天の螺旋 / 著：華藤えれな / 絵：石据カチル / 一迅社文庫アイリス

天の螺旋 (一迅社文庫アイリス)

一迅社文庫アイリスの創刊3ヶ月目は3作品。感想その3/3。
ロマンス系漫画の原作とか同人活動をしてる作者の一迅社文庫アイリスデビュー作。

シャーマンの息子が、不思議な青年と出会ったことを発端に、国を支配する叔父にに狙われることになる話。
どこかで見たような設定と展開が続き、インパクトの無い終わり方をする。ベッタベタ。毒にも薬にもならない。
途中で「え、それで納得しちゃうの？」と首を捻るようなことが度々あったし、いきなり時間軸が飛んで途中の展開が端折られることも何回かあり、作品単品としてある程度はまとまっているがその中身はスッカスカ。
カイとラシードの心の交流とかから、カップリングを妄想してウハウハ出来ないと楽しむの辛いんじゃないかなぁ。
ライトノベル読みの端くれとして内容は評価しません。