いもうとウエイトレス / イラスト：てぃんくる / 美少女文庫

いもうとウエイトレス (美少女文庫)

どこぞの切り裂き猫の偉い人の影響されてか、先日のシスター・スプリングに引き続きジュブナイルポルノという触れ込みのエロ小説を読んでみた。

服作りが得意な主人公がカフェの制服を作りながらハーレムを形成する話。
「いもうとウエイトレス」というタイトルなのに、別に妹キャラがメインじゃないという引っ掛けが斬新な作品。
実妹とのエロシーンはあるけど、恋愛対象が同級生の幼なじみだったり、ツンデレ幼なじみにも濡れ場があったり、看板に偽り在りを地でいっている。
制服作りの知識がちょこちょこ出てくる点がちょっぴり面白かったけど、それ以外は割と普通のハーレムもの。
女の子の方からハーレム状態を勧めてくる辺りにご都合主義が溢れてて素敵。
実妹との近親相姦の壁をあっさりと越えるし、この前に読んだエロ小説との禁忌概念の落差に何か笑えてきた。
エロ目的なら、このくらいの軽さでご都合主義的エロスが溢れる展開の方がいいのかもしれませんね。
三角関係などのドロドロした部分は全く無く、「みんなで仲良く幸せに」というノリなので、そういう明るいハーレムものが好きな人にオススメ。

私個人としては、まったりとエロスを満喫しましたよ。