毎年恒例のDate FM主催のライブハウスサーキット。
まあ、ようは色んなライブハウスでライブやるから、共通パスで自分の好きなアーティストを聴きに行くイベント。
より正確には最初はZepp一か所でオープニングライブやって、18時以降から複数会場に別れて随時ライブが始まる形式。
私の回った順番は、
神聖かまってちゃん→PONTIACS→DOES→POLYSICS→怒髪天→中田裕二 SONG COMPOSITE→オレスカバンド→Half-Life(途中から)→タニザワトモフミ→UNISON SQUARE GARDEN(途中から)→avengers in sci-fi→FoZZtone
次の日も朝から用事があったので、体力温存を兼ねて22時30分以降は離脱。
まあ、その時間帯に絶対に聴きたいというバンドが無いから出来たことですね……
Zepp SENDAI
Zeppは最初から、昨年開場時間より前に行って無駄に並んだ経験を生かして、今回は開場後にゆったりと入場。
案の定、オープニングアクトの開演前でも無理なく最前列エリアを確保出来るのね。
この傾向が続くなら来年からも開場後に入場でいいなぁ。
■神聖かまってちゃん セットリスト
オープニングアクトは「神聖かまってちゃん」。
「死にたい季節」とかは聴いたことあるかなぁ、くらい。
最前エリアは割と女性が多い。意外な男女比率。背丈の関係で女性比率高いと前方見易い。
MCは暴走気味で、会場の反応は笑いと失笑に別れてた。まあ若干空回り気味ではあるけど、コレくらいキャラが強くないと他のバンドの人気に食われてしまうだろうから、コレはコレで。
パフォーマンスとしてはボーカルが弾けてて、詞がダウナー。好みで言えば、ソロライブがあってもいかないかなぁ、とは思う。
最後に譜面台か何かに上がったボーカルがモロに倒れて吹いた。
■PONTIACS セットリスト
- GALAXY HEAD MEETING
- STOOGES
- MR.FAT
- 内気なフランケンシュタイン
- BPR
- Grease Town(?)
浅井健一さんによる新ユニット。
そういや浅井さんをライブで見るのって初めて。何となく縁遠かった。
観客移動で、結構古参の浅井さん自体のファンが多かった印象。
激しい曲は少なく、まさに「聴かせる」タイプのパフォーマンス。
大人の色気たっぷりの円熟されたスタイルだった。
「サンキュー仙台ベイビーズ。またどっかで会おうぜ。そんときまでみんな元気で」
という最後の挨拶が格好良かった。
「ベイビーズ」という台詞が滑らないというのは凄いよな……
■DOES セットリスト
- 曇天
- 色恋歌
- 修羅
- バクチダンサー
- ジャックナイフ
- 明日はくるのか
ここから一気にモッシュタイム。
スタートで「曇天」はヤバかった。揉まれて踏まれて弾かれて手を振り上げて跳ねて叫ぶ。
DOESの曲は元々好きだったんだけど、モッシュで揉まれながら全身で「ライブ」を体感する。とにかく楽しい。
「バクチダンサー」とかになるとダイバーも発生してたし、いきなりテンションが振り切れる。
あー、ワンマンいきてぇ。素直にそう思った。
■POLYSICS セットリスト
- Heavy POLYSICK
- BUGGIE TECHNICA
- Much 肝心
- How are you?
- シーラカンス イズ アンドロイド
- URGE ON!!
- Shout Aloud!
3人ポリは初体験。
最近聴いてなかったから曲はよく分からずセトリは拾いもの。
機材などの調整とかで準備に時間がかかるのは、この手のバンドの宿命だよね。sfpが準備に時間かかるのって絶対に蓮尾さんのせいだと思う。
相変わらず音の使い方がユニークで楽しいけど、分かる曲が少なかったのでノリ切れず。
まあ、モッシュにはほどほどに突っ込んでいった訳ですが、怒髪天に向けて体力をセーブ。
■怒髪天 セットリスト
- 枯レ葉ノ音
- GREAT NUMBER
- Merry X'mas Mr.Lonelyman
- オトナノススメ
- 酒燃料爆進曲
(アンコール)- NO MUSIC,NO LIFE
増子さんが男臭くて暑苦しくて最高だった。
MCが抜群に上手くて、音楽も実にロックだ。
のーみゅーじっくのーらいふ。いい言葉だ。やっぱり酒が一番大事らしいけど。
最後に客席にダイブしてきた増子さんを押し返してやれたのはいい思い出です。
SENDAI CLUB JUNK BOX
Zepp終了後、濡れたTシャツを着替えたり、トイレを済ませた後移動したら、聴こうと思ってたMACANAのOKAMOTO'Sが満員で入場規制。
darwinに移動したら黒猫チェルシーも入場規制。
……しょっぱなからこんなに入場規制を食らうとは……
そんなこんなでJUNK BOXに辿り着く。
■中田裕二 SONG COMPOSITE セットリスト
椿屋四重奏の中田さんによるソロプロジェクト……という名目でのカラオケ大会。
引き語り形式でアレンジを加えて他のアーティストの曲をカバーする。
1曲目の「君が代」に吹いた。
何かとぼけた感じのMCが楽しい。
そして「部屋とYシャツと私」のフルをちゃんと聴いたことあんまり無かったけど、なんて恐ろしい歌詞なんだ。これホラー曲だろ。
そんな新発見がありながら、存外に楽しいカラオケタイムは過ぎていった。
darwin
黒猫チェルシーによる入場規制は解除されて、無事入れた。
セットリストの書きとりがボロボロ。
■オレスカバンド セットリスト
- ???(曲名不明)
- 自転車
- ダンスナンバー802(?)
- ???(曲名不明)
- 街を出るよ
- ???(曲名不明)
ちょっと楽器とボーカルマイクの音量のバランスが悪かった。
管楽器の音量が大きくて、とにかくボーカルが聴こえ辛い。
そのせいで歌詞もなかなか聴きとれなかったし……いやセトリをちゃんとメモれなかったことを愚痴ってる訳ではなく。
スカバンドらしく、踊れるサウンドなのは良かったんだけど、その辺のボリュームバランスが気になったかなぁ。
そして最近のオレスカを聴いていなかったため、分かる曲が少なかった。俺駄目っぽい……
LIVE HOUSE enn 3rd
初のenn 3rd。会場の規模としてはennより小さい……こりゃ小規模会場だ。
入場時点でHalf-Lifeがまだやってたので、数曲聴けた。ほぼ満員だった。
しかし、タニザワさんになる頃には20人くらいに減ってしまった……泣ける。
■タニザワトモフミ セットリスト
- 東京ハロー
- 宇宙旅行
- コメンネセカイ
- ???(曲名不明)
開演が予定より遅れる。4曲目だけ分からなかった。
「きみにとどけ」が無くてちょっとションボリ。
まあ、バックバンドがちゃんと来てる時点で予想出来てしまった展開ですが……
曲は予想以上に正統派なバンドスタイルで、ちゃんとロックしてた。
ウィスパーボイスの歌声が心地よく耳に響く。観客少ないのが勿体ないパフォーマンスだった。
SENDAI CLUB JUNK BOX
3rdの後に2ndの山中さわおさんを聴こうと思ったけど、入場規制で入場できず。
まあ、今日の初動からの入場規制乱発で予想できた事態なので、特に焦らず他会場に移動。
HOOKのねごとも聴きたかったけど、次のタイムテーブルを考えてJUNK BOXの方に行った。
入場規制一歩手前だったけど、UNISON SQUARE GARDENを数曲聴けて良かった。
やっぱりアジカン好きなら互換性あるバンドだよなぁ……以前から聴きたかっただけに、今後はもうちょっとジックリと聴きたい。
■avengers in sci-fi セットリスト
- Universe Universe
- Hyper Space Music
- Delight Slight Lightspeed
- Wonderpower
- Homosapiens Experience
名前は知ってるくらいのバンドで、セットリストは拾い物。
エフェクターを使った電子音が面白いバンドだった。
「センダイ」と言う声をサンプリングした音を使ったり芸が細かい。
うん、コレはライブで聴くと非常に面白いパフォーマンスだね。良かった。
MACANA
アベンズ終わったらMACANAに移動。
■FoZZtone セットリスト
今日聴いた中では最もオーソドックスなバンドだったかもね。
特筆するものも無いけど、疲れた体にはそれくらいが丁度いい。
MCで言ってた「オーダーメイドアルバム」ってのは面白い試みだね。
逆に知名度が上がり過ぎると無理な試みだろうから、「今、この瞬間」だから出来るファンサービスとしては非常にいいんじゃないかなぁ。
次の日、早朝から用事があったのでここで離脱。
ザ50回転ズとか聴いてみたかった気もしたけど、そこまで固執するほどじゃなかったから体力と相談して今回は諦めた。
総合的な評価としては、前回に比べるとお目当てと言うお目当てはいなかったけど、今回も良いイベントではあった。Zeppの面子は昨年よりは良く感じたし。
ただ、全体的に入場規制の会場が多かったのが気になったかな。
キャパの大き目の会場が少ないので仕方ない面があるのは確かだけど、OKAMOTO'Sや山中さわおさんみたいな明らかに箱のキャパを読み違えてた例もあったので、そこら辺は改善して欲しい。
人のレポを見てたら「来年はチケット完売してたらいかない。行っても入場規制でお目当てがみれないでは意味が無い」みたいな意見もあったので、そこら辺は参加者共通の願いじゃないかな?
前のタイムテーブルから居座らないと聴けないってのは、この手のイベントの魅力を削いでしまうと思うし。
まあ、そんな感じで来年も楽しみだ。