明日は新しい機体を導入

読書時間をボクにください。

十三番目のアリス / イラスト：シコルスキー / 電撃文庫

十三番目のアリス (電撃文庫)

（多分）新人による電撃の新シリーズ。
作者のブログを見る限り、ネット小説家兼ライトノベルファンの商業デビュー作って感じなのかな？

戦闘用に造られた人造人間の主人公が、「姉妹」に狙われる話。
最近では珍しくなくなった、やや食傷気味の「戦う少女もの」（戦う女の子と守られる男の子みたいな構図の作品）
個人的には軟弱な男ヒロインが嫌いなので主人公の婚約者の野郎が受け付けなかったし、主人公少女の金髪ツインテールでツンデレタイプといういかにもな感じで狙ってるキャラ造形があまり好きじゃない。
設定にも目新しさが無く、展開もグダグダ。
1巻の段階で個人的な嗜好から明らかに乖離してる上、特筆するような部分が何も無い。新人らしい荒々しさも若いパワーを感じない。
何か中途半端に小賢しい作品だと言う感想しか持てねー。
贔屓目に見ても主人公が（個人的に好きな属性である）敬語キャラという以外見るべきところが無い。とかいいつつ、敬語キャラだからと言ってこのキャラが好きになれるかというと……無理だな。
うーん、まったくと言っていいほど続きを読みたいは思えない作品でしたよ。普通におもろなかった。