魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st

ついカッとなって初日に観てきてしまった。
ちょっと頭を冷やしてきます。



初日3回目の回(18時開始)で、16時半くらいにチケットを買いに。この時点でグッズ類は完売。パンフレットは購入。
どうやら、午前中の初回前には完売してるっぽかった。別にグッズを買うつもりはなかったけど何だかなぁ……
3回目の回ということもあり、3連続で観た人がリピーター企画のフィルムをゲットしてたりで、何か熱気にあてられそうだった。、
なのは人気まだまだ健在だなぁ、としみじみ感じましたとさ。



時間的に2時間ちょっとで、TV放送換算で約半クールくらいかな?(OP・EDを除けばTV1話は約20分くらいだし)
内容は素晴らしいの一言
圧縮というか、TVシリーズからの取捨選択が抜群に上手い
ファン的に外しちゃいけない要素はキッチリ残し、逆にTVシリーズでもの足りなかったフェイト・プレシアの過去などはボリュームアップして、実に上手く構成してある。
TVシリーズ再構成の劇場版で、「あれ、あのエピソード切られたのかよ」「そこの部分端折っちゃ駄目だろ」と思わせなかった時点で勝利だね。
正直、TVシリーズの無印は、なのはとフェイトの絡み・因縁が少ない割に唐突になのはが「友達になって」とか言い出すため、あまり乗っていけず、そこまで評価してないんですが、この劇場版ではそこら辺が気にならずに乗っていけた。
なのはとフェイトのバトルシーンなどを実にテンポよく間延びすることなく重ねてあるため、そのままのテンションのまま「友達〜」という流れに入り込めるのが勝利のポイントかなぁ。実に良かった。
鎧兵みたいなのとのバトルが実質的なラストバトルになってしまうのは、少し拍子抜けするけど、ここら辺はTVシリーズ準拠だし仕方ないかなぁ。
個人的には、フェレットユーノ君が障壁を張る際の妙にカンフーっぽいポージングが妙にツボにはまった。あのフィルムが欲しい。
そして、ラストの「名前を呼んで」シーンのフェイトがイケメン過ぎて困った。そりゃiPS細胞で女同志でも子供作れるようにもなるわ



あえて、気になる点を挙げるなら、最後のスタッフロール。
あんな販促画像や販促イラストの使い回しにような映像にスタッフロールってのはちょっとなぁ……
「主題歌」だから使わないといけない縛りでもあるのかと邪推したくなるほど、下手な使い方でした。曲がいいだけ勿体ない。
あんな中途半端な入れ方するなら、田村ゆかりEDのまま素直に終わっておいた方が余韻が出たと思うんだけどね。
それと、内容とは関係ないけど、隣の人が2回も飲み物こぼしたり、遅刻してきた人が私の前で荷物に躓き荷物を押しつぶしたり、トイレに行くために離席した人が私の前の通路を頭も下げずに横切り、何度か視界を遮られたりと、周りの観客には閉口させられることが多かった
観客のせいでテンション下がるって、ちょっとションボリ。