J2第九節 ベガルタ仙台 vs サガン鳥栖(仙台ホーム)

結果は5-2で仙台の快勝。
今シーズン初めてブラジル人を欠いた状態での試合ということで仙台に取って非常に重要な試合でしたが、試合を左右したのは両チームの選手達ではなくクソな審判だったという駄目っぽいオチ。
序盤は仙台が中途半端で鳥栖ペースに握られ、ペナルティエリア内でバタつき完全にマークを外した状態で失点する。
……この辺の動きの悪さやゴール前のスピード勝負への対応力の無さなど、現状での仙台のディフェンスの悪さを象徴している。辛い、辛いよこのセンターバック陣じゃ。
しかし、そこから仙台は徐々にペースを取り戻しかけていき、リャンの直接FKからの得点からは完全に仙台のペース。
解説からも「感情的になる審判」と言われてた悪名高き審判の微妙な判定がこの辺りから目立ち始め、PKなどにより仙台が加点。
そういった判定の悪さにヤル気を無くしたのか、次第に鳥栖の動きが緩慢に、酷いものになっていく。
中盤が完全に機能しなくなり、守備に動かず、各選手の連動も無くなり、チームとしての体裁すら無くす。何この草サッカー
そんな鳥栖プロにあるまじき適当な試合っぷりのおかげで、萬代のプロ初のハットトリックなどが飛び出す一方的な試合になる。
仙台の快勝自体は嬉しいけど、試合内容自体は面白いものじゃなかった。
こんなサッカーしてちゃ、サポーターに愛想をつかされるぞ。鳥栖の選手達……
しかし、2回のPKは判定自体は微妙なもので完全に否定するつもりは無いけど、試合のバランスを考えると2回目くらいは流すのもアリじゃないかなぁ。
食って掛かることの多かった鳥栖に対して感情的なジャッジをしたと言われてもおかしく無いくらいには、審判の匙加減次第の微妙な判定が仙台有利に働いた気はする。


そんなこんなで、仙台の正念場と思われた試合でしたが審判の微妙っぷりと鳥栖の自爆で、労せず勝利が転がり込む結果に。
控えに関しては、熊林がロペスの代わりを出来てたとはどう贔屓目を見ても言えなかったし、ジョニウソンのいない穴も感じたけど、まあ、思ったよりは酷くなかった。
上位相手にこの中盤だと辛いけど、下位相手ならまだマシかなぁ。
今回はリャンが切れてたし、ペースを掴んでからのツートップはいい働きをしていたおかげで、ブラジル人抜きでもある程度以上チームの形は作れてたのは収穫かなぁ。
まあ、正直今節は試合内容云々を語るような試合じゃなかったと思いますけどね。


とりあえず、まあ、今日も勝って暫定1位を維持できたことは素直に喜んでおこうか。わーい