ゆらゆらと揺れる海の彼方〈6〉 / イラスト:えびね  / 電撃文庫

ゆらゆらと揺れる海の彼方〈6〉 (電撃文庫)

ゆらゆらと揺れる海の彼方〈6〉 (電撃文庫)


電撃文庫の1冊が厚い仮想戦記シリーズ、2部の完結作。


隣国が滅亡したり、敵国と会談したり、戦ったりする話。
相変わらずのいまいちイメージし辛い冥海での戦闘も、慣れてきたからかもうあまり気にならなくなってきたし、登場人物も大体把握出来てきたおかげか、割とすんなり読めたなぁ。
各キャラに取ってターニングポイントになるような出来事が多かったこともあり、全体を通して一定のテンションを保っていたし、今回は思ったより楽しめた。
元々仮想戦記は好きなジャンルだし、「次はどうなるんだ?」と思わせる引き方だったので、次の巻が楽しみだ。
この手の作品は登場人物が多いこともあり、間が空き過ぎると細かい部分を忘れてしまう可能性が高いので、なるべく早く続きが出ることを願いますよ。