 著者:結城忍
いいなり!催眠彼女(オトナ文庫8) (オトナ文庫 8)いいなり!催眠彼女(オトナ文庫8) (オトナ文庫 8)感想
やはり個人的好みとしては、催眠対象を大切にしない・執着しないタイプの催眠物は苦手ですね。
読了日:07月08日 著者:甲斐谷こう太
おかしな転生23 ふわふわお菓子は二度美味しいおかしな転生23 ふわふわお菓子は二度美味しい感想
それだけ巨大で凶暴な獣がいる中で、高架道路を保守管理できるものなんだろうか、という疑問はある。
読了日:07月08日 著者:古流望
おかしな転生22 蜜蝋は未来を照らすおかしな転生22 蜜蝋は未来を照らす感想
長く読んできたシリーズなので、「あんなに小さかった子が母親に……」という感慨がある。
読了日:07月08日 著者:古流望
この△ラブコメは幸せになる義務がある。4 (電撃文庫)この△ラブコメは幸せになる義務がある。4 (電撃文庫)感想
義務を果たした大団円。
読了日:07月07日 著者:榛名 千紘
ハーメルンの誘拐魔ハーメルンの誘拐魔感想
ここ数年のコロナワクチン・ワクチン報道に絡んで改めて「ワクチン」に対して色々と考える時間・機会があっただけに、本作のワクチンや国・厚労省等に対する攻撃性が強すぎてしんどかった。
HPVワクチンの積極的勧奨・マスコミ報道によるHPVワクチン忌避に対しては今でも複数の医師の嘆いているのを見かけるだけに、本作のワクチンに対する見方は一面的過ぎてあまり楽しめませんでしたね。
「ミステリ」としてだけ評価しても、真相については特段の驚きはなく、動機に関してもゲンナリしてしまうところがあって、色々とシンドイ内容だった。
読了日:07月07日 著者:中山 七里
この世界がいずれ滅ぶことを、俺だけが知っている2 ~モンスターが現れた世界で、死に戻りレベルアップ~ (Kラノベブックス)この世界がいずれ滅ぶことを、俺だけが知っている2 ~モンスターが現れた世界で、死に戻りレベルアップ~ (Kラノベブックス)感想
仲間を死に戻りに巻き込むことになり、「死を繰り返すことになれた主人公」と「『死ぬ』ことへの純粋な恐怖を覚える仲間」という異常性の対比になっていてとても良い。
読了日:07月07日 著者:灰島 シゲル
この世界がいずれ滅ぶことを、俺だけが知っている ~モンスターが現れた世界で、死に戻りレベルアップ~ (Kラノベブックス)この世界がいずれ滅ぶことを、俺だけが知っている ~モンスターが現れた世界で、死に戻りレベルアップ~ (Kラノベブックス)感想
現代社会に突然モンスターが表れて、社会システムが崩壊」というタイプの作品で、超ハードな状況を「死に戻り」の能力を使って打開しようとする、ある意味で「死にゲー」のようなトライアンドエラーな物語。
超えるべきハードル・目標・目的がはっきりしていて向かう方向が明快だし、何度も折れそうになる過酷な状況を試行錯誤によって何とか「乗り越えていく」ところが楽しい。
この手の作品は最終的な着地点に迷走してエタることも多いけど、何とか完走してほしいものですね。
読了日:07月07日 著者:灰島 シゲル
脇役の公爵令嬢は回帰し、本物の悪女となり嗤い歩む (Kラノベブックスf)脇役の公爵令嬢は回帰し、本物の悪女となり嗤い歩む (Kラノベブックスf)感想
主人公があまりに恵まれた環境と状況と能力を持っているため、「どうして1周目であそこまで一方的にはめられて破滅したん……?」と思ってしまうところはある。恋は盲目と言ってしまえばそれまでなんだけどさぁ。
読了日:07月06日 著者:shiryu
双星の天剣使い3 (ファンタジア文庫)双星の天剣使い3 (ファンタジア文庫)感想
無能な味方が足を引っ張るだけ引っ張り切って第一部完。
読了日:07月06日 著者:七野りく
Vのガワの裏ガワ2 (MF文庫J)Vのガワの裏ガワ2 (MF文庫J)感想
人気Vtuberになって、プライベートの問題も一通り解決してしまった1巻の続きとして上手く目先を変えて再起動したという印象。
読了日:07月06日 著者:黒鍵 繭
田舎の幼なじみが最高にエロ可愛く育ってました! (ぷちぱら文庫creative 259)田舎の幼なじみが最高にエロ可愛く育ってました! (ぷちぱら文庫creative 259)感想
アホの子はかわいい。可愛くてエロい子は正義。
読了日:07月05日 著者:成田ハーレム王
午後4時。透明、ときどき声優1 (MF文庫J)午後4時。透明、ときどき声優1 (MF文庫J)感想
平凡だと思っていた少女がお芝居や声優と言うものに出会って変わっていく、という構図・題材は好き。
ただ、如何せん「人気声優の代役」という導入が強引過ぎて中々入っていけなかった。これがほとんど仕事していない新人声優の代役とか短期のスポット代役とかならまだ受け入れられたんだろうけど「人気声優と完全に入れ替わる」というのはさすがに力技が過ぎる。
強引な導入を受け入れた後はそれなりに楽しめたけど、楽しむまでの抵抗感が本作を評価する上での抵抗にも繋がってる。
うーん、題材やモチーフが好きだった分勿体ない。続巻は読む。
読了日:07月05日 著者:岬 鷺宮
陰キャリーマンの寝取り調教 ~初カレで浮かれる清楚彼女を支配しよう~ (オトナ文庫 240)陰キャリーマンの寝取り調教 ~初カレで浮かれる清楚彼女を支配しよう~ (オトナ文庫 240)感想
あまり強引な手段を使うことなく、一つ一つ順序だてて寝取っていく過程が実に良かった。
「初カレ」の振る舞いがあまりに幼稚すぎて「寝取られて当然」のような行動を取っていることで寝取る背徳感や寝取ることへの罪悪感は薄目。
「純愛を汚したい」というタイプの寝取りではないので、この辺は好みによって加点にもなるし減点にもなる感じ。
読了日:07月04日 著者:亜衣まい
現実主義勇者の王国再建記ⅩⅧ (オーバーラップ文庫)現実主義勇者の王国再建記ⅩⅧ (オーバーラップ文庫)感想
色々と苦労した結果としてゲーム攻略率「80~90%」まで行ったら100%まで頑張るモチベーションが湧くけど、そこで突然「ごめんごめん、このゲームの攻略率は最大で300%だったわ」って言われたらゲームを続けるモチベーションが低下するよね。
読了日:07月04日 著者:どぜう丸
後宮の巫女は妃にならない (小学館文庫 Cき 2-1)後宮の巫女は妃にならない (小学館文庫 Cき 2-1)感想
主人公がいいように振り回されて、いいように使われているような状況には少し抵抗感があったけど、そこを受け入れたら「後宮の事件解決もの」として手堅い面白さはあった。キャラのやり取りや全体的なノリは軽め。
読了日:07月04日 著者:貴嶋 啓
目が覚めたら投獄された悪女だった目が覚めたら投獄された悪女だった感想
傲岸不遜な「悪女」と気弱な薬師主人公との入れ替わりもの。
入れ替わりによって、それぞれがそれぞれの境遇に上手く適応して、立ち回って、逆転していく流れが実によかった。
ヴァイオレットちゃん、これだけ切れ者なら幽閉前の立ち回りをもうちょっと上手くやれたんじゃないかと思わなくもないけど、その辺はご愛敬。
「悪女と思いきや実はいい子だった」みたいな作品は数あれど、ヴァイオレットに(大小の誤解はあるものの)誇り高い「悪女」な貫禄があるのはよかったですね。
読了日:07月03日 著者:皐月めい
Frontier World Online3 ‐召喚士として活動中‐Frontier World Online3 ‐召喚士として活動中‐感想
召喚獣が可愛いは正義。
読了日:07月03日 著者:ながワサビ64
アマーリエと悪食公爵 (NiμNOVELS)アマーリエと悪食公爵 (NiμNOVELS)感想
家族への想いで苦しみながら、相手を攻撃することじゃなくて自分の感情を消そうとすることで逃れようとするアマーリエが人間臭くも善良でとても良い子。
一方のヒーロー役は「悪食公爵」という字面からは想像できないくらい偏食で虚弱な駄目な子で、駄目な子ほど可愛い愛嬌がある。
本質的に姉気質で世話焼きな主人公と、世話を焼かれながらも主人公のために頑張ろうとするヒーロー、この主人公カップルがとても良かった。
キャラクターがいい作品は面白い。いい作品でした。
読了日:07月03日 著者:散茶
姪っ子の爆乳姉妹はおじさんが好き!? 〜我慢できないイチャラブ中出しエッチ! 〜(ぷちぱら文庫creative 224)姪っ子の爆乳姉妹はおじさんが好き!? 〜我慢できないイチャラブ中出しエッチ! 〜(ぷちぱら文庫creative 224)感想
近親関係だけど背徳感は特になく。
爆乳姪っ子姉妹という要素を除けば、ヌルいラブ展開だし、良くも悪くもいつもの愛内なの作品。
読了日:07月03日 著者:愛内なの
転生者は世間知らず~特典スキルでスローライフ!……嵐の中心は静か――って、どういう意味?~ (BKブックス)転生者は世間知らず~特典スキルでスローライフ!……嵐の中心は静か――って、どういう意味?~ (BKブックス)感想
最初はスローテンポなのに途中から急展開になったり、緩急のバランスが不安定。
読了日:07月03日 著者:唖鳴蝉,たき
赤い博物館赤い博物館感想
窓際部署の警察官が未解決事件を調査するタイプの作品。
テレビドラマとかでもたまに見掛ける筋書きだけど、パズラーである作者によって積み上げられたロジックは明晰。手堅く面白い。
読了日:07月03日 著者:大山 誠一郎
剣聖女アデルのやり直し 1 ~過去に戻った最強剣聖、姫を救うために聖女となる~ (HJ文庫)剣聖女アデルのやり直し 1 ~過去に戻った最強剣聖、姫を救うために聖女となる~ (HJ文庫)感想
世界逆行TSもの
かつての世界で様々なものを取りこぼしながら世界を救った英雄が、逆行した世界で「救えなかったもの」を救いきるために動き出す。ノーマルエンドをトゥルーエンドにするための物語。
世界観・設定の作りこみはそこまで精緻でもないし、TS設定がそこまで生かされてるとも思わないけど、「強くてニューゲーム」的な要素を使いながら活躍していく展開自体はそこそこ楽しめる。
万人に評価される程良いとは思わないけど、こういうのが好きな人なら悪くないのでは。
読了日:07月03日 著者:ハヤケン
誰にも懐かないソロギャルが毎日お泊まりしたがってくる (MF文庫J)誰にも懐かないソロギャルが毎日お泊まりしたがってくる (MF文庫J)感想
美少女同居ラブコメの定型という内容。
定番の内容でオリジナリティという部分では弱いけど、文章は読みやすくテンポも良い。
作品としてのパンチは弱いけど、「こういうタイプの作品」として割り切っていれば悪くない。手堅い内容。
キャラクターやイラストが好みに合うんならある程度以上楽しめると思いますね。
読了日:07月03日 著者:あさのハジメ
【小説30巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身9」【小説30巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身9」感想
立場を自覚して努力して頑張った人間より、努力を怠り自分の好きなように振舞って無自覚に姉を傷付けた人間の方が恵まれた立場を手に入れるという理不尽さがある。
ゲオルギーネとジルヴェスターを分けたのは本人の性格や才覚ではなく、性差と立場と運の良さだけだったなぁ、という想いが強くなってしんみりしてしまった。
ジルヴェスター君、元々好感度は高くなかったけど、更に株価が暴落したよ……
読了日:07月02日 著者:香月美夜
すべてはこの世界を楽しむために 元やりこみゲーマーは英雄の育て方を知り尽くしている 2 (MFブックス)すべてはこの世界を楽しむために 元やりこみゲーマーは英雄の育て方を知り尽くしている 2 (MFブックス)感想
戦闘多目。インパクトのある内容ではなかったけど、ゲーム知識を適切に使って成功する展開には安定感がある。
読了日:07月02日 著者:出井 啓
【小説29巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身8」【小説29巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身8」感想
フェルディナンドが戻ってきたことに、「収まるべきものが収まるべきところに収まった」という強い納得感がある。
読了日:07月02日 著者:香月美夜
【小説28巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身7」【小説28巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身7」感想
大ピンチの捕らわれのヒロイン♂に勇ましく助けに行こうとするヒーロー♀。
読了日:07月02日 著者:香月美夜
何も知らない姪っ子はおじさんのことが好きだって!? (ぷちぱら文庫creative 251)何も知らない姪っ子はおじさんのことが好きだって!? (ぷちぱら文庫creative 251)感想
都合がよすぎる姪もの。「法律的に結婚できない」というハードルも、倫理的な面もあまりクローズアップされず、背徳感を煽る仕掛けは乏しい。
本作は姪との年の差は小さいけど、年の差カップル物が好きなので「姪」ものはやはり肌が合う。
読了日:07月02日 著者:愛内なの
ワトソン力ワトソン力感想
周りの探偵能力を増幅させる「ワトソン力」という発想が面白い。無理なく「日替わり探偵」が成り立つし、警察にとっては非常に有益な能力。
そして「ワトソン力の存在を知った人だからこそ起こしうる事件」という特殊設定ミステリのような話も含まれていて、二重に面白いアイディアでした。
読了日:07月02日 著者:大山誠一郎
追加戦士になりたくない黒騎士くん追加戦士になりたくない黒騎士くん感想
「追加戦士」という概念、各世代で初めてその概念に触れる作品は何なんでしょうね。
それはそれとして、序盤はコメディで立ち上がりながら、後半に向けてスケール感や熱量が増していく、とても良いヒーロー作品でした。面白かったです。
読了日:07月01日 著者:くろかた
スピルバーグ その世界と人生スピルバーグ その世界と人生感想
スピルバーグ作品は有名な作品・世代な作品をチラホラ観ているくらいの浅さで読んでみた。
取り上げられている作品はある程度分かったけど、本の構成があまり好きじゃなかった。
特定作品について語る章であるなら、その作品についての簡単な説明や背景くらいは付けて欲しい。特定作品について書かれている内容も随分と迂遠な思い出話みたいな内容で興味がそそられない。僕はもっと簡単なスピルバーグ作品の解説と裏話集が読みたかっただけなんだ……
翻訳書でたまに出会う「文章とテンポと構成が、自分の嗜好と噛み合わない本」という印象。

読了日:07月01日 著者:リチャード シッケル
苦節四年、理想の聖女を演じるのに疲れました 〜便利屋扱いする国は捨て“白魔導士”となり旅に出る〜 (Mノベルス)苦節四年、理想の聖女を演じるのに疲れました 〜便利屋扱いする国は捨て“白魔導士”となり旅に出る〜 (Mノベルス)感想
典型的な聖女追放ザマァもの。
読了日:07月01日 著者:インバーターエアコン
地獄の沙汰も黄金次第 ~会社をクビになったけど、錬金術とかいうチートスキルを手に入れたので人生一発逆転を目指します~ (Mノベルス)地獄の沙汰も黄金次第 ~会社をクビになったけど、錬金術とかいうチートスキルを手に入れたので人生一発逆転を目指します~ (Mノベルス)感想
良くも悪くもご都合主義的で頭空っぽにして読む分にはいいいんじゃないですかね。ヒロインのキャラと関係性は割と好き。
ただ「錬金術」があまりにも簡単に高価値なものを生み出すチートなせいで「頭を使ってものを生み出す」というモノ作り的な面白さは皆無だし、主人公の頭が悪いから「チート能力を使った駆け引き」という面白さも欠けている。
そう嫌いじゃないけど「浅い」「薄い」という印象は拭えず、同系統の作品に比べての強みは感じませんでしたね。
読了日:07月01日 著者:出雲大吉

読書メーター

2023年6月の読書まとめ

2023年6月の読書まとめ。読書メーター調べ。
計74冊、1日約2.47冊ペース。それなり。
ライトノベル57冊、ジュブナイルポルノ11冊、一般文芸・ミステリ3冊、その他雑学3冊。
ラノベだけで1日2冊くらい読みたい。

6月の読書メーター
読んだ本の数:74
読んだページ数:21354
ナイス数:192

シャーロック+アカデミー Logic.1 犯罪王の孫、名探偵を論破する (MF文庫J)シャーロック+アカデミー Logic.1 犯罪王の孫、名探偵を論破する (MF文庫J)感想
メイン二人のキャラクター性と関係性には面白味があったし、ハッタリを効かせた設定周りにはJDCや探偵もの漫画で育った身としては刺さるところがあった。
本作の挑戦的な試みとしての「重要キーワードの強調」については初読で焦点を決めて読みやすいので個人的には肯定的。
ただ難点として、ここまで親切な仕様にしたのなら既存ミステリでも採用されてる登場人物一覧や事件現場の図解などを使うなりして、もう少し情報を分かりやすくした方が良かった気がしますね。惜しい。
ただスロースターターな作者さんなので続きも期待しています。
読了日:06月30日 著者:紙城 境介
憧れの冷徹王弟に溺愛されています (一迅社文庫アイリス)憧れの冷徹王弟に溺愛されています (一迅社文庫アイリス)感想
鈍感王弟と明るく前向きなヒロインの恋模様とキャラクター性が割と良かった。
読了日:06月30日 著者:狭山 ひびき,ぽぽるちゃ
催眠喫茶 美少女・お試しいただけます(オトナ文庫 188)催眠喫茶 美少女・お試しいただけます(オトナ文庫 188)感想
独占厨なので、堕とした美少女を他人に譲り渡す、みたいな展開はモヤっとしたものが残ってしまう。好みの問題ではありますが。
読了日:06月29日 著者:Hatsu
第三皇女の万能執事 1 世界一可愛い主を守れるのは俺だけです (HJ文庫 あ 12-01-01)第三皇女の万能執事 1 世界一可愛い主を守れるのは俺だけです (HJ文庫 あ 12-01-01)感想
普段はドS執事がポンコツ皇女を弄っていたりするけど、その実お互いがお互いを大切に思っている最愛の唯一であるという関係性がとても良かった。
読了日:06月29日 著者:安居院 晃
前世の無能、異世界侯爵家からも追放されるが辺境の地では超有能みたいです (キングノベルス 84)前世の無能、異世界侯爵家からも追放されるが辺境の地では超有能みたいです (キングノベルス 84)感想
追放された貴族の主人公が追放先で真価を発揮して幸せな生活を送るタイプの作品。レーベルがレーベルだからエロは多目。
「こういう作品だろう」というイメージがほぼそのままなので、こういう作品が読みたい人ならいいんじゃないですかね。
読了日:06月28日 著者:赤川ミカミ
あなたの事が好きなわたしを推してくれますか? (ファンタジア文庫)あなたの事が好きなわたしを推してくれますか? (ファンタジア文庫)感想
アイドル・VTuber・ゲーム実況・コスプレイヤーみたいな分かり易い要素を取りそろえているけど各要素は薄味。
「皆に憧れられてる・人気の美少女」に好かれている「俺」という属性付けといった印象ですね。ディテールは甘い。
薄味で、全体的にチョロ過ぎるから僕にはあまり刺さらなかったけど、こういうのが好きな人の需要があるかもしれないからこれはこれでいいんじゃないですかね。
読了日:06月28日 著者:恵比須 清司
愛され天使なクラスメイトが、俺にだけいたずらに微笑む 1 (HJ文庫 み 06-02-01)愛され天使なクラスメイトが、俺にだけいたずらに微笑む 1 (HJ文庫 み 06-02-01)感想
愛されキャラの美少女が、新しい性癖に目覚めてに小悪魔キャラに堕天する話。
読了日:06月28日 著者:水口敬文
クロゥレン家の次男坊クロゥレン家の次男坊感想
うーん、悪評を覆す程の大活躍をするかというとそこまでいかず、チートかというとチートと言う程でもなく、思わせぶりな描写を匂わす割にはその辺がハッキリ語られる訳でもない。
なんか全体的に「読みたかったものを微妙に読ませて貰えない」「いまいちスカッと・スッキリしない」中途半端感があったかなぁ。
読了日:06月28日 著者:島田征一
迷宮狂走曲 1 ~エロゲ世界なのにエロそっちのけでひたすら最強を目指すモブ転生者~ (オーバーラップ文庫)迷宮狂走曲 1 ~エロゲ世界なのにエロそっちのけでひたすら最強を目指すモブ転生者~ (オーバーラップ文庫)感想
「ゲーム感覚」によるダンジョンアタックが周りから異常に観られるという構図が面白い。
読了日:06月27日 著者:宮迫宗一郎
ひとりぼっちの異世界攻略 life.12 眠れる聖女のリバース・バベル (オーバーラップ文庫)ひとりぼっちの異世界攻略 life.12 眠れる聖女のリバース・バベル (オーバーラップ文庫)感想
絶望に沈んでいるキャラを「助ける」展開、大好き。
読了日:06月26日 著者:五示正司
異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する14 ~レベルアップは人生を変えた~ (ファンタジア文庫)異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する14 ~レベルアップは人生を変えた~ (ファンタジア文庫)感想
「邪」を倒せていなかった「聖」が今更超パワーアップして、「邪」を倒したキャラの仲間を圧倒するという展開はさすがにパワーバランス・力関係のヒエラルキーがガバッガバに感じてしまう。いやまあ、「元からガバガバなパワーバランスの作品なのでは?」と言われたらごもっともではあるんですが。
読了日:06月26日 著者:美紅
異世界のおチビちゃんは今日も何かを創り出す~スキル【想像創造】で目指せ成り上がり!~ (Mノベルス)異世界のおチビちゃんは今日も何かを創り出す~スキル【想像創造】で目指せ成り上がり!~ (Mノベルス)感想
会話の「」の前に名前が入っていて脚本のようになっていて、長い会話文の時に名前がズラっと並んでいるのは小説の字面としてクドさを感じる。
内容自体は典型的なチートスキル・前世知識を使った成り上がりものとして良くも悪くも凡作。文体の特殊さを除けば「こういう方向性のベタな作品が読みたい人なら」と言った感じ。
読了日:06月25日 著者:ぱつきんすきー
やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます3やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます3感想
母親の病気がアレコレという展開は既にやっていたせいか、「そういやまだ母親の病気って治ってなかったんだっけ?」と思ってしまった。
読了日:06月25日 著者:MIZUNA
やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます2やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます2感想
「6歳」という年齢設定のせいで「その年齢の子にやらせることかな?」と思うことがチラホラと。類似作品と比較した強みはあまりない印象。
読了日:06月25日 著者:MIZUNA
宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する (16) (モンスター文庫 Mす 01-16)宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する (16) (モンスター文庫 Mす 01-16)感想
ヒロインレースが面白過ぎて目を離せない。
読了日:06月24日 著者:すずの木くろ
やり直し公女の魔導革命〜処刑された悪役令嬢は滅びる家門を立てなおす~1 (サーガフォレスト)やり直し公女の魔導革命〜処刑された悪役令嬢は滅びる家門を立てなおす~1 (サーガフォレスト)感想
現代日本転生経由の逆行再生やり直しもの。
技術開発も内政も一つ一つ段取りを踏んで描いているおかげで、端々で感じる都合の良さはあまり気にならない。
個人的にはくまさん会議が可愛かったので加点。
読了日:06月24日 著者:二八乃端月
くたびれサラリーマンな俺、7年ぶりに再会した美少女JKと同棲を始める 1 (HJ文庫 う 05-02-01)くたびれサラリーマンな俺、7年ぶりに再会した美少女JKと同棲を始める 1 (HJ文庫 う 05-02-01)感想
くたびれたサラリーマンの妄想具現化みたいな都合のいい美少女JKだった。こういう作品があってもいい。
読了日:06月24日 著者:上村夏樹
極めた薬師は聖女の魔法にも負けません ~コスパ悪いとパーティ追放されたけど、事実は逆だったようです~(4) (Mノベルスf)極めた薬師は聖女の魔法にも負けません ~コスパ悪いとパーティ追放されたけど、事実は逆だったようです~(4) (Mノベルスf)感想
研究盗用・論文盗用するにしても、しっかりとした再現性の確認もしていない雑っぷりに呆れてしまう。
読了日:06月24日 著者:インバーターエアコン
新 謎解きはディナーのあとで新 謎解きはディナーのあとで感想
「新」になってもあまり変わりはないけど、後輩キャラが加わって漫才トリオに。
読了日:06月24日 著者:東川 篤哉
男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと2 百合の間に挟まる男として転生してしまいました (MF文庫J)男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと2 百合の間に挟まる男として転生してしまいました (MF文庫J)感想
ヒーロームーブをするたびに遠ざかる百合の花。
読了日:06月23日 著者:端桜 了
えんとも ~二人まとめて可愛がってね、パパ~ (オトナ文庫 230)えんとも ~二人まとめて可愛がってね、パパ~ (オトナ文庫 230)感想
パパ活もので複数ヒロインものは割とあるけど、その複数ヒロイン同士に友情が生まれるという切り口がちょっと面白かった。
全体的にぬるい終わり方だったけどハッピーエンド好きなので概ね満足です。
読了日:06月22日 著者:HARE
VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた7 (ファンタジア文庫)VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた7 (ファンタジア文庫)感想
もうどれだけ味わいの違うゲテモノを用意できるかの戦いになっている。
読了日:06月22日 著者:七斗 七
お母様の言うとおり! (一迅社ノベルス)お母様の言うとおり! (一迅社ノベルス)感想
母の教えを律義に守る素直な子だった。
読了日:06月21日 著者:ふみ,黒裄
後宮妃の管理人 八 ~寵臣夫婦は死力を尽くす~ (富士見L文庫)後宮妃の管理人 八 ~寵臣夫婦は死力を尽くす~ (富士見L文庫)感想
またいいところで終わった。
今回は話も広がって素直に面白かったんだけど、刊行ペースが早くないシリーズなので、この寸止め感がもどかしい。
読了日:06月21日 著者:しきみ 彰
冷酷公爵に嫁がされたはずが、ツンデレな子犬に溺愛されています (角川ビーンズ文庫)冷酷公爵に嫁がされたはずが、ツンデレな子犬に溺愛されています (角川ビーンズ文庫)感想
おもしれークール系ヒロインが、物理的な子犬系男子に溺愛される話。可愛いイラストが良かった。
読了日:06月20日 著者:佐崎 咲
アースウィズダンジョン ~固有スキル≪等価交換ストア≫を駆使して世界救済を目指します~ 2 (Saga Forest)アースウィズダンジョン ~固有スキル≪等価交換ストア≫を駆使して世界救済を目指します~ 2 (Saga Forest)感想
能力を利用しながら経済・内政・外交などのアプローチで世界を救おうという切り口は面白いけど、スピード感はもうちょっとあってくれた方がいいかなぁ。
この手の「現代ダンジョンもの」は完結しないままエタるイメージがあるので、続いてくれるか心配になる。
読了日:06月19日 著者:バッド
ヴァンパイアハンターに優しいギャル2 (GA文庫)ヴァンパイアハンターに優しいギャル2 (GA文庫)感想
「日常の象徴」であるギャルが強過ぎる。これはギャルしか勝たんですわ。
読了日:06月19日 著者:倉田和算
物語完結後から始まる悪役令嬢の大逆転劇 (ツギクルブックス)物語完結後から始まる悪役令嬢の大逆転劇 (ツギクルブックス)感想
王国はもう滅びた方がいいし、うさぎの神様はそもそもの聖女を選ぶセンスが無さ過ぎる。
話としては1冊でまとまっているけど、ちょいちょいと後味の悪さが挟まるのでスッキリしないものが残る感じだった。
読了日:06月18日 著者:sasasa
捨てられ騎士の逆転記! ~女神と始めた第二の人生は伝説級の英雄だった件~ 2 (Saga Forest)捨てられ騎士の逆転記! ~女神と始めた第二の人生は伝説級の英雄だった件~ 2 (Saga Forest)感想
「拾う神」のディテールが大雑把になっていく。
読了日:06月18日 著者:和田 真尚
捨てられ騎士の逆転記! ~女神と始めた第二の人生は伝説級の英雄だった件~ 1 (サーガフォレスト)捨てられ騎士の逆転記! ~女神と始めた第二の人生は伝説級の英雄だった件~ 1 (サーガフォレスト)感想
追放・捨てられからの成り上がりもの。ザマァ成分は(少なくとも本巻では)無し。
「拾う神」という導入に象徴されるように全体的にコメディタッチで、設定やディテールも良くも悪くも大雑把、あるいは大らか。
そういう作品として割り切ればこれはこれで悪くなかった。
読了日:06月18日 著者:和田 真尚
アースウィズダンジョン~固有スキル≪等価交換ストア≫を駆使して世界救済を目指します~ 1 (サーガフォレスト)アースウィズダンジョン~固有スキル≪等価交換ストア≫を駆使して世界救済を目指します~ 1 (サーガフォレスト)感想
ポストアポカリプスじみたハードモードの世界において、能力を使って「ゲームのルール」自体を変えようというアプローチが一風変わった面白味にはなっていた。
ただ、やることが地道で、やったことの影響範囲が狭いので全体的に「地味」な印象は拭えないかな、とは思う。
読了日:06月18日 著者:バッド
ボッチの僕でも、クズのヤリチンになれるってホントですか? 金髪ハーフ姉妹とテニス部生ハメ合宿! (フランス書院eブックス)ボッチの僕でも、クズのヤリチンになれるってホントですか? 金髪ハーフ姉妹とテニス部生ハメ合宿! (フランス書院eブックス)感想
純粋無垢な良い子を汚していく背徳感。
読了日:06月18日 著者:黄金の黒山羊
図説 豊臣秀吉 【オールカラー】図説 豊臣秀吉 【オールカラー】感想
三英傑の中で「豊臣秀吉」に最も興味が薄かったので、知識の補強のために読んでみた。やはり幼少時幼少期から若い時期の活動を追える信用できる歴史資料が少ないから、イマイチ解像度が上がらない武将だな、という印象は拭えないままだった。知っていることも多かったけど、知識の補強にはなった気はする。
このシリーズはやはりいいシリーズだとは思うけど、やはり興味が薄い武将だとテンションは相応になるなって。
読了日:06月18日 著者:
石投げ令嬢~婚約破棄してる王子を気絶させたら、王弟殿下が婿入りすることになった~ (GAノベル)石投げ令嬢~婚約破棄してる王子を気絶させたら、王弟殿下が婿入りすることになった~ (GAノベル)感想
野生の民であるおもしれー女が婚活中に、王子を気絶させたら王弟をゲットする話。あるいは腹黒王弟にゲットされる話。
コメディタッチのキャラクター性が強く、キャラが良ければ話は面白くなる好例だった。
読了日:06月17日 著者:みねバイヤーン
カエサル――内戦の時代を駆けぬけた政治家 (岩波新書)カエサル――内戦の時代を駆けぬけた政治家 (岩波新書)感想
信用できる歴史資料・最新研究に基いて、新書サイズにコンパクトにまとめてあるので「カエサル」をアウトラインを正しく知るための本としては有益な内容ではあった。
ただ、正確に、慎重に書かれていることで、「読み物」としてみると面白味が欠ける面があったことは否めない。
「有益だけど、面白みに欠ける。ページをめくる手が重くなる」という印象ですね。
読了日:06月17日 著者:小池 和子
キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘 (講談社ノベルス)キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘 (講談社ノベルス)感想
ノスタルジー補正でキャラクターや掛け合いは好きだったけど、ミステリーとしては・あるいは「事件を解決させる物語」としては物足りなさを感じた。
読了日:06月17日 著者:西尾 維新,竹
俺の妹が超天才美少女催眠術師なわけがない2 国民的アイドル堕としと真の恋人 (フランス書院eブックス)俺の妹が超天才美少女催眠術師なわけがない2 国民的アイドル堕としと真の恋人 (フランス書院eブックス)感想
国民的アイドルさん、中々エキセントリックのキャラクター性で素敵だった。
読了日:06月17日 著者:XPJbox
俺の妹が超天才美少女催眠術師なわけがない1 学園一の美少女堕としとツンデレLOVE (フランス書院eブックス)俺の妹が超天才美少女催眠術師なわけがない1 学園一の美少女堕としとツンデレLOVE (フランス書院eブックス)感想
好きな人を堕とすため「天才美少女催眠術師」の妹の協力してもらうところから物語が始まるのに、このタイトルはどうなんでしょうね。
俺妹のパロディタイトルにしても、「~~なわけがない」と否定しているようなところがないだけに。
読了日:06月17日 著者:XPJbox
時計台の大聖女は婚約破棄に歓喜する 1 (ダッシュエックス文庫)時計台の大聖女は婚約破棄に歓喜する 1 (ダッシュエックス文庫)感想
約束された婚約破棄の物語。
読了日:06月16日 著者:糸加,御子柴 リョウ
王太子妃パドマの転生医療2 「戦場の天使」は救国の夢を見る (角川ビーンズ文庫)王太子妃パドマの転生医療2 「戦場の天使」は救国の夢を見る (角川ビーンズ文庫)感想
ほとんどの問題が放置された1巻に対して、全ての問題を解決しきった完結巻としての2巻。
対比が激しいし、全2巻がこういう内容であるなら上下巻として出せばよかったんじゃないかなぁ……
話自体はご都合主義的なところはあるし、細かい部分に不満が無くも無いけど、全てが納まるところに納まった綺麗な終わり方だったので最終的には文句をつけづらい。
いい終わり方だったと思います。お疲れ様でした。
読了日:06月16日 著者:さくら 青嵐
なぜかS級美女達の話題に俺があがる件 (角川スニーカー文庫)なぜかS級美女達の話題に俺があがる件 (角川スニーカー文庫)感想
イラストが好き。
読了日:06月16日 著者:脇岡こなつ
未プレイの乙女ゲームに転生した平凡令嬢は聖なる刺繍の糸を刺す (ダッシュエックス文庫)未プレイの乙女ゲームに転生した平凡令嬢は聖なる刺繍の糸を刺す (ダッシュエックス文庫)感想
「内容をよく知らない乙女ゲーム世界転生もの」の一系統。物凄く良かった訳ではないものの、刺繍などの各要素を使ってそれなりに上手く話を展開させているし、溺愛描写は甘いので好きな人には刺さりそう。悪くない。
読了日:06月15日 著者:西根 羽南,小田 すずか
無口な小日向さんは、なぜか俺の胸に頭突きする2 (角川スニーカー文庫)無口な小日向さんは、なぜか俺の胸に頭突きする2 (角川スニーカー文庫)感想
肉食系小動物、無口なままガツガツ行く。
読了日:06月15日 著者:心音 ゆるり
極めて傲慢たる悪役貴族の所業 (角川スニーカー文庫)極めて傲慢たる悪役貴族の所業 (角川スニーカー文庫)感想
フィクションの才能があるのに噛ませ犬になる悪役キャラに転生、というタイプの作品。
「元人格の影響で傲慢な発言をしてしまう」という要素が適度な縛りになっていて悪くない。
制御できない「傲慢な発言」の中で、上手く立ち回ろうとするところが適度に「難易度」を上げていて面白さになっている。
読了日:06月14日 著者:黒雪 ゆきは
死亡遊戯で飯を食う。2 (MF文庫J)死亡遊戯で飯を食う。2 (MF文庫J)感想
「スランプに至り、スランプを乗り越える」巻ということで、もどかしい場面はあった。
後に引きずるような怪我をする回がバッサリ飛ばされる温度感がこのシリーズらしさという感じがしてくる。
読了日:06月14日 著者:鵜飼 有志
ダンジョン城下町運営記 (講談社ラノベ文庫)ダンジョン城下町運営記 (講談社ラノベ文庫)感想
内政チート系作品。それなりに面白いけど、根本的にヒロインさんの能力が「分かり易く、有用な、チート性能」なので、「価値が低いと思われていた能力を工夫で上手く使う」という印象はやや薄目。
ただ、こき使われるヒロインちゃんはかわいかった。
読了日:06月14日 著者:ミミ
モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか?2 (ブレイブ文庫)モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか?2 (ブレイブ文庫)感想
ポケモンモンスターファーム世代、あるいはジャンプ漫画世代としては、「手持ちのモンスター同士での対戦」「勝ち抜き制の大会」って時点でワクワク感が止まらない。
大会の描写は素直に楽しいものだったし、モンスターとの絆などの描写もあり、満足感が高かった。
1巻と2巻の間で数年のブランクがあったけど、コミカライズ好評によるリブートってことなら3巻は早いうちに出て欲しいものですね。続き読みたい。
読了日:06月13日 著者:百均
魔法科高校の劣等生 Appendix(2) (電撃文庫)魔法科高校の劣等生 Appendix(2) (電撃文庫)感想
特典小説を集めた短編集。何本か見覚えがある話があったけど、なるほど映画の特典小説か。
何度も映画にいって特典小説を集めてたような僕ですが、こういう手軽かつ安価な形で非売品の特典小説を読めること自体は肯定的に捉えています。
世間の特典小説商法をやっている作品は全てこの作品のように特典小説をまとめた巻を出して欲しいですね。
読了日:06月12日 著者:佐島 勤
モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか? (ブレイブ文庫)モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか? (ブレイブ文庫)感想
モンスターのコレクション感があってなんかワクワクするものがある。
読了日:06月12日 著者:百均
魔力量歴代最強な転生聖女さまの学園生活は波乱に満ち溢れているようです ~王子さまに悪役令嬢とヒロインぽい子たちがいるけれど、ここは乙女ゲー世界ですか?~ (ダッシュエックス文庫)魔力量歴代最強な転生聖女さまの学園生活は波乱に満ち溢れているようです ~王子さまに悪役令嬢とヒロインぽい子たちがいるけれど、ここは乙女ゲー世界ですか?~ (ダッシュエックス文庫)感想
ナイと幼馴染達の関係性が好き。
読了日:06月11日 著者:行雲 流水,桜 イオン
ブラック魔道具師ギルドを追放された私、王宮魔術師として拾われる ~ホワイトな宮廷で、幸せな新生活を始めます!~(4) (SQEXノベル)ブラック魔道具師ギルドを追放された私、王宮魔術師として拾われる ~ホワイトな宮廷で、幸せな新生活を始めます!~(4) (SQEXノベル)感想
初めてのお友達にはしゃいでるエルフの女王様が可愛かった。
主人公の恋愛弱者なブラック脳な魔術馬鹿なところは好きだし、ラブコメ展開も好きなんだけど、ここ最近の展開は主人公があっち行ったりこっち行ったりするので落ち着かないところがある。
読了日:06月11日 著者:葉月秋水,necömi
ハツハメ 内定と引き替えに恋人の父に捧げる晴れ着姿 (フランス書院eブックス)ハツハメ 内定と引き替えに恋人の父に捧げる晴れ着姿 (フランス書院eブックス)感想
ページ数が少なく、脅迫シーンはすっ飛ばして本番から堕とすところまでを駆け足で。
息子の恋人を堕とす背徳感などは良かったけど、満足感はページ数相応。
事前にページ数を確認してなかったけど、この値段でこのページ数だとさすがに割高感がある。
このレーベル、電子書籍専門ということで作品ごとにページ数の差が大きいこと自体はいいと思うんだけど、この作品がページ数換算106ページで770円、他作品は305ページで880円だったり、値段からページ数の多少を判別できないのはどうにかして欲しいところではある。
読了日:06月11日 著者:石川 檸檬
本家が絶えそうなので分家の俺が種馬2 ―陰謀渦巻く王都でお嬢様と子作り!― (フランス書院eブックス)本家が絶えそうなので分家の俺が種馬2 ―陰謀渦巻く王都でお嬢様と子作り!― (フランス書院eブックス)感想
いい感じのツンデレに仕上がってきた。
読了日:06月11日 著者:遊家@R18
本家が絶えそうなので分家の俺が種馬1  ―五大貴族のお嬢様と!― (フランス書院eブックス)本家が絶えそうなので分家の俺が種馬1  ―五大貴族のお嬢様と!― (フランス書院eブックス)感想
義務としての性行為と愛ある性行為の対比が味わい深い。
読了日:06月11日 著者:遊家@R18
じょっぱれアオモリの星 おらこんな都会いやだ (角川スニーカー文庫)じょっぱれアオモリの星 おらこんな都会いやだ (角川スニーカー文庫)感想
東北地方のアレコレに対する自虐・皮肉・パロディなどが満載なファンタジー
「訛り」については最初はネタとして面白いかもしれないけど、「意味を読み取れない文章」が何度も繰り返されるとくどく感じてしまったので、正直出オチ感を感じてしまった。
うーん、なんか全体的なノリが僕には合いませんでしたね。
読了日:06月11日 著者:佐々木 鏡石
仕掛島仕掛島感想
東川節である軽妙な語り口とギャグと、本来は孤立して殺人犯と閉じ込められる緊張感が出るはずのクローズドサークルの相性について考えてしまうところがある。
読了日:06月10日 著者:東川 篤哉
私と陛下の後宮生存戦略 ―不幸な妃は巻き戻れない― (富士見L文庫)私と陛下の後宮生存戦略 ―不幸な妃は巻き戻れない― (富士見L文庫)感想
近年最強の「おもしれースパダリ」の話。ヒーローが面白過ぎた。
読了日:06月10日 著者:かざなみ
戦国商人立志伝2 ~転生したのでチートな武器提供や交易の儲けで成り上がる~戦国商人立志伝2 ~転生したのでチートな武器提供や交易の儲けで成り上がる~感想
打ち切られたんだと思っていたら、Kindle自費出版してるとは思わなかった。電子書籍ストアのメインがKindle
じゃないから気付くのがだいぶ遅れた。
商業媒体の1巻から引き続き同じイラストレーターを使っていたり、「商業出版の続巻としての自費出版」としては過不足がない仕上がり。全体的には満足。
ただ、最後にここまで恋愛面で動かしてくるとは思わなかったから良くも悪くも意表を突かれた。
読了日:06月10日 著者:須崎正太郎
戦国商人立志伝 ~転生したのでチートな武器提供や交易の儲けで成り上がる~戦国商人立志伝 ~転生したのでチートな武器提供や交易の儲けで成り上がる~感想
「文章の固さ」「キャラクター描写」もラノベに寄せるか、歴史小説に寄せるかで印象が変わってくるけど、本作は割とラノベ寄り。
戦国時代転生での知識チートものなんだけど、良くも悪くも少しずつお金と人脈を作っていくので良くも悪くも地道な展開だし、最初のボス格の敵役が「(歴史に名前を残した訳じゃない)野党集団」という点も地味な印象を与える。
悪くないけどパンチは弱い。
読了日:06月10日 著者:須崎 正太郎
神達に拾われた男 13 (HJ NOVELS HJN 27-13)神達に拾われた男 13 (HJ NOVELS HJN 27-13)感想
ようやく旅に。
しかし、この関数になる頃にはエリアリアが絡んでくる学園編がやってくると思っていたらまったくそんなことなかったんだぜ。
読了日:06月09日 著者:Roy
俺のお嫁さん、変態かもしれない2 ―結婚してみた幼馴染、慣れれば慣れるほどアブナさが増していくようです― (ファンタジア文庫)俺のお嫁さん、変態かもしれない2 ―結婚してみた幼馴染、慣れれば慣れるほどアブナさが増していくようです― (ファンタジア文庫)感想
1巻よりは変態度は増した気がする。
読了日:06月08日 著者:くろい
エッチできるVRMMOで性奴隷にした美少女たちがリアルでも知り合いだった件【淫魔姫と初イベント】 (フランス書院eブックス)エッチできるVRMMOで性奴隷にした美少女たちがリアルでも知り合いだった件【淫魔姫と初イベント】 (フランス書院eブックス)感想
堕ちるまで過程が人それぞれで、目先が変わってよろしい。
読了日:06月07日 著者:ソルティ
老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます8 (Kラノベブックス)老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます8 (Kラノベブックス)感想
あっちこっちの国に飛んで下手に世界観を広げてしまい、それぞれの国を中途半端に行ったり来たりしていることで、ストーリーラインが散漫になって落ち着かないと感じることが度々ある。
読了日:06月06日 著者:FUNA
現代ダンジョンライフの続きは異世界オープンワールドで!① (オーバーラップ文庫)現代ダンジョンライフの続きは異世界オープンワールドで!① (オーバーラップ文庫)感想
序盤に最強格が敵として出てきて、ジャイアントキリングする導入好き。
読了日:06月05日 著者:しば犬部隊
異世界のんびり農家 15異世界のんびり農家 15感想
ラーメンは麻薬。はっきりわかんだね。
読了日:06月05日 著者:内藤 騎之介
大正浪漫に異世界聖女 私は巫女じゃありません! (PASH!ブックス)大正浪漫に異世界聖女 私は巫女じゃありません! (PASH!ブックス)感想
西洋ファンタジー風世界で魔王を倒した聖女が、異能力が存在するパラレル大正時代に異世界転移する話。
まず舞台設定が面白く、一度は全てを失った聖女が異世界での交流を通して再び立ち上がる流れは手堅くも印象的。
凄く面白い、と言う訳でもなかったけど、続きが出たら買うかどうか考えるくらいには好印象。
読了日:06月04日 著者:緋色の雨
鑑定人 氏家京太郎鑑定人 氏家京太郎感想
真相には胸糞の悪さがあるだけで、ミステリ的な驚きは乏しく。
「組織」に対する不信が強過ぎる。
読了日:06月04日 著者:中山 七里
ルーヴル美術館の名画 フェルメールと「風俗画」の巨匠たち: なぜ「天文学者」はキモノを着ているのか?ルーヴル美術館の名画 フェルメールと「風俗画」の巨匠たち: なぜ「天文学者」はキモノを着ているのか?感想
2015年のルーヴル美術館展合わせの公式本。展示会の図録よりも読みやすく仕上がっている。展示された絵に込められた意味・寓意などについて解説してくれている。当時の美術展には参加したけど、行く前に読めてたらもっと楽しめてたかもしれないのでそういう意味では悔しさはありますね。絵画の意味を深く理解できるようになるいい本でした。
読了日:06月03日 著者:
毎日家に来るギャルが距離感ゼロでも優しくない (GCN文庫 ラ 01-01)毎日家に来るギャルが距離感ゼロでも優しくない (GCN文庫 ラ 01-01)感想
駄目ムーブをする主人公に対してちゃんと「優しくない」ところが実に良かったですね。
読了日:06月03日 著者:らいと
お前は強過ぎたと仲間に裏切られた「元Sランク冒険者」は、田舎でスローライフを送りたい 1 (オーバーラップノベルス)お前は強過ぎたと仲間に裏切られた「元Sランク冒険者」は、田舎でスローライフを送りたい 1 (オーバーラップノベルス)感想
「英雄になった主人公が味方に殺されて~~~」というタイプの作品で、「転生」パターンではなく「実は生存」パターン。
んー、過去の「主人公を裏切ったシーン」の立ち回りと、聖女の過去回想のアレコレにミスマッチなものを感じる。
そういう過去・経緯があるんなら、「裏切る」時にそれっぽい態度があったんじゃないかなぁ、と思ってしまう。
そのように随所でチョイチョイ気になるところがある一方で、この系統の作品として特別優れているところがある訳でも無く、良くも悪くも印象に乏しい内容だった。僕には合いませんでしたね。
読了日:06月03日 著者:ラストシンデレラ
腹ペコ要塞は異世界で大戦艦が作りたい World of Sandbox腹ペコ要塞は異世界で大戦艦が作りたい World of Sandbox感想
開拓系SLG、資源で苦労するのあるある。
読了日:06月02日 著者:てん てんこ
バスタード・ソードマンバスタード・ソードマン感想
大活躍しそうでそこまでの活躍はしない、賞賛を受けるだけの能力はあるのに隠している、そういうスローライフ的な雰囲気にしみじみとした面白味があるものの、一抹のもどかしさは無くもない。
ただまあ、飄々とした主人公や後輩風キャラなどのキャラクターは割と好きだったので続きは読むと思います。
読了日:06月01日 著者:ジェームズ・リッチマン
おでん屋春子婆さんの偏屈異世界珍道中2 (ブレイブ文庫)おでん屋春子婆さんの偏屈異世界珍道中2 (ブレイブ文庫)感想
「おでん屋春子婆さん」がメインのストーリーに関わっていなくて、ファンタジー世界群像劇みたいになっていた。
正直1巻から時間があいていたこともあり、登場人物たちがどういうキャラだったかうろ覚えなこともあり各キャラに対する愛着が乏しいので、そういうキャラたちの群像劇を見せられてもイマイチ乗っていけないところはあった。
「おでん屋春子婆さん」に生き方を変える切っ掛けを与えられたキャラクター達とはいっても、「おでん屋」の存在感がここまで希薄だと作品のコンセプトが迷走している印象。正直イマイチでしたね。
読了日:06月01日 著者:紺染幸
生意気な妹が清楚ビッチな友達を連れて来た 毎週土曜はお兄ちゃんハーレム日! (フランス書院eブックス)生意気な妹が清楚ビッチな友達を連れて来た 毎週土曜はお兄ちゃんハーレム日! (フランス書院eブックス)感想
本巻で完結。処女との行為までに紙幅を使っているので単巻ごとだと寸止め感が強かったけど、ハーレム好きとしては満足感のある落としどころでシリーズ単位では納得のいく作品でした。
兄妹や清楚ビッチとの関係性にアンモラルな雰囲気があってとても良い。
ただ、シリーズ3巻のうちどれが何巻なのか分からないタイトルなどは工夫した方が良かった気がしますね。それと、レーベルの問題として挿絵無しがつくづく勿体ない。
まあ、何にせよお疲れ様でした。
読了日:06月01日 著者:八束 頼

読書メーター

2023年6月の読書まとめ

2023年6月の読書まとめ。読書メーター調べ。
計74冊、1日約2.47冊ペース。それなり。
ライトノベル54冊、ジュブナイルポルノ11冊、一般文芸・ミステリ3冊、その他雑学3冊。
ラノベだけで1日2冊くらい読みたい。

6月の読書メーター
読んだ本の数:74
読んだページ数:21354
ナイス数:192

シャーロック+アカデミー Logic.1 犯罪王の孫、名探偵を論破する (MF文庫J)シャーロック+アカデミー Logic.1 犯罪王の孫、名探偵を論破する (MF文庫J)感想
メイン二人のキャラクター性と関係性には面白味があったし、ハッタリを効かせた設定周りにはJDCや探偵もの漫画で育った身としては刺さるところがあった。
本作の挑戦的な試みとしての「重要キーワードの強調」については初読で焦点を決めて読みやすいので個人的には肯定的。
ただ難点として、ここまで親切な仕様にしたのなら既存ミステリでも採用されてる登場人物一覧や事件現場の図解などを使うなりして、もう少し情報を分かりやすくした方が良かった気がしますね。惜しい。
ただスロースターターな作者さんなので続きも期待しています。
読了日:06月30日 著者:紙城 境介
憧れの冷徹王弟に溺愛されています (一迅社文庫アイリス)憧れの冷徹王弟に溺愛されています (一迅社文庫アイリス)感想
鈍感王弟と明るく前向きなヒロインの恋模様とキャラクター性が割と良かった。
読了日:06月30日 著者:狭山 ひびき,ぽぽるちゃ
催眠喫茶 美少女・お試しいただけます(オトナ文庫 188)催眠喫茶 美少女・お試しいただけます(オトナ文庫 188)感想
独占厨なので、堕とした美少女を他人に譲り渡す、みたいな展開はモヤっとしたものが残ってしまう。好みの問題ではありますが。
読了日:06月29日 著者:Hatsu
第三皇女の万能執事 1 世界一可愛い主を守れるのは俺だけです (HJ文庫 あ 12-01-01)第三皇女の万能執事 1 世界一可愛い主を守れるのは俺だけです (HJ文庫 あ 12-01-01)感想
普段はドS執事がポンコツ皇女を弄っていたりするけど、その実お互いがお互いを大切に思っている最愛の唯一であるという関係性がとても良かった。
読了日:06月29日 著者:安居院 晃
前世の無能、異世界侯爵家からも追放されるが辺境の地では超有能みたいです (キングノベルス 84)前世の無能、異世界侯爵家からも追放されるが辺境の地では超有能みたいです (キングノベルス 84)感想
追放された貴族の主人公が追放先で真価を発揮して幸せな生活を送るタイプの作品。レーベルがレーベルだからエロは多目。
「こういう作品だろう」というイメージがほぼそのままなので、こういう作品が読みたい人ならいいんじゃないですかね。
読了日:06月28日 著者:赤川ミカミ
あなたの事が好きなわたしを推してくれますか? (ファンタジア文庫)あなたの事が好きなわたしを推してくれますか? (ファンタジア文庫)感想
アイドル・VTuber・ゲーム実況・コスプレイヤーみたいな分かり易い要素を取りそろえているけど各要素は薄味。
「皆に憧れられてる・人気の美少女」に好かれている「俺」という属性付けといった印象ですね。ディテールは甘い。
薄味で、全体的にチョロ過ぎるから僕にはあまり刺さらなかったけど、こういうのが好きな人の需要があるかもしれないからこれはこれでいいんじゃないですかね。
読了日:06月28日 著者:恵比須 清司
愛され天使なクラスメイトが、俺にだけいたずらに微笑む 1 (HJ文庫 み 06-02-01)愛され天使なクラスメイトが、俺にだけいたずらに微笑む 1 (HJ文庫 み 06-02-01)感想
愛されキャラの美少女が、新しい性癖に目覚めてに小悪魔キャラに堕天する話。
読了日:06月28日 著者:水口敬文
クロゥレン家の次男坊クロゥレン家の次男坊感想
うーん、悪評を覆す程の大活躍をするかというとそこまでいかず、チートかというとチートと言う程でもなく、思わせぶりな描写を匂わす割にはその辺がハッキリ語られる訳でもない。
なんか全体的に「読みたかったものを微妙に読ませて貰えない」「いまいちスカッと・スッキリしない」中途半端感があったかなぁ。
読了日:06月28日 著者:島田征一
迷宮狂走曲 1 ~エロゲ世界なのにエロそっちのけでひたすら最強を目指すモブ転生者~ (オーバーラップ文庫)迷宮狂走曲 1 ~エロゲ世界なのにエロそっちのけでひたすら最強を目指すモブ転生者~ (オーバーラップ文庫)感想
「ゲーム感覚」によるダンジョンアタックが周りから異常に観られるという構図が面白い。
読了日:06月27日 著者:宮迫宗一郎
ひとりぼっちの異世界攻略 life.12 眠れる聖女のリバース・バベル (オーバーラップ文庫)ひとりぼっちの異世界攻略 life.12 眠れる聖女のリバース・バベル (オーバーラップ文庫)感想
絶望に沈んでいるキャラを「助ける」展開、大好き。
読了日:06月26日 著者:五示正司
異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する14 ~レベルアップは人生を変えた~ (ファンタジア文庫)異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する14 ~レベルアップは人生を変えた~ (ファンタジア文庫)感想
「邪」を倒せていなかった「聖」が今更超パワーアップして、「邪」を倒したキャラの仲間を圧倒するという展開はさすがにパワーバランス・力関係のヒエラルキーがガバッガバに感じてしまう。いやまあ、「元からガバガバなパワーバランスの作品なのでは?」と言われたらごもっともではあるんですが。
読了日:06月26日 著者:美紅
異世界のおチビちゃんは今日も何かを創り出す~スキル【想像創造】で目指せ成り上がり!~ (Mノベルス)異世界のおチビちゃんは今日も何かを創り出す~スキル【想像創造】で目指せ成り上がり!~ (Mノベルス)感想
会話の「」の前に名前が入っていて脚本のようになっていて、長い会話文の時に名前がズラっと並んでいるのは小説の字面としてクドさを感じる。
内容自体は典型的なチートスキル・前世知識を使った成り上がりものとして良くも悪くも凡作。文体の特殊さを除けば「こういう方向性のベタな作品が読みたい人なら」と言った感じ。
読了日:06月25日 著者:ぱつきんすきー
やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます3やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます3感想
母親の病気がアレコレという展開は既にやっていたせいか、「そういやまだ母親の病気って治ってなかったんだっけ?」と思ってしまった。
読了日:06月25日 著者:MIZUNA
やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます2やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます2感想
「6歳」という年齢設定のせいで「その年齢の子にやらせることかな?」と思うことがチラホラと。類似作品と比較した強みはあまりない印象。
読了日:06月25日 著者:MIZUNA
宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する (16) (モンスター文庫 Mす 01-16)宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する (16) (モンスター文庫 Mす 01-16)感想
ヒロインレースが面白過ぎて目を離せない。
読了日:06月24日 著者:すずの木くろ
やり直し公女の魔導革命〜処刑された悪役令嬢は滅びる家門を立てなおす~1 (サーガフォレスト)やり直し公女の魔導革命〜処刑された悪役令嬢は滅びる家門を立てなおす~1 (サーガフォレスト)感想
現代日本転生経由の逆行再生やり直しもの。
技術開発も内政も一つ一つ段取りを踏んで描いているおかげで、端々で感じる都合の良さはあまり気にならない。
個人的にはくまさん会議が可愛かったので加点。
読了日:06月24日 著者:二八乃端月
くたびれサラリーマンな俺、7年ぶりに再会した美少女JKと同棲を始める 1 (HJ文庫 う 05-02-01)くたびれサラリーマンな俺、7年ぶりに再会した美少女JKと同棲を始める 1 (HJ文庫 う 05-02-01)感想
くたびれたサラリーマンの妄想具現化みたいな都合のいい美少女JKだった。こういう作品があってもいい。
読了日:06月24日 著者:上村夏樹
極めた薬師は聖女の魔法にも負けません ~コスパ悪いとパーティ追放されたけど、事実は逆だったようです~(4) (Mノベルスf)極めた薬師は聖女の魔法にも負けません ~コスパ悪いとパーティ追放されたけど、事実は逆だったようです~(4) (Mノベルスf)感想
研究盗用・論文盗用するにしても、しっかりとした再現性の確認もしていない雑っぷりに呆れてしまう。
読了日:06月24日 著者:インバーターエアコン
新 謎解きはディナーのあとで新 謎解きはディナーのあとで感想
「新」になってもあまり変わりはないけど、後輩キャラが加わって漫才トリオに。
読了日:06月24日 著者:東川 篤哉
男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと2 百合の間に挟まる男として転生してしまいました (MF文庫J)男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと2 百合の間に挟まる男として転生してしまいました (MF文庫J)感想
ヒーロームーブをするたびに遠ざかる百合の花。
読了日:06月23日 著者:端桜 了
えんとも ~二人まとめて可愛がってね、パパ~ (オトナ文庫 230)えんとも ~二人まとめて可愛がってね、パパ~ (オトナ文庫 230)感想
パパ活もので複数ヒロインものは割とあるけど、その複数ヒロイン同士に友情が生まれるという切り口がちょっと面白かった。
全体的にぬるい終わり方だったけどハッピーエンド好きなので概ね満足です。
読了日:06月22日 著者:HARE
VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた7 (ファンタジア文庫)VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた7 (ファンタジア文庫)感想
もうどれだけ味わいの違うゲテモノを用意できるかの戦いになっている。
読了日:06月22日 著者:七斗 七
お母様の言うとおり! (一迅社ノベルス)お母様の言うとおり! (一迅社ノベルス)感想
母の教えを律義に守る素直な子だった。
読了日:06月21日 著者:ふみ,黒裄
後宮妃の管理人 八 ~寵臣夫婦は死力を尽くす~ (富士見L文庫)後宮妃の管理人 八 ~寵臣夫婦は死力を尽くす~ (富士見L文庫)感想
またいいところで終わった。
今回は話も広がって素直に面白かったんだけど、刊行ペースが早くないシリーズなので、この寸止め感がもどかしい。
読了日:06月21日 著者:しきみ 彰
冷酷公爵に嫁がされたはずが、ツンデレな子犬に溺愛されています (角川ビーンズ文庫)冷酷公爵に嫁がされたはずが、ツンデレな子犬に溺愛されています (角川ビーンズ文庫)感想
おもしれークール系ヒロインが、物理的な子犬系男子に溺愛される話。可愛いイラストが良かった。
読了日:06月20日 著者:佐崎 咲
アースウィズダンジョン ~固有スキル≪等価交換ストア≫を駆使して世界救済を目指します~ 2 (Saga Forest)アースウィズダンジョン ~固有スキル≪等価交換ストア≫を駆使して世界救済を目指します~ 2 (Saga Forest)感想
能力を利用しながら経済・内政・外交などのアプローチで世界を救おうという切り口は面白いけど、スピード感はもうちょっとあってくれた方がいいかなぁ。
この手の「現代ダンジョンもの」は完結しないままエタるイメージがあるので、続いてくれるか心配になる。
読了日:06月19日 著者:バッド
ヴァンパイアハンターに優しいギャル2 (GA文庫)ヴァンパイアハンターに優しいギャル2 (GA文庫)感想
「日常の象徴」であるギャルが強過ぎる。これはギャルしか勝たんですわ。
読了日:06月19日 著者:倉田和算
物語完結後から始まる悪役令嬢の大逆転劇 (ツギクルブックス)物語完結後から始まる悪役令嬢の大逆転劇 (ツギクルブックス)感想
王国はもう滅びた方がいいし、うさぎの神様はそもそもの聖女を選ぶセンスが無さ過ぎる。
話としては1冊でまとまっているけど、ちょいちょいと後味の悪さが挟まるのでスッキリしないものが残る感じだった。
読了日:06月18日 著者:sasasa
捨てられ騎士の逆転記! ~女神と始めた第二の人生は伝説級の英雄だった件~ 2 (Saga Forest)捨てられ騎士の逆転記! ~女神と始めた第二の人生は伝説級の英雄だった件~ 2 (Saga Forest)感想
「拾う神」のディテールが大雑把になっていく。
読了日:06月18日 著者:和田 真尚
捨てられ騎士の逆転記! ~女神と始めた第二の人生は伝説級の英雄だった件~ 1 (サーガフォレスト)捨てられ騎士の逆転記! ~女神と始めた第二の人生は伝説級の英雄だった件~ 1 (サーガフォレスト)感想
追放・捨てられからの成り上がりもの。ザマァ成分は(少なくとも本巻では)無し。
「拾う神」という導入に象徴されるように全体的にコメディタッチで、設定やディテールも良くも悪くも大雑把、あるいは大らか。
そういう作品として割り切ればこれはこれで悪くなかった。
読了日:06月18日 著者:和田 真尚
アースウィズダンジョン~固有スキル≪等価交換ストア≫を駆使して世界救済を目指します~ 1 (サーガフォレスト)アースウィズダンジョン~固有スキル≪等価交換ストア≫を駆使して世界救済を目指します~ 1 (サーガフォレスト)感想
ポストアポカリプスじみたハードモードの世界において、能力を使って「ゲームのルール」自体を変えようというアプローチが一風変わった面白味にはなっていた。
ただ、やることが地道で、やったことの影響範囲が狭いので全体的に「地味」な印象は拭えないかな、とは思う。
読了日:06月18日 著者:バッド
ボッチの僕でも、クズのヤリチンになれるってホントですか? 金髪ハーフ姉妹とテニス部生ハメ合宿! (フランス書院eブックス)ボッチの僕でも、クズのヤリチンになれるってホントですか? 金髪ハーフ姉妹とテニス部生ハメ合宿! (フランス書院eブックス)感想
純粋無垢な良い子を汚していく背徳感。
読了日:06月18日 著者:黄金の黒山羊
図説 豊臣秀吉 【オールカラー】図説 豊臣秀吉 【オールカラー】感想
三英傑の中で「豊臣秀吉」に最も興味が薄かったので、知識の補強のために読んでみた。やはり幼少時幼少期から若い時期の活動を追える信用できる歴史資料が少ないから、イマイチ解像度が上がらない武将だな、という印象は拭えないままだった。知っていることも多かったけど、知識の補強にはなった気はする。
このシリーズはやはりいいシリーズだとは思うけど、やはり興味が薄い武将だとテンションは相応になるなって。
読了日:06月18日 著者:
石投げ令嬢~婚約破棄してる王子を気絶させたら、王弟殿下が婿入りすることになった~ (GAノベル)石投げ令嬢~婚約破棄してる王子を気絶させたら、王弟殿下が婿入りすることになった~ (GAノベル)感想
野生の民であるおもしれー女が婚活中に、王子を気絶させたら王弟をゲットする話。あるいは腹黒王弟にゲットされる話。
コメディタッチのキャラクター性が強く、キャラが良ければ話は面白くなる好例だった。
読了日:06月17日 著者:みねバイヤーン
カエサル――内戦の時代を駆けぬけた政治家 (岩波新書)カエサル――内戦の時代を駆けぬけた政治家 (岩波新書)感想
信用できる歴史資料・最新研究に基いて、新書サイズにコンパクトにまとめてあるので「カエサル」をアウトラインを正しく知るための本としては有益な内容ではあった。
ただ、正確に、慎重に書かれていることで、「読み物」としてみると面白味が欠ける面があったことは否めない。
「有益だけど、面白みに欠ける。ページをめくる手が重くなる」という印象ですね。
読了日:06月17日 著者:小池 和子
キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘 (講談社ノベルス)キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘 (講談社ノベルス)感想
ノスタルジー補正でキャラクターや掛け合いは好きだったけど、ミステリーとしては・あるいは「事件を解決させる物語」としては物足りなさを感じた。
読了日:06月17日 著者:西尾 維新,竹
俺の妹が超天才美少女催眠術師なわけがない2 国民的アイドル堕としと真の恋人 (フランス書院eブックス)俺の妹が超天才美少女催眠術師なわけがない2 国民的アイドル堕としと真の恋人 (フランス書院eブックス)感想
国民的アイドルさん、中々エキセントリックのキャラクター性で素敵だった。
読了日:06月17日 著者:XPJbox
俺の妹が超天才美少女催眠術師なわけがない1 学園一の美少女堕としとツンデレLOVE (フランス書院eブックス)俺の妹が超天才美少女催眠術師なわけがない1 学園一の美少女堕としとツンデレLOVE (フランス書院eブックス)感想
好きな人を堕とすため「天才美少女催眠術師」の妹の協力してもらうところから物語が始まるのに、このタイトルはどうなんでしょうね。
俺妹のパロディタイトルにしても、「~~なわけがない」と否定しているようなところがないだけに。
読了日:06月17日 著者:XPJbox
時計台の大聖女は婚約破棄に歓喜する 1 (ダッシュエックス文庫)時計台の大聖女は婚約破棄に歓喜する 1 (ダッシュエックス文庫)感想
約束された婚約破棄の物語。
読了日:06月16日 著者:糸加,御子柴 リョウ
王太子妃パドマの転生医療2 「戦場の天使」は救国の夢を見る (角川ビーンズ文庫)王太子妃パドマの転生医療2 「戦場の天使」は救国の夢を見る (角川ビーンズ文庫)感想
ほとんどの問題が放置された1巻に対して、全ての問題を解決しきった完結巻としての2巻。
対比が激しいし、全2巻がこういう内容であるなら上下巻として出せばよかったんじゃないかなぁ……
話自体はご都合主義的なところはあるし、細かい部分に不満が無くも無いけど、全てが納まるところに納まった綺麗な終わり方だったので最終的には文句をつけづらい。
いい終わり方だったと思います。お疲れ様でした。
読了日:06月16日 著者:さくら 青嵐
なぜかS級美女達の話題に俺があがる件 (角川スニーカー文庫)なぜかS級美女達の話題に俺があがる件 (角川スニーカー文庫)感想
イラストが好き。
読了日:06月16日 著者:脇岡こなつ
未プレイの乙女ゲームに転生した平凡令嬢は聖なる刺繍の糸を刺す (ダッシュエックス文庫)未プレイの乙女ゲームに転生した平凡令嬢は聖なる刺繍の糸を刺す (ダッシュエックス文庫)感想
「内容をよく知らない乙女ゲーム世界転生もの」の一系統。物凄く良かった訳ではないものの、刺繍などの各要素を使ってそれなりに上手く話を展開させているし、溺愛描写は甘いので好きな人には刺さりそう。悪くない。
読了日:06月15日 著者:西根 羽南,小田 すずか
無口な小日向さんは、なぜか俺の胸に頭突きする2 (角川スニーカー文庫)無口な小日向さんは、なぜか俺の胸に頭突きする2 (角川スニーカー文庫)感想
肉食系小動物、無口なままガツガツ行く。
読了日:06月15日 著者:心音 ゆるり
極めて傲慢たる悪役貴族の所業 (角川スニーカー文庫)極めて傲慢たる悪役貴族の所業 (角川スニーカー文庫)感想
フィクションの才能があるのに噛ませ犬になる悪役キャラに転生、というタイプの作品。
「元人格の影響で傲慢な発言をしてしまう」という要素が適度な縛りになっていて悪くない。
制御できない「傲慢な発言」の中で、上手く立ち回ろうとするところが適度に「難易度」を上げていて面白さになっている。
読了日:06月14日 著者:黒雪 ゆきは
死亡遊戯で飯を食う。2 (MF文庫J)死亡遊戯で飯を食う。2 (MF文庫J)感想
「スランプに至り、スランプを乗り越える」巻ということで、もどかしい場面はあった。
後に引きずるような怪我をする回がバッサリ飛ばされる温度感がこのシリーズらしさという感じがしてくる。
読了日:06月14日 著者:鵜飼 有志
ダンジョン城下町運営記 (講談社ラノベ文庫)ダンジョン城下町運営記 (講談社ラノベ文庫)感想
内政チート系作品。それなりに面白いけど、根本的にヒロインさんの能力が「分かり易く、有用な、チート性能」なので、「価値が低いと思われていた能力を工夫で上手く使う」という印象はやや薄目。
ただ、こき使われるヒロインちゃんはかわいかった。
読了日:06月14日 著者:ミミ
モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか?2 (ブレイブ文庫)モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか?2 (ブレイブ文庫)感想
ポケモンモンスターファーム世代、あるいはジャンプ漫画世代としては、「手持ちのモンスター同士での対戦」「勝ち抜き制の大会」って時点でワクワク感が止まらない。
大会の描写は素直に楽しいものだったし、モンスターとの絆などの描写もあり、満足感が高かった。
1巻と2巻の間で数年のブランクがあったけど、コミカライズ好評によるリブートってことなら3巻は早いうちに出て欲しいものですね。続き読みたい。
読了日:06月13日 著者:百均
魔法科高校の劣等生 Appendix(2) (電撃文庫)魔法科高校の劣等生 Appendix(2) (電撃文庫)感想
特典小説を集めた短編集。何本か見覚えがある話があったけど、なるほど映画の特典小説か。
何度も映画にいって特典小説を集めてたような僕ですが、こういう手軽かつ安価な形で非売品の特典小説を読めること自体は肯定的に捉えています。
世間の特典小説商法をやっている作品は全てこの作品のように特典小説をまとめた巻を出して欲しいですね。
読了日:06月12日 著者:佐島 勤
モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか? (ブレイブ文庫)モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか? (ブレイブ文庫)感想
モンスターのコレクション感があってなんかワクワクするものがある。
読了日:06月12日 著者:百均
魔力量歴代最強な転生聖女さまの学園生活は波乱に満ち溢れているようです ~王子さまに悪役令嬢とヒロインぽい子たちがいるけれど、ここは乙女ゲー世界ですか?~ (ダッシュエックス文庫)魔力量歴代最強な転生聖女さまの学園生活は波乱に満ち溢れているようです ~王子さまに悪役令嬢とヒロインぽい子たちがいるけれど、ここは乙女ゲー世界ですか?~ (ダッシュエックス文庫)感想
ナイと幼馴染達の関係性が好き。
読了日:06月11日 著者:行雲 流水,桜 イオン
ブラック魔道具師ギルドを追放された私、王宮魔術師として拾われる ~ホワイトな宮廷で、幸せな新生活を始めます!~(4) (SQEXノベル)ブラック魔道具師ギルドを追放された私、王宮魔術師として拾われる ~ホワイトな宮廷で、幸せな新生活を始めます!~(4) (SQEXノベル)感想
初めてのお友達にはしゃいでるエルフの女王様が可愛かった。
主人公の恋愛弱者なブラック脳な魔術馬鹿なところは好きだし、ラブコメ展開も好きなんだけど、ここ最近の展開は主人公があっち行ったりこっち行ったりするので落ち着かないところがある。
読了日:06月11日 著者:葉月秋水,necömi
ハツハメ 内定と引き替えに恋人の父に捧げる晴れ着姿 (フランス書院eブックス)ハツハメ 内定と引き替えに恋人の父に捧げる晴れ着姿 (フランス書院eブックス)感想
ページ数が少なく、脅迫シーンはすっ飛ばして本番から堕とすところまでを駆け足で。
息子の恋人を堕とす背徳感などは良かったけど、満足感はページ数相応。
事前にページ数を確認してなかったけど、この値段でこのページ数だとさすがに割高感がある。
このレーベル、電子書籍専門ということで作品ごとにページ数の差が大きいこと自体はいいと思うんだけど、この作品がページ数換算106ページで770円、他作品は305ページで880円だったり、値段からページ数の多少を判別できないのはどうにかして欲しいところではある。
読了日:06月11日 著者:石川 檸檬
本家が絶えそうなので分家の俺が種馬2 ―陰謀渦巻く王都でお嬢様と子作り!― (フランス書院eブックス)本家が絶えそうなので分家の俺が種馬2 ―陰謀渦巻く王都でお嬢様と子作り!― (フランス書院eブックス)感想
いい感じのツンデレに仕上がってきた。
読了日:06月11日 著者:遊家@R18
本家が絶えそうなので分家の俺が種馬1  ―五大貴族のお嬢様と!― (フランス書院eブックス)本家が絶えそうなので分家の俺が種馬1  ―五大貴族のお嬢様と!― (フランス書院eブックス)感想
義務としての性行為と愛ある性行為の対比が味わい深い。
読了日:06月11日 著者:遊家@R18
じょっぱれアオモリの星 おらこんな都会いやだ (角川スニーカー文庫)じょっぱれアオモリの星 おらこんな都会いやだ (角川スニーカー文庫)感想
東北地方のアレコレに対する自虐・皮肉・パロディなどが満載なファンタジー
「訛り」については最初はネタとして面白いかもしれないけど、「意味を読み取れない文章」が何度も繰り返されるとくどく感じてしまったので、正直出オチ感を感じてしまった。
うーん、なんか全体的なノリが僕には合いませんでしたね。
読了日:06月11日 著者:佐々木 鏡石
仕掛島仕掛島感想
東川節である軽妙な語り口とギャグと、本来は孤立して殺人犯と閉じ込められる緊張感が出るはずのクローズドサークルの相性について考えてしまうところがある。
読了日:06月10日 著者:東川 篤哉
私と陛下の後宮生存戦略 ―不幸な妃は巻き戻れない― (富士見L文庫)私と陛下の後宮生存戦略 ―不幸な妃は巻き戻れない― (富士見L文庫)感想
近年最強の「おもしれースパダリ」の話。ヒーローが面白過ぎた。
読了日:06月10日 著者:かざなみ
戦国商人立志伝2 ~転生したのでチートな武器提供や交易の儲けで成り上がる~戦国商人立志伝2 ~転生したのでチートな武器提供や交易の儲けで成り上がる~感想
打ち切られたんだと思っていたら、Kindle自費出版してるとは思わなかった。電子書籍ストアのメインがKindle
じゃないから気付くのがだいぶ遅れた。
商業媒体の1巻から引き続き同じイラストレーターを使っていたり、「商業出版の続巻としての自費出版」としては過不足がない仕上がり。全体的には満足。
ただ、最後にここまで恋愛面で動かしてくるとは思わなかったから良くも悪くも意表を突かれた。
読了日:06月10日 著者:須崎正太郎
戦国商人立志伝 ~転生したのでチートな武器提供や交易の儲けで成り上がる~戦国商人立志伝 ~転生したのでチートな武器提供や交易の儲けで成り上がる~感想
「文章の固さ」「キャラクター描写」もラノベに寄せるか、歴史小説に寄せるかで印象が変わってくるけど、本作は割とラノベ寄り。
戦国時代転生での知識チートものなんだけど、良くも悪くも少しずつお金と人脈を作っていくので良くも悪くも地道な展開だし、最初のボス格の敵役が「(歴史に名前を残した訳じゃない)野党集団」という点も地味な印象を与える。
悪くないけどパンチは弱い。
読了日:06月10日 著者:須崎 正太郎
神達に拾われた男 13 (HJ NOVELS HJN 27-13)神達に拾われた男 13 (HJ NOVELS HJN 27-13)感想
ようやく旅に。
しかし、この関数になる頃にはエリアリアが絡んでくる学園編がやってくると思っていたらまったくそんなことなかったんだぜ。
読了日:06月09日 著者:Roy
俺のお嫁さん、変態かもしれない2 ―結婚してみた幼馴染、慣れれば慣れるほどアブナさが増していくようです― (ファンタジア文庫)俺のお嫁さん、変態かもしれない2 ―結婚してみた幼馴染、慣れれば慣れるほどアブナさが増していくようです― (ファンタジア文庫)感想
1巻よりは変態度は増した気がする。
読了日:06月08日 著者:くろい
エッチできるVRMMOで性奴隷にした美少女たちがリアルでも知り合いだった件【淫魔姫と初イベント】 (フランス書院eブックス)エッチできるVRMMOで性奴隷にした美少女たちがリアルでも知り合いだった件【淫魔姫と初イベント】 (フランス書院eブックス)感想
堕ちるまで過程が人それぞれで、目先が変わってよろしい。
読了日:06月07日 著者:ソルティ
老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます8 (Kラノベブックス)老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます8 (Kラノベブックス)感想
あっちこっちの国に飛んで下手に世界観を広げてしまい、それぞれの国を中途半端に行ったり来たりしていることで、ストーリーラインが散漫になって落ち着かないと感じることが度々ある。
読了日:06月06日 著者:FUNA
現代ダンジョンライフの続きは異世界オープンワールドで!① (オーバーラップ文庫)現代ダンジョンライフの続きは異世界オープンワールドで!① (オーバーラップ文庫)感想
序盤に最強格が敵として出てきて、ジャイアントキリングする導入好き。
読了日:06月05日 著者:しば犬部隊
異世界のんびり農家 15異世界のんびり農家 15感想
ラーメンは麻薬。はっきりわかんだね。
読了日:06月05日 著者:内藤 騎之介
大正浪漫に異世界聖女 私は巫女じゃありません! (PASH!ブックス)大正浪漫に異世界聖女 私は巫女じゃありません! (PASH!ブックス)感想
西洋ファンタジー風世界で魔王を倒した聖女が、異能力が存在するパラレル大正時代に異世界転移する話。
まず舞台設定が面白く、一度は全てを失った聖女が異世界での交流を通して再び立ち上がる流れは手堅くも印象的。
凄く面白い、と言う訳でもなかったけど、続きが出たら買うかどうか考えるくらいには好印象。
読了日:06月04日 著者:緋色の雨
鑑定人 氏家京太郎鑑定人 氏家京太郎感想
真相には胸糞の悪さがあるだけで、ミステリ的な驚きは乏しく。
「組織」に対する不信が強過ぎる。
読了日:06月04日 著者:中山 七里
ルーヴル美術館の名画 フェルメールと「風俗画」の巨匠たち: なぜ「天文学者」はキモノを着ているのか?ルーヴル美術館の名画 フェルメールと「風俗画」の巨匠たち: なぜ「天文学者」はキモノを着ているのか?感想
2015年のルーヴル美術館展合わせの公式本。展示会の図録よりも読みやすく仕上がっている。展示された絵に込められた意味・寓意などについて解説してくれている。当時の美術展には参加したけど、行く前に読めてたらもっと楽しめてたかもしれないのでそういう意味では悔しさはありますね。絵画の意味を深く理解できるようになるいい本でした。
読了日:06月03日 著者:
毎日家に来るギャルが距離感ゼロでも優しくない (GCN文庫 ラ 01-01)毎日家に来るギャルが距離感ゼロでも優しくない (GCN文庫 ラ 01-01)感想
駄目ムーブをする主人公に対してちゃんと「優しくない」ところが実に良かったですね。
読了日:06月03日 著者:らいと
お前は強過ぎたと仲間に裏切られた「元Sランク冒険者」は、田舎でスローライフを送りたい 1 (オーバーラップノベルス)お前は強過ぎたと仲間に裏切られた「元Sランク冒険者」は、田舎でスローライフを送りたい 1 (オーバーラップノベルス)感想
「英雄になった主人公が味方に殺されて~~~」というタイプの作品で、「転生」パターンではなく「実は生存」パターン。
んー、過去の「主人公を裏切ったシーン」の立ち回りと、聖女の過去回想のアレコレにミスマッチなものを感じる。
そういう過去・経緯があるんなら、「裏切る」時にそれっぽい態度があったんじゃないかなぁ、と思ってしまう。
そのように随所でチョイチョイ気になるところがある一方で、この系統の作品として特別優れているところがある訳でも無く、良くも悪くも印象に乏しい内容だった。僕には合いませんでしたね。
読了日:06月03日 著者:ラストシンデレラ
腹ペコ要塞は異世界で大戦艦が作りたい World of Sandbox腹ペコ要塞は異世界で大戦艦が作りたい World of Sandbox感想
開拓系SLG、資源で苦労するのあるある。
読了日:06月02日 著者:てん てんこ
バスタード・ソードマンバスタード・ソードマン感想
大活躍しそうでそこまでの活躍はしない、賞賛を受けるだけの能力はあるのに隠している、そういうスローライフ的な雰囲気にしみじみとした面白味があるものの、一抹のもどかしさは無くもない。
ただまあ、飄々とした主人公や後輩風キャラなどのキャラクターは割と好きだったので続きは読むと思います。
読了日:06月01日 著者:ジェームズ・リッチマン
おでん屋春子婆さんの偏屈異世界珍道中2 (ブレイブ文庫)おでん屋春子婆さんの偏屈異世界珍道中2 (ブレイブ文庫)感想
「おでん屋春子婆さん」がメインのストーリーに関わっていなくて、ファンタジー世界群像劇みたいになっていた。
正直1巻から時間があいていたこともあり、登場人物たちがどういうキャラだったかうろ覚えなこともあり各キャラに対する愛着が乏しいので、そういうキャラたちの群像劇を見せられてもイマイチ乗っていけないところはあった。
「おでん屋春子婆さん」に生き方を変える切っ掛けを与えられたキャラクター達とはいっても、「おでん屋」の存在感がここまで希薄だと作品のコンセプトが迷走している印象。正直イマイチでしたね。
読了日:06月01日 著者:紺染幸
生意気な妹が清楚ビッチな友達を連れて来た 毎週土曜はお兄ちゃんハーレム日! (フランス書院eブックス)生意気な妹が清楚ビッチな友達を連れて来た 毎週土曜はお兄ちゃんハーレム日! (フランス書院eブックス)感想
本巻で完結。処女との行為までに紙幅を使っているので単巻ごとだと寸止め感が強かったけど、ハーレム好きとしては満足感のある落としどころでシリーズ単位では納得のいく作品でした。
兄妹や清楚ビッチとの関係性にアンモラルな雰囲気があってとても良い。
ただ、シリーズ3巻のうちどれが何巻なのか分からないタイトルなどは工夫した方が良かった気がしますね。それと、レーベルの問題として挿絵無しがつくづく勿体ない。
まあ、何にせよお疲れ様でした。
読了日:06月01日 著者:八束 頼

読書メーター

2023年5月の読書まとめ

2023年5月の読書まとめ。読書メーター調べ。
計81冊、1日約2.61冊ペース。それなり。
ライトノベル60冊、ジュブナイルポルノ8冊、一般文芸・ミステリ4冊、美術本5冊、その他雑学4冊。
もうちょいラノベを読みたい。

5月の読書メーター
読んだ本の数:81
読んだページ数:24153
ナイス数:209

ホーリーアンデッド 2 〜非モテでぼっちの死霊術士が、聖女に転生してお友達を増やします〜 (キネティックノベルス)ホーリーアンデッド 2 〜非モテでぼっちの死霊術士が、聖女に転生してお友達を増やします〜 (キネティックノベルス)感想
勘違い系聖女もの。ヒーロー役と思われたキャラはスッキリ初恋を吹っ切ったのが意外でしたね。
女子校編ということで女の子同士が「姉妹」になったり、イチャイチャしたり、仲良くしたり、懐かれたりするのがとても良かったです。
読了日:05月31日 著者:ばーど
聖女召喚されました、僧侶です 男と勘違いされて隠れ里でのんびり暮らすことになりました (一迅社文庫アイリス み 13-01)聖女召喚されました、僧侶です 男と勘違いされて隠れ里でのんびり暮らすことになりました (一迅社文庫アイリス み 13-01)感想
やっていることは薬師と言語教師みたいなことだけなので「勘違いの原因」以外に僧侶設定は生かされず。「男と勘違いされる」原因なら他に代替できるものがあるだろうし「勘違い」に気付いた後の展開も毒にも薬にもならない感じで拍子抜けするような展開が多い。
ただ、男と勘違いしている時期に「友人」になりたがる護衛君にBL味を感じてしまい、なんかちょっとドキドキしてしまいましたね。
読了日:05月31日 著者:Mikura,風 ことら
信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略 11.救世の英雄と魔の支配〈下〉 (オーバーラップ文庫)信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略 11.救世の英雄と魔の支配〈下〉 (オーバーラップ文庫)感想
んー、ある程度の歴史の改編は許容されるとは言っても本編との整合を取るために結局は「歴史の大枠」からは外れることが出来ないので、過去編ヒロイン達との関係性は悲恋気味にならざるを得なくてしょんぼりしてしまったし、過去編全体での「ある程度予定調和の歴史に向かう」ストーリーラインは「この先どうなるのか」というワクワク感に乏しかった印象。
面白くない訳じゃないけど、個人的には「大きな寄り道」という印象の過去編でしたね。
なお、過去から未来への帰還方法は、他作品で類似の方法を見たことがあるのである程度予想通り過ぎた。
読了日:05月30日 著者:大崎アイル
呪われた龍にくちづけを1 ~新米侍女、借金返済のためにワケあり主従にお仕えします!~上 (MFブックス)呪われた龍にくちづけを1 ~新米侍女、借金返済のためにワケあり主従にお仕えします!~上 (MFブックス)感想
知らず知らずのまま同時期に買って読んでいた「迷子宮女は龍の御子のお気に入り」と同じ作者で、時間軸が違う同じ世界設定なんですね。
超常要素を含んだ謀略劇といった感じで、個人的刺さる要素は少なかったけど、作品としてはそれなりにまとまっていた。
しかしまあ、MFブックスでこういう作品が出る時代になったんですね。
読了日:05月29日 著者:綾束 乙
今、俺の×××を咥えている清純派女優は、イケメン俳優と熱愛が報じられている 1 (オシリス文庫)今、俺の×××を咥えている清純派女優は、イケメン俳優と熱愛が報じられている 1 (オシリス文庫)感想
ポンコツな酒クズ・ポンコツ展開から肉体関係に至る流れが良かったし、ヒロインのファザコン・年上趣味が爛れた関係性に一定の説得力を与えていた。
清純派なのに、さっぱりしていてエロイというヒロインのキャラクターが好きでしたね。
読了日:05月28日 著者:ブリル・バーナード
皇帝陛下の専属司書姫3 呪われ子爵と心中するのはお断りです! (一迅社文庫アイリス)皇帝陛下の専属司書姫3 呪われ子爵と心中するのはお断りです! (一迅社文庫アイリス)感想
主人公が大きな決意の一歩を踏み出す。男前だった。
読了日:05月28日 著者:やしろ 慧,なま
アニメができるまでアニメができるまで感想
昨今のアニメーションの製作・制作の過程・事情が丁寧に語られており、必要十分な情報が含まれた「アニメ制作を知る」入門書として良質な一冊だった。
アニメファン歴が長く、ある程度以上分かっているつもりでいた自分にとっても適切に知識の再整理・補完が出来た感触があるので有難い本でしたね。
読了日:05月28日 著者:大塚隆史,堀田孝之
図説 享徳の乱図説 享徳の乱感想
学校の歴史教育であまり重要視されず、戦力構図がわかり辛い内輪揉めばかりで歴史的に影が薄い室町時代の、更に権力中枢から離れていた関東における内紛である「享徳の乱」を取り上げたかなりニッチな内容。
関東における戦国時代の始まりともされる重要事件である享徳の乱ではあるものの、当時中心となった武将や一族が衰退していったこともあり、北条早雲以前の関東の印象は薄かったので深堀された内容は実に興味深い一冊だった。
しかしまあTHE足利・室町といった感じのグチャグチャの内戦ですね。本当にこの一族・時代はどうしようもない。
読了日:05月28日 著者:黒田基樹
部活でスキルアップ! ダンス 上達バイブル (コツがわかる本!)部活でスキルアップ! ダンス 上達バイブル (コツがわかる本!)感想
「ダンス上達の教本」というよりは「学校ダンス部のはじめ方」みたいな本だった。
「ダンススキル向上」に関する部分は皆無ではないものの「部活(ダンス部)の作り方・ポイント」みたいな部分から語られているように「部活としてのダンス」の性格が強く、「ダンス教本」を期待して読むと拍子抜けする面はあるかも。
タイトルに「部活」の文字があるから騙している訳じゃないんだけど、「上達バイブル」かというと首を捻るところはある。
かなり対象が限定される内容でしたね。
読了日:05月28日 著者:
ブレイドスキル・オンライン 5 ~ゴミ職業で最弱武器でクソステータスの俺、いつのまにか『ラスボス』に成り上がります!~ (オーバーラップ文庫)ブレイドスキル・オンライン 5 ~ゴミ職業で最弱武器でクソステータスの俺、いつのまにか『ラスボス』に成り上がります!~ (オーバーラップ文庫)感想
設定やストーリーラインの緻密さよりも勢いだけで突っ走るこの作者らしいシリーズでしたが、過剰なインフレとマンネリに突入したタイミングでの完結。
面白さのピークは最初に来ていて、これ以上続けても上澄みは無さそうだっただけに、いい引き際だった気がします。
お疲れ様でした。
読了日:05月28日 著者:馬路まんじ
魔王と勇者の戦いの裏で 3 ~ゲーム世界に転生したけど友人の勇者が魔王討伐に旅立ったあとの国内お留守番(内政と防衛戦)が俺のお仕事です~ (オーバーラップ文庫)魔王と勇者の戦いの裏で 3 ~ゲーム世界に転生したけど友人の勇者が魔王討伐に旅立ったあとの国内お留守番(内政と防衛戦)が俺のお仕事です~ (オーバーラップ文庫)感想
これまでの功績・実績があるからこそ、この巻での独断専行がある程度まで許容されてる感があるので、説得力のある展開だった。やはりこのシリーズは面白い。
読了日:05月27日 著者:涼樹悠樹
佐々木とピーちゃん 7 疑似家族、結成! ~温かな家庭を夢見る末娘と、てんでバラバラな家人たち~佐々木とピーちゃん 7 疑似家族、結成! ~温かな家庭を夢見る末娘と、てんでバラバラな家人たち~感想
困った時の二人静おばあちゃん。一家に一人は欲しい。
読了日:05月27日 著者:ぶんころり
迷子宮女は龍の御子のお気に入り ~龍華国後宮事件帳~ (メディアワークス文庫)迷子宮女は龍の御子のお気に入り ~龍華国後宮事件帳~ (メディアワークス文庫)感想
一時期から増えているミステリー風後宮もの。
「術」や「呪い」等の「ファンタジー」要素が含まれていて、それら超常要素の可能範囲・効果・規模感が不明瞭なためにミステリー的な面白さを損なっている側面はある。
ただ、ヒロインがヒーローに救われる物語としてはまとまりがよく、それなりに楽しめたので納得しています。
読了日:05月27日 著者:綾束 乙
十三歳の誕生日、皇后になりました。8 (ビーズログ文庫)十三歳の誕生日、皇后になりました。8 (ビーズログ文庫)感想
莉杏の成長と垣間見える才気がまぶしい。
読了日:05月27日 著者:石田 リンネ
信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略 10.救世の英雄と魔の支配〈上〉 (オーバーラップ文庫)信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略 10.救世の英雄と魔の支配〈上〉 (オーバーラップ文庫)感想
大賢者様の株価が急上昇。
読了日:05月27日 著者:大崎アイル
灰の世界は神の眼で彩づく 1 ~俺だけ見えるステータスで、最弱から最強へ駆け上がる~ (オーバーラップ文庫)灰の世界は神の眼で彩づく 1 ~俺だけ見えるステータスで、最弱から最強へ駆け上がる~ (オーバーラップ文庫)感想
魔力量…たったの5か…ゴミではなかった。
読了日:05月26日 著者:KAZU
『ライフで受けてライフで殴る』これぞ私の必勝法2『ライフで受けてライフで殴る』これぞ私の必勝法2感想
がおー、かわいい。
読了日:05月26日 著者:こまるん
現役JKアイドルさんは暇人の俺に興味があるらしい。 1 (オーバーラップ文庫)現役JKアイドルさんは暇人の俺に興味があるらしい。 1 (オーバーラップ文庫)感想
アイドルさんが主人公に興味を持つ導入には都合の良さ・強引さは感じたものの、「人気者の同級生美少女と遊ぶ」描写自体は穏やかでゆるい感じで嫌いではなかった。
読了日:05月25日 著者:星野星野
聖女の魔力は万能です 9 (カドカワBOOKS)聖女の魔力は万能です 9 (カドカワBOOKS)感想
キャラクターやイラストは好きなのでまだ読めているけど、恋愛的にも一区切りがついて面白さのピークが過ぎた感があるし7、この刊行ペースと1冊当たりの区切りの悪さは読後の印象は良くないかなぁ。
読了日:05月25日 著者:橘 由華
裏稼業転生~元極道が家族の為に領地発展させますが何か?~裏稼業転生~元極道が家族の為に領地発展させますが何か?~感想
「心優しき元極道少年」という「極道」設定のヌルさの是非。
読了日:05月25日 著者:西の果てのぺろ。
俺は星間国家の悪徳領主!⑦ (オーバーラップ文庫)俺は星間国家の悪徳領主!⑦ (オーバーラップ文庫)感想
忠誠心だけで制御されていた能力だけはやたらと高い倫理観・良識が壊れた家臣が、忠誠心の向かう先が迷子になって暴走する話。「駄目だこいつら、早く何とかしないと…」。
一方のカナミの話はまとめサイトでありがちな「父を捨てて後悔する子供」的な内容だったけど悪くなかった。
結局リアムとカナミはお互いの正体に気付かなかったけど、「前世の娘は後悔して、主人公の優しさを慕っていた」ことを知ったら「悪」を目指しているリアムの価値観の根底が崩れるから難しいところですよね。ただまあ、カナミの再登場を期待したいところではある。
読了日:05月25日 著者:三嶋与夢
妹妹の夕ごはん 台湾料理と絶品茶、ときどきビール。 (富士見L文庫)妹妹の夕ごはん 台湾料理と絶品茶、ときどきビール。 (富士見L文庫)感想
メイン二人のキャラが立っていて、あたたかく美味しそうな食卓・料理の描写がとても良かった。なお、百合では無かった。
読了日:05月24日 著者:猫田 パナ
バツ3の看取り夫人と呼ばれていますので捨て置いてくださいませ (ビーズログ文庫)バツ3の看取り夫人と呼ばれていますので捨て置いてくださいませ (ビーズログ文庫)感想
うーん、嫁いで家を出た形になっているのに、何度も出戻りの形で実家に好き勝手に利用されてることに若干の違和感が残るところではある。嫁家の遺族から追い出されたとしても、一度は家を出たんだから戻らずに好きに生き得ればいいのにと思ってしまうところではありますね。
ただ、その点を除けば、高齢の結婚相手が幸せな形で人生を終えられるように寄り添う主人公の誠実な生き方自体は好きでした。
ちょいちょい気になるところはあって、ボリュームとしても小粒なものの、主人公のハッピーエンドが好ましい作品でした。
読了日:05月24日 著者:夢見るライオン
異世界ドロンジョの野望異世界ドロンジョの野望感想
なんかコレジャナイ感が強い内容だった。全体的に僕には合わない。
異世界におけるドロンボー一味」が出てくるけど元々のドロンジョ一味とキャラクターが違い過ぎて、これだったら「まったく無関係の異世界」でも成立するので、「別次元の同一個体」設定を用いている意味が乏しい。
変に世界の滅亡みたいにスケール感を大きくしたり、パラレル個体設定を持ち出したりせずに「異世界に転移したドロンボー一味のドタバタコメディ」で良かった気がしますね。
しかしドロンジョを視点キャラにすると人の良さ・悪さの心情描写のバランスが難しいな…
読了日:05月23日 著者:大楽 絢太
VRMMOはウサギマフラーとともに。 6 (HJ NOVELS)VRMMOはウサギマフラーとともに。 6 (HJ NOVELS)感想
レイド戦闘はそれなりに面白かったけど、宇宙人周りの設定がイマイチ魅力に繋がっていない感はある。
読了日:05月22日 著者:冬原パトラ
放課後はケンカ最強のギャルに連れこまれる生活 彼女たちに好かれて、僕も最強に!? (ファンタジア文庫)放課後はケンカ最強のギャルに連れこまれる生活 彼女たちに好かれて、僕も最強に!? (ファンタジア文庫)感想
最強の弟子オリフシ。
読了日:05月22日 著者:亜逸
企画展だけじゃもったいない 日本の美術館めぐり企画展だけじゃもったいない 日本の美術館めぐり感想
全国各地の美術館を広く浅く紹介している一冊。
一つの美術館あたりの文章量は少なく、簡単な注目点が書かれているにとどまっているけど、「今度の旅行先で何か面白そうな美術館ないかな」「ちょっと美術館行きたいけど近場に何かないかな」みたいな時には重宝しそうな内容ではある。手頃な美術館探しのガイドブックですね。
読了日:05月21日 著者:浦島茂世
平凡な令嬢 エリス・ラースの日常 (ツギクルブックス)平凡な令嬢 エリス・ラースの日常 (ツギクルブックス)感想
平(然と)凡(俗を手のひらで転がしているよう)な令嬢
読了日:05月21日 著者:まゆらん
【小説27巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身6」【小説27巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身6」感想
印象的な別れを繰り返す物語。
読了日:05月21日 著者:香月美夜
【小説26巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身5」【小説26巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身5」感想
王族の無意識な特権意識と独善性によるストレス。
読了日:05月21日 著者:香月美夜
ダンス部ノートダンス部ノート感想
雑誌に掲載されていたダンス強豪校のドキュメントを8校分まとめた1冊。
自分が若い頃はダンスの全国大会も無かったので、「ダンス部」に関するドキュメントは一々新鮮な面白さに溢れていた。
同じダンス強豪校であっても、目標の高さの違い、部活の体制・方針の違い、課題や悩みや挫折など様々なドラマがあるんだなぁ、と当たり前のことだけどしみじみと感じてしまった。
一つの高校に焦点を当てたドラマも読んでみたいと感じたので、ドキュメンタリーでもフィクションでもいいのでそのうち何か探してみようと思いましたね。良い本でした。
読了日:05月20日 著者:石原久佳
お飾り聖女のはずが、真の力に目覚めたようです (MAG Garden NOVELS)お飾り聖女のはずが、真の力に目覚めたようです (MAG Garden NOVELS)感想
お飾り聖女が名誉を得ていって、先祖の汚名を晴らしていくまで予定調和で刺さるところは少ない。
ただ、最後に「聖女」「精霊」に頼りきりにならない選択をするところはちょっと良かったです。
読了日:05月20日 著者:杓子ねこ
貴族令嬢。俺にだけなつく2 (ファンタジア文庫)貴族令嬢。俺にだけなつく2 (ファンタジア文庫)感想
正々堂々ヒロインレースエントリー。
読了日:05月20日 著者:夏乃実
凶乱令嬢ニア・リストン 2 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録 (HJ文庫 み 07-01-02)凶乱令嬢ニア・リストン 2 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録 (HJ文庫 み 07-01-02)感想
魔法映像タレント・魔法映像普及に関するアプローチを描く前半と、アングラでのバトルジャンキー的な後半の両輪。
どちらの展開もそれなりに好きだからいいんだけど、タイトルからはここまで魔法映像に関する話を引っ張って来るとは思わなんだ。今後の舵取りはどうなることやら。
読了日:05月20日 著者:南野海風
黄金の経験値 II 特定災害生物「魔王」進撃マルチプレイ (カドカワBOOKS)黄金の経験値 II 特定災害生物「魔王」進撃マルチプレイ (カドカワBOOKS)感想
1巻で不明瞭だった主人公なパーソナルな部分に踏み込んだので主人公の人間性を掴む意味では良かったけど、その分「ゲーム」としての「単純な楽しさ」やテンポは1巻に比べて損なってしまった面もあったので、この辺中々バランスが難しいところですね。
読了日:05月20日 著者:原純
転生ナイチンゲールは夜明けを歌う~薄幸の辺境令嬢は看護の知識で家族と領地を救います!~ 1 (サーガフォレスト)転生ナイチンゲールは夜明けを歌う~薄幸の辺境令嬢は看護の知識で家族と領地を救います!~ 1 (サーガフォレスト)感想
「看護の知識」を十全に生かす前段階としての家族関係・家計の改善展開。
何らかのチートで快刀乱麻とはいかないものの、一つ一つ問題を解決していって、状況を良化していっているのでしみじみと面白い。
ナイチンゲール」的な看護知識無双するようになるともっと面白くなりそうなので、続きも読みたいですね。
読了日:05月19日 著者:干野ワニ
偽典・演義 ~とある策士の三國志~5 (アース・スターノベル)偽典・演義 ~とある策士の三國志~5 (アース・スターノベル)感想
女っ気を投入。話は進まない。
読了日:05月19日 著者:仏ょも
将軍の息子に転生したので、悪役令嬢もらいます。 (フランス書院eブックス)将軍の息子に転生したので、悪役令嬢もらいます。 (フランス書院eブックス)感想
肉食系主人公。エロ小説はこのくらい欲望に忠実でいい。
読了日:05月19日 著者:さささのよし
「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考感想
作者が美術教師ということで「アート思考」を啓蒙・教導するという印象の内容。「独自の表現の花を咲かせる人」を"アーティスト"と評する一方で「花を作る仕事」する人を"花職人"を表現したりと花職人をアーティストより下に置くような自意識が垣間見え、美術に関することを自然と上に置いている感じなのが鼻につく。ただ13歳に「アート」との向き合い方を教える意味ではこういう切り口もありなのかもしれないし、本の内容を鵜吞みする段階を超えて自分なりのアートへの向き合い方に辿り着くアウフヘーベンの前段階の本なのかもしれませんね。
読了日:05月18日 著者:末永 幸歩
やめてくれ、強いのは俺じゃなくて剣なんだ……!2 (DREノベルス ま 1-1-2)やめてくれ、強いのは俺じゃなくて剣なんだ……!2 (DREノベルス ま 1-1-2)感想
この作者さんらしいテンションの高さとキャラ立ちの悪の強さと勘違いの加速が面白い。
この作者さん、インフレとマンネリが過剰になるまでは面白いんだよな。
読了日:05月18日 著者:馬路まんじ
エッチできるVRMMOで性奴隷にした美少女たちがリアルでも知り合いだった件 (フランス書院eブックス)エッチできるVRMMOで性奴隷にした美少女たちがリアルでも知り合いだった件 (フランス書院eブックス)感想
世間は狭い。
読了日:05月17日 著者:ソルティ
さぁ、悪役令嬢のお仕事を始めましょう 元庶民の私が挑む頭脳戦 (PASH!文庫 Mひ 1-1)さぁ、悪役令嬢のお仕事を始めましょう 元庶民の私が挑む頭脳戦 (PASH!文庫 Mひ 1-1)感想
「善良な元庶民」だからこそ、「悪役」を演じることの良心の呵責、「令嬢」に相応しい振舞をするための勉強と努力などの、「演じる」ことの苦心とハードルの高さがあって、そういう諸々の苦労を「妹のために」に必死に頑張る主人公の姿が泥臭くて魅力的だった。
「破滅へ向かうための物語」はすんなりと破滅に至るラストにするのか等の舵取りが難しいものだけど、上手く続いてくれることを祈りつつ。願わくば皆にとってのベターな結末が訪れんことを。
読了日:05月17日 著者:緋色の雨
軍神の花嫁 (メディアワークス文庫)軍神の花嫁 (メディアワークス文庫)感想
主役二人の関係性、軍事・政治、全体的に駆け足だったり唐突だったりする面がチラホラして、作品の仕上がりとしては物足りなさはあった。
読了日:05月16日 著者:水芙蓉
お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について5 (角川スニーカー文庫)お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について5 (角川スニーカー文庫)感想
ようやく垣間見えた価値観の違いの萌芽。
読了日:05月16日 著者:桜木桜
旋風のルスト〜逆境少女の傭兵ライフと、無頼英傑たちの西方国境戦記〜 (ブレイブ文庫)旋風のルスト〜逆境少女の傭兵ライフと、無頼英傑たちの西方国境戦記〜 (ブレイブ文庫)感想
良くも悪くも「ルスト」の置かれている状況や成り上がりの過程が丁寧に描かれているのでしみじみと面白い。ただ悪く言えばゆっくりと描かれている分、展開の遅さも感じるのでこの辺の感じ方次第で評価は割れそう。
しかし、アレだけ印象的なプロローグで描かれた「エライア」と傭兵である「エルスト」の関係性が不明瞭なまま終わってしまった気がするんだけど、その辺はあえて曖昧にしているのか、僕が何か読み落としてしまったのか心配になるな……
読了日:05月15日 著者:美風慶伍
ゲーム世界転生〈ダン活〉5〜ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を〈はじめから〉プレイする〜ゲーム世界転生〈ダン活〉5〜ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を〈はじめから〉プレイする〜感想
Web版既読。なるほど、リーナさん、そういうビジュアルなのか……
読了日:05月15日 著者:ニシキギ・カエデ
馬疫馬疫感想
人々と組織と国が馬の疫病に振り回されれ大きな事件に発展していく物語。
前半と後半で大きく二つの事件がある感じの構成になっている。
前半は疫病対応に奔走する現場と保身のために状況を悪化させる人間・組織を描いており、口蹄疫鳥インフルエンザみたいな家畜伝染病ドキュメンタリーを読んでいるような面白さはあった。日本における競馬と馬術の関係性など興味深かった。
一方で前半の事件が一段落した後に起こる後半の事件は安っぽいテロ小説みたいになってしまっており、前半と後半の落差が酷い。竜頭蛇尾。色々と惜しい作品でしたね。
読了日:05月15日 著者:茜 灯里
もっと知りたいミケランジェロ 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)もっと知りたいミケランジェロ 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)感想
「圧巻」と言える作品の数々が掲載されていてるのでそれだけで満足度が高い。
しかしまあ、生前は世間に評価されなかった芸術家も多いけど、芸術とクライアントに愛され過ぎるというのも困りものですね。過ぎたるはなお及ばざるがごとし。
読了日:05月14日 著者:池上 英洋
子作り妊活部! 林間学校と修学旅行、二人のギャルをイチャラブ種付けプレスで孕ませます (フランス書院eブックス)子作り妊活部! 林間学校と修学旅行、二人のギャルをイチャラブ種付けプレスで孕ませます (フランス書院eブックス)感想
皆に憧れられる程の美少女なのに元カレには振られる形で別れた、という状況の捌き方が非常に上手かった。
自分勝手な元カレや相手であっても何とか寄り添おうとする優しさを持っているが故に搾取されがちな美少女と、その少女を理解して救う優しさを持つ主人公と言う構図が実に良かったですね。こりゃ惚れるのも納得ですわ。いいエピソードでした。
読了日:05月14日 著者:孕間せん
楽園ノイズ6 (電撃文庫)楽園ノイズ6 (電撃文庫)感想
先生の病気や後輩の受験などの心配事が無くなり、PNOの活動が安定し、音楽家としてはプロにも評価されるようになった。
そういう風に全てが順調に動き出して、安定した生活を手に入れたことで、逆にクリエイターとしてのキレが鈍る辺り、「創作」の厄介さ・皮肉さが出ていて良かったですね。
適度に負荷をかけたり追い込んだりした方がクリエイターとして輝き出すタイプ、たまにいますよね……
アーティストは本当に厄介な生き物やで。
読了日:05月14日 著者:杉井 光
田中家、転生する。4 (ドラゴンノベルス)田中家、転生する。4 (ドラゴンノベルス)感想
ウデムシが大活躍する唯一無二の作品。
読了日:05月14日 著者:猪口
黄金旅程黄金旅程感想
ステイゴールドのリアルタイム世代なので、随所でステイゴールドモチーフの情報・描写が出てくるだけで満足してしまったところはある。
競走馬モチーフの作品で主人公の職業が装蹄師・養老牧場経営というのはかなり珍しい印象。
物語としての「ヤクザとのアレコレ」が要所に据えられているのは「競馬・競走馬もの」を期待していた分期待から外れてしまった感じだけど、著者は馳さんだし、その辺は仕方ないかなぁ。
全体的には「エゴンウレアに人生を変えられた人達」の様々なドラマが観れて面白かった。とてもいい作品でした。
読了日:05月13日 著者:馳 星周
田中家、転生する。3 (ドラゴンノベルス)田中家、転生する。3 (ドラゴンノベルス)感想
チベットスナギツネ、好き。
読了日:05月13日 著者:猪口
11文字の殺人 新装版 (光文社文庫)11文字の殺人 新装版 (光文社文庫)感想
特徴的なタイトルだけど、読み終わった後にしっくりくる感じではなかったかなぁ。
読みやすいけど、良くも悪くも凡作の範疇という印象。嫌いではない。
読了日:05月12日 著者:東野 圭吾
バートレット英雄譚~スローライフしたいのにできない弱小貴族奮闘記~ 4 (サーガフォレスト)バートレット英雄譚~スローライフしたいのにできない弱小貴族奮闘記~ 4 (サーガフォレスト)感想
過酷な環境なため味方が死ぬことが多いので、全ての戦死にドラマを作るのが難しいのは分かるにしても、もうちょっと味方の死に情緒を込めて描いた方がいいんじゃないかなぁ、と思うことが割とあった。
うーん、嫌いなシリーズじゃないんだけど、感情の描写のディテールで気になることは多い。
読了日:05月12日 著者:上谷岩清
宇宙船が遭難したけど、目の前に地球型惑星があったから、今までの人生を捨ててイージーに生きたい (カドカワBOOKS)宇宙船が遭難したけど、目の前に地球型惑星があったから、今までの人生を捨ててイージーに生きたい (カドカワBOOKS)感想
何かあればSF要素で解決するという、SFというご都合主義用ツール。
読了日:05月11日 著者:水野 藍雷
子作り妊活部! 入部してオタクに冷たいギャルとクールお姉さん系ギャルを孕ませます (フランス書院eブックス)子作り妊活部! 入部してオタクに冷たいギャルとクールお姉さん系ギャルを孕ませます (フランス書院eブックス)感想
子作り部的なものがある学校の話。エロ同人でよく見る奴だ!
好感度MAXで始まるからややチョロインっぽさはあるものの、エロ作品はこのくらいストレートでいい。
タイプの違う二人からの愛とエロが分かり易くて良かったです。
読了日:05月11日 著者:孕間せん
白馬山荘殺人事件 新装版 (光文社文庫)白馬山荘殺人事件 新装版 (光文社文庫)感想
途中で単行本で読んでたことに気づく。
ガジェットは好きなんだけど、トリックや事件の真相はいまいち。
読了日:05月11日 著者:東野 圭吾
無能才女は悪女になりたい ~義妹の身代わりで嫁いだ令嬢、公爵様の溺愛に気づかない~ (電撃の新文芸)無能才女は悪女になりたい ~義妹の身代わりで嫁いだ令嬢、公爵様の溺愛に気づかない~ (電撃の新文芸)感想
家族に虐げられていた少女が強制的に嫁がされた先で幸せになるタイプの作品。
このタイプの作品としては定番の内容だったけど、とにかく愛嬌があってポジティブな主人公への好感度が高い。
キャラが好きになれればありがちなプロットでも面白くなるという好例。
読了日:05月10日 著者:一分咲
目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい 10 (カドカワBOOKS)目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい 10 (カドカワBOOKS)感想
分かり易く攻めてくる脳筋エネミーよりも、味方面して罠に追い込んだり後ろから差してくる敵の方が厄介。
読了日:05月10日 著者:リュート
生意気な妹が清楚ビッチな友達を連れて来た 月曜はデレ茉莉と、火曜はエロ美希と初体験 (フランス書院eブックス)生意気な妹が清楚ビッチな友達を連れて来た 月曜はデレ茉莉と、火曜はエロ美希と初体験 (フランス書院eブックス)感想
屈折した性癖が、不純な関係性にマッチしていて中々良い。
読了日:05月09日 著者:八束 頼
生意気な妹が清楚ビッチな友達を連れて来た 土曜は二人がかりで大奉仕!? (フランス書院eブックス)生意気な妹が清楚ビッチな友達を連れて来た 土曜は二人がかりで大奉仕!? (フランス書院eブックス)感想
導入はM男とS処女ビッチものっぽさがあるものの、その実Mっ気・Sっ気はそこまで強く無いから、M性癖持ちじゃない僕にも読み易い。ナンバリングが無いのに、本巻だけだと本番までいかず、寸止め感が強い点は減点材料ではある。
しかし、表紙絵が好きな分、挿絵が無いレーベルなのがつくづく勿体ない。
読了日:05月09日 著者:八束 頼
転生錬金少女のスローライフ 1転生錬金少女のスローライフ 1感想
スローライフとは?」と言いたくなるような成り上がりのスピード感。
読了日:05月09日 著者:夜想庭園
娘の友人 小悪魔美少女とマジメな大人の性的攻防戦娘の友人 小悪魔美少女とマジメな大人の性的攻防戦感想
主人公とヒロインの関係が単純な不倫関係ではなく、ヒロインの屈折した想い・感情がとてもいい。そして何だかんだで弱みと下半身に流されながらも「大切な家族関係」は守ろうとする主人公の都合のよさも人間臭くて味わい深い。マゾっ気がある人のほうが楽しめそうではある。
こういう作品においてはラストで破綻するか・破綻しないかでも好みが別れるところだけど、個人的にこの作品に落としどころは割と好きでしたね。
読了日:05月08日 著者:大角やぎ
現代陰陽師は転生リードで無双する 弐 (ファミ通文庫)現代陰陽師は転生リードで無双する 弐 (ファミ通文庫)感想
「転生」によって与えられたのが単純なチート能力ではなく、「学ぶこと・調べること・将来のことへの意識・意欲」という点が足場をしっかりさせていて、ややスローな展開ながらしみじみ面白い。
読了日:05月08日 著者:爪隠し
見習い聖女の先導者 (角川スニーカー文庫)見習い聖女の先導者 (角川スニーカー文庫)感想
導入から序盤は割と好きだった一方で後半はダイジェスト感のある急展開で色々と勿体なかった。
読了日:05月07日 著者:秋原 タク
異世界はスマートフォンとともに。27 (HJ NOVELS)異世界はスマートフォンとともに。27 (HJ NOVELS)感想
全員集合。集合までにここまで尺を使えるところが贅沢だなぁ。
読了日:05月07日 著者:冬原パトラ
異世界はスマートフォンとともに。26 (HJ NOVELS)異世界はスマートフォンとともに。26 (HJ NOVELS)感想
息子さんの出来が良すぎて公国の将来は明るい。
読了日:05月06日 著者:冬原パトラ
異世界はスマートフォンとともに。25 (HJ NOVELS)異世界はスマートフォンとともに。25 (HJ NOVELS)感想
息子がついに。
読了日:05月05日 著者:冬原パトラ
クソゲー悪役令嬢② 犯罪都市カトラス 問題しかない港街にバカンスに来たけど、絶対楽しんでやる!クソゲー悪役令嬢② 犯罪都市カトラス 問題しかない港街にバカンスに来たけど、絶対楽しんでやる!感想
本人に自覚がなく、蚊帳の外のまま外堀から埋まっていく婚姻候補。
読了日:05月05日 著者:タカば
生贄として捨てられたので、辺境伯家に自分を売ります ~いつの間にか聖女と呼ばれ、溺愛されていました~ (角川ビーンズ文庫)生贄として捨てられたので、辺境伯家に自分を売ります ~いつの間にか聖女と呼ばれ、溺愛されていました~ (角川ビーンズ文庫)感想
敵も味方も計算高かったり、性格が悪かったりするキャラが多くて全体的に登場人物への好感度が低くノリきれない面がある。
読了日:05月05日 著者:shiryu
もっと知りたいレンブラント 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)もっと知りたいレンブラント 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)感想
レンブラントについては幾つかの美術書を読んできたから「何か知らない情報・語り口のものが読めればいいかな」くらいの気持ちで手に取ったけど、レンブラントの「光の表現」について踏み込んだ説明がされていてる部分がとてもよかった。
このシリーズは版型の大きなカラーなので、絵を伴った状態で説明してくれるのですっと入ってくる。満足です。
読了日:05月04日 著者:幸福 輝
男女比がぶっ壊れた世界の人と人生を交換しました (ムゲンライトノベルス)男女比がぶっ壊れた世界の人と人生を交換しました (ムゲンライトノベルス)感想
エロ同人でよく見る「男女比が壊れて男が希少化」「男女の貞操観念逆転」という世界に暮らす一人の男の子に人格転移する話。
元の世界で非モテの恋愛弱者だったから「モテない」女性の気持ち・喜ぶことが分かるし、非モテの異性が喜ぶように寄り添ってあげたいと思いやることができるという匙加減になっている。
「女性に優しい男」の価値が極端に高騰して、それだけでタラシ無双できるあたり、楽しいですよね。
読了日:05月04日 著者:茂木鈴
グラン&グルメ 1 ~器用貧乏な転生勇者が始める辺境スローライフ~グラン&グルメ 1 ~器用貧乏な転生勇者が始める辺境スローライフ~感想
「きちゃった(ホラー)」
読了日:05月04日 著者:えりまし 圭多
バズれアリス 1 【追放聖女】応援(いいね)や祈り(スパチャ)が力になるので動画配信やってみます!【異世界⇒日本】 (オーバーラップ文庫)バズれアリス 1 【追放聖女】応援(いいね)や祈り(スパチャ)が力になるので動画配信やってみます!【異世界⇒日本】 (オーバーラップ文庫)感想
やさぐれアリスさんが、はっちゃけアリスさんになっていく過程がとても楽しい。
裏切られて傷ついたアリスにとって、主人公が救いであり福音になっている構図が好き。
表紙絵は刺さらなかった一方で、口絵・挿絵のコミカルなイラストが魅力を引き立てている。
うん、いい作品でした。続きも読みたい。
読了日:05月03日 著者:富士伸太
なーんにもできないギャルが唯一できるコト (角川スニーカー文庫)なーんにもできないギャルが唯一できるコト (角川スニーカー文庫)感想
1冊まるまる使ったプロローグという印象。
タイトルを効果的に使った最後の落とし方はさすがベテラン作家の鮮やかさだったけど、自己紹介的エピソード中心で大きな動きがないまま思わせぶりのまま終わるという部分については好みは別れそう。
読了日:05月03日 著者:鈴木 大輔
東京ダンジョンタワー~平凡会社員の成り上がり迷宮録 (GAノベル)東京ダンジョンタワー~平凡会社員の成り上がり迷宮録 (GAノベル)感想
「殺された」という記憶は嫌なものだろうけど、極端に大きなペナルティなしで復活できるという設定の是非について。
読了日:05月03日 著者:モンチ02
モブな主人公 ~小説の中のモブはカワイイけど問題がある~ (ムゲンライトノベルス)モブな主人公 ~小説の中のモブはカワイイけど問題がある~ (ムゲンライトノベルス)感想
漢気と愛嬌がある主人公が魅力的でとても良い。楽しい。
ほのぼのした雰囲気ながらもたまに入り込むシリアスさとの緩急がいいですね。続きも楽しみです。
読了日:05月02日 著者:バッド
もっと知りたいカラヴァッジョ 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)もっと知りたいカラヴァッジョ 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)感想
イタリア絵画の巨匠であることだけでなく、スキャンダラスな人生が取り上げられることの多いカラヴァッジョを取り上げた1冊。
カラーで版型が大きいので絵を画集のようにも観れるし、時系列に沿ってカラヴァッジョの経歴と絵画を追っていける入門書にピッタリの一冊。
美少年趣味的なモチーフは個人的な好みには合わないけど、やはりカラヴァッジョの物語画・宗教画はとてもいい。
もう一度カラヴァッジョ展が日本で開催されることを祈ります。
読了日:05月02日 著者:宮下 規久朗
大衆食堂悪役令嬢 1 ~婚約破棄されたので食堂を開いたら癒やしの力が開花しました~ (オーバーラップノベルスエフ)大衆食堂悪役令嬢 1 ~婚約破棄されたので食堂を開いたら癒やしの力が開花しました~ (オーバーラップノベルスエフ)感想
主人公のジメジメした第一印象が良くないせいであまり乗っていけなかった。
読了日:05月01日 著者:束原ミヤコ
マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる8 (角川スニーカー文庫)マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる8 (角川スニーカー文庫)感想
サブヒロイン追加。釣った魚にも餌をあげてほしい。
読了日:05月01日 著者:入栖

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