そろそろ2008年下半期ライトノベルサイト杯について軽く振り返ってみよう。
自分が投票した作品の得票数は、
【新規】
8票 スクランブルウィザード
3票 丸鍋ねこ
3票 女子高生=山本五十六
2票 なにいろアスタリスク!
2票 ムシアオの森、カササギの剣
【既存】
48票 さよならピアノソナタ
14票 ANGEL+DIVE
6票 シフト -世界はクリアを待っている-
4票 ガンパレード・マーチ
2票 SHI-NO -シノ-
新規部門
大体狙い通りの得票数。
軒並み低い感じで、比較的マイナーどころを応援というコンセプトを守れた感じ。
「スクランブル・ウィザード」はレーベルがレーベルだし、ストーリーのインパクトは無いからこんなものか。思ったよりは伸びた気はする。
「丸鍋ねこ」なんかは5票くらいいくかなぁ、と思ってたので予想より低かった。
「なにいろアスタリスク」はまだしも、「ムシアオの森〜」に私以外の投票者がいて驚いた。単独だと思っていたのに……これは喜ぶべき?
しかし、「女子高生=山本五十六」が3票か……何か凄く頑張った気がするよ。お前はよく頑張った。
別の投票者の人も驚いてるけど驚きますよね*1。
正直この投票ラインナップで単独投票が無かったのが意外だ。
上位の結果については、言葉は悪いけど正直つまらない結果になったなぁ、と。
そんなにラノベを読まない層に読まれた2作品が1,2って感じ(「俺妹」は色んなブログとかでも話題になったし、「AURA」は田中ロミオってことで読まれてる気がする)
両作品が面白くないと言ってる訳じゃなくて、母数が圧倒的に大きい作品が、その母数の大きさで押し切った感があって、正直なんだかなぁ、と。
3位の川上稔は、確かに新シリーズなので新規部門なんだけど、何か新規部門にいることが違和感が。
半年で1300ページ(2冊計)も読んでれば、もう長い間付き合ってる気分にもなるよね。
既存部門
「さよならピアノソナタ」を1位に押し上げたい気分だったので、この結果には満足かなぁ。
3巻のインパクトはあったものの、12月発売というのはタイミング的にどうかと思っていただけに、「ANGEL+DIVE」が予想以上に頑張った気がする。
シフトは完全新作が1作品だけだったのが辛かったかなぁ。もう1冊くらい出ればもうちょっと評価を上げたような。
ガンパレは多少マンネリ感のあった3〜4巻でこの結果なら、まあ順当か。
ただ、ラス前の「SHI-NO」の票数が予想以上に伸びず、これは意外だった。完結すればもうちょっと伸びるのかな?
結果についてはあまり語るところは無いかなぁ。
話題作、人気作、人気作家が上位に来た感じ。
目を引くのは、ほとんどノーマークだったコバルト文庫の「アンゲルゼ」くらいかな?
4巻で完結したみたいだし、気が向いたら買ってみるか。