恒例の 2008年下半期ライトノベルサイト杯 に投票と。
2009年1月29日付までに読んだ冊数は、リストに載ってる分だと新規部門で127冊/350冊(36.29%)、140冊/609冊(23.15%)。
合計で267冊。パーセンテージでは27.84%だから、リスト全体の1/4以上は読んでる計算。
(2009年1月29日現在)リストに載ってない「山本五十六」の2巻、美少女文庫の数冊、「踊るジョーカー」みたいなライトノベル扱いしても良さそうなミステリを含めると投票作品に困ることは無さそうかな。
うん、期間外作品を含めると半年で300冊以上は確実に読んでいそうなので、悪くない読書ペースの半年間でした。
新規部門
スクランブル・ウィザード / 著:すえばしけん / 絵:かぼちゃ / HJ文庫
スクランブル・ウィザード2 / 著:すえばしけん / 絵:かぼちゃ / HJ文庫
- 作者: すえばしけん,かぼちゃ
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2008/07/01
- メディア: 文庫
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- 作者: すえばしけん,かぼちゃ
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2008/11/01
- メディア: 文庫
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【08下期ラノベ投票/新規/9784894257689】
第2回ノベルジャパン大賞「大賞」受賞作。
特に優れたところがある訳でもなく、特に突き抜けたところがある訳でもない。
ただ、キャラとイラストと「年の差カップル(?)」という要素が妙にツボにはまったから、思いっきり趣味で投票。
一途な年下少女は可愛いぜ。ロリコンじゃないよ?
内容的には、色々と不穏な動きがあったり、裏があったりしそうなので、その辺の使い方で今後の面白さが決まってくる感じかな。
丸鍋ねこ改造計画 (仮) / 著:七位連一 / 絵:ぱこ / MF文庫J
丸鍋ねこ2 蘭ひょう捜査記録 (蹴) / 著:七位連一 / 絵:ぱこ / MF文庫J
- 作者: 七位連一,ぱこ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2008/08/25
- メディア: 文庫
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- 作者: 七位連一,ぱこ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2008/11/25
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【08下期ラノベ投票/新規/9784840124836】
コレも内容と言うよりも、キャラとテンションの高さがツボったので投票。文字通り「ライト」に読める。
1巻の「馬鹿な主人公」の全力疾走っぷりを「イエーイ」とノリノリで楽しみ、2巻の余りのカオスっぷりに吹いた。
やっぱり、「お馬鹿」な主人公、ややベタだけど可愛いねこさんとか、「エリート小悪魔」の幼女、「ある意味新しいツンデレ」の少女などキャラがいい。
キャラの造形が変に崩れず、ハイテンションでお馬鹿な路線を追求してくれれば今後も応援したいシリーズになってくれるはず。
冊数を読んでると、こういうライトに頭空っぽにして読める作品が愛しい。
なにいろアスタリスク! / 著:桜庭わかな / 絵:猫生いづる / 一迅社文庫
【08下期ラノベ投票/新規/9784758040396】
- 作者: 桜庭わかな,猫生いづる
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2008/11/20
- メディア: 文庫
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一迅社文庫文庫応援・宣伝枠(何)
本業声優である著者による文庫デビュー作の割によく書けていた。
「演劇」という題材が好きな人なら読んだ方がいい作品。
ネガティブ少女が、演劇を通して成長する姿が丁寧に描かれている。
それと、「演じること」について真摯に向き合っている点も非常に好感が持てる。ここら辺は作者の経験がうまく生かされてる。
良くも悪くもアクの強さは無いけど、非常に真っ直ぐな演劇青春ストーリー。どうぞご賞味あれ。
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ムシアオの森、カササギの剣 / 著:諸口正巳 / 絵:中村龍徳 / 一迅社文庫アイリス
【08下期ラノベ投票/新規/9784758040327】
- 作者: 諸口正巳,中村龍徳
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2008/09/20
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一迅社文庫文庫アイリス応援・宣伝枠(何
ここまで投票してきた作品に比べると、かなり一般性は低いし、好みはすげー分かれると思う。
閉塞状態におかれて、何事にも臆病に後ろ向きになってしまった少女が、人でないものと出会う。
その交流の中で、少女と人外の青年は「自分の居場所」を見付けていく、この空気感が凄く心地良かった。
ただ、一部登場人物の見せ場が上手く作れて無かったり、説明不足なところがあったりとかなり欠点は多いし、ストーリー的にも特に優れたところがある訳でもない。
あくまで純粋で歪な少女と青年の絆と雰囲気が見所なので、そういった微妙なポイントを楽しめないと辛いかも。
(正直、一迅社文庫アイリスの「宣伝」をするなら、他の分かりやすい作品を選んだほうがいいような気もしますけどね)
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女子高生=山本五十六 / 著:志真 元 / ベストセラーズ
女子高生=山本五十六2 熱闘 第二次太平洋戦線 / 著:志真 元 / ベストセラーズ
- 作者: 志真元
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2008/09/20
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女子高生=山本五十六2 熱闘 第二次太平洋戦線 (ワニノベルス)
- 作者: 志真元
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2008/11/21
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【08下期ラノベ投票/新規/9784584179598】
今回は、4つまでは絞れるものの、既存・新規共に5つ目候補が多過ぎて困る。
とりあえず、ラストはマイナーレーベル応援のため、この作品に投票。
どれくらいマイナーかというと、当初ラノサイ杯のリストに載っておらず、投票者が出てから掲載された……と思ったら実は2巻まで出ているのにリストには2巻が載っておらず、リストから最新作の投票コードが取れないってくらいマイナー(1月29日現在)
……一応リストに載ってない2巻のISBNコードで投票したけど大丈夫カナ?カナ?(2回言うな)
平和さんに、メールフォームやトラックバック、コメントとかで知らせた方がいいのだろうか?
でも、トラックバックやコメントをしようにも、どの記事に対して行えばいいのか分からん……まあ、正しくカウントされなかったら相談しようかな(基本的に怠け者)
とりあえず、マイナーレーベルな本作品ですが、ヤマモト・ヨーコが好きだった人なら高い確率で気に入るんじゃないかな?
今回は、個人的な嗜好に合致した「キャラが好みな作品」を優先した感じ。「スクランブル・ウィザード」「丸鍋ねこ」なんかがそうかな。
完成度の高さや、ストーリーラインの面白さ・熱さなら、下記の候補作の方に優れた作品が多いかもね。
投票時のコンセプトなどの問題なので、投票した方が面白い作品かと言うと、それは一概には言えないところ。
今回は「一迅社文庫枠」と「一迅社文庫アイリス枠」を作って投票してるだけに尚更。
以下、自投票の候補作と短評。
「ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート」は当初予想してたような内容と一線を画する展開でインパクトはあったし、音楽がらみの部分も好み。ただ「プリンセス〜」の方が自分の中でちょっと伸びなかったので減点。
「二人で始める世界征服」は明るくハッピーで読んでて楽しくなってくる作品。ただ、投票対象というよりは「軽く読む。ああ楽しかった」と、いい意味での空気作品として扱うのが適切な作品な気がするんだよねぇ。
「太陽で台風」は直球なラブっぷりは大好き。ただストーリーが薄いのが難点かな。
「激辛! 夏風高校カレー部(いもうと付き) 」。アイディアはよかったんだけどねぇ……
「超人間・岩村」は単品としてみると消化不良な部分が残ってしまったのが。
「彼女は戦争妖精」イラストとキャラは大好き。1巻の幼女監禁状態スタートもインパクトあったけど、その後パンチが足りなかったかな。主人公とクリスは可愛い。
「放課後の魔術師」は設定とか主人公とヒロインの微妙な距離感とか好きなところは多かったけど、インパクト不足は否めないかな。2巻で路線が変わったような気もするし。
「ゼペットの娘たち」は和むし、連作短編として質も高いし、好きなことは間違いないんだけど。投票するかというと首を捻るところ。
「境界線上のホライズン」は、まだ上下巻のファーストエピソードだから様子見。得票も多いしね。
一迅社文庫枠。
候補として上がったのは「なにいろアスタリスク」を除くと、「さくらファミリア!」「女帝・龍凰院麟音の初恋」 「鏡原れぼりょーしょん」「かんなぎ」辺り。
で、早々に「女帝・龍凰院麟音の初恋」はおっぱいを除くと単なるラブコメなので落選、 「鏡原れぼりょーしょん」も好きだけど単なるラブコメの粋を脱して無いので落選。
「かんなぎ」は学校内のささやかな遊びを思い出してくれる点が好きだったし、ノベライズとしてもそれなりに楽しめたけど、「出来のいいノベライズ」のレベルかなと思った。
「ガンパレード・マーチ」くらい突き抜けてくれないとノベライズは投票しづらいよね。
「さくらファミリア!」はツッコミの切れ味とキャラは大好きなんだけど、ストーリー的には弱いところあるし、既存部門で杉井作品に投票してるから落選。
こういう経緯で、「なにいろアスタリスク」の選出。あまり読まれて無さそうだから宣伝の意味を兼ねて。
一迅社文庫アイリス枠。
候補として上がったのは「ムシアオの森、カササギの剣」以外だと、「迷走×プラネット」「ワルプルギスの夜、黒猫とダンスを。」「聖鐘の乙女」「パステルと空飛ぶキャンディ」「ワイルド・ブーケ」辺り。
「ワイルド・ブーケ」は百合要素を除くと、さほど目立つものがある訳じゃないので、早々に落選。
「聖鐘の乙女」はダラダラ読む分にはそれなりに楽しいだけど、投票対象になる面白さかというと違うので落選。
「パステルと空飛ぶキャンディ」はパステルは可愛いんだけど、ストーリーが本筋に入らないところで終わってるのが減点。
……で、単純に一般性の高さ、読み易さ、単純な面白さなら投票した「ムシアオの森、カササギの剣」よりも、「迷走×プラネット」「ワルプルギスの夜、黒猫とダンスを。」の方が上なんですよね。
ただ、個人的な趣味と、(私から見た)知名度の低さから宣伝を兼ねて「ムシアオの森、カササギの剣」に投票。
「迷走×プラネット」は異種族間コミュニケーションものとしては、それなりにまとまっていたし、男の子にも抵抗無く受け入れられる内容。ただ内容がステロタイプすぎたかもね。
「ワルプルギスの夜、黒猫とダンスを。」は完結度やまとまりなら一番かもしれない。ラストの「繋がった」感じは好きな人は多いでしょうね。ただ、キャラクターがそんなに好きになれなかった。ライトノベルでキャラの好き好きは重要だよね、と改めて思いました。
既存部門
さよならピアノソナタ3 / 杉井光 / 植田亮 / 電撃文庫
さよならピアノソナタ4 / 杉井光 / 植田亮 / 電撃文庫
- 作者: 杉井光,植田亮
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2008/08/10
- メディア: 文庫
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- 作者: 杉井光,植田亮
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/12/05
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【08下期ラノベ投票/既存/9784048674294】
近年屈指の傑作。素晴らしき恋と音楽と革命の物語。
2006年下半期ラノサイ杯から、確実に1作品は杉井作品に投票し続けてきた杉井ファンの私が考える、現時点でも杉井光の頂点。
素晴らしい音楽を「いつまでも聴いていたい」と思うように、ページをめくる度に「いつまでも終わって欲しくない」と願わせるだけの力を持った珠玉の青春ストーリー。
ガンパレード・マーチ 九州奪還3 / 榊涼介 / きむらじゅんこ / 電撃ゲーム文庫
ガンパレード・マーチ 九州奪還4 / 榊涼介 / きむらじゅんこ / 電撃ゲーム文庫
- 作者: 榊涼介,きむらじゅんこ
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/08/10
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- 作者: 榊涼介,きむらじゅんこ
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/10/10
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【08下期ラノベ投票/既存/9784048672993】
鉄板シリーズ。
オリジナル展開に入ってからやや進みが遅いのが気になるところだけど、ちゃんと最終決戦への道筋を作り上げた手腕には感心する。
次が決戦かな?
SHI-NO -シノ- 空色の未来図 / 著:上月雨音 / 絵:東条さかな / 富士見ミステリー文庫
SHI-NO -シノ- 過去からの招待状 / 著:上月雨音 / 絵:東条さかな / 富士見ミステリー文庫
- 作者: 上月雨音,東条さかな
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/07/19
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SHI-NO-シノ- 過去からの招待状 (富士見ミステリー文庫)
- 作者: 上月雨音,東条さかな
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/12/20
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【08下期ラノベ投票/既存/9784829164136】
ミステリ枠(?)
ただ、この2冊はミステリ要素は低く、「僕」と「志乃」ちゃんの関係がメイン。
過去と向き合うことで、二人が本当の意味で未来へと進めるように―――
平凡でいい、ダサくてもいい、二人が幸せに歩ける明日を掴む。そんな結末を願わずにはいられない。
ANGEL+DIVE 2. REUNION / 著:十文字青 / 絵:青稀シン / 一迅社文庫
ANGEL+DIVE 3. LOVENDER / 著:十文字青 / 絵:青稀シン / 一迅社文庫
ANGEL+DIVE (2) .REUNION (一迅社文庫)
- 作者: 十文字青,青稀シン
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2008/08/20
- メディア: 文庫
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ANGEL+DIVE (3) .LOVENDER (一迅社文庫)
- 作者: 十文字青,青稀シン
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2008/12/20
- メディア: 文庫
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【08下期ラノベ投票/既存/9784758040471】
一迅社文庫応援枠。既存部門初の一迅社文庫投票。
……↑ということを抜きにしても投票するに足るだけのパワーはあったけどね。
面白かったけど、私はこの作品を好きにはなれない。でも、嫌いだけど面白かった。
内面描写重視の筆致、重苦しく・静かな雰囲気、ネガティブな展開など好みは分かれると思うけど、クオリティは高い。
ただ、内面描写に重点を置いてることで、内容の割にページ数が多くなってしまってるので、敷居は高くなってしまってるかな?
1巻は嫌いだった、2巻で見直した、3巻の内容は嫌いだったけど評価せざるを得ない作品だと認めた。
好き嫌いのレベルじゃなくて、ここまで人の感情を揺らすような作品には、評価しないほうが嘘だろうと思った。一迅社文庫補正は否定しないけどね。
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シフト II -世界はクリアを待っている- / 著:うえお久光 / 絵:STS / 電撃文庫
シフト III -世界はクリアを待っている- / 著:うえお久光 / 絵:STS / 電撃文庫
- 作者: うえお久光,STS
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/07/10
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- 作者: うえお久光,STS
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/08/10
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【08下期ラノベ投票/既存/9784048671743】
さんざん迷った末にコレ。色々と人間関係がこじれて、すれ違って、先が見逃せない。
とりあえず、文庫化して書き下ろしの3巻がリリースされ、そこから刊行が止まってたからてっきり完結したと思って、いざ読んでみたら全然終わってなかったというオチ。
尋常じゃないペースでリリースしてた「悪魔のミカタ」の刊行が、一時期止まってたことを思い出すぜ……だから続巻のリリースを願って投票。
正直、次点以降と差は無いです。丁度3巻読み終わって、今現在すげー続きが読みたいというタイミングの問題。
最後まで「さよならピアノソナタ」がガチ過ぎた。投票枠1作品でも投票してた。
「ガンパレード・マーチ」と「SHI-NO」は個人的に趣味を優先して守りに入ってしまった気もするけど、シリーズ自体が堅調で面白かったので。
「ANGEL+DIVE」は巻によって自分内での評価の浮き沈みの激しい作品ですが、その浮き沈みが逆に気になってしまったのと一迅社文庫枠として。
5つ目に「シフト」が入ったのは完全にタイミングの問題。
他の候補としては、
「カンピオーネ! II 魔王来臨」は面白かったけど、2巻目と言うことで新鮮さがやや削がれたかな。2冊出てれば分からなかった。
「文学少女」シリーズは傑作シリーズなのは否定しないけど、私は琴吹さん派なのでそこら辺は複雑なのです。票数も多いしね。
「学校の階段9」は本格的に化けた感はあったけど、「ラス前」って言ういいところで終わってしまったし、1冊しか出なかったのが不運としか。
「黄昏色の詠使い」は好きだけど、8巻が説明に終始してしまったのがどうも引っかかってしまって。
「偽物語 (上)」は枠の都合。下巻も面白ければそっちで投票すれば良いかな、と。今期、下巻まで出てくれれば投票したかもね。
「世界平和は一家団欒のあとに」シリーズは、長編でインパクトのあるエピソードが欲しかったなぁ。
「別冊 図書館戦争」。柴崎派の私だけど、やっぱり投票できるほど面白くは無かったかな、と。
そんな感じ。
いつもどおり割とギリギリのタイミング。ただ今回は出張が重なってしまったので、結構ヒヤヒヤした。